JPS6245464B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6245464B2
JPS6245464B2 JP13679879A JP13679879A JPS6245464B2 JP S6245464 B2 JPS6245464 B2 JP S6245464B2 JP 13679879 A JP13679879 A JP 13679879A JP 13679879 A JP13679879 A JP 13679879A JP S6245464 B2 JPS6245464 B2 JP S6245464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
compressor
throttle
pressure
return passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13679879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5661562A (en
Inventor
Koji Ito
Toshio Oohara
Yasushi Yamanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP13679879A priority Critical patent/JPS5661562A/ja
Publication of JPS5661562A publication Critical patent/JPS5661562A/ja
Publication of JPS6245464B2 publication Critical patent/JPS6245464B2/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車空調用等の用途に用いて好適な
冷凍装置に関する。
自動車空調用冷凍装置においては、一般に、冷
媒とともに圧縮機の潤滑油がサイクル内を循環す
るようになつている。ところが、潤滑油はサイク
ル内を循環しても冷房効果には寄与しないので、
圧縮機吐出直後において冷媒中から潤滑油を分離
して、サイクル低圧配管または圧縮機へ直接戻す
ことにより、冷房能力の向上を図ることが提案さ
れている。前記潤滑油の分離を行なう油分離器
は、冷媒と油の比重差および粘性の差を利用する
構造のものが一般的であり、そしてこの油分離器
で分離された油は絞りを有する油戻し通路を通つ
て圧縮機吸入側へ戻るようになつている。前記絞
りは圧縮機吸入側への油戻り量を所定値以内に規
制するためのもので、例えば0.4mm程度の微小な
内径を有している。
このように、油戻し通路の途中にある絞りは微
小径のものがあるから、詰りやすく、一旦絞りの
詰りが生じると、圧縮機への油戻りがなくなり、
圧縮機の焼付が生じるという問題がある。
また、上記絞りの上流に微細な目を持つたフイ
ルタを設置することも提案されているが、このフ
イルタの目詰りも発生しやすく、従つてフイルタ
の目詰りによつても同様に圧縮機の焼付が生じ
る。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、油分
離器の油戻し通路途中に設けられた油量調節用絞
りの下流に、圧力検出用の絞りを設けるととも
に、この圧力検出用絞りの前後の圧力差を検出す
る圧力検出装置を設け、前記絞り前後の圧力差が
所定値以下になると前記圧力検出装置より出力信
号を出して、表示器を作動させるか、圧縮機を自
動停止させるか、あるいはこの両作動を同時に行
なわしめる構成とすることにより、油量調節用絞
りおよびフイルタの閉塞による圧縮機焼付を防止
することを目的とする。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。本例は自動車空調用冷凍装置を示すもので第
1図は冷凍サイクル図であり、1は圧縮機で、電
磁クラツチ1aを介して図示しない自動車エンジ
ンにより駆動される。1bは圧縮機1の吐出口
で、1cは吸入口である。2は圧縮機1の吐出側
に設置された油分離器で、圧縮機1の吐出冷媒ガ
スから潤滑油16を分離するものであり、その構
造は冷媒と油の比重差や粘性の差を利用して油の
分離を行なう公知のものでよい。2aは油分離器
2の冷媒入口、2bは冷媒出口、2cは油取出口
である。3は凝縮器、4は受液器、5は膨張弁、
6は蒸発器、7は低圧配管、8は油戻し通路で、
油分離器2の底部の油取出口2cを直接圧縮機吸
入側本例では低圧配管7に連通させるものであ
る。9は油戻し通路8の途中に設けた油量調節用
の絞りで、0.4mm程度の微小径のものである。1
0は油戻し通路8のうち前記絞り9の下流側に更
に設けられた圧力検出用の絞りで、前記絞り9よ
り充分径が大きく(例えば2〜3mm程度)してあ
る。11は絞り10の前後の圧力差を検出する圧
力検出装置で、この具体的構造は例えば第2図に
示すごときものである。第2図において、11a
は外気と遮断された室を形成するケース、11b
はこのケース11a内を2つの室11c,11d
に仕切るように設けられたダイヤフラム、11e
は絞り10の上流側圧力を前記室11c内に導入
する圧力検出管11fは絞り10の下流側圧力を
前記室11d内に導入する圧力検出管、11gは
ダイヤフラム11bに結合され、ダイヤフラム1
1bとともに変位する可動接点、11hはこの可
動接点11gに相対してケース11a側に固定さ
れた固定接点で、接地されている。12はランプ
よりなる表示器で、自動車車室内の計器盤部また
はその近傍に設置されている。13は空調装置の
作動スイツチ、14は車載の電源バツテリであ
る。
次に、上記構成において作動を説明する。作動
スイツチ13を投入すると、電磁クラツチ1aに
通電され、圧縮機1が自動車エンジンに連結され
作動を開始する。そして、油戻し通路8内を正常
に油が流れているときは、圧力検出用絞り10の
前後に圧力差が生じ、圧力検出装置11の一方の
室11c内の圧力が他方の室11d内の圧力より
充分高くなるので、ダイヤフラム11bが室11
d側へ変位する。その結果、可動接点11gが破
線位置に移動して、固定接点11hより開離する
ため、表示器12のランプは点灯しない。
ところが、油戻し通路8の油量調節用絞り9も
しくはその上流のフイルタ(図示せず)が詰つ
て、油が流れなくなると、圧力検出用絞り10の
前後で圧力差が生じない。そのため、圧力検出装
置11の2つの室11c,11d内の圧力が同一
となり、ダイヤフラム11bがそれ自身の弾性力
(必要に応じリターンスプリングを別個に設けて
もよい)で室11c側へ復帰し、可動接点11g
が実線で示すように固定接点11hに圧着する。
これにより、表示器12に通電され、表示器12
のランプが点灯し、油戻し通路8の異常を報知す
る。従つて、使用者は絞り9の清掃.修理.交換
等を行なうことにより、圧縮機1の焼付を未然に
防止できる。
なお、絞り9,10はねじ込み構造等により外
部より脱着可能な構造にしてある。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、本
例では圧力検出装置11により制御される遅動ス
イツチ回路15を追加し、この遅動スイツチ回路
15により表示器12のランプ点灯と同時に圧縮
機1を自動停止するものである。
すなわち、正常時は遅動スイツチ回路15のバ
イメタル接点15aと常閉接点15bを通して電
磁クラツチ1aに通電され、圧縮機1が作動して
いる。
一方、油戻し通路8に油が流れなくなると、圧
力検出装置11の両接点11g,11hが圧着
し、遅動スイツチ回路15のヒートワイヤ15c
に通電され、発熱を開始する。それ故、所定時間
(例えば5秒)後にバイメタル接点15aが湾曲
変形して常開接点15dと接続する。これによ
り、表示器12のランプが点灯すると同時に、圧
縮機1が自動停止する。
上記遅延スイツチ回路15を設けることによる
利点は、冷凍装置始動時、あるいは蒸発器霜付防
止用スイツチ回路(図示せず)等による圧縮機運
転断続時に、絞り10の前後に圧力差が生じるま
でに1〜2秒程度の若干の時間を要しても、遅動
スイツチ回路15の遅動作用によりこの間の誤作
動を防止できる。
なお、上述の実施例では、表示器12としてラ
ンプを用いたが、ランプのかわりにブザー等を使
用してもよいことはもちろんである。
また、上述の実施例では、いずれも油戻し通路
8の異常時に表示器12を作動させるようにして
いるが、圧縮機1の自動停止のみを行なつて、表
示器12を廃止することも可能である。
上述したように本発明によれば、油分離器付の
冷凍装置において、油戻し通路8の油量調節用絞
り9の下流側に圧力検出用の絞り10を設け、こ
の圧力検出用絞り10の前後の圧力を検出するこ
とにより、油量調節用絞り9の閉塞を検出して、
表示器12の作動または圧縮機1の自動停止を行
なうようにしているから、前記絞り9の閉塞に起
因する圧縮機焼付を確実に防止できるという効果
が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明冷凍装置のサイクル図、第2図
は本発明装置の一実施例の電気回路図、第3図は
本発明装置の他の実施例の電気回路図である。 1…圧縮機、2…油分離器、7…低圧配管、8
…油戻し通路、9…油量調節用絞り、10…圧力
検出用絞り、11…圧力検出装置、12…表示
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮機吐出側に設置され、冷媒中から油を分
    離する油分離器と、この油分離器で分離された油
    を直接圧縮機吸入側に戻す油戻し通路と、この油
    戻し通路の途中に設けられた油量調節用の絞り
    と、前記油戻し通路内で前記油量調節用絞りの下
    流側に設けられた圧力検出用絞りと、この圧力検
    出用絞りの前後の圧力を検出して、その圧力差が
    所定値以下になると出力信号を出す圧力検出装置
    とを備え、この圧力検出装置の出力信号により表
    示器の作動および圧縮機停止の少なくとも一方を
    行なわしめることを特徴とする冷凍装置。
JP13679879A 1979-10-22 1979-10-22 Refrigeration plant Granted JPS5661562A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13679879A JPS5661562A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Refrigeration plant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13679879A JPS5661562A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Refrigeration plant

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5661562A JPS5661562A (en) 1981-05-27
JPS6245464B2 true JPS6245464B2 (ja) 1987-09-26

Family

ID=15183757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13679879A Granted JPS5661562A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Refrigeration plant

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5661562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180060U (ja) * 1988-06-10 1989-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180060U (ja) * 1988-06-10 1989-12-25

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JPS5661562A (en) 1981-05-27

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