JPS6244388A - リニアアクチユエ−タのグリツパ開閉機構 - Google Patents

リニアアクチユエ−タのグリツパ開閉機構

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JPS6244388A
JPS6244388A JP18456285A JP18456285A JPS6244388A JP S6244388 A JPS6244388 A JP S6244388A JP 18456285 A JP18456285 A JP 18456285A JP 18456285 A JP18456285 A JP 18456285A JP S6244388 A JPS6244388 A JP S6244388A
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JP
Japan
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cylindrical body
magnetic structure
linear actuator
ferromagnetic core
gripper
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JP18456285A
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English (en)
Inventor
喜市 衛藤
謙次郎 永田
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はリニアアクチュエータのグリッパ開閉機構に
関し、更に詳細には、中空円筒体の内部に軸方向への移
動可能に配設した強磁性体芯と、該円筒体の外周に対応
的に配置した磁石との磁気的結合を利用して、前記磁石
を中空円筒体の外周で軸方向に移動させることにより、
強磁性体芯およびこれに取付けた駆動軸を軸方向に非接
触で移動させるよう構成したリニアアクチュエータにお
いて、前記駆動軸に設けた物品把持用のグリッパを、中
空円筒体の外部から非接触で好適に開閉し得るようにし
た機構に関するものである。
従来技術 集積回路やトランジスタ等を製造する半導体関連産業で
は、その製造工程の多くに真空応用機器が使用されてい
る。殊に高真空を必要とする真空チャンバーは、オージ
ェ電子分光分析装置や磁気記録の分野、その他スパッタ
による蒸着作業等にも不可欠となっている。
この種の外界から完全に遮断された真空チャンバーでは
、内部に収納した各種のワークや試料を、その真空を解
除することなく直線移動させるために、前記ワーク等を
外部から非接触で駆動する装置が必要とされる。こうし
た産業界の需要に応えるものとして、本件出願人は、中
空円筒体の内部に配設した強磁性体芯と、該円筒体の外
周に対応的に配置した磁石およびヨークからなる磁気構
体との磁気的結合を利用して前記強磁性体芯の非接触駆
動を行ない、この強磁性体芯に挿通固定した駆動軸の直
線的な進退移動を実施し得るリニアアクチュエータを新
規に開発した。
このリニアアクチュエータは、第1図に示すように、例
えばスパッタ室の如き真空チャンバー10の外部に配設
され、該チャンバー中のワーク(シリコンウェハー等)
12を把持するグリッパ14を装着した駆動軸16を、
磁気結合作用下に外部から非接触で駆動するものである
。すなわち真空チャンバー10の外壁に、非磁性材料か
らなる中空円筒体18が水平に連通固定され、この円筒
体18の内部に同心的に駆動軸16が軸方向移動自在に
挿通されている。前記駆動軸16には強磁性体芯20が
固定され、また中空円筒体18の外周には、磁気構体2
4が軸方向移動自在に挿通配置されている。そして前記
磁気構体24を円筒体18の外表面に沿って移動させれ
ば、磁気結合作用下に対応の強磁性体芯20が非接触で
軸方向に移動する。
発明が解決しようとする問題点 前述した磁気結合を利用するリニアアクチュエータは、
大気圧下にある外界から真空チャンバー中の各種ワーク
を非接触で駆動し得る点で高く評価される。しかるにこ
のリニアアクチュエータを使用して、真空チャンバー等
の密閉空間中で、ワークをグリッパにより把持し、また
これを解放する作業を行うには、高真空状態を損うこと
なく外部から非接触で当該グリッパを駆動する必要があ
るため、機構的に複雑になると共に製造コストも嵩む等
の難点があった。
発明の目的 本発明は、前述したグリッパを備えるリニアアクチュエ
ータに内在している前記欠点に鑑み、これを良好に解決
するべく提案されたものであって、真空チャンバー内で
のグリッパの開閉駆動を外部から非接触で好適になし得
る機構を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するため本発明に係るグリッパ開閉機構
は、 非磁性材質の中空円筒体(28)の内部に中空軸(46
)を軸方向への移動自在に同心配置し、 第1の強磁性体芯(36)を前記中空軸(46)に同心
的に挿通固定し、 第1の磁気構体(32)を前記中空円筒体(28)の外
周に摺動自在に配設して、この第1の磁気構体(32)
の軸方向移動により、これと磁気結合している前記第1
の強磁性体芯(36)を軸方向に移動させ得るよう構成
したリニアアクチュエータにおいて。
第2の磁気構体(58)を、前記第1の磁気構体(32
)と共に一体的に摺動可能で、かつ中空円筒体(28)
の外周に独立的に回転自在に配設し、 第2の強磁性体芯(56)を中空円筒体(28)の内部
において、前記中空軸(46)に摺動可能でかつ回転不
能に挿通したスライド棒(48)に回転自在にねじ込ん
で前記第2の磁気構体(58)と磁気結合させ。
前記中空軸(46)の一端部に、1対のフィンガ(72
)を開閉自在に軸支したグリッパ基台(74)を取付け
ると共に、 前記スライド棒(48)を中空軸(46)に対し進退移
動させてフィンガ(72)を付勢することにより、当該
フィンガ(72)の開閉を行うことを特徴とする。
実施例 次に本発明に係るリニアアクチュエータのグリッパ開閉
機構につき、好適な一実施例を挙げて添付図面を参照し
て以下説明する。第2図は本発明の要旨をなすグリッパ
開閉機構の拡大縦断面図であって、図示の中空円筒体2
8は、ステンレス鋼の如き非磁性材料からなる長尺の管
体であって、その一方の開放端部は真空チャンバー30
に連通接続すると共に、他方の閉塞端部は外方に突出し
て水平に延在している。この中空円筒体28の外周には
推力発生部の一部を構成する第1の磁気構体32が移動
可能に配設され、また円筒体内部には駆動軸34を備え
た第1の強磁性体芯36が移動自在に挿通配置されてい
る。この第1の強磁性体芯36は、例えば13Cr系電
磁ステンレスの如き強磁性材料からなる円筒体を基材と
するコアであって、中空円筒体28の内部に軸線方向へ
の移動可能に挿通配置した駆動軸34(後述)に挿通固
定されている。この強磁性体芯36は、第2図および第
3図から判明するように、円筒状コアの外周に所定間隔
で長手方向に断面コ字状の環状溝38を順次凹設するこ
とにより(図では2つ)、3つの大径部36aと2つの
小径部36bとが軸方向に交互に画成されるようになっ
ている。
また第1の強磁性体芯36に対応する第1の磁気構体3
2は、中空円筒体28の外周に軸線方向への移動可能に
挿通配置されている。この磁気構体32は、例えば電磁
軟鉄(320C’)の如き強磁性体を材質とするリング
状ヨーク4oおよびリング状の稀土類磁石42を軸方向
に交互に隣接配置してなり、殊に磁極となるリング状ヨ
ーク40と強磁性体芯36の大径部36aとが、中空円
筒体28を隔てて相互に対応する位置関係に設定されて
いる。従って前記リング状ヨーク40は、大径部36a
の数と同じく3つ設けられている。
このように構成したアクチュエータでは、磁極となるヨ
ーク40と強磁性体芯36の大径部36aとが、第3図
に示すように、全円周に亘って近接的に対応しているた
め、高い密度の磁束を円周方向に関して平均に集束する
ことができる。
従って第1の磁気構体32を中空円筒体28に沿って摺
動移動させることにより、第1の強磁性体芯36(およ
び駆動軸34)に駆動力が付与され、軸線方向への進退
移動が達成されるものである。
次に後述のグリッパ44を開閉する機構につき説明する
。前記駆動軸34は、第2図に示す如く、第1の強磁性
体芯36に挿通固定される中空軸46と、この中空軸4
6の中空部内に所定距離だけ軸方向に進退可能に挿通さ
れたスライド棒48とから構成されている。中空軸46
には軸方向に所定長のスリット50が穿設され、このス
リット50に前記スライド棒48に突設したピン52を
臨ませることにより、該スライド棒48の摺動距離をこ
のスリット50の長さ内に規定している。
なお中空軸46には、中空円筒体28の内周壁に当接し
て摺動するスライド軸受54が配設されている。
またスライド棒48の一方の端部には、雄ねじ形成部4
8aが設けられ、この雄ねじ形成部48aは、図示の第
2の強磁性体芯56に螺切した雌ねじ部にねじ込まれて
いる。そしてこの第2の強磁性体芯56は、第1の磁気
構体32に隣接して中空円筒体28に摺動自在に配設し
た第2の磁気構体58と磁気結合するようになっている
例えば第2の磁気構体58は、電磁軟鉄(820G)の
如き強磁性材料からなるリング状ヨーク6oと、このヨ
ーク60の内周に第4図に示す如き配列で、半径方向に
所定の中心角をなすよう隣接配置した複数個(n個)の
希土類磁石62とから構成される。
なお第2の磁気構体58は、図示のように中空円筒体2
8に摺動自在に挿通したスライド軸受64(これは第1
の磁気構体32も担持している)にその一方を担持され
ると共に、その他方を別のスライド軸受66に担持され
ている。従ってこの第2の磁気構体58は、第1の磁気
構体32と一体的に中空円筒体28の外周に沿って軸方
向に摺動し得ると共に、当該第1の磁気構体32とは独
立して周方向に回転し得るようになっている。なお第2
の磁気構体58の外周には、非磁性材質のスリーブ68
が囲繞配置されている。
次に第2の強磁性体芯56は、例えば13Cr系電磁ス
テンレスの如く強磁性材料からなるコア部材であって、
第4図に示すように、その横断面において周方向に所定
中心角で複数条の凹溝70が軸方向に凹設され、例えば
6極のモータ回転子の形状を呈している。この第2の強
磁性体芯56の中心には、所定直径の雌ねじが軸方向に
螺切され、この雌ねじに前記駆動軸34の一部をなすス
ライド棒48の先端に設けた雄ねじ形成部48aがねじ
込まれている。このとき第2の強磁性体芯56における
複数の突条部は、第2の磁気構体58における複数の希
土類磁石62により磁気結合され、中空円筒体28を隔
てて前記夫々の希土類磁石62に対応して、周方向への
回転を拘束されている。従って第2の磁気構体58を正
逆何れかの周方向に回転させれば、雄ねじ形成部48a
を備えたスライド棒48は、前記ピン52により中空軸
46に対して回動を阻止されつつも、そのねじのピッチ
に応じた微速度で軸方向への進退移動を行なうことが諒
解されよう。
次に前記駆動軸34に取付けられるグリッパ44につき
説明する。この種のグリッパ44は、その他ハンド、フ
ィンガ、ジョー等と称されることがあるが、何れにして
も1対のフィンガを開閉させて物品の把持・解放を行う
ようにした機構を内容とする。第2図および第6図に示
す如く、駆動軸34の一部をなす前記中空軸46の真空
チャンバー30中に臨む一端部には、1対のフィンガ7
2.72を開閉自在に軸支したグリッパ基台74が取付
けられている。例えば基台74上に、図示形状の各フィ
ンガ72が軸ピン76を介して回動可能に枢着され、該
基台74とフィンガ72との間に弾力的に介装した弾性
部材(本例では引張りばね)78によって1両フィンガ
72.72は相互に近接する方向、すなわち閉成方向に
付勢されている。
また両フィンガ72.72の後端部は図示の如く湾曲形
成され、この部分に前記駆a#34の一部をなすスライ
ド棒48の一方の先端部分が臨んでいる。この先端部に
は1対のローラ80,80が枢着されて、第6図のよう
にスライド棒48を中空軸46に対して前進させた場合
に、各ローラ80が対応のフィンガ72の後端部に係合
して1両フィンガ72.72を開放付勢するようになっ
ている。
なお第2図に示すように、スライド棒48を中空軸46
に対して後退させた場合には、各ローラ80による対応
のフィンガ72に対する押圧力が解除されて、両フィン
ガ72.72は引張りばね78の弾力作用下に閉成され
る。従って両フィンガ72.72の間に、例えばシリコ
ンウェハー等のワーク82を介在させれば、該ワーク8
2は確実に把持される。
なお図示のグリッパ44は、両フィンガ72゜72が弾
力作用下に常に閉成する型式のものを示したが、前述し
た弾性部材78の取付は位置を変更したり、圧縮ばねを
使用したりすることにより。
弾力作用下に常に開放する型式のグリッパを採用するこ
とも可能である。
ところで図示のリニアアクチュエータは、そのままの構
成では、グリッパが把持するワークの重量バランスによ
っては、第1の強磁性体芯(および駆動軸)が周方向に
回転してしまう欠点がある。そこでこの回転を有効に阻
止する機構につき、簡単に説明する。中空円筒体28の
外周に配設した前記第1の磁気構体32に隣接して、第
3の磁気構体84が同じく円筒体28に対して摺動自在
に配設しである。この第3の磁気構体84は、電磁軟鉄
(320C)の如き強磁性材料からなるリング状ヨーク
86と、このヨーク86の内周に第5図に示す如き配列
で、半径方向に所定の中心角をなすよう隣接配置した複
数個(n個)の希土類磁石88とから構成される。そし
て前記第1の磁気構体32および第3の磁気構体84の
外周には、アルミニュウムの如き非磁性金属を材質とす
るスリーブ90が共通的に囲繞配置され、夫々ビス92
により固定されている。
なお前記スリーブ90により結合された第1の磁気構体
32および第3の磁気構体84は、図示のように中空円
筒体28の外周に摺動自在に挿通した各スライド軸受6
4.94の夫々に担持されて、該円筒体28の外周を摺
動し得るようになっている。また第3の磁気構体84の
ヨーク86と、第1の磁気構体32のヨーク40との間
には、非磁性材料からなる環状スペーサ96が前記スリ
ーブ90の内方において介装されて、相互に磁気干渉す
るのを防止するようになっている。
次に第3の強磁性体芯98が、前記駆動軸34に同心的
に挿通固定され、前記第3の磁気構体84と磁気結合さ
せである。すなわち第3の強磁性体芯98は、例えば1
3Cr系電磁ステンレスのような強磁性材料からなるコ
ア部材であって、第5図に示すように、その横断面にお
いて周方向に所定中心角で複数条の凹溝100が軸方向
に凹・設され、例えば6極のモータ回転子の形状を呈し
ている。この第3の強磁性体芯98は、中空円筒体28
の内部に配設した前記駆動軸34の一部を構成する中空
軸46に挿通固定され、前記第1の強磁性体芯36に環
状スペーサ102を介して隣接している。このとき第3
の強磁性体芯98における複数の突条部(前記凹溝10
0の形成されていない部位)は、第3の磁気構体84に
おける複数の希土類磁石88により磁気結合され、中空
円筒体28を隔てて前記夫々の希土類磁石88に対応し
て、周方向への回転を拘束されている。従って中空円筒
体28の外周において、第3の磁気構体84を回動させ
ない限り、第3の強磁性体芯98およびこれに固定した
中空軸46は該円筒体28の内部で磁気拘束されて回転
を阻止される。
しかるに第3の磁気構体84は、中空円筒体28の外周
において周方向にも回転し得るよう挿通されているので
、本実施例では更に、この第3の磁気構体84および第
1の磁気構体32を前記円筒体28の外周に沿って直線
的にのみ移動可能とする手段を設けである。例えば第2
図に示すように、中空円筒体28の外方において、これ
と平行に延在する丸棒からなる案内体104が配設され
、前記スリーブ90により共通的に固定した第1および
第3の磁気構体32,84には突出片106が関係的に
固定しである。そして突出片106に凹設した円弧溝1
08を、前記案内体104に摺動自在に係合させること
により、第1および第3の磁気構体32,84を、前記
円筒体28に対し回転不能で、かつ直線的にのみ移動さ
せることができる。
次にこのように構成した本発明に係るリニアアクチュエ
ータのグリッパ開閉機構の作用につき説明する。既に述
べた如く第1の磁気構体32は、中空円筒体28の外周
に沿って軸方向に摺動可能であり、この磁気構体32は
中空軸46に挿通固定した第1の強磁性体芯36との間
で磁気結合がなされている。従って当該第1の磁気構体
32を進退移動させることにより、駆動軸34の一部を
構成する中空軸46もこれに伴って軸方向に進退移動し
、アクチュエータとしての本来の機能を発揮する。
このように第1の磁気構体32によって、駆動軸34の
一部を構成する中空軸46を大きく移動させ、真空チャ
ンバー30内でグリッパ44の大まかな位置決めを行な
う。その後に前記第2の磁気構体58゛を、中空円筒体
28の周りにおいて所要方向に回転させる。このときス
ライド棒48は中空軸46に挿通され、スリット50中
に臨ませたピン52により回転を阻止されているから、
前記雄ねじ形成部48aと第2の強磁性体芯56に螺切
した雌ねじとのねし作用下に、スライド捧48は中空軸
46に対し緩徐に微動前進または微動後退する。
前述の如く、グリッパ44における両フィンガー72.
72の後端部には、スライド捧48の一方の先端部分が
臨んでいるから、第6図のように前記スライド捧48を
微動前進させれば、各ローラ80が対応のフィンガ72
の後端部に係合して、両フィンガ72.72を付勢して
開放させる。すなわち中空円筒体28の外部から非接触
で、ワーク82に対する把持を解くことができる。また
第2区に示す如く、スライド捧48を中空軸46に対し
て後退させれば、各ローラ80による対応のフィンガ7
2に対する押圧力が解除される。このため両フィンガ7
2.72は、引張りばね78の弾力作用下に閉成して、
ワーク82を確実に把持することができる。
発明の効果 このように本発明によれば、ワークを把持したグリッパ
を軸方向に直線的に進退移動させるようにしたリニアア
クチュエータにおいて、外部から非接触でグリッパを構
成するフィンガの開閉を行うことができ、従って真空チ
ャンバー等の密閉空間中で、グリッパによるワーク把持
および解放を高真空状態を損うことなく好適に実施し得
るものである。また構成が簡単なので、製造コストを低
廉になし得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は真空チャンバーにリニアアクチュエータを設け
た例の概略縦断面図、第2図は本発明に係るリニアアク
チュエータのグリッパ開閉機構の縦断面図、第3図は第
2図のm−m綿様断面図、第4図は第2図のIV−IV
線線断断面図第5図は第2図の■−v線横線面断面図6
図はグリッパにおけるフィンガを開放した状態を示す説
明図である。 28・・・中空円筒体  32・・・第1の磁気構体3
4・・・駆動軸    36・・・第1の強磁性体芯3
6a・大径部    36b・小径部40・・・ヨーク
     42・・・磁石46・・・中空軸     
48・・・スライド捧58・・・第2の磁気構体60・
・・ヨーク62・・・磁石     56・・・第2の
強磁性体芯特許出願人   日本フィシチック機器株式
会社FIG、1 1L FIG 6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性材質の中空円筒体の内部に中空軸を軸方向
    への移動自在に同心配置し、 第1の強磁性体芯を前記中空軸に同心的に挿通固定し、 第1の磁気構体を前記中空円筒体の外周に摺動自在に配
    設して、この第1の磁気構体の軸方向移動により、これ
    と磁気結合している前記第1の強磁性体芯を軸方向に移
    動させ得るよう構成したリニアアクチュエータにおいて
    、 第2の磁気構体を、前記第1の磁気構体と共に一体的に
    摺動可能で、かつ中空円筒体の外周に独立的に回転自在
    に配設し、 第2の強磁性体芯を中空円筒体の内部において、前記中
    空軸に摺動可能でかつ回転不能に挿通したスライド棒に
    回転自在にねじ込んで前記第2の磁気構体と磁気結合さ
    せ、 前記中空軸の一端部に、1対のフィンガを開閉自在に軸
    支したグリッパ基台を取付けると共に、前記スライド棒
    を中空軸に対し進退移動させてフィンガを付勢すること
    により、当該フィンガの開閉を行う ことを特徴とするリニアアクチュエータのグリッパ開閉
    機構。
  2. (2)第1の強磁性体芯は、所定間隔で大径部と小径部
    とを交互に画成してなり、また第1の磁気構体は、強磁
    性材質のリング状ヨークと磁石とを交互に隣接配置して
    なり、前記大径部は中空円筒体を挟んでリング状ヨーク
    に対応すると共に、小径部は該円筒体を挟んで磁石に対
    応するよう配設される特許請求の範囲第1項記載のリニ
    アアクチュエータのグリッパ開閉機構。
  3. (3)第2の強磁性体芯は、周方向に所定中心角で複数
    条の凹溝を長手方向に凹設してなり、また第2の磁気構
    体は、強磁性材質の別のリング状ヨークの内周に複数個
    の磁石を半径方向に所定中心角で配置してなる特許請求
    の範囲第1項記載のリニアアクチュエータのグリッパ開
    閉機構。
  4. (4)グリッパ基台に開閉自在に軸支した1対のフィン
    ガは、弾性部材により常時閉成または常時開放する方向
    に弾力付勢され、前記中空軸に対しスライド棒を関係的
    に移動させることにより、弾性部材の弾力に抗して当該
    フィンガの開放または閉成を行うことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のリニアアクチュエータのグリッ
    パ開閉機構。
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CN112720403A (zh) * 2020-12-21 2021-04-30 国核电站运行服务技术有限公司 一种用于水下异物的抓取装置

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