JPS62118899A - L−カルニチンの製造方法 - Google Patents

L−カルニチンの製造方法

Info

Publication number
JPS62118899A
JPS62118899A JP26069185A JP26069185A JPS62118899A JP S62118899 A JPS62118899 A JP S62118899A JP 26069185 A JP26069185 A JP 26069185A JP 26069185 A JP26069185 A JP 26069185A JP S62118899 A JPS62118899 A JP S62118899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
genus
carnitine
formula
microorganism
spp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26069185A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kawamura
河村 昌男
Seiichi Akutsu
安久津 成一
Hirosuke Fukuda
福田 博介
Hiroyuki Hata
啓之 畑
Tsuyoshi Morishita
森下 剛志
Kenji Kano
叶 健児
Hirokuni Nishimori
弘訓 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Seitetsu Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seitetsu Kagaku Co Ltd filed Critical Seitetsu Kagaku Co Ltd
Priority to JP26069185A priority Critical patent/JPS62118899A/ja
Publication of JPS62118899A publication Critical patent/JPS62118899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は心血管系での急性ならびに慢性の心筋虚血、狭
心症、心臓性の不整脈又は、心不全の治療薬として最近
、その効果が認められるよう疋なってきたし一力ルニチ
ンの製造方法に関する。
カルニチン(β−ヒドロキシ−γ−トリメチルーアミノ
酪酸)には0体及びL体の2種類の立体異性体が存在す
ることはよく知られている。
L・−カルニチンは、通常生体内に存在し、活性化した
長鎖の遊離脂肪酸をミトコンドリア膜から通過させるキ
ャリアーとしての働きを有する。
カルニチンは左旋性のL−カルニチンのみが天然物の形
態であるにもかかわらず、ラセミ体のカルニチンが食欲
増進剤などに用いられてきた。
しかし最近、前記心血管系疾患等いくつかの治療学的使
用に対しては、L−カルニチンのみを使用する方が効果
的であることが明らかにされ、その重要性に対する関心
が高まりつつある。
(従来の技術) 光学活性り一カル二チンの製法としては、例えば下記の
方法が知られている。
(1)化学的な合成法によって得られたラセミ体のカル
ニチンを光学分割する方法。その光学分割°の方法は、
前駆体であるDL−カルニチンニトリルにN−アセチル
−D−グルタミン酸又は、N−アセチル−し−グルタミ
ン酸を分割剤として加え塩を生成させ、溶解度の差を利
用して分割し、次いでこれを加水分解して、L−及びD
−カルニチンクロライドとなし、それからL−及びD−
カルニチンを得る方法。(特公昭43−8248)(2
) ’ 3−デヒドロカルニチンを微生物の酵素(カル
ニチンデヒドロゲナーゼ)の作用で不斉還元して、L−
カルニチンを得る方法。
(米国特許第4,221,869号) (3)  γ−ブチロベタインに微生物の酵素(ヒドロ
キシラーゼ)を反応させることにより、L−カルニチン
を製造する方法。(特開昭57−39791 )(特開
昭59−183694.特開昭59−192095゜特
開昭6O−137295) (5)DL−アシルカルニチンを電気ウナギ由来のコリ
ンエステラーゼあるいは、馬血清由来のブチリルコリン
エステラーゼの作用で立体特異的に加水分解して、L−
カルニチンを得る方法。
LエリッAP、ドロプシーら、バイオテクノロジー ア
ンド バイオエンジニアリング(Er1c P。
Dropsy et al、+ Biotech 、 
& Bioeng、 )第26巻。
911−915頁、1984年〕 (6)  ジエチル−3−ヒドロキシグルタレートを微
生物の酵素の作用で立体特異的に加水分解して、(S)
−二チルハイドロジエンー3−ハイドロキシグルタレー
トを得、これを(R)−4−アミノ−3−ハイドロキシ
酪酸とした後、メチル化剤でメチル化し、L−カルニチ
ンとする方法。
〔アラパムダ、S、ゴパランら、テトラヘドロンレター
ズ(Aravamudan S、 Gopalan e
t al、。
Tetrahedron Iett、 )第25巻、 
5235−5238頁、1984年〕などがある。
(発明が解決しようとする問題点) (1)は光学分割法によるし一力ル二チンの製造法とし
て代表的であるが、しかし光学分割剤として用いるN−
アセチル−D−グルタミン酸が高価であり、操作も複雑
で収率が悪い。
(2)は、原料の3−デヒドロカルニチンが不安定で取
扱いが困難な上、補酵素として高価なNADHあるいは
NADを必要とする。
(3)は、カタラーゼ、2−オキソゲルタール酸。
アスコルビン酸等の副原料を必要とし、その上原料のγ
−ブチロベタインが高価なため、L−カルニチンを経済
的に製造するには好適な方法とはいえない。
(4)は、反応混合物中に残存する未反応のクロトノベ
タインと目的物であるし一カルニチンの分離が困難であ
る。
(5)は、加水分解反応に用いる酵素が手に入シ難く、
又高価につくため、好適な方法とはいえなへ(6)は、
工程が長く複雑であるため、収率が悪い。
以上述べたように、上記の方法はいずれも工程的に又コ
スト的にみて、L−力ル二チンの工業的製造法としては
有利な方法とはいえない。
(問題を解決するための手段) そこで本発明者らは、エピクロルヒドリンより安価に製
造できる一般式、 (式中Xはアルキル基、アルケニル基、又は芳を 香族炭化水素を示し、骨部は不斎炭素原子を示す。)で
表される DL−カルニチン誘導体及び/又はその塩を
原料として用いることに着目し、それからし−カルニチ
ンを得る方法について鋭意検討を行なった。
その結果、式[Alで表されるDL−カルニチン誘導体
及び/又4その塩に、特定の微生物あるいは該微生物よ
り得られた酵素を作用させると、L体のエステルのみが
、立体特異的に加水分解してL−カルニチンを与え、D
体は何らの作用も受けずにそのま\反応液中にエステル
の形で残存するという興味ある事実を発見し本発明に至
った。
L−カルニチンの定量は、カルニチン(D−及び/又は
L−カルニチン)中のし一カルニチンのみを選択的に酵
素で定量するり、 J、ピアソンらの酵2法、【メソッ
ドインエンチモロジ−(D、J。
Perrson et al、、 Methods i
n Enzymo+、 )第14巻、612頁、196
9年1で行なった。
又、未反応の原料即ち式(Alで表される化合物とカル
ニチン(D−及び/又はL−カルニチン5の合計量)は
、J、S、ヘイズらの高速液体クロマトグラフィー法(
HPLC法)Cアナリテイカキミカアクタ(J、 S、
 Hayes et at、、 Analytica 
ChimicaActa、 )第80巻、361頁、1
975年1の変法で定量した。
上記2法を組み合わせることにより、反応生成物の全量
をも、又その中のし一力ルニチンのみをも定量すること
が可能である。
前記のL体のエステルのみに作用して立体特異的に加水
分解する能力のある微生物としては、例えば、 エシェリヒア コリ (IFO3301)エンテロバク
タ−クロアカニ (IFO3320)プロテウスミラビ
リス(ATCC12453)サルモネラチフイムリウム
 (IFO12529)セ9+7−rルセ、セyx (
IFO3736)シトロバクタ−インターメゾウス (
IFO13539)クレブシエラニューモニアエ(IF
O3512)7ラボパクテリウムエステロアロマテイカ
ム(IFO3751)ミクロコツカス7ラプス (IF
O3242)コリネパクテリウムファシ→ンス(IAM
1079)パシラスス7アエリヵス(IFO3,528
)シュードモナスコンペクサ(■Fo3757)プレビ
バクテリウムリネンス(IFO12141)ハフニアア
ルヘイ(IFO3731) バクテリウムグラシル(IFO3231)ムコールジャ
バニカス(IFO4570)リゾブスオリザエ(IFO
4744) アスペルギルスニガー(IFO6661)ノエロスボラ
クラッサ(IF06068)7ザ’J ウム7ラニ(I
FO5232)などがある。
微生物の培地は使用する菌株により、多少異なるが、一
般的には炭素源、窒素源、無機イオンなどを含有する通
常の培地を用いることができる。
炭素源としてはグルコース、サッカロースなどの炭水化
物、フマル酸、酢酸などの有機酸、メタノール、エタノ
ールなどアルコール類、その他、窒素源としては硫酸ア
ンモニウム、塩化アンモニウムなどのアンモニウム塩、
ペプトン、酵母エキス。
コーンステイープリカー、その他、無機塩類としては硫
酸マグネシウム、リン酸−水素カリウム。
リン酸二水素カリウム、硫酸第一鉄、塩化マンガン、塩
化ニッケル、硫酸コバルトなどが使用できる。
又、培地に予めDL−カルニチンあるいは式(A)で表
される化合物を添加して菌の培養を行なうと、得られる
菌体の立体特異的な加水分解能即ち、L−カルニチンを
産生ずる能力を高めることができる。
この培地に菌を接種し、好気的あるいは嫌気的条件で培
養する。培養に適した温度は通常15〜60℃であるが
好ましくは25〜40゛Cであり、培地の初発pI(は
通常3〜9、好ましくは5〜8の範凹である0 培養は通常1〜10日間行なう。
上述の条件で得られた培養液にそのま\原料の式[A)
で表される化合物を添加するか、あるいは培養液から遠
心分離などの通常の方法により取出した菌体を式〔A〕
で表される化合物を含む水溶液て添加することによって
加水分解を行なう。
この時、式CA)の化合物を分割して添加すると良好な
結果が得られる   +  − 加水分解は反応温度、通常10〜60’C,好ましくは
25〜40℃、pH1通常2〜10.好ましくは5〜7
で行なう。反応は、静置又は攪拌下に8時間〜4日間行
なう0 立体特異的に加水分解を受けた式(A〕で表される化合
物中のし一体から生成したし一力ルニテンは反応系内に
蓄積される。
上述の加水分解反応てよって得られたし一力ルニチンを
反応液から分離するには (1)  イオン交換樹脂を用いて直接り一カル二チン
を分取する方法・ (エリツク、P、ドロプシーら、バ
イオテクノロジーアンドノ(イオエンジニアリング(E
r1c P、 Dropsy et al、、 Bio
tech、 &Bioengineering、 ) 
 第26巻、911−915頁、1984年J (2)  あるいは予め未反応の式[A)の化合物をn
−プロパツール、イソプロノくメールなどの溶媒で抽出
、除去 〔バイオキミカ バイオフイジカ アクタ(Bioch
im、 Biophys、 Acta、 )  280
 422−433 *1972年1 しお後で上述のイオン交換樹脂法によりL−カルニチ/
を分取する方法。
などによって単離する。
前記の反応の酵素源としては、微生物の菌体そのものを
用いているが、この他に菌体より公知の処理方法により
得られた菌体処理物、例えば無細胞抽出液、アセトンパ
ウダーやドライセルあるいは界面活性剤処理した菌体を
用いたり、固定化菌体あるいは固定化酵素も有効である
固定化に用いる担体としては、カラギーナン。
アルギン酸、寒天、コラーゲン、ゼラチン、ペクチン、
などの天然化合物あるいは、ポリアクリルアミド、ポリ
アクリル酸、エチレンアクリル酸共重合体、光架橋性樹
脂などの合成高分子をも利用できる。
又、予め培地中に式〔A〕の化合物を含ませておき、前
記の微生物を培養しながら加水分解反応を行なうことも
可能である。即ち、微生物の培養に必要な前記の炭素源
、窒素源、無機イオンなどの栄養素を含有する培地に式
(A)で表される化合物を加え、前記の培養条件で好気
的あるいは嫌気的に培養を行なえば、菌の増殖と同時に
加水分解反応が起こり目的物であるし一カルニチンが培
地中に蓄積される。
生成したし一力ル二チンを培養液から分離するには、前
述の方法と同様にして行なう。
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。なお
生成したし一力ル二チンの、定量は前述のとおり、D、
J、  ピアソンらの酵素法により行なった0 実施例1゜ KH2PO40,3%、 K2HPO40,7%、 (
NH4)2SO40,1π、ペプトン0.5%、酵母エ
キス0.5%から成る液体培地(pH7)に予めDL−
カルニチン堪酸塩を0.3%加え、全体を5−にして第
1表に示す菌を1白金耳量接種した。
30℃で2日間振とう培養(100r、p、ITL) 
した後、得られた培養液を遠心分離し菌体を得た。
得られた菌体を5−の生理食塩水で洗浄後、DL−カル
ニチンと酢酸クロリドから常法により合成した DL−
アセチルカルニチン塩酸塩 1%(42mM)  を含
む0.1 Mリン酸緩衝液(pf(7)1−に添加し、
30℃で18時間振とう(100r、p、m、)するこ
とにより加水分解反応を行なった。得られた反応液は8
0℃で5分間加熱処理を行ない、遠心分離により菌体を
取り除いて、D、 J。
ピアソンらの酵素法で生成したし一力ルニチンの定量を
行なった。L−カルニチン生成量を第1表に示した。
第   1   表 実施例2 第1表の中からシトロバクタ−インターメゾウス(IF
O13539)を選び、培養条件は実施例1゜と同様に
して100倍のスケールで培養を行ない、々置換した式
[A)で表される化合物20mMを含む0.1 M リ
ン酸緩衝液(pH7)中にそれぞれ10η湿菌体/7!
となるように添加し、30’Cで18時間振とうして反
応を行なった。各々の場合のし一カルニチン生成量を第
2表に示した。
第   2   表 実施例3゜ シトロバクタ−インターメゾウス(IFO13539)
をKH2PO40,3%、 K2HPO40,7%、 
(NH4)2So40.1%、ペプトン 0.5%、酵
母エキス 0.5%。
原料のDL−アセチルカルニチン塩酸塩1%(42mM
)からなる液体培地(p)17)20−に接種し、30
℃で2日間、嫌気的に培養し、菌の増殖と同時にDL−
アセチルカルニチン塩酸塩の加水分解反応を行なった。
得られた培養液を80℃で5分間加熱処理を行なった後
、遠心分離により菌体を取り除き、前述のり、J、  
ピアソンらの酵素法及びJ、 S、 ヘイズらのH″P
LC法により分析した。
酵素法では、17mMのし一カルニチンが定量され、一
方HPLC法では、17mMのカルニチン。
21mMのアセチルカルニチン、及び2mMのクロトノ
ベタインが定量された。
実施例4゜ エシェリヒア コリ(IF03301)を、KH2PO
40,3%、 K2HPO40,791; 、  (N
H4)2SO40,I X *ペプトン0.5 ’X 
、酵母エキス0.5%、DL−アセチルカルニチン0.
1%からなる液体培地(pH7)20−に接種し、30
℃で1日間好気的に前培養を行なった。本培養は、こう
して得られた前培養液全量を、前培養液と同様の組成の
培地21に接種し、30℃で2日間嫌気的に行なった。
こうして得られた本培養液から遠心分離により、1.9
Fの湿菌体を得ることができた。1.9Fの湿菌体をD
L−アセチルカルニチン塩酸塩3%(126mM)を含
む20mMリン酸緩衝液(pH7)500−中に添加し
、30℃、96時間、静置することにより反応を行なっ
た。
得られた反応液中には、56mMのし一カルニチンが含
まれていた。
反応液から遠心分離により菌体を取り除いた後、減圧濃
縮して100−とじ、前述のイオン交換樹脂を用いる方
法によって、未反応のアセチルカルニチン画分とL−カ
ルニチン画分に分離した。
得られたし一カルニチン画分を陽イオン交換樹脂を用い
て脱塩後、減圧濃縮し、エタノール−アセトンでL−カ
ルニチンを沈殿させた。
得られたL−カルニチンの収量は、2.97であシ、又
このものの比旋光度は〔α] 25= −29,5°士
0.2°(C=0.967水)であった。。
(発明の効果) L−カルニチンを合成するには、原料として、安価なエ
ピクロルヒドリンから得られるDL−カルニチンを用い
るのが最も経済的に有利である。
しかし従来から行なわれているラセミ体のカルニチンを
0体と5体に分割して目的物の5体を得るためには、光
学分割剤を加えて塩を生成させ、その塩を溶解度の差を
利用して分割し、さらにそれを加水分解して、L−カル
ニチンを得なければならない。この方法では原料には安
価なりI/−カルニチンを用いるが、分割に高価な光学
分割剤を使用しなければならず、又煩雑な操作を必要と
する。
又前述したようにエリツク、P、ドロブシーらがDL−
アシルカルニチンを電気ウナギから得たコリンエステラ
ーゼあるいは馬血清中のブチリルエステラーゼを用いて
立体特異的に加水分解してL−力ルニチンを得る方法を
明らかにしている。
しかしながら電気ウナギのコリンエステラーゼあるいは
馬血清のブチリルコリンエステラーゼを大量にかつ安定
的に入手することは非常に困難で又高価である。
本発明の方法においては、公知の微生物を用いて原料の
DL−カルニチン誘導体を立体特異的に加水分解して、
一段で目的物のし一カルニチンを産生ずることができ、
又微生物の培養も通常の方法によって好気的あるいは嫌
気的条件下で容易に行なうことができる。
立体特異的な加水分解は、菌体あるいはその処理物を原
料のDL−カルニチン誘導体に添加して行なわせても、
又菌の培養時に原料を培地に添加して菌の増殖と同時に
行なわせてもよい。又反応混合物からのし一カルニチン
の分離もイオン交換樹脂法による常法で行なうことがで
きる。
以上述べたように本発明は、従来行なわれているように
高価な光学分割剤や入手し難い酵素を用いたり、あるい
は煩雑な操作を行なう必要がなく、簡単な操作で容易に
安価なし一カルニチンを工業的規模で実施できる新規な
方法を提供するものである。
出願人  製鉄化学工業株式会社 代表者 増 1)裕 治

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼〔A〕 (式中Xはアルキル基、アルケニル基、又は芳香族炭化
    水素基を示し、*印は不斉炭素原子を示す。)で表され
    るDL−カルニチン誘導体及び/又はその塩に、微生物
    又は、該微生物より得られた酵素を作用させて立体特異
    的に加水分解することを特徴とするL−カルニチンの製
    造方法。
  2. (2)微生物がエシエリヒア(Escherichia
    )属、エンテロバクター(Enterobacter)
    属、プロテウス(Proteus)属、サルモネラ(S
    almonella)属、セラチア(Serratia
    )属、シトロバクター(Citrobacter)属、
    クレブシエラ(Klebsiella)属、フラボバク
    テリウム(Flavobacterium)属、ミクロ
    コッカス(Micrococcus)属、コリネバクテ
    リウム(Corynebacterium)属、バシラ
    ス(Bacillus)属、シユードモナス(Pseu
    domonas)属、ブレビバクテリウム(Brevi
    bacterium)属、ハフニア(Hafnia)属
    、バクテリウム(Bacterium)属、ムコール(
    Mucor)属、リゾプス(Rhzopus)属、アス
    ペルギルス(Aspergillus)属、ノエロスポ
    ラ(Neurospora)属、フザリウム(Fusa
    rium)属よりなる群より選ばれた属に属する少なく
    とも一種である特許請求の範囲(1)記載の方法。
JP26069185A 1985-11-19 1985-11-19 L−カルニチンの製造方法 Pending JPS62118899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26069185A JPS62118899A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 L−カルニチンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26069185A JPS62118899A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 L−カルニチンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62118899A true JPS62118899A (ja) 1987-05-30

Family

ID=17351433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26069185A Pending JPS62118899A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 L−カルニチンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62118899A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4912042A (en) * 1989-08-17 1990-03-27 Eastman Kodak Company Preparation of D-malic acid or derivative
ES2220219A1 (es) * 2003-05-23 2004-12-01 Universidad De Murcia Procedimiento para la produccion de l-carnitina a partir de crotonobetaina, d-carnitina, sus sales y derivados, mediante celulas permeabilizadas de proteus sp. o escherichia coli.
WO2007007987A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-18 Cj Cheiljedang Corp. A microorganism of enterobacteriacae genus haboring genes associated with l-carintine biosynthesis and method of producing l-carnitine using the microorganism

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4912042A (en) * 1989-08-17 1990-03-27 Eastman Kodak Company Preparation of D-malic acid or derivative
ES2220219A1 (es) * 2003-05-23 2004-12-01 Universidad De Murcia Procedimiento para la produccion de l-carnitina a partir de crotonobetaina, d-carnitina, sus sales y derivados, mediante celulas permeabilizadas de proteus sp. o escherichia coli.
WO2004104207A1 (es) * 2003-05-23 2004-12-02 Universidad De Murcia Procedimiento para la producción de l-carnitina a partir de crotonobetaína, d-carnitina, sus sales y derivados, mediante células permeabilizadas de proteus sp. o escherichia coli
WO2007007987A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-18 Cj Cheiljedang Corp. A microorganism of enterobacteriacae genus haboring genes associated with l-carintine biosynthesis and method of producing l-carnitine using the microorganism
KR100713103B1 (ko) * 2005-07-07 2007-05-02 씨제이 주식회사 뉴로스포라 크라사 유래 l-카르니틴 생합성 관련 유전자를포함하는 엔테로박테리아세 속 미생물 및 이를 이용한l-카르니틴의 제조방법
US7718414B2 (en) 2005-07-07 2010-05-18 Cj Cheiljedang Corp. Microorganism of Enterobacteriacae genus haboring genes associated with L-carnitine biosynthesis and method of producing L-carnitine using the microorganism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Iwasaki et al. Microbial synthesis of chiral amines by (R)-specific transamination with Arthrobacter sp. KNK168
KR0147827B1 (ko) 비대칭 아민의 거울상 이성질 농축 및 입체선택적 합성방법
US5223416A (en) Process for producing r(-)-mandelic acid and derivatives thereof
US5580765A (en) Process for producing optically active a-hydroxycarboxylic acid having phenyl group using gordona terrae
FI95397B (fi) Menetelmä (S)-ketoprofeenin valmistamiseksi
US5714357A (en) Process for producing optically active α-hydroxycarboxylic acid having phenyl group
EP0148132B1 (en) Microbiological process for stereoselectively synthesizing l(-)-carnitine
US5179014A (en) Process for the preparation of amides using microorganisms
Soda et al. One-pot chemo-enzymatic enantiomerization of racemates
He et al. Preparation of (R)-(−)-mandelic acid and its derivatives from racemates by enantioselective degradation with a newly isolated bacterial strain Alcaligenes sp. ECU0401
JP2003199595A (ja) 光学活性マンデル酸誘導体の製造方法
Bommarus et al. Novel biocatalysts: Recent developments
PT90747B (pt) Processo para a preparacao de acido r- ou s-2-hidroxi-4-fenilbutirico
EP0206904B1 (fr) Procédé de production enzymatique de L-alpha-aminoacides à partir d'chi cétoacides
Yoshida et al. Isolation and identification of a pyrogallol producing bacterium from soil
JPS62118899A (ja) L−カルニチンの製造方法
Dropsy et al. Cholinesterase‐catalyzed resolution of D, L‐carnitine
Takahashi et al. R-(−)-mandelic acid production from racemic mandelic acids by Pseudomonas polycolor with asymmetric degrading activity
Gonçalves et al. Kinetic aspects involved in the simultaneous enzymatic synthesis of (S)-3-fluoroalanine and (R)-3-fluorolactic acid
JP2696127B2 (ja) 光学活性な2―ヒドロキシカルボン酸の製造法
JPH0669381B2 (ja) カルニチンの製造法
Kim et al. Optimized fed-batch fermentation of L-β-hydroxy isobutyric acid by Yarrowia lipolytica
JP2936552B2 (ja) 光学活性(s)−(+)−3−ハロ−1,2−プロパンジオールの製造法
JPS61234788A (ja) L−カルニチンの製造方法
JP2899071B2 (ja) L―α―アラニンの製造法