JPS6245062Y2 - - Google Patents

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JPS6245062Y2
JPS6245062Y2 JP1980049989U JP4998980U JPS6245062Y2 JP S6245062 Y2 JPS6245062 Y2 JP S6245062Y2 JP 1980049989 U JP1980049989 U JP 1980049989U JP 4998980 U JP4998980 U JP 4998980U JP S6245062 Y2 JPS6245062 Y2 JP S6245062Y2
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JP
Japan
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injection amount
maximum injection
amount control
lever
control lever
Prior art date
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JP1980049989U
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JPS56150832U (ja
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃料噴射ポンプの最大噴射量を決定
している最大噴射量制御装置にあつて、エンジン
ストツプ機能を付加した装置に関するものであ
る。
この種の従来例として、特開昭53−21332号及
び実開昭54−84431号が存在する。特開昭53−
21332号は、サーボモータ6とリミツタプレート
8とより成る燃料噴射装置であり、キースイツチ
1に連動して、キースイツチOFF時には、燃料
噴射ポンプのコントロールレバーを噴射停止位置
へ作動させ燃料をカツトし、キースイツチをスタ
ート位置にすることにより、燃料コントロールレ
バーを噴射停止位置からドライブ位置に作動させ
ることができる構成である。
しかし、この従来例にあつては、キースイツチ
OFF時にコントロールラツクを無噴射にする技
術思想は開示されているが、キースイツチON時
にあつて、最大噴射量位置を任意に調整する思想
は開示されていない。また、サーボモータを利用
するために、過渡期における追従性が悪く不適当
であり、モータではリンク機構を多く使用しなけ
ればならないことなどからガタが出やすい欠点を
有しているものである。
また、前掲の実開昭54−84431号にあつては、
始動時の燃料過給位置と常用の最大燃料噴射位置
とが調節されるようにした構成があるが、キース
イツチOFF時にコントロールラツクを無噴射と
すること及び最大噴射量位置を任意に調整する技
術思想は開示されていない。
このため、この考案にあつて、装置の信頼性の
向上のため、リンク機構を最小とする機構と、最
大噴射量位置が任意に調整できる機構とキースイ
ツチがOFF時にコントロールラツクを無噴射位
置に保持する機構を持つ最大噴射量制御装置を提
供することを目的とするもので、その要旨は、コ
イルとマグネツトより成るアクチユエータ1にあ
つて、コイル又はマグネツトの一方を固定し、他
方を可動部10とし、この可動部10にプツシユ
ロツド11を固装し、該プツシユロツド11には
適宜な間隙を有して2つのつば16a,16bが
設けられ、この両つば16a,16b間に最大噴
射量制御レバー2の一端2aが配されると共に、
該最大噴射量制御レバー2は、軸17を支点とし
て可動可能に設けられ、その他端2bは、コント
ロールラツク3に固装のコネクター4と係合状態
にあり、該他端2bの当接部を長手方向に対して
直交するように形成し、無噴射位置まで戻される
と、コネクター4から最大噴射量制御レバー2の
他端2bに加えられる回転力が0となり、その無
噴射位置を該最大噴射量制御レバーの他端2bで
保持するようにしたことにある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、この考案の実施例の
最大噴射量制御装置は、大別してアクチユエータ
1と、このアクチユエータ1により動かされる最
大噴射量制御レバー2と、このレバー2に係合
し、且つコントロールラツク3に固着のコネクタ
ー4とより構成されている。
アクチユエータ1は、ベースとなるプレート6
がガバナハウジング5上に固着され、図示しない
ガバナの上方に設けられている。このアクチユエ
ータ1のプレート6には、ヨークなるケース7が
載置され、該ケース7内には、コイル8が設けら
れている。そして、ケース7の上方開口部には蓋
9が載置されている。
可動部10は、半径方向に着磁されたマグネツ
トにより構成され、該可動部10は中央を貫通
し、磁性体より成るプツシユロツド11に装着さ
れている。この可動部10は、スプリング12に
より押圧され、該スプリング12の押圧力で、プ
ツシユロツド11の上端は、下記するロツド13
に当接してその位置が決定されている。
ロツド13はケース15内にスプリング14と
共に収納されて、該スプリング14にて押圧さ
れ、該ロツド13の先端がケース15より外部へ
突出している。また、収納ケース15は、ロツド
13を前記蓋9に螺合しており、ケース15を回
動することで、ロツド13の位置を調節すること
ができる。
プツシユロツド11は下方へ伸び、下端がガバ
ナハウジング5内に突出して、その下端に適宜な
間隔を有して2つのつば16a,16bが設けら
れている。
最大噴射量制御レバー2は、軸17を支点とし
て時計方向及び反時計方向へ前記アクチユエータ
1により回動されるもので、一端2aはプツシユ
ロツド11の前記したつば16aに、他端2bは
コントロールラツク3に固設のコネクター4に係
合している。このレバー2の他端2bは、そのコ
ネクター4との当接部が2つの半円形に形成さ
れ、2つの半円のコネクター4との接触点を結ぶ
線は、レバー2の他端2bの長手方向と直角に形
成されている。
なお、レバー2の他端2bの当接部は、この実
施例ばかりでなく、該他端2bの長手方向に直角
に直線状に形成してもの良いものである。
燃料噴射ポンプ18は、一部のみ外形を示し、
それからコントロールラツク3が左方へ突出さ
れ、コントロールラツク3が右方動すると燃料が
増加され、左方動すると減少される。
上述の構成において、最大噴射量制御装置のコ
イル8に通電される電流は、エンジンの回転数、
ブースト圧、大気圧、エンジンキー等の入力信号
が入力されたコントロールユニツト(図示せず)
から供給され、通電電流値によりレバー2の位置
が決定される。即ち、コイル8が励磁され、レバ
ー2の反時計方向への回動を許し、該レバー2の
位置により最大噴射量が決定されている。
エンジンキースイツチをOFFまで回動する
と、コイル8にそれまで流れていた電流の方向と
逆の電流が流れ、該コイル8の極性がそれまでと
逆の励磁状態となり、可動部10はプツシユロツ
ド11の上端、ロツド13を介してスプリング1
4に抗して上方へ変位される。このため、最大噴
射量制御装置レバー2の他端2aは時計方向に回
動されて、水平方向位置までくると、コネクター
4から最大噴射量制御レバー2の他端2bに加え
られるモーメント(回転力)が0となり、その位
置が保持(ホールド)されるようになる(第2図
参照)。
即ち、この状態にあつては、コントロールラツ
ク3はコネクター4を介して無噴射位置まで引き
戻された位置にあり、燃料噴射ポンプは無噴射状
態にある。
なお、エンジンキースイツチをOFF位置に同
動した時にコイル8に流す逆方向電流の通電時間
は、ホールドが完了するまでと、きわめて短時間
である。そして、通電が止められると、可動部1
0及びプツシユロツド11は第2図二点鎖線で示
す位置に戻されるが、つば16aとレバー2の一
端2aとは係合状態とはならず、レバー2は今ま
で通りホールド状態を継続する。
ホールドの解除は、始動時においてコントロー
ルラツクをフルにする信号(キースイツチをスタ
ート位置に回動することで加えられる)がコイル
13aに印加されることで、可動部10は下方へ
変位され、その際につば16aがレバー2の一端
2aと係合して押圧し、レバー2を反時計方向へ
回動することで行なわれる。
なお、この実施例において、アクチユエータ1
はコイルとマグネツトより成り、マグネツトを可
動部としているが、逆の構成、即ち、マグネツト
を固定し、コイルを可動部としても良いものであ
る。
以上のように、この考案によれば、コイルに供
給される電流値により可動部の変位量を調整でき
るので、最大噴射量位置を任意に調整することが
できるものである。また、エンジンキースイツチ
をOFFに回動することにより、コントロールラ
ツクを強制的に無噴射位置まで戻すことができる
と共に、自動的に停止させる機能を付加すること
ができるものである。そして、無噴射位置を確実
に最大噴射量制御レバーでホールドすることが可
能であり、燃料の燃料噴射弁への流出はエンジン
停止後から始動時まで確実に防がれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の最大噴射量制御装置の断面
図、第2図は同上のホールド作用が行なわれてい
る状態の断面図である。 1……アクチユエータ、2……最大噴射量制御
レバー、2a……最大噴射量制御レバーの他端、
3……コントロールラツク、8……コイル、11
……プツシユロツド、13……ロツド、14……
スプリング、16a,16b……つば。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルとマグネツトより成るアクチユエータ1
    にあつて、コイル又はマグネツトの一方を固定
    し、他方を可動部10とし、この可動部10にプ
    ツシユロツド11を固装し、該プツシユロツド1
    1には適宜な間隙を有して2つのつば16a,1
    6bが設けられ、この両つば16a,16b間に
    最大噴射量制御レバー2の一端2aが配されると
    共に、該最大噴射量制御レバー2は、軸17を支
    点として可動可能に設けられ、その他端2bは、
    コントロールラツク3に固装のコネクター4と係
    合状態にあり、該他端2bの当接部を長手方向に
    対して直交するように形成し、無噴射位置まで戻
    されると、コネクター4から最大噴射量制御レバ
    ー2の他端2bに加えられる回転力が0となり、
    その無噴射位置を該最大噴射量制御レバーの他端
    2bで保持するようにしたことを特徴とするエン
    ジンストツプ機能を付加した最大噴射量制御装
    置。
JP1980049989U 1980-04-12 1980-04-12 Expired JPS6245062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980049989U JPS6245062Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980049989U JPS6245062Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56150832U JPS56150832U (ja) 1981-11-12
JPS6245062Y2 true JPS6245062Y2 (ja) 1987-12-01

Family

ID=29644947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980049989U Expired JPS6245062Y2 (ja) 1980-04-12 1980-04-12

Country Status (1)

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JP (1) JPS6245062Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321332A (en) * 1976-08-12 1978-02-27 Daihatsu Motor Co Ltd Automatic start and stop control for diesel engine
JPS54111014A (en) * 1978-01-31 1979-08-31 Bosch Gmbh Robert Injection pump having electronic full load stopper

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321332A (en) * 1976-08-12 1978-02-27 Daihatsu Motor Co Ltd Automatic start and stop control for diesel engine
JPS54111014A (en) * 1978-01-31 1979-08-31 Bosch Gmbh Robert Injection pump having electronic full load stopper

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56150832U (ja) 1981-11-12

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