JPS6244189A - γ−ブチロベタインの製造方法 - Google Patents

γ−ブチロベタインの製造方法

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JPS6244189A
JPS6244189A JP18537585A JP18537585A JPS6244189A JP S6244189 A JPS6244189 A JP S6244189A JP 18537585 A JP18537585 A JP 18537585A JP 18537585 A JP18537585 A JP 18537585A JP S6244189 A JPS6244189 A JP S6244189A
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JP
Japan
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genus
spp
butyrobetaine
crotonobetaine
carnitine
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Pending
Application number
JP18537585A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kawamura
河村 昌男
Seiichi Akutsu
安久津 成一
Hirosuke Fukuda
福田 博介
Hiroyuki Hata
啓之 畑
Tsuyoshi Morishita
森下 剛志
Kenji Kano
叶 健児
Hirokuni Nishimori
弘訓 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Seitetsu Kagaku Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は、DL−カルニチンあるいはクロトノベタイン
存在下で微生物を培養することにより、DL−カルニチ
ンあるいは、クロトノベタインからr−ブチロベタイン
を生産する方法に関する。
(産業上の利用分野)(従来の技術) γ−ブチロベタイン(N−トリメチル−γ−アミノ酪1
’t2)は、消化管の機能低下の見られる胃アトニー、
慢性胃炎、低・無酸症、慢性便秘、その他、副交感神経
の緊張の低下した諸疾、tの治療薬である塩化カルプロ
ニウムの原料として用いられる有用な物質である。
従来知られているγ−ブチロベタインの製造法としては
、例えば以下のものがある。
(1)  γ−アミノ酪酸をメチル化する方法。
(G、 Lindstedt et at、  ジャー
ナルオプパイオロジカルケミストリ−(J、 Biol
、 Chem、〕(L(2)  クロトノベタインを接
触還元する方法。
(檜垣編、医薬品合成マニーアル、第1巻。
P179.  シーエムシー、  1979年)しかし
ながら、(1)は高価なメチル化剤、例えばヨウ化メチ
ル、ジメチル硫酸等を使用すること、また一般的に収率
が低いこと等の欠点を有する。
(2)は、水素存在下の加圧反応であるため有利な一工
業的製造法とはいえない。その他γ−ブチロベタインの
製造法について種々の報告があるが、いずれもそれを安
価に提供する方法とはいえず、工□業的に有利にγ−ブ
チロベタインを製造する方法はまだ知られていない。
〔発明の構成〕
そこで本発明者らは、エピクロルヒドリンより安価に製
造できるDL−カルニチン、あるいはり0)ノペタイン
に着目し、γ−ブチロベタインの新規製造法の開発を目
的とし、鋭意検討を行なった結果、DL−、カルニチン
、あるいはクロトノベタイン存在下で、微生物を培饗す
ることにより、γ−ブチロベタインを生産しうろことを
見い出した0 本発明は安価に、効率的にγ−ブチロベタインを工業的
な規模で製造する新規な方法を提供するものである。
本発明において、DL−カルニチンあるいはクロトノベ
タインより、γ−ブナロペタインを生産せしめる能力を
有する微生物としては、例えばエシェリヒア コIJ 
 I F O3301,エンテロバクタ−クロアカニ 
I F 03320.クレブシエラ二! −%ニア x
  I F O351λエアロバクタークロアカニ I
AM1134. エルビニア アロイデアエ IFO1
2380,セラチア マルセセンスIFO3736,プ
ロテウス ブルガリス IF03851、サルモネラ 
チフイムリウム IFO12529゜ブルカリゲネス 
7アエカリス ATCC8750,7ラボパクテリウム
 ニステロアロマティカムIFO3751,アクロモバ
クタ−パルプラスIF013181.バシラス ス7ア
エリカム IFO3526、アグロバクテリウム ラジ
オバクターIFO12664,アゾトバクタ−ビネラン
ディIFO12018,ミクロコツカス ロゼウス I
F03768、  コリネバクテリウム ラサユ IF
O12161゜スタフィロコツカス オーレウス IF
O3Q60゜シュードモナス マルギナリス IFO3
925,アルスロバクタ−シyグレックス IFO12
069゜プレピバクテリクム リネンス IFO121
41,セルロモナス 7ラビゲナ IFO3748,ハ
フニアアルベイ IFO3731,アセトバクター オ
ルレアネンス IFO3259,クロモバクテリウムイ
オディナム IF03558. キサントモナス キャ
ンペストリス IFO13303,ビブリオ パラノ1
エモリティカス IFO12711,エアロモナス /
1イドロフィラ IF012978.  プロタミノバ
クタ−アルボフラバス IFO3707,アシネトバク
タ−カルコアセティカス IFO13006,シトロバ
クタ−インターメゾウス IFO13544゜バクテリ
ウム グラシル IFO3231,クロストリジウム 
ブチリカム IFO3858,リゾビウムジャポニカム
 IF013338.  グルコノバクタ−セリナス 
IFO3264,ストレプトコツ力スファエ力リス I
F03128.ペディオコッカスペントサシウス IF
O3893,ロイコノストック メセンテロイデス r
FO3426,ラクトパシラス アシドフィラス IF
O3205,プロピオニバクテリウム テクニカム I
F012428.エアロコアカス ビリダンス IFO
12317,マイコバクテリウム アビウム IF03
08λノカルディア アステロイグス IFO3423
,ストレプトマイセス アルプス IFO13014,
等がある。
本発明に用いられる培地は、DL−カルニチンあるいは
、クロトノベタインを含むほかは炭素源二窒素源:無機
イオン等を含有する通常の培地である。
ただし、DL−カルニチンあるいは、クロトノベタイン
は、あらかじめ培地中に含有させる必要はなく、培養の
いずれかの時期に一度にあるいは分割して添加してもよ
い。
更にビタミン・アミノ酸等の有機微量栄養素を添加する
ど望ましい結果が得られる場合が多い0炭素源としては
、グルコース等の炭水化物、酢酸等の有機酸、アルコー
ル類、その他が使用できる。
中素源としては、アンモニウム塩、ペプトン。
酵母エキス、コーンステイープリカー等を用いることが
できる。
無機イオンとしては、マグネシウムイオン、燐1■イオ
ン、カリウムイオン、その他が必要VC応じ適宜使用で
きる。
更に喝気金件下での培養時には、シー−クロース、マル
トース、ガラクトース、 f I) セo −A/。
乳酸等を1”!、(加すると、反応収率が向上すること
が多い0 培養シζ適した温度は通常は、15〜60℃、好適には
25〜40℃とするのがよい。
培地の初発pHは3〜9.好適には5〜8がよい結果を
与える。
通常1〜10日間の培養を行なえば望ましい結果が得ら
れる。
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するO 実施例1 表−1に記した微生物を0.3% KH2PO4,0,
7Y;に2HP04. 0.1%(N1(4) 2S0
4 、0.01%MgSO4・7H20,0,5に酵母
エキス、0.5%ポリペプトン、0.5%クロトノベタ
イア、pH7,0の組成の培地20rnlに殖菌した後
、密伶し温度30℃で嫌気的に72時間培・妻した。
培養終了後、培養液上清に含まれるγ−ブチロベタイン
を高速液体クロマトグラフィーを用いて定量した。結果
を表−1に示す。
表−1 実施例2 0.5%クロトノベタインを、0.5%IJL−カルニ
チンに代えた以外は、実施例1に示したと同様の組成の
培地、方法で表−2に属する微生物を培養した。結果を
表−2に示す。
表  −2 実施例3 グロテウス ミテビリス ATCC12453を、0、
3%KH2PO4、0,7%に2HPO4,0,1%(
NH4)2SO4、0,01% 八1gSO4−7H2
O、0,5%酵母エキス、0.5%ポリペブト/+29
(クロトノベタインに、表−3に示す化合物を0.2%
加えた組成の培地20ed(pH7,0)に植菌した後
、密栓し% !Jr’lL L 30℃で嫌気的に48
時間培養した。培オ終了後、培養液上清に含まれるγ−
ブチロベタイン、クロトノベタインを高速液体クロマト
グラフィーで定量した。結果を表−3に示す。
表  −3 (発明の効果) DL−カルニチンあるいは、クロトノベタイン存在下で
微生物を培養することにより、DL−カルニチンあるい
は、クロトノベタインからγ−ブチロベタインを生産す
る本発明は、従来から知られている方法、例えばr−ア
ミノ酪酸をメチル化する方法、あるいはクロトノベタイ
ンを接触還元する方法等に比べて安価に効率的にγ−ブ
チロベタインを工業的規模で製造する方法を提供する。
このことは消化器系疾患の治療薬である塩化カルプロニ
ウムの原料を安価例提供できることを意味し、医薬品製
造業界に大いに寄与するものである0 出願人  製鉄化学工業株式会社 代表者増田裕治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)DL−カルニチンあるいは、クロトノベタイン存
    在下に微生物を培養することにより、DL−カルニチン
    あるいは、クロトノベタインからγ−ブチロベタインを
    生産することを特徴とするγーブチロベタインの製造方
    法。 (2)微生物が、エシエリヒア(Escherichi
    a)属、エンテロバクター(Enterobacter
    )属、クレブシエラ(Klebsiella)属、エア
    ロバクター(Aerobacter)属、エルビニア(
    Erwinia)属、セラチア(Serratia)属
    、プロテウス(Proteus)属、サルモネラ(Sa
    lmonella)属、アルカリゲネス(Alcali
    genes)属、フラボバクテリウム(Flavoba
    cterium)属、アクロモバクター(Achrom
    obacter)属、バシラス(Bacillus)属
    、アグロバクテリウム(Agrobacterium)
    属、アゾトバクター(Azotobacter)属、ミ
    クロコッカス(Micrococcus)属、コリネバ
    クテリウム(Coryne−bacterium)属、
    スタフィロコッカス(Staphylo−coccus
    )属、シュードモナス(Pseudomonas)属、
    アルスロバクター(Arthrobacter)属、ブ
    レビバクテリウム(Brevibacterium)属
    、セルロモナス(Cellulomonas)属、ハフ
    ニア(Hafnia)属、アセトバクター(Aceto
    bacter)属、クロモバクテリウム(Chromo
    bacterium)属、キサントモナス(Xanth
    omonas)属、ビブリオ(Vibrio)属、エア
    ロモナス(Aeromonas)属、プロタミノバクタ
    ー(Protaminobacter)属、アシネトバ
    クター(Acinetobacter)属、シトロバク
    ター(Citrobacter)属、バクテリウム(B
    acterium)属、クロストリジウム(Clost
    ridium)属、リゾビウム(Rhizobium)
    属、グルコノバクター(Gluconobacter)
    属、ストレプトコッカス(Streptococcus
    )属、ペディオコッカス(Pedio−coccus)
    属、ロイコノストック(Leuconostoc)属、
    ラクトバシラス(Lactobacillus)属、プ
    ロピオニバクテリウム(Propionibacter
    ium)属、エアロコッカス(Aerococcus)
    属、マイコバクテリウム(Mycobacterium
    )属、ノカルディア(Nocardia)属、ストレプ
    トマイセス(Strepto−myces)属よりなる
    群より選ばれた属に属する少なくとも一種の微生物であ
    る特許請求の範囲(1)記載の方法。 (3)微生物の培養を嫌気条件下で行ない、シュークロ
    ーズ、マルトース、ガラクトース、グリセロール、乳酸
    、等の炭素源を添加する 特許請求の範囲 (1)記載の方法。
JP18537585A 1985-08-22 1985-08-22 γ−ブチロベタインの製造方法 Pending JPS6244189A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050251A (ja) * 2007-05-14 2009-03-12 Sumitomo Chemical Co Ltd 乳酸の製造方法
CN107118976A (zh) * 2017-03-31 2017-09-01 浙江工业大学 阴沟肠杆菌及其应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009050251A (ja) * 2007-05-14 2009-03-12 Sumitomo Chemical Co Ltd 乳酸の製造方法
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