JP2712480B2 - 車両用ポンプ装置 - Google Patents

車両用ポンプ装置

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JP2712480B2
JP2712480B2 JP1026841A JP2684189A JP2712480B2 JP 2712480 B2 JP2712480 B2 JP 2712480B2 JP 1026841 A JP1026841 A JP 1026841A JP 2684189 A JP2684189 A JP 2684189A JP 2712480 B2 JP2712480 B2 JP 2712480B2
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vacuum pump
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英二 原田
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  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用に供されるポンプ装置に関する。
[従来の技術] 従来、車両用エンジンのクランクシャフトに代表され
る動力源から駆動される燃料噴射ポンプ、制御倍力装置
に具備される真空ポンプ、パワーステアリング装置に具
備される油圧ポンプ等はそれぞれの主軸に平歯車、ある
いははすば歯車等の歯車を持ち、当該歯車の外歯どおし
が噛合して前記クランクシャフトからの駆動力を伝達す
るものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、近年、車両用の装置においては、歯車の噛合
により駆動される装置が増加し、特にエンジンルーム内
においては各種装置を取付けるスペースがなく、ひいて
は車体が大型化してしまうという欠点があった。
本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので、車両用の
装置、特に回転する主軸を有するポンプ装置をエンジン
ルーム内にコンパクトに収納することにより各種装置の
搭載を可能とし、さらには車体の小型化を実現すること
を技術課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の車両用ポンプ装置は車両用エンジンのクラン
クシャフトの駆動力を受ける第1外歯歯車をもつ第1主
軸により回転駆動される燃料噴射ポンプと、該第1外歯
歯車と噛合して駆動力を受ける第2外歯歯車をもつ第2
主軸により回転駆動される真空ポンプ及び油圧ポンプの
一方と、該第2主軸と一体的にまたは少なくとも内歯歯
車を介して連結された第3主軸により回転駆動される該
真空ポンプ及び該油圧ポンプの他方とからなることを特
徴とする。
[作用] 本発明の車両用ポンプ装置は第1外歯歯車と噛合して
駆動力を受ける第2外歯歯車もつ第2主軸が第3主軸と
一体的または少なくとも内歯歯車を介して連結された状
態であるため、真空ポンプと油圧ポンプは相対向する配
置でコンパクトにエンジンルーム内に収納される。特に
第1外歯歯車、第2外歯歯車及び第3主軸の第2主軸と
の噛合部を収納するギヤボックスがコンパクトにできる
点で有効である。
[実施例] 本実施例の車両用ポンプ装置は第1図に示すように車
両用エンジンのクランクシャフト(図示せず)の駆動力
を受ける第1外歯歯車12をもつ第1主軸11により回転駆
動される燃料噴射ポンプ1と、第1外歯歯車12と噛合し
て駆動力を受ける第2外歯歯車22をもつ第2主軸21によ
り回転駆動される真空ポンプ2と、第2主軸21と一体的
に連結された第3主軸31により回転駆動される油圧ポン
プ3とからなる。
燃料噴射ポンプ1はエンジンの各気筒に燃料を噴射す
るため、第1主軸11により回転駆動されるものである。
この第1主軸11はギヤボックス4に保持された軸受13に
支承されて回転自在である。また第1主軸11はギヤボッ
クス4内に第1外歯歯車12を第1主軸11と一体的にも
つ。
真空ポンプ2はブレーキブースタの駆動に供されるも
のであって第2主軸21により回転駆動されるものであ
る。この真空ポンプ2の本体はギヤボックス4に一体的
に固定され、第2主軸21は第1主軸11と平行な位置にあ
る。この第2主軸21は真空ポンプ2の本体に保持された
軸受23に支承され、真空ポンプ2の本体に内蔵されたベ
ーン等を駆動する。また第2主軸21はギヤボックス4内
である先端部に第2外歯歯車22を一体的にもつ。第2外
歯歯車22はその外周に第1外歯歯車12と噛合する外歯を
もつとともに内周に後述する第3主軸31の先端と噛合す
るスプライン部221をもつ。
油圧ポンプ3はパワーステアリング装置に具備される
ものであって第3主軸31により回転駆動されるものであ
る。この油圧ポンプ3の本体はギヤボックス4に一体的
に固定され、第3主軸31は第2主軸21と同軸上に位置す
る。この第3主軸31は油圧ポンプ3の本体に保持された
軸受33に支承されるとともに第3主軸31の真空ポンプ2
側の先端部はスプライン部32を形成し前記のスプライン
部221と噛合する。従って第3主軸31は第2主軸21と一
体的に回転駆動され、また真空ポンプ2と油圧ポンプ3
は相対向する位置に設けられている。
ギヤボックス4は相対向する2個の鋳造品からなり燃
料噴射ポンプ1の本体の一部となるとともに一方が真空
ポンプを支持し、他方が油圧ポンプを支持して真空ポン
プと油圧ポンプを相対向させるものである。
次に本実施例の作用について説明する。
燃料噴射ポンプ1の第1主軸11は第1主軸11のもつ第
1外歯歯車12が駆動されることによりエンジンのクラン
クシャフトに回転駆動される。そして第1主軸11の回転
により燃料噴射ポンプ1は周知のポンプ作用をする。第
1主軸11の第1外歯歯車12は第2主軸21の第2外歯歯車
と一定のギヤ比で噛合して、第2主軸21は回転駆動され
る。この際第2主軸21のもつスプライン部221も同時に
回転するためスプライン部221と噛合するスプライン部3
2により第2主軸21と第3主軸31は同軸上を一体的に回
転する。これにより真空ポンプ2と油圧ポンプ3は燃料
噴射ポンプ1の駆動力即ちエンジンのクランクシャフト
の駆動力により同時に回転駆動される。さらに第2主軸
21と第3主軸31とを一体化したため真空ポンプ2と油圧
ポンプ3のエンジンルーム内への収納がコンパクトにで
きる。尚、真空ポンプ2の第2主軸21が第2外歯歯車22
をもつ例を示したが、油圧ポンプ3の第3主軸32が第2
外歯歯車22をもち、第2主軸22と第3主軸32をスプライ
ン結合させる構成を採用することもできる。
また第2主軸21は第2主軸21のもつスプライン部221
が第3主軸31のもつスプライン部32とし噛合することに
よって第3主軸と一体的に回転する場合を説明したが、
これに限らず第2主軸21が先端部に断面多角形の凹部を
もち、第3主軸31が先端部に断面多角形の凸部をもっ
て、この凹部と凸部が係合することにより一体的に回転
する構成のものであってもよい。
[他の実施例] 他の実施例は第2図に説明図を示すように、第2主軸
21がスプライン部221の代わりに内歯歯車222をもち、第
3主軸31はスプライン部32の代わりに第3外歯歯車321
をもつものであり、第3主軸31は第2主軸21の軸心から
偏心するものである。この構成により第2主軸21の内歯
歯車222は第3外歯歯車321と噛合する。なお、この実施
例においても前記実施例と同様に真空ポンプ2および油
圧ポンプ3の本体はギヤボックス4に一体的に固定さ
れ、第1主軸11はギヤボックス4に回転自在に保持され
ている。
上記構成により第1外歯歯車12と第2外歯歯車22の噛
合により第1主軸11によって回転駆動される第2主軸21
は第3主軸31を回転駆動する。この際第2主軸21と第3
主軸31とは内歯歯車221と第3外歯歯車321が一定のギヤ
比をもつことにより別個の回転数となる。即ち第2外歯
歯車22、内歯歯車222および第3外歯歯車321を適当に選
択することにより第2主軸21と第3主軸31はそれぞれ任
意の回転数を設定することができる。
[効果] 本発明の車両用ポンプ装置は、車両用エンジンのクラ
ンクシャフトの駆動力を受ける第1外歯歯車をもつ第1
主軸により回転駆動される燃料噴射ポンプと、該第1外
歯歯車と噛合して駆動力を受ける第2外歯歯車をもつ第
2主軸により回転駆動される真空ポンプおよび油圧ポン
プの一方と、該第2主軸と一体的にまたは少なくとも内
歯歯車を介して連結された第3主軸により回転駆動され
る該真空ポンプおよび該油圧ポンプの他方とからなるこ
とにより車両用の装置、特に回転する主軸を有するポン
プ装置をエンジンルーム内にコンパクトに収納すること
ができ各種装置の搭載を可能とし、さらには車体の小型
化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の車両用ポンプ装置を示す断面図であ
る。第2図は他の実施例の内歯歯車と第3外歯歯車との
関係を示す説明図である。 1……燃料噴射ポンプ、11……第1主軸 12……第1外歯歯車、2……真空ポンプ 21……第2主軸、22……第2外歯歯車 221、32……スプライン部 222……内歯歯車、3……油圧ポンプ 31……第3主軸、321……第3外歯歯車 4……ギヤボックス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用エンジンのクランクシャフトの駆動
    力を受ける第1外歯歯車をもつ第1主軸により回転駆動
    される燃料噴射ポンプと、 該第1外歯歯車と噛合して駆動力を受ける第2外歯歯車
    をもつ第2主軸により回転駆動される真空ポンプおよび
    油圧ポンプの一方と、 該第2主軸と一体的にまたは少なくとも内歯歯車を介し
    て連結された第3主軸により回転駆動される該真空ポン
    プおよび該油圧ポンプの他方とからなることを特徴とす
    る車両用ポンプ装置。
JP1026841A 1989-02-06 1989-02-06 車両用ポンプ装置 Expired - Lifetime JP2712480B2 (ja)

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