JPS6245050Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245050Y2
JPS6245050Y2 JP16965882U JP16965882U JPS6245050Y2 JP S6245050 Y2 JPS6245050 Y2 JP S6245050Y2 JP 16965882 U JP16965882 U JP 16965882U JP 16965882 U JP16965882 U JP 16965882U JP S6245050 Y2 JPS6245050 Y2 JP S6245050Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
manifold
exhaust manifold
internal
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16965882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5973520U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16965882U priority Critical patent/JPS5973520U/ja
Publication of JPS5973520U publication Critical patent/JPS5973520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6245050Y2 publication Critical patent/JPS6245050Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関における排気多岐管の特に内
部排気流路面での構造の改良に関するものであ
る。従来における排気多岐管の構造としては、第
4図に図示するようにその内部の排気流路面を、
鋳鉄等により成形された金属肌表面12そのまゝ
の状態をもつて本体11を構成していたに過ぎな
かつた。しかしながら、この管壁への伝達による
外部空気との熱交換によつて排気ガスの温度が低
下して、断熱保温及び内部での再燃焼機能を有し
ない状態となつて、排気ガスによる公害問題に悪
影響を及ぼす傾向となり、特に冬期寒冷地等にあ
つては機関始動後の暫時の間に亘りこの傾向を顕
著となすこととなつた。更に、過給機使用の機関
にあつては、前記温度の低下に伴う過給機への供
給によつて過給機の出力向上を計り得ない等の問
題を有するものであつた。
本考案の目的は、上記した問題を簡易な処理と
によりきわめて効果的に解決した内燃機関におけ
る排気多岐管を提供することで、充分な断熱性と
金属肌表面への結合性及び再燃焼機能を促進して
なる特性を有するセラミツクの被覆層をもつて排
気多岐管の内部流路面の金属肌表面を被着して構
成したもので以下本考案の実施例を第1図乃至第
3図について詳述すれば、排気多岐管1は排気管
端部に連結してなる接続口4に連つて一方側にそ
れぞれの口周部を取付け面となす複数の多岐路口
5,5′,5″…を有して構成してなるもので、少
なくとも内部の排気流路面のなす金属肌表面2を
酸化クロームによつて化学結合された酸化バナジ
ウム、酸化クローム或いは酸化銅等からなる酸化
触媒の粉末を含有してなるSiO2、Cr2O3及び
Al2O3からなる組成を有するセラミツクの被覆層
3を被着構成せしめてなるものである。
上記した被覆層3の被着に際しては、可溶性ク
ローム化合物の濃水溶液(例えばH2CrO4)に酸化
触媒、SiO2、Cr2O3及び溶融アルミナ(α−
Al2O3)からなる混合微粉末を添加し、更に少量
のカオリン或いは粘土を加えて撹拌混合した懸濁
液中に前記排気多岐管1を浸漬するか、或いは刷
毛塗布するか、又はスプレー等により塗着せし
め、次いで一時乾燥した後にこの塗着部を400℃
前後の加熱処理を施すことによつて微粒子相互及
び金属肌表面2に介在するクローム酸化物が各組
成物と化学結合して酸化触媒の含有したセラミツ
クの被覆層3を形成してなるものである。
なお、組成比としては、好ましくは重量%にお
いて酸化触媒が10%乃至50%、SiO2が10%乃至
25%、Cr2O3が20乃至35%、Al2O3が20%乃至45
%の範囲が望しいところである。
以上の通り、本考案によれば、単に懸濁液への
浸漬或いは塗着と、その後の低い温度での加熱処
理とによる極めて簡易な処理によつて被着形成し
たセラミツクの被覆層3構造をもつて排気多岐管
1の内部流路面を構成してなるため、冬期寒冷地
にあつても外部空気との熱交換による排気ガスの
温度低下の憂いがなく、一方内部での酸化触媒に
よる再燃焼機能とによつて排気ガスを完全燃焼す
る傾向となし、この高温状態での排出により公害
問題を軽減する結果となり、更に、過給機への排
気ガスの供給に際し排気温度の低下をみない高温
状態に伴う流速の増加によつて過給機の出力を向
上することとなり、極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関にお
ける排気多岐管の側面図、第2図は第1図のA−
A線上の拡大による切断端面図、第3図は他の実
施例の第2図相当図、第4図は従来例を示す第2
図に相当する部分の拡大による切断端面図であ
る。 1……排気多岐管、2……金属肌表面、3……
セラミツクの被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管端部に連結してなる接続口に連つて、一
    方側にそれぞれの口周部を取付け面となす複数の
    多岐路口を有して構成した排気多岐管の構造にお
    いて、排気多岐管1の少なくとも内部の排気流路
    面をなす金属肌表面2を、酸化クロームによつて
    化学結合された酸化触媒を含有してなるSiO2
    Cr2O3及びAl2O3からなる組成を有するセラミツ
    クの被覆層3を被着構成せしめてなることを特徴
    とする内燃機関における排気多岐管。
JP16965882U 1982-11-09 1982-11-09 内燃機関における排気多岐管 Granted JPS5973520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16965882U JPS5973520U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 内燃機関における排気多岐管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16965882U JPS5973520U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 内燃機関における排気多岐管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973520U JPS5973520U (ja) 1984-05-18
JPS6245050Y2 true JPS6245050Y2 (ja) 1987-12-01

Family

ID=30370593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16965882U Granted JPS5973520U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 内燃機関における排気多岐管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5973520U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5973520U (ja) 1984-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4676064A (en) Heat-insulated port liner arrangement and method of fabrication
US5937643A (en) Ceramic coated exhaust manifold and method
JPS6245050Y2 (ja)
JPS6313368Y2 (ja)
JPS6212827Y2 (ja)
JPS6313369Y2 (ja)
JP2911580B2 (ja) 内燃機関の排気多岐管及びその製造方法
JPS6313370Y2 (ja)
JPS6224723Y2 (ja)
JPH0213700Y2 (ja)
JPH0315545Y2 (ja)
JPS5831469B2 (ja) 気化器
JPS58144624A (ja) エンジンの燃焼室
JPS63260655A (ja) 圧力鋳造用砂中子
JPS6218781Y2 (ja)
JP2000291437A (ja) 内燃機関
JPH0128293Y2 (ja)
JPS6228668Y2 (ja)
JPH0338450Y2 (ja)
JPS6245116Y2 (ja)
JPS5834288Y2 (ja) サイクロン型エヤ・クリ−ナ
JPS6129960Y2 (ja)
JPS5942746B2 (ja) 溶射皮膜の表面処理方法
JPS6157120U (ja)
JPH09236014A (ja) 遮熱マニホルド