JPS6244690A - 高速増殖炉の上部遮蔽体 - Google Patents
高速増殖炉の上部遮蔽体Info
- Publication number
- JPS6244690A JPS6244690A JP60183056A JP18305685A JPS6244690A JP S6244690 A JPS6244690 A JP S6244690A JP 60183056 A JP60183056 A JP 60183056A JP 18305685 A JP18305685 A JP 18305685A JP S6244690 A JPS6244690 A JP S6244690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- reactor
- shielding body
- upper shield
- fast breeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、タンク型高速増殖炉の原子炉容器上方開口を
閉塞する高速増殖炉の上部遮蔽体に関する。
閉塞する高速増殖炉の上部遮蔽体に関する。
［発明の技術的背景］
第４図はタンク型高速増殖炉を示すもので、図においで
符号１は原子炉容器を示している。この原子炉容器１は
外部を保護容器２で包囲され、上部開口は上部遮蔽体（
ルーフスラブ）３により遮蔽されている。また上部遮蔽
体３の下部円周部は円筒状のスカート４を介して周囲の
鉄筋コンクリート壁５の上部に支持され、原子炉容器１
は上部遮蔽体３の下面側に吊り下げられて鉄筋コンクｌ
ノード壁５により形成されたピット室りａ内に収容され
ている。そして原子炉容器１内には炉心６が設けられる
とともに、−次冷却材ボンプ７、−次す１〜リウム流人
口８ａおよび一次ナトリウム流出口８ｂを有する中間熱
交換器８、炉心上部機構９および一次冷却材としての液
体ナトリウム１０が収容され、液体ナトリウム１０の液
面と上部遮蔽体３との間にはカバーガスが封入されてい
る。なお−次冷却材ポンプ７はモータ１１に接続され、
吸入孔１２とこの外側を囲む外筒１３とが設けられてお
り、中間熱交換器８は、二次冷却材流入管１４および二
次冷却材流出管１５が設けられている。また炉心６は、
周囲を炉心支持枠１６で囲まれており、その下方には高
圧プレナム１７と、炉心６を支持する炉心支持体１８と
が設けられている。そして−次冷却材ポンプ７の吐出口
と高圧プレナム１７との間は導圧管」９によって連通し
、外筒１３、および炉心支持枠１６は原子炉容器１内の
隔壁２０によって支持されている。上部遮蔽体３には中
央に円形の開口部２１が、そしてその周囲には複数の透
孔２２がそれぞれ設けられ、開口部２１には回転プラグ
２３が、また各透孔２２には一次冷却材ポンプ７、中間
熱交換器８等がそれぞれ嵌合支持されている。そして回
転プラグ２３には炉心上部機構９のばか燃料交換器およ
びこれを駆動する燃料交換駆動装置くいずれも図示せず
）が支持されており、炉心上部機構９には炉心６に対し
て制御棒（図示せず）を挿入、引ぎ恢き操作する制御棒
駆動機構（図示せず）が支持され） で
いる。なお、上部遮蔽体３は鋼板製の枠体２４内に炉心
７より放射される中性子等の放射線を遮蔽するコンクリ
ート２５を充填してなる遮蔽本体２６を主体とするもの
である。
符号１は原子炉容器を示している。この原子炉容器１は
外部を保護容器２で包囲され、上部開口は上部遮蔽体（
ルーフスラブ）３により遮蔽されている。また上部遮蔽
体３の下部円周部は円筒状のスカート４を介して周囲の
鉄筋コンクリート壁５の上部に支持され、原子炉容器１
は上部遮蔽体３の下面側に吊り下げられて鉄筋コンクｌ
ノード壁５により形成されたピット室りａ内に収容され
ている。そして原子炉容器１内には炉心６が設けられる
とともに、−次冷却材ボンプ７、−次す１〜リウム流人
口８ａおよび一次ナトリウム流出口８ｂを有する中間熱
交換器８、炉心上部機構９および一次冷却材としての液
体ナトリウム１０が収容され、液体ナトリウム１０の液
面と上部遮蔽体３との間にはカバーガスが封入されてい
る。なお−次冷却材ポンプ７はモータ１１に接続され、
吸入孔１２とこの外側を囲む外筒１３とが設けられてお
り、中間熱交換器８は、二次冷却材流入管１４および二
次冷却材流出管１５が設けられている。また炉心６は、
周囲を炉心支持枠１６で囲まれており、その下方には高
圧プレナム１７と、炉心６を支持する炉心支持体１８と
が設けられている。そして−次冷却材ポンプ７の吐出口
と高圧プレナム１７との間は導圧管」９によって連通し
、外筒１３、および炉心支持枠１６は原子炉容器１内の
隔壁２０によって支持されている。上部遮蔽体３には中
央に円形の開口部２１が、そしてその周囲には複数の透
孔２２がそれぞれ設けられ、開口部２１には回転プラグ
２３が、また各透孔２２には一次冷却材ポンプ７、中間
熱交換器８等がそれぞれ嵌合支持されている。そして回
転プラグ２３には炉心上部機構９のばか燃料交換器およ
びこれを駆動する燃料交換駆動装置くいずれも図示せず
）が支持されており、炉心上部機構９には炉心６に対し
て制御棒（図示せず）を挿入、引ぎ恢き操作する制御棒
駆動機構（図示せず）が支持され） で
いる。なお、上部遮蔽体３は鋼板製の枠体２４内に炉心
７より放射される中性子等の放射線を遮蔽するコンクリ
ート２５を充填してなる遮蔽本体２６を主体とするもの
である。
このように構成されたタンク型高速増殖炉では、高圧プ
レナム１７内の液体ナトリウム１０は炉心６を下方から
上方へ流通し、炉心６における核反応熱により昇温する
。そして炉心６から隔壁２０より上方の上部プレナム内
に流入した液体ナトリウム１０は中間熱交換器８内に流
入孔８ａを通して流入し、この内部で原子炉容器１の外
部を循環する二次冷却材と熱交換した後、流出孔８ｂを
通して隔壁２０より下方の下部プレナム内へ流出する。
レナム１７内の液体ナトリウム１０は炉心６を下方から
上方へ流通し、炉心６における核反応熱により昇温する
。そして炉心６から隔壁２０より上方の上部プレナム内
に流入した液体ナトリウム１０は中間熱交換器８内に流
入孔８ａを通して流入し、この内部で原子炉容器１の外
部を循環する二次冷却材と熱交換した後、流出孔８ｂを
通して隔壁２０より下方の下部プレナム内へ流出する。
そして二次冷却材の然で蒸気を発生させ、その蒸気は発
電用タービンの駆動源となる。一方、下部プレナム丙の
液体ナトリウム１０は外筒１３の下端開口より一次冷却
材ポンプ７内に流入してこの一次冷却材ポンプ７で加圧
され、導圧管１９を通して再び炉心６下方の高圧プレナ
ム１７内に送りこまれることになる。
電用タービンの駆動源となる。一方、下部プレナム丙の
液体ナトリウム１０は外筒１３の下端開口より一次冷却
材ポンプ７内に流入してこの一次冷却材ポンプ７で加圧
され、導圧管１９を通して再び炉心６下方の高圧プレナ
ム１７内に送りこまれることになる。
［背景技術の問題点］
このように構成された高速増殖炉の上部遮蔽体３は、原
子炉容器１ヤこれを囲む保護容器に直接懸架され、液体
ナトリウム１０を炉心６に圧送するだめの一次冷却材ポ
ンプ７、中間熱交換器８、回転プラグ２３等の重最構造
物も組込まれている。
子炉容器１ヤこれを囲む保護容器に直接懸架され、液体
ナトリウム１０を炉心６に圧送するだめの一次冷却材ポ
ンプ７、中間熱交換器８、回転プラグ２３等の重最構造
物も組込まれている。
上部遮蔽体３はこのような重量構造物を支持するために
鉄製の梁をめぐらしたコンクリート構造物になっている
が、液体ナトリウム１０からの輻射熱およびカバーガス
の自然対流により、その下面を高温にざらされるため、
その上面と下面との間には、著しい温度差が生じ、これ
により上部遮蔽体３が熱変形し、搭載＠進物が傾斜して
炉内の構造物と干渉したり、上部遮蔽体３の底面圧力バ
ウンダリー自体に亀裂が生じる可能性がおる。そこで上
部″ａ蔽体３の下面に冷却ガス等を流通する流路を設け
、底面圧力バウンダリーの冷却を行うことのできる上部
遮蔽体が考えられているが、このような上部遮蔽体にお
いても、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生し
た場合には同様な問題が生じ、原子炉の安全性、信頼性
が損われるという問題がある。また、上記亀裂が発生し
ているかどうかを調べるための定期検査や修理は構造上
非常に困難であるという問題がある。
鉄製の梁をめぐらしたコンクリート構造物になっている
が、液体ナトリウム１０からの輻射熱およびカバーガス
の自然対流により、その下面を高温にざらされるため、
その上面と下面との間には、著しい温度差が生じ、これ
により上部遮蔽体３が熱変形し、搭載＠進物が傾斜して
炉内の構造物と干渉したり、上部遮蔽体３の底面圧力バ
ウンダリー自体に亀裂が生じる可能性がおる。そこで上
部″ａ蔽体３の下面に冷却ガス等を流通する流路を設け
、底面圧力バウンダリーの冷却を行うことのできる上部
遮蔽体が考えられているが、このような上部遮蔽体にお
いても、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生し
た場合には同様な問題が生じ、原子炉の安全性、信頼性
が損われるという問題がある。また、上記亀裂が発生し
ているかどうかを調べるための定期検査や修理は構造上
非常に困難であるという問題がある。
［発明の目的コ
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたも
ので、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生した
場合にも上部遮蔽体の上下面温度差を小さくすることが
でき熱変形を防止することができるとともに、上部遮蔽
体の底面圧力バウンダ１ノーの定期検査や修理を容易に
行うことのできる高速増殖炉の上部遮蔽体を提供しよう
とするものである。
ので、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生した
場合にも上部遮蔽体の上下面温度差を小さくすることが
でき熱変形を防止することができるとともに、上部遮蔽
体の底面圧力バウンダ１ノーの定期検査や修理を容易に
行うことのできる高速増殖炉の上部遮蔽体を提供しよう
とするものである。
［発明の概要］
すなわち本発明の高速増殖炉の上部遮蔽体は、炉心を収
容する原子炉容器の上方開口を閉塞し炉心からの放射線
を遮蔽する遮蔽本体と、この遮蔽本体の下側に配設され
た冷却ガス流路と、前記遮蔽本体に配設された透孔と、
この透孔を密閉する開閉自在の蓋体と、前記透孔を覆い
炉心からの放射線を遮蔽する遮蔽体と上下方向に熱を伝
導する熱伝導層を形成する枠体とからなる着脱自在の遮
蔽プラグとを備えたことにより、冷却ガスの流通が停止
するような事故が発生した場合にも上下面温度差を小さ
くすることきができ、熱変形を防止することができると
ともに、圧力バウンダリーの定期検査や修理を容易に行
うことのできるようにしたものである。
容する原子炉容器の上方開口を閉塞し炉心からの放射線
を遮蔽する遮蔽本体と、この遮蔽本体の下側に配設され
た冷却ガス流路と、前記遮蔽本体に配設された透孔と、
この透孔を密閉する開閉自在の蓋体と、前記透孔を覆い
炉心からの放射線を遮蔽する遮蔽体と上下方向に熱を伝
導する熱伝導層を形成する枠体とからなる着脱自在の遮
蔽プラグとを備えたことにより、冷却ガスの流通が停止
するような事故が発生した場合にも上下面温度差を小さ
くすることきができ、熱変形を防止することができると
ともに、圧力バウンダリーの定期検査や修理を容易に行
うことのできるようにしたものである。
［発明の実施例］
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第３図は本発明の高速増殖炉の上部遮蔽体を配置された
タンク型高速増殖炉を示すもので、図において符号１０
１は、原子炉容器を示している。この原子炉容器１０１
は保護容器１０２で包囲され、上部開口は上部遮蔽体く
ルーフスラブ）１０３により遮蔽されている。また上部
遮蔽体１０３の下部円周部は円筒状のスカート１０４を
介して周囲のコンクリート壁１０５の上部に支持され、
原子炉容器１０１は上部遮蔽体１０３の下面側に吊り下
げられて鉄筋ｊ コンクリート壁１０５
により形成されたピット室り０５ａ内に収容されている
。、そして原子炉容器１０１内には炉心１０６が設けら
れるとともに、−次冷却材ポンプ１０７、中間熱交換器
１０８、炉心上部機構１０９および一次冷却材としての
液体ナトリウム１１０が収容され、液体ナトリウム１１
０の液面と上部遮蔽体１０３との間にはカバーガスが封
入されている。なお−次冷却材ボンプ１０７は、モータ
１１１に接続され、吸入孔１１２とこの外側を囲む外筒
１１３とが設けられており、中間熱交換器１０８には、
二次冷却材流入管１１４および二次冷却材流出管１１５
が設けられている。また炉心１０Ｂは周囲を炉心支持枠
１１６で囲まれており、その下方には高圧プレナム１１
７と炉心１０６を支持する炉心支持体１１８とが設けら
れている。そして−次冷却材ボンプ１０７の吐出孔と高
圧プレナム１１７との間は導圧管１１９によって連通し
、２外筒１１３および炉心支持枠１１６は原子炉容器１
０１内の隔壁１２０によって支持されている。また上部
遮蔽体１０３の中央には円形の開口部１２１が、そして
その周囲には複数の透孔１２２がそれぞれ設けられ、開
口部１２１には回転プラグ１２３が、また各透孔１２２
には一次冷却材ポンプ１０７、中間熱交換器１０８等が
それぞれ嵌合支持されている。そして回転プラグ１２３
には炉心上部機構１０９のほか燃料交換器およびこれを
駆動する燃料交換駆動装置（いずれも図示せず）が支持
されており、炉心上部機構１０９には炉心１０６に対し
て制御棒（図示せず）を挿入、引き後き操作する制御棒
駆動装置（図示せず）が支持されている。
タンク型高速増殖炉を示すもので、図において符号１０
１は、原子炉容器を示している。この原子炉容器１０１
は保護容器１０２で包囲され、上部開口は上部遮蔽体く
ルーフスラブ）１０３により遮蔽されている。また上部
遮蔽体１０３の下部円周部は円筒状のスカート１０４を
介して周囲のコンクリート壁１０５の上部に支持され、
原子炉容器１０１は上部遮蔽体１０３の下面側に吊り下
げられて鉄筋ｊ コンクリート壁１０５
により形成されたピット室り０５ａ内に収容されている
。、そして原子炉容器１０１内には炉心１０６が設けら
れるとともに、−次冷却材ポンプ１０７、中間熱交換器
１０８、炉心上部機構１０９および一次冷却材としての
液体ナトリウム１１０が収容され、液体ナトリウム１１
０の液面と上部遮蔽体１０３との間にはカバーガスが封
入されている。なお−次冷却材ボンプ１０７は、モータ
１１１に接続され、吸入孔１１２とこの外側を囲む外筒
１１３とが設けられており、中間熱交換器１０８には、
二次冷却材流入管１１４および二次冷却材流出管１１５
が設けられている。また炉心１０Ｂは周囲を炉心支持枠
１１６で囲まれており、その下方には高圧プレナム１１
７と炉心１０６を支持する炉心支持体１１８とが設けら
れている。そして−次冷却材ボンプ１０７の吐出孔と高
圧プレナム１１７との間は導圧管１１９によって連通し
、２外筒１１３および炉心支持枠１１６は原子炉容器１
０１内の隔壁１２０によって支持されている。また上部
遮蔽体１０３の中央には円形の開口部１２１が、そして
その周囲には複数の透孔１２２がそれぞれ設けられ、開
口部１２１には回転プラグ１２３が、また各透孔１２２
には一次冷却材ポンプ１０７、中間熱交換器１０８等が
それぞれ嵌合支持されている。そして回転プラグ１２３
には炉心上部機構１０９のほか燃料交換器およびこれを
駆動する燃料交換駆動装置（いずれも図示せず）が支持
されており、炉心上部機構１０９には炉心１０６に対し
て制御棒（図示せず）を挿入、引き後き操作する制御棒
駆動装置（図示せず）が支持されている。
なお、この実施例の上部遮蔽体１０３は鋼板製の枠体１
２４内に、原子炉容器１０１内より放射される中性子等
の改削線を遮蔽するコンクリート１２５を充填してなる
遮蔽本体１２６を主体とするものであり、この遮蔽本体
１２６の下部には、窒素ガス、空気等の冷却ガスを流通
さＵる冷却ガス流路１２７か形成されている。
２４内に、原子炉容器１０１内より放射される中性子等
の改削線を遮蔽するコンクリート１２５を充填してなる
遮蔽本体１２６を主体とするものであり、この遮蔽本体
１２６の下部には、窒素ガス、空気等の冷却ガスを流通
さＵる冷却ガス流路１２７か形成されている。
さらに、この実施例の上部遮蔽体１０３では、第１図に
示すように、−次冷却材ポンプ１０７や中間熱交換器１
０８が配置される透孔１２２のない部分には、複数の凹
部１２８Ａが形成されており、この凹部１２８Ａには、
それぞれ遮蔽プラグ１２９が挿入配置されている。第２
図はこの上部遮蔽体１０３の■−■面における縦断面を
示すもので、凹部１２８Ａは、上部遮蔽体１０３のコン
クリート１２５を貫通し、その底部は上部遮蔽体１０３
の底部を形成する枠体１２４に至っており、この凹部１
２８への底部、冷五ロガス流路１２７上側に蓋体１３０
で密閉された透孔１２８が形成されている。そしてこの
上方には、改削線を遮蔽するコンクリート１２５と、こ
の外側を囲み、たとえばアルミニウム、銅等の熱伝導性
のよい金属からなり、コンクリ−１〜１２５を保持する
とともに熱伝導層を形成する枠体１３１とからなるｇ蔽
プラグ１２９が搭戎設置されている。
示すように、−次冷却材ポンプ１０７や中間熱交換器１
０８が配置される透孔１２２のない部分には、複数の凹
部１２８Ａが形成されており、この凹部１２８Ａには、
それぞれ遮蔽プラグ１２９が挿入配置されている。第２
図はこの上部遮蔽体１０３の■−■面における縦断面を
示すもので、凹部１２８Ａは、上部遮蔽体１０３のコン
クリート１２５を貫通し、その底部は上部遮蔽体１０３
の底部を形成する枠体１２４に至っており、この凹部１
２８への底部、冷五ロガス流路１２７上側に蓋体１３０
で密閉された透孔１２８が形成されている。そしてこの
上方には、改削線を遮蔽するコンクリート１２５と、こ
の外側を囲み、たとえばアルミニウム、銅等の熱伝導性
のよい金属からなり、コンクリ−１〜１２５を保持する
とともに熱伝導層を形成する枠体１３１とからなるｇ蔽
プラグ１２９が搭戎設置されている。
このように構成された高速増殖炉の上部遮蔽体では、従
来の高速増殖炉の上部遮蔽体が配置された高速増殖炉と
同様に運転され、液体ナトリウム１１０が高温になると
、冷却ガス流路１２７を通る冷却ガスによって上部遮蔽
体１１３を低温に保ら熱変形を避けることが可能である
が、冷却ガス流路１２７を流れる冷却ガスが停止し、冷
ＦＪＩガスによる除熱ができなくなるような事故が発生
した場合でも、遮蔽プラグ１２９の外側を構成し、熱伝
導性の高い金属からなる枠体１３１により上部遮蔽体１
０３の上面に熱を放出することができ、上下面の温度差
を生じさせず、熱変形の発生を防止することができる。
来の高速増殖炉の上部遮蔽体が配置された高速増殖炉と
同様に運転され、液体ナトリウム１１０が高温になると
、冷却ガス流路１２７を通る冷却ガスによって上部遮蔽
体１１３を低温に保ら熱変形を避けることが可能である
が、冷却ガス流路１２７を流れる冷却ガスが停止し、冷
ＦＪＩガスによる除熱ができなくなるような事故が発生
した場合でも、遮蔽プラグ１２９の外側を構成し、熱伝
導性の高い金属からなる枠体１３１により上部遮蔽体１
０３の上面に熱を放出することができ、上下面の温度差
を生じさせず、熱変形の発生を防止することができる。
また、遮蔽プラグ１２９を引き失き、蓋体１３０を開と
することにより、作業員が冷却ガス流路１２７内に侵入
し、上部遮蔽体１０３の底面圧力バウンダリーの定期検
査および亀裂発生時の修理を容易に行うことができる。
することにより、作業員が冷却ガス流路１２７内に侵入
し、上部遮蔽体１０３の底面圧力バウンダリーの定期検
査および亀裂発生時の修理を容易に行うことができる。
［発明の効果コ
以上述べたように本発明の高速増殖炉の上部遮蔽体では
、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生した場合
でも上部遮蔽体の上下面温度差を小さくすることができ
、熱変形を防止することができるとともに、圧力バウン
ダリーの定期検査や経理を容易に行うことかできる。
、冷却ガスの流通が停止するような事故が発生した場合
でも上部遮蔽体の上下面温度差を小さくすることができ
、熱変形を防止することができるとともに、圧力バウン
ダリーの定期検査や経理を容易に行うことかできる。
第１図は本発明の高速増殖炉の上部遮蔽体の一実施例を
示す上面図、第２図は第１図に示す高速］
増殖炉の上部遮蔽体の■−■面における縦断面図、第
３図は第１図に示す上部遮蔽体を配置された高速増殖炉
を示す縦断面図、第４図は従来の上部遮蔽体を配置され
た高速増殖炉を示す縦断面図である。 １０１・・・・・・・・・原子炉容器 １０３・・・・・・・・・上部遮蔽体 １０６・・・・・・・・・炉心 １２６・・・・・・・・・遮蔽本体 １２８・・・・・・・・・透孔 １２９・・・・・・・・・遮蔽プラグ １３０・・・・・・・・・蓋体 １３１・・・・・・・・・枠体 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文
示す上面図、第２図は第１図に示す高速］
増殖炉の上部遮蔽体の■−■面における縦断面図、第
３図は第１図に示す上部遮蔽体を配置された高速増殖炉
を示す縦断面図、第４図は従来の上部遮蔽体を配置され
た高速増殖炉を示す縦断面図である。 １０１・・・・・・・・・原子炉容器 １０３・・・・・・・・・上部遮蔽体 １０６・・・・・・・・・炉心 １２６・・・・・・・・・遮蔽本体 １２８・・・・・・・・・透孔 １２９・・・・・・・・・遮蔽プラグ １３０・・・・・・・・・蓋体 １３１・・・・・・・・・枠体 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文
Claims (1)
- （１）炉心を収容する原子炉容器の上方開口を閉塞し炉
心からの放射線を遮蔽する遮蔽本体と、この遮蔽本体の
下側に配設された冷却ガス流路と、前記遮蔽本体に配設
された透孔と、この透孔を密閉する開閉自在の蓋体と、
前記透孔を覆い炉心からの放射線を遮蔽する遮蔽体と上
下方向に熱を伝導する熱伝導層を形成する枠体とからな
る着脱自在の遮蔽プラグとを備えたことを特徴とする高
速増殖炉の上部遮蔽体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60183056A JPS6244690A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 高速増殖炉の上部遮蔽体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60183056A JPS6244690A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 高速増殖炉の上部遮蔽体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6244690A true JPS6244690A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=16128964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60183056A Pending JPS6244690A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 高速増殖炉の上部遮蔽体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244690A (ja) |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP60183056A patent/JPS6244690A/ja active Pending
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