JPS624561B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624561B2 JPS624561B2 JP58142111A JP14211183A JPS624561B2 JP S624561 B2 JPS624561 B2 JP S624561B2 JP 58142111 A JP58142111 A JP 58142111A JP 14211183 A JP14211183 A JP 14211183A JP S624561 B2 JPS624561 B2 JP S624561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- fluid pressure
- motor
- control
- speed increasing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 18
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Servomotors (AREA)
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として産業用ロボツト等の作動装
置における360゜以下の範囲の角変位運動を司る
駆動源として用いられる流体圧揺動モータに関す
る。
置における360゜以下の範囲の角変位運動を司る
駆動源として用いられる流体圧揺動モータに関す
る。
従来の流体圧揺動モータでは、作動装置の速度
制御や位置制御等を行なうに当つて、流体圧揺動
モータの駆動軸でその出力部とは反対側に、この
駆動軸の角速度を自動制御するためのブレーキや
パルスエンコーダ等の制御用機構を直接連係して
いたのであるが、これによる場合には次のような
欠点があつた。
制御や位置制御等を行なうに当つて、流体圧揺動
モータの駆動軸でその出力部とは反対側に、この
駆動軸の角速度を自動制御するためのブレーキや
パルスエンコーダ等の制御用機構を直接連係して
いたのであるが、これによる場合には次のような
欠点があつた。
即ち、前記制御用機構がブレーキである場合に
は、揺動モータの駆動軸の出力トルクが大きくな
る程ブレーキ容量も非常に大きくなるため、制御
装置全体の大型化を招来し易く、また、前記制御
用機構がパルスエンコーダである場合には、駆動
軸の角変位そのものを直接捕捉するため、その角
変位量の分解能力が低く、作動装置の制御精度が
大雑把になり易い。
は、揺動モータの駆動軸の出力トルクが大きくな
る程ブレーキ容量も非常に大きくなるため、制御
装置全体の大型化を招来し易く、また、前記制御
用機構がパルスエンコーダである場合には、駆動
軸の角変位そのものを直接捕捉するため、その角
変位量の分解能力が低く、作動装置の制御精度が
大雑把になり易い。
本発明は、流体圧揺動モータの駆動軸と制御用
機構との間での伝動系の合理的な改造をもつて前
述の欠点を改善する点に目的を有する。
機構との間での伝動系の合理的な改造をもつて前
述の欠点を改善する点に目的を有する。
かかる目的を達成するために講じられた本発明
による流体圧揺動モータの制御装置の特徴構成
は、前記制御用機構が増速機構を介して前記駆動
軸に連係されている点にある。
による流体圧揺動モータの制御装置の特徴構成
は、前記制御用機構が増速機構を介して前記駆動
軸に連係されている点にある。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
る。
<作 用>
流体圧揺動モータの駆動軸の角変位量を増幅し
た状態で、かつ、そのトルクを可及的に小さくし
た状態で制御用機構に伝えることができるから、
例えば、前記制御用機構がブレーキである場合
は、駆動軸の出力トルクを大きくし乍らもブレー
キ容量が小さくて済み、制御装置のコンパクト化
を図ることができる。また、前記制御用機構がパ
ルスエンコーダである場合には、駆動軸の角変位
量の分解能力が向上し、駆動軸の角速度制御を高
精度に行なうことができる。
た状態で、かつ、そのトルクを可及的に小さくし
た状態で制御用機構に伝えることができるから、
例えば、前記制御用機構がブレーキである場合
は、駆動軸の出力トルクを大きくし乍らもブレー
キ容量が小さくて済み、制御装置のコンパクト化
を図ることができる。また、前記制御用機構がパ
ルスエンコーダである場合には、駆動軸の角変位
量の分解能力が向上し、駆動軸の角速度制御を高
精度に行なうことができる。
<効 果>
従つて、前記流体圧揺動モータの駆動軸と制御
用機構との間の伝動系に前述のような増速機構を
介在するだけの簡単改造をもつて従来欠点を改善
し得るに至つた。
用機構との間の伝動系に前述のような増速機構を
介在するだけの簡単改造をもつて従来欠点を改善
し得るに至つた。
以下、本発明構成の実施例を図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図、第2図で示すように、シングルベーン
形の流体圧揺動モータ1の駆動軸1Aで、その出
力部1a側とは反対側に、遊星ギヤ機構利用の増
速機構2を連結し、この増速機構2の出力軸2A
に、前記駆動軸1Aの角速度を自動制御するため
の機構3の構成部材で、前記出力軸2Aに制動力
を付与可能な電磁ブレーキ3A及び前記出力軸2
Aの回転量を検出するパルスエンコーダ3Bを設
けている。
形の流体圧揺動モータ1の駆動軸1Aで、その出
力部1a側とは反対側に、遊星ギヤ機構利用の増
速機構2を連結し、この増速機構2の出力軸2A
に、前記駆動軸1Aの角速度を自動制御するため
の機構3の構成部材で、前記出力軸2Aに制動力
を付与可能な電磁ブレーキ3A及び前記出力軸2
Aの回転量を検出するパルスエンコーダ3Bを設
けている。
前記流体圧揺動モータ1は、密閉状モータケー
ス1Bに支承された前記の駆動軸1Aに、前記モ
ータケース1Bの内周面に摺接するベーン1Cを
固着すると共に、前記モータケース1Bには、前
記ベーン1Cとでモータケース1B内部を二つの
室1D,1Eに区画する壁体1Fと前記の両室1
D,1Eに対して圧力流体を給排可能な口1G,
1Hとを設けて構成されている。
ス1Bに支承された前記の駆動軸1Aに、前記モ
ータケース1Bの内周面に摺接するベーン1Cを
固着すると共に、前記モータケース1Bには、前
記ベーン1Cとでモータケース1B内部を二つの
室1D,1Eに区画する壁体1Fと前記の両室1
D,1Eに対して圧力流体を給排可能な口1G,
1Hとを設けて構成されている。
前記増速機構2は、前記出力軸2Aと駆動軸1
Aの隣接端部に太陽ギヤ2B及びキヤリヤ2Cを
固着し、そのうち、前記キヤリヤ2Cに、前記太
陽ギヤ2Bに噛合い連動する遊星ギヤ2Dを枢着
するとともに、前記モータケース1Bに固定連結
された減速ケース2Eには、前記遊星ギヤ2Dに
噛合い連動する内歯ギヤ2Fを固着して構成され
ている。
Aの隣接端部に太陽ギヤ2B及びキヤリヤ2Cを
固着し、そのうち、前記キヤリヤ2Cに、前記太
陽ギヤ2Bに噛合い連動する遊星ギヤ2Dを枢着
するとともに、前記モータケース1Bに固定連結
された減速ケース2Eには、前記遊星ギヤ2Dに
噛合い連動する内歯ギヤ2Fを固着して構成され
ている。
この増速機構2の増速率は、太陽ギヤ2B及び
内歯ギヤ2Fの歯数を夫々ZA,ZBとすると、 ZA+ZB/ZAとなる。
内歯ギヤ2Fの歯数を夫々ZA,ZBとすると、 ZA+ZB/ZAとなる。
そして、前記モータケース1Bの一方の室1D
に圧力流体を供給すると、この室1Dの容積を漸
増し乍らかつ同時に他の室1E内の圧力流体を排
出させ乍らベーン1Cが回転され、このベーン1
Cに加わる圧力により駆動軸1Aが回転される。
これに伴い前記の増速機構2を介して出力軸2A
が回転し、同時にパルスエンコーダ3Bの入力軸
も回転する。
に圧力流体を供給すると、この室1Dの容積を漸
増し乍らかつ同時に他の室1E内の圧力流体を排
出させ乍らベーン1Cが回転され、このベーン1
Cに加わる圧力により駆動軸1Aが回転される。
これに伴い前記の増速機構2を介して出力軸2A
が回転し、同時にパルスエンコーダ3Bの入力軸
も回転する。
パルスエンコーダ3Bの出力信号がコントロー
ラでカウントされ、これが設定値と一致したとき
にコントローラの制御信号が圧力流体回路中の電
磁バルブを閉動する。同時に電磁ブレーキ3Aを
作動させる。
ラでカウントされ、これが設定値と一致したとき
にコントローラの制御信号が圧力流体回路中の電
磁バルブを閉動する。同時に電磁ブレーキ3Aを
作動させる。
前記増速機構2の増速比が例えば10であると、
前記駆動軸1Aが1回転する間にパルスエンコー
ダ3Bの入力軸は10回転する。それ故に、パルス
エンコーダの分解能ψが10゜であるなら、駆動軸
1Aの揺動角制御の精度は、 360゜×1/10×10/360=1/1=1.0゜ ψ=1゜なら精度は0.1゜である。
前記駆動軸1Aが1回転する間にパルスエンコー
ダ3Bの入力軸は10回転する。それ故に、パルス
エンコーダの分解能ψが10゜であるなら、駆動軸
1Aの揺動角制御の精度は、 360゜×1/10×10/360=1/1=1.0゜ ψ=1゜なら精度は0.1゜である。
また、出力軸2Aのトルクが小さくなるから、
電磁ブレーキ3Aのブレーキ容量が小さくて済
む。
電磁ブレーキ3Aのブレーキ容量が小さくて済
む。
パルスエンコーダ3Bが接続されるコントロー
ラとしてマイクロコンピユータなどを利用するの
が好ましい。
ラとしてマイクロコンピユータなどを利用するの
が好ましい。
尚、前記圧力流体としては油圧、水圧、空気圧
などの何れを使用しても良い。
などの何れを使用しても良い。
次に別の実施例を説明する。
〔〕 前記流体圧揺動モータ1としては、上述
実施例のシングルベーン形以外は、ダブルベー
ン形、トリプルベーン形があり、また、ピスト
ン方式のものにはラツクピニオン形、ピストン
ヘリカルスプライン形、ピストンチエーン形、
ピストンリンク形などがあり、何れの形式のも
のでも良い。
実施例のシングルベーン形以外は、ダブルベー
ン形、トリプルベーン形があり、また、ピスト
ン方式のものにはラツクピニオン形、ピストン
ヘリカルスプライン形、ピストンチエーン形、
ピストンリンク形などがあり、何れの形式のも
のでも良い。
〔〕 前記増速機構2として遊星ギヤ機構以外
何でも良い。
何でも良い。
〔〕 前記制御用機構3としてダイナモを使用
する。この場合、ダイナモ側の抵抗値を変更し
て駆動軸1Aの角速度を制御しても良く、ま
た、このダイナモで発電された電力を利用して
駆動軸1Aの制御用電源に使用しても良い。
する。この場合、ダイナモ側の抵抗値を変更し
て駆動軸1Aの角速度を制御しても良く、ま
た、このダイナモで発電された電力を利用して
駆動軸1Aの制御用電源に使用しても良い。
〔〕 第3図は上述の如く構成された流体圧揺
動モータAの使用例を示し、これは、基台4と
これに対して縦軸芯周りで旋回自在なフレーム
5ならびに前記旋回フレーム5に対して横軸芯
周りで上下揺動自在なアーム6を備えた産業用
ロボツトBの、前記旋回フレーム6の駆動源に
使用したものである。
動モータAの使用例を示し、これは、基台4と
これに対して縦軸芯周りで旋回自在なフレーム
5ならびに前記旋回フレーム5に対して横軸芯
周りで上下揺動自在なアーム6を備えた産業用
ロボツトBの、前記旋回フレーム6の駆動源に
使用したものである。
図面は本発明に係る流体圧揺動モータの制御装
置の実施例を示し、第1図は一部切欠側面図、第
2図は第1図の―線断面図、第3図は使用状
態の一例を示す斜視図である。 1…流体圧揺動モータ、1A…駆動軸、1a…
出力部、2…増速機構、3…制御用機構、3A…
電磁ブレーキ、3B…パルスエンコーダ。
置の実施例を示し、第1図は一部切欠側面図、第
2図は第1図の―線断面図、第3図は使用状
態の一例を示す斜視図である。 1…流体圧揺動モータ、1A…駆動軸、1a…
出力部、2…増速機構、3…制御用機構、3A…
電磁ブレーキ、3B…パルスエンコーダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流体圧揺動モータ1の駆動軸1Aでその出力
部1a側とは反対側に、駆動軸1A角速度を自動
制御するための機構3が連係されている流体圧揺
動モータの制御装置であつて、前記制御用機構3
が増速機構2を介して前記駆動軸1Aに連係され
ている流体圧揺動モータの制御装置。 2 前記制御用機構3がブレーキ3Aとパルスエ
ンコーダ3Bとから構成されたものである特許請
求の範囲第1項に記載の流体圧揺動モータの制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14211183A JPS6034503A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 流体圧揺動モ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14211183A JPS6034503A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 流体圧揺動モ−タの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034503A JPS6034503A (ja) | 1985-02-22 |
JPS624561B2 true JPS624561B2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15307671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14211183A Granted JPS6034503A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 流体圧揺動モ−タの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034503A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0338403U (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-15 | ||
JP4824597B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2011-11-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 関節機構 |
JP2010071442A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Yamatake Corp | 弁開度制御装置 |
JP6110620B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2017-04-05 | キヤノン電子株式会社 | パラレルリンクロボット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538525A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-18 | Ricoh Co Ltd | Transfer method of multicolor electrophotographic copier |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP14211183A patent/JPS6034503A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538525A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-18 | Ricoh Co Ltd | Transfer method of multicolor electrophotographic copier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6034503A (ja) | 1985-02-22 |
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