JPS6243938Y2 - - Google Patents

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JPS6243938Y2
JPS6243938Y2 JP6196984U JP6196984U JPS6243938Y2 JP S6243938 Y2 JPS6243938 Y2 JP S6243938Y2 JP 6196984 U JP6196984 U JP 6196984U JP 6196984 U JP6196984 U JP 6196984U JP S6243938 Y2 JPS6243938 Y2 JP S6243938Y2
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support plate
elastic body
belt cleaner
tip
cleaner according
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JP6196984U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンベヤベルトの搬送表面に付着し
た搬送物の付着物を清掃するベルトクリーナーに
関する。
[従来の技術] 従来、この種のベルトクリーナーとしては種々
のものが提案されており、例えば第3図に示すよ
うなベルトクリーナー5が提案されている。
即ち、このベルトクリーナー5は、断面逆L字
形の取付金具1と、この取付金具1の上面に設け
られゴム等の反発弾性材料から作製され端面が台
形状であり中心部に両端面方向に向く貫通孔Bを
有するクツシヨン体2と、該クツシヨン体2の上
面に埋設状態に一体加硫接着され両端面方向に向
く板状の支持板3とを構成要素とする。
そして、このベルトクリーナー5は、支持板3
の先端部のチツプ3aをコンベヤベルト表面に略
直角に圧接又は当接し、コンベヤベルトの正転逆
転何れに対しても所定の清掃効果が得られるよう
になしたものである。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のベルトクリーナー5は、コンベヤベルト
の稼動時に、第4図に示すように、支持板3の先
端部のチツプ3aをコンベヤベルト100の搬送
表面に圧接又は当接させるためコンベヤベルト1
00の進行方向(矢印で示す)に摩擦力が作用す
る。このときクツシヨン体2で支持板3を片持支
持する構造であるため、支持板3が第4図に示す
ように傾動し易い。この結果、コンベヤベルト1
00の搬送表面と接するエツジ角θが大となる。
従つて、支持板3の先端部に設けたチツプ3a
には摩耗部C(第4図に点線で示す)が生じ、こ
れが進行しやすい。よつてコンベヤベルト100
の搬送表面に付着した搬送物の付着物を清掃する
清掃効果が早期に低下する欠点を有していた。又
その傾動量を小さくするにはクツシヨン体2の硬
度を大にすることも考えられるが、この場合には
傾動角度をほぼ一定の範囲に抑えることができる
ものの、クツシヨン2の硬度が大のため支持板3
の上下方向の弾性移動が著しく阻害される。故
に、クツシヨン体2の硬度を大とした場合は、コ
ンベヤベルト100の揺動等による上下方向の運
動に支持板3が追従できず、そのため清掃効果が
著しく低下する。
本考案は係る事情に鑑み考案されたものであつ
て、支持板の傾動角度を一定角度に規制できるベ
ルトクリーナーを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案のベルトクリーナーは、先端部でコンベ
ヤベルトの表面に付着した付着物を清掃する板状
の支持板と、 該支持板の中央部を揺動自在に保持する弾性体
と、 該支持板基端部と係合し、該弾性体に保持され
て揺動する該支持板の揺動量を規制する係合体
と、 該弾性体および該係合体を保持する基体とで構
成されることを特徴とするものである。
本考案の構成要素である支持板は、先端部でコ
ンベヤベルトの表面に付着した付着物を清掃する
板状の部材である。支持板は、従来と同一の構
造、材質とすることができる。例えば支持板の先
端部は、該先端部の摩耗を少なくするという意味
では、超硬合金のチツプで構成することが好まし
い。チツプは断面方形とすることができる。この
場合支持板の残りの部分は、鋼板やステンレス鋼
板等から作製することができる。
本考案の構成要素である弾性体は、支持板の中
央部を揺動自在に保持する部材である。ここで支
持板の中央部とは、支持板の先端部、下端部を除
く支持板の中間部を意味する。よつて下端部にか
たよつた中央部あるいは先端部にかたよつた中央
部でもよい。弾性体は、従来と同一の構造、材質
とすることができるが、所要の弾性力を確保する
ためゴム質材料から作製することか好ましい。ゴ
ム質材料は一般的に用いられるゴム、例えば天然
ゴム、合成ゴムなどを用いることができる。ゴム
硬度や弾性度はベルトクリーナーの種類に応じて
適宜設定する。この場合加硫ゴム硬度は、JIS−
A硬さ30〜60程度とすることができる。
弾性体は、第1図に例示したように、支持板の
両面側に配設した方が好ましい。このようにすれ
ば、コンベヤベルトの駆動方向が変化した場合で
あつても対処することが容易である。但し特殊な
例では、弾性体は、支持板の片面側だけに配設し
てもよい。又、弾性体は、第1図に例示したよう
に上向き傾斜で形成することが好ましい。このよ
うにすれば、支持板を上方に付勢するのが容易と
なる。この場合弾性体には圧縮力が作用する。
本考案の構成要素である係合体は、支持板が揺
動すると、支持板の基端部が当接し、当接により
支持板の揺動量を規制する部材である。ここで支
持板の基端部とは、支持板のうち先端部と反対側
の部位を意味する。一般的には支持板は上下方向
へ配設されるために、支持板の先端部は、上部と
なり、又、支持板の基端部は下部となる。
係合体の弾性や硬度はベルトクリーナーの種類
に応じて適宜設定する。係合体は、弾性を有する
弾性係合体とすることが好ましく、一般にはゴム
質材料で作製することが好ましい。この場合加硫
ゴム硬さは、JIS−A硬さ30〜60程度とすること
ができる。ゴム質材料としては一般的に用いられ
るもの、例えば天然ゴム、合成ゴムなどを用いる
ことができる。なお係合体をゴム質材料から塊状
に形成した場合には、該係合体に凹状溝を形成
し、この凹状溝に支持板の基端部を収納するとよ
い。又係合体と弾性体とをゴムから一体的に形成
してもよい。特殊な例では、係合体は、板バネや
コイルバネなどのフツク弾性体や樹脂で形成する
こともできる。
係合体は、一般には支持板の両面側にそれぞれ
配設することが好ましいが、特殊な例では支持板
の片面側にのみ配設することもできる。ここで、
弾性体と係合体との間には空間が形成されている
のが好ましい。空間が存在する場合には、この空
間内で前記支持板の基端部は自由に揺動する。
本考案の構成要素である基体は、弾性体および
係合体を保持する部材である。基体は、通常、ベ
ルトクリーナーを他の部材に取付けるための取付
部として機能する。そのため基体は通常、ボルト
挿通孔や取付板などを有する。基体は、従来と同
様な構成とすることができ、金属例えば薄鋼板か
ら構成することができる。基体が金属製であり、
弾性体や係合体がゴムから作製されている場合に
は、弾性体や係合体を基体に加硫接着して一体的
とするとよい。
[作 用] さて本考案のベルトクリーナーを使用するにあ
たつては、コンベヤベルトの表面に支持板の先端
部を当てる。この場合、一般的には略直角に当て
る。すると、駆動するコンベヤベルトの表面に付
着している付着物は、コンベヤベルトの駆動によ
つて、支持体の先端部に当り、これにより該付着
物は支持体の先端部によつてかきとられ、この結
果、付着物は清掃除去されて落下する。この場
合、コンベヤベルトの進行により生じる摩擦力に
より、支持板は弾性体を支点として傾動する。こ
こで、支持板の基端部の傾動量が一定量以上にな
ると、支持板の基端部が係合体に当接するので支
持板はそれ以上傾動しなくなる。この結果支持板
が傾動する傾動角度は一定角度に規制される。
[考案の効果] 以上のように本考案では、コンベヤベルトの進
行方向の摩擦力により支持板は傾斜するが、支持
板の基端部が係合体に当接すると、支持板が傾動
する際の傾動角度を一定角度に規制できる。従つ
て、コンベヤベルトの稼動時においてコンベヤベ
ルト表面と支持板の先端部とが接するエツジ角を
従来よりも小さな角度にでき、故に小さな角度で
支持体の先端部の摩耗が進行するようにできるの
で、長期にわたつて優れた清掃効果を維持するこ
とができる。
また、本考案ではコンベヤベルトの搬送面が揺
動や振動などで上下方向に変位した場合であつて
も、弾性体に揺動自在に保持されている支持板
は、コンベヤベルトの搬送面の上下の変位に追従
できる。そのため清掃効果を良好に確保しうる。
[実施例] 以下本考案の一実施例について図に従つて説明
する。第1図は本例のベルトクリーナーの縦断面
図であり、第2図は同正面図である。
10は基体であつて、該基体10は断面Uの字
状の受部材11と、受部材11の底板部11b中
央から外に向う下方向に設けた板状の取付部材1
2とから構成され、一体的に鋼板から作製されて
いる。
なお、基体10の取付部材12にはコンベヤベ
ルト装置に設けた受台等に取付けるための長穴1
2aが2個形成されている。
支持板13は、鋼板にて作製された本体と、該
本体先端部にロウ付けされた断面方形の超硬合金
のチツプ13aとからなる。該支持体13は、前
記受部材11の両側板部11a間中央部に配設さ
れ、上向きに突出して配置されている。なお支持
板13には第2図に示すように長手方向上端部に
段部13cを設け、上端部の幅を下端部の幅より
広幅にしている。
14は弾性体であり、これは、ゴム質材料から
作製されている。弾性体14は、受部材11の両
側板部11aの上部近辺から支持板13に向つて
上向きに傾斜する傾斜面をもつ。前記支持板13
は弾性体14に加硫接着により連結されている。
弾性体14の下方には中空Aが形成されている。
15は係合体であり、ゴム質材料から厚肉状に
作製されている。係合体15は受部材11の底面
11cに一体的に加硫接着されている。この係合
体15は凹状溝15aを有している。この凹状溝
15aには、前記支持板13の基端部が一定間隔
を存して収納されている。
なお弾性体14及び係合体15のゴム質材料と
しては天然ゴム、合成ゴム等が用いられ、加硫ゴ
ム硬さはJIS−A硬さ30〜60とされている。
さて本例のベルトクリーナーを使用するにあた
つては、基体10の長穴12aに取付ボルトなど
を挿通し、これにより相手材に本例のベルトクリ
ーナーを取付ける。この場合支持板13の先端部
のチツプ13aが、コンベヤベルトの表面に圧接
又は当接するようにする。すると、回転駆動する
コンベヤベルトの搬送面に付着していた付着物
は、支持板13の先端部のチツプ13aに当つて
かきとられ、これにより付着物は清掃除去され落
下する。このとき、支持板13の先端部のチツプ
13aは弾性体14を支点として傾動すると共
に、支持板13の基端部も弾性体14の支点とし
て傾動する。そして支持板13の傾動量が一定量
以上となると、該支持体13の基端部は係合体1
5の凹状溝15aの内面に当つて係合する。これ
により支持板13の揺動量は一定量に規制され
る。
このように本例では弾性体14の硬度を大きく
しなくとも支持板13の傾動量を一定量に抑制す
ることができる。故に弾性体14を、硬いゴム質
材料ではなく、弾性に富むゴム質材料で作製でき
る。従つてコンベヤベルトの搬送面が揺動、振動
等で上下方向に変位したときであつても、硬いゴ
ム質材料で弾性体を形成した場合に比して、支持
板13の先端部のチツプ13aを追従させること
が容易となる。しかも弾性体14の上面は、第1
図に示すように上昇傾斜する構造をもつので、支
持板13をこの上下方向の変位に尚一層追従させ
ることが容易となり、清掃効果を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のベルトクリーナーの一実施例
を示す縦断側面図であり、第2図は第1図の正面
図であり、第3図は従来のベルトクリーナーの縦
断側面図であり、第4図は従来のベルトクリーナ
ーの使用状態を説明するものであり、支持板の先
端部を拡大して示す概略側面図である。 10……基体、11……受部材、11a……側
板部、11b……底板部、12……取付部材、1
3……支持板、13a……チツプ(支持板の先端
部)、14……弾性体、15……係合体、15a
……凹状溝、A……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部でコンベヤベルトの表面に付着した付
    着物を清掃する板状の支持板と、 該支持板の中央部を揺動自在に保持する弾性
    体と、 該支持板基端部と係合し、該弾性体に保持さ
    れて揺動する該支持板の揺動量を規制する係合
    体と、 該弾性体および該係合体を保持する基体とで
    構成されることを特徴とするベルトクリーナ
    ー。 (2) 支持板は鋼板で形成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のベルトクリーナー。 (3) 弾性体は、支持板と基体とを一体的に連結す
    るゴム弾性体で構成されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のベルトクリーナー。 (4) 弾性体は支持板の両側より挟持する2個のゴ
    ム弾性体で構成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のベルトクリーナー。 (5) 弾性体は、支持板に向かうにつれて上昇傾斜
    している実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ベルトクリーナー。 (6) 係合体はゴムで構成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のベルトクリーナー。 (7) 係合体は支持板の少なくとも一側面と係合す
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のベルト
    クリーナー。 (8) 係合体は支持板の両側面に1個づつ設けられ
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のベ
    ルトクリーナー。
JP6196984U 1984-04-25 1984-04-25 ベルトクリ−ナ− Granted JPS60173516U (ja)

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