JPS6243939Y2 - - Google Patents
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- JPS6243939Y2 JPS6243939Y2 JP17647084U JP17647084U JPS6243939Y2 JP S6243939 Y2 JPS6243939 Y2 JP S6243939Y2 JP 17647084 U JP17647084 U JP 17647084U JP 17647084 U JP17647084 U JP 17647084U JP S6243939 Y2 JPS6243939 Y2 JP S6243939Y2
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- elastic
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、コンベヤベルトの表面に付着した搬
送物などの付着物をかきとつて清掃除去するベル
トクリーナに関する。本考案は、例えば、石炭、
コークス、鋳物砂、鉱石などの搬送物を搬送する
コンベヤベルトに設置されるベルトクリーナに利
用することができる。
送物などの付着物をかきとつて清掃除去するベル
トクリーナに関する。本考案は、例えば、石炭、
コークス、鋳物砂、鉱石などの搬送物を搬送する
コンベヤベルトに設置されるベルトクリーナに利
用することができる。
[従来の技術]
従来、この種のベルトクリーナは、揺動自在な
板状の清掃体を有しており、該清掃体の先端部を
コンベヤベルトの表面に当接させることにより、
コンベヤベルトの表面に付着した付着物をかきと
り、これにより付着物を清掃除去する構成であ
る。このように揺動自在な清掃体を有する従来の
ベルトクリーナでは、清掃体の揺動量が使用につ
れて大きくなりがちであるなどの事情のため、長
期にわたり使用すると清掃効果が大きく低下する
欠点があつた。そこで、本出願人は近年この欠点
を解消したベルトクリーナを開発した。このベル
トクリーナは、昭和59年実用新案登録願第61969
号(実開昭60−173516号)に係るものであり、こ
れは、先端部でコンベヤベルトの表面に付着した
付着物を清掃する板状の清掃体と、該清掃体の中
央部を揺動自在に保持する弾性保持体と、揺動す
る該清掃体の下端部と係合し清掃体の揺動量を規
制する弾性係合体と、該弾性保持体および弾性係
合体を保持する基体とで構成されているものであ
る。
板状の清掃体を有しており、該清掃体の先端部を
コンベヤベルトの表面に当接させることにより、
コンベヤベルトの表面に付着した付着物をかきと
り、これにより付着物を清掃除去する構成であ
る。このように揺動自在な清掃体を有する従来の
ベルトクリーナでは、清掃体の揺動量が使用につ
れて大きくなりがちであるなどの事情のため、長
期にわたり使用すると清掃効果が大きく低下する
欠点があつた。そこで、本出願人は近年この欠点
を解消したベルトクリーナを開発した。このベル
トクリーナは、昭和59年実用新案登録願第61969
号(実開昭60−173516号)に係るものであり、こ
れは、先端部でコンベヤベルトの表面に付着した
付着物を清掃する板状の清掃体と、該清掃体の中
央部を揺動自在に保持する弾性保持体と、揺動す
る該清掃体の下端部と係合し清掃体の揺動量を規
制する弾性係合体と、該弾性保持体および弾性係
合体を保持する基体とで構成されているものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点]
上記したベルトクリーナーにおいては、清掃体
の揺動量を一定限度に規制しているため、長期に
わたり使用しても清掃効果が低下しにくい利点が
ある。しかしながらコンベヤベルトから清掃除去
された付着物等の異物が、清掃体の下端部が揺動
する空間内に入り込むことが往々してあつた。こ
のように付着物等の異物が空間内に入り込むと、
清掃体の下端部と弾性係合体との間に付着物が挟
持され、そのため清掃体の下端部の揺動量が小さ
くなる。この結果、清掃体の所要の揺動量を確保
できなくなり、清掃効果の低下、コンベヤベルト
表面の損傷や清掃体先端部の損傷といつた問題点
が生じるおそれがあつた。本考案はかかる問題点
を解決するものである。
の揺動量を一定限度に規制しているため、長期に
わたり使用しても清掃効果が低下しにくい利点が
ある。しかしながらコンベヤベルトから清掃除去
された付着物等の異物が、清掃体の下端部が揺動
する空間内に入り込むことが往々してあつた。こ
のように付着物等の異物が空間内に入り込むと、
清掃体の下端部と弾性係合体との間に付着物が挟
持され、そのため清掃体の下端部の揺動量が小さ
くなる。この結果、清掃体の所要の揺動量を確保
できなくなり、清掃効果の低下、コンベヤベルト
表面の損傷や清掃体先端部の損傷といつた問題点
が生じるおそれがあつた。本考案はかかる問題点
を解決するものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案のベルトクリーナは、先端部でコンベヤ
ベルトの表面に付着した付着物を清掃する板状の
清掃体と、 該清掃体の中央部を揺動自在に保持する弾性保
持体と、 揺動する該清掃体の下端部と係合し該清掃体の
揺動量を規制する弾性係合体と、 該弾性保持体および該弾性係合体を保持し、該
弾性保持体と該弾性係合体との間に該清掃体の下
端部が揺動する空間を形成する基体とで構成さ
れ、 該清掃体の下端部は、両側が切り欠かれたほぼ
T字状をなす構成であることを特徴とするもので
ある。
ベルトの表面に付着した付着物を清掃する板状の
清掃体と、 該清掃体の中央部を揺動自在に保持する弾性保
持体と、 揺動する該清掃体の下端部と係合し該清掃体の
揺動量を規制する弾性係合体と、 該弾性保持体および該弾性係合体を保持し、該
弾性保持体と該弾性係合体との間に該清掃体の下
端部が揺動する空間を形成する基体とで構成さ
れ、 該清掃体の下端部は、両側が切り欠かれたほぼ
T字状をなす構成であることを特徴とするもので
ある。
本考案のベルトクリーナの特徴は、清掃体の下
端部がほぼT字状をなすことである。
端部がほぼT字状をなすことである。
本考案の構成要素である清掃体は、先端部でコ
ンベヤベルトの表面に付着した付着物を清掃する
板状の部材である。清掃体は、従来と同一の構
造、材質とすることができる。例えば清掃体の先
端部は、該先端部の摩耗を少なくするという意味
では、超硬合金のチツプで構成することが好まし
い。この場合清掃体の残りの部分は、鋼板やステ
ンレス鋼板等から作製することができる。
ンベヤベルトの表面に付着した付着物を清掃する
板状の部材である。清掃体は、従来と同一の構
造、材質とすることができる。例えば清掃体の先
端部は、該先端部の摩耗を少なくするという意味
では、超硬合金のチツプで構成することが好まし
い。この場合清掃体の残りの部分は、鋼板やステ
ンレス鋼板等から作製することができる。
本考案の構成要素である弾性保持体は、清掃体
の中央部を揺動自在に保持し清掃体の下端部を揺
動させる部材である。ここで清掃体の中央部と
は、清掃体の先端部、下端部を除く清掃体の中間
部を意味する。弾性保持体は、従来と同一の構
造、材質とすることができるが、所要の弾性力を
確保するためゴムから作製することが好ましい。
ゴムは一般的に用いられるゴム、例えば天然ゴ
ム、合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
エチレン・プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリ
コンゴム、ニトリルゴムなどを用いることができ
る。ゴム硬度や弾性度はベルトクリーナの種類に
応じて適宜設定する。この場合ゴム硬度は、
JISK6301で40〜70程度とすることができるが必
ずしもこの値に限定されない。弾性保持体には、
場合によつては可撓性を確保するため切り込み部
や中空部を設けることもできる。
の中央部を揺動自在に保持し清掃体の下端部を揺
動させる部材である。ここで清掃体の中央部と
は、清掃体の先端部、下端部を除く清掃体の中間
部を意味する。弾性保持体は、従来と同一の構
造、材質とすることができるが、所要の弾性力を
確保するためゴムから作製することが好ましい。
ゴムは一般的に用いられるゴム、例えば天然ゴ
ム、合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
エチレン・プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリ
コンゴム、ニトリルゴムなどを用いることができ
る。ゴム硬度や弾性度はベルトクリーナの種類に
応じて適宜設定する。この場合ゴム硬度は、
JISK6301で40〜70程度とすることができるが必
ずしもこの値に限定されない。弾性保持体には、
場合によつては可撓性を確保するため切り込み部
や中空部を設けることもできる。
弾性保持体は、第2図に例示したように、清掃
体の両面側に配設した方が好ましい。このように
すれば、コンベヤベルトの駆動方向が変化した場
合であつても対処することが容易である。
体の両面側に配設した方が好ましい。このように
すれば、コンベヤベルトの駆動方向が変化した場
合であつても対処することが容易である。
本考案の構成要素である弾性係合体は、清掃体
が揺動すると、清掃体の下端部が当接し、当接に
より清掃体の揺動量を規制する部材である。ここ
で清掃体の下端部とは、清掃体のうち先端部と反
対側の部位を意味する。一般的には清掃体は上下
方向へ配設されるために、清掃体の先端部は、清
掃体の上部となり、又、清掃体の下端部は清掃体
の下部となる。
が揺動すると、清掃体の下端部が当接し、当接に
より清掃体の揺動量を規制する部材である。ここ
で清掃体の下端部とは、清掃体のうち先端部と反
対側の部位を意味する。一般的には清掃体は上下
方向へ配設されるために、清掃体の先端部は、清
掃体の上部となり、又、清掃体の下端部は清掃体
の下部となる。
弾性係合体の弾性や硬度はベルトクリーナの種
類に応じて適宜設定する。弾性係合体は一般には
ゴムで作製することが好ましい。この場合ゴム硬
度は、JISK6301で40〜70程度とすることができ
る。ゴムとしては一般的に用いられるもの、例え
ば天然ゴム、合成天然ゴム、スチレンブタジエン
ゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・
プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、
ラバーコルク、ニトリルゴム、クロロプレンゴム
などを用いることができる。特殊な例では、弾性
係合体は、板バネやコイルバネなどのフツク弾性
体や樹脂で形成することもできる。
類に応じて適宜設定する。弾性係合体は一般には
ゴムで作製することが好ましい。この場合ゴム硬
度は、JISK6301で40〜70程度とすることができ
る。ゴムとしては一般的に用いられるもの、例え
ば天然ゴム、合成天然ゴム、スチレンブタジエン
ゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・
プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、
ラバーコルク、ニトリルゴム、クロロプレンゴム
などを用いることができる。特殊な例では、弾性
係合体は、板バネやコイルバネなどのフツク弾性
体や樹脂で形成することもできる。
弾性係合体は、一般には清掃体の両面側にそれ
ぞれ配設することが好ましいが、特殊な例では清
掃体の一方の表面側にのみ配設することもでき
る。ここで、弾性保持体と弾性係合体との間には
空間が形成されており、この空間で前記清掃体の
下端部は揺動するものである。
ぞれ配設することが好ましいが、特殊な例では清
掃体の一方の表面側にのみ配設することもでき
る。ここで、弾性保持体と弾性係合体との間には
空間が形成されており、この空間で前記清掃体の
下端部は揺動するものである。
本考案の構成要素である基体は、弾性保持体お
よび弾性係合体を保持する部材である。基体は、
通常、ベルトクリーナを他の部材に取付けるため
の取付部として機能する。そのため基体は通常、
ボルト挿通孔や取付板などを有する。基体は、従
来と同様な構成とすることができ、金属例えば薄
鋼板から構成することができる。基体が金属製で
あり、弾性保持体や弾性係合体がゴムから作製さ
れている場合には、弾性保持体や弾性係合体を基
体に加硫接着して一体的とするとよい。
よび弾性係合体を保持する部材である。基体は、
通常、ベルトクリーナを他の部材に取付けるため
の取付部として機能する。そのため基体は通常、
ボルト挿通孔や取付板などを有する。基体は、従
来と同様な構成とすることができ、金属例えば薄
鋼板から構成することができる。基体が金属製で
あり、弾性保持体や弾性係合体がゴムから作製さ
れている場合には、弾性保持体や弾性係合体を基
体に加硫接着して一体的とするとよい。
さて本考案においては、清掃体の下端部は、両
側が切り欠かれたほぼT字状をなす。切り欠く形
状は、ベルトクリーナの種類に応じて適宜設定す
るが、清掃体下端部と弾性係合体との係合を確保
し得る限り、できるだけ大きい方が好ましい。ほ
ぼT字状とは、左右方向又はほぼ左右方向の延設
部と、上下方向又はほぼ上下方向の垂下部とを有
する意味である。この場合延設部や垂下部の長さ
寸法、幅寸法や厚み寸法、あるいは材質、形状は
特に問わない。例えば、清掃体の下端部は、第4
図に例示したようなTの字形状、又第6図例示し
たような垂下部が中央から変位した位置にある変
則的なTの字形状、又第7図に実線や一点鎖線で
は例示したような垂下部が傾斜面をもつ変則的な
Tの字形状とすることもできる。特別な例では、
別体な長パイプ、ボルト、長尺板などの部材を垂
下部として取着し、これにより下端部をTの字形
状とすることもできる。なお、清掃体の下端部の
切り欠かれた部位には、弾性装着体を設けること
もできる。この弾性装着体は、発泡材料や軟質材
料から作製することができる。この弾性装着体
は、清掃体、弾性保持体、弾性係合体のうち少な
くともいずれか一方に一体的に構成することがで
きる。前記した空間は、弾性を有する栓部材で閉
塞することもできる。
側が切り欠かれたほぼT字状をなす。切り欠く形
状は、ベルトクリーナの種類に応じて適宜設定す
るが、清掃体下端部と弾性係合体との係合を確保
し得る限り、できるだけ大きい方が好ましい。ほ
ぼT字状とは、左右方向又はほぼ左右方向の延設
部と、上下方向又はほぼ上下方向の垂下部とを有
する意味である。この場合延設部や垂下部の長さ
寸法、幅寸法や厚み寸法、あるいは材質、形状は
特に問わない。例えば、清掃体の下端部は、第4
図に例示したようなTの字形状、又第6図例示し
たような垂下部が中央から変位した位置にある変
則的なTの字形状、又第7図に実線や一点鎖線で
は例示したような垂下部が傾斜面をもつ変則的な
Tの字形状とすることもできる。特別な例では、
別体な長パイプ、ボルト、長尺板などの部材を垂
下部として取着し、これにより下端部をTの字形
状とすることもできる。なお、清掃体の下端部の
切り欠かれた部位には、弾性装着体を設けること
もできる。この弾性装着体は、発泡材料や軟質材
料から作製することができる。この弾性装着体
は、清掃体、弾性保持体、弾性係合体のうち少な
くともいずれか一方に一体的に構成することがで
きる。前記した空間は、弾性を有する栓部材で閉
塞することもできる。
[作 用]
さて本考案のベルトクリーナを使用するにあた
つては、コンベヤベルトの表面に清掃体の先端部
を当てる。すると、駆動するコンベヤベルトの表
面に付着している付着物は、コンベヤベルトの駆
動によつて、清掃体の先端部に当り、これにより
該付着物は清掃体の先端部によつてかきとられ、
この結果、付着物は清掃除去されて落下する。こ
のように付着物を清掃除去する際には、コンベヤ
ベルトとの摩擦力等により清掃体は通常弾性保持
体を支点として揺動する。揺動量が一定量以上と
なると、清掃体の下端部は弾性係合体に当接して
係合し、これにより清掃体の下端部はそれ以上揺
動しなくなる。この結果清掃体の揺動量は弾性係
合体により規制される。
つては、コンベヤベルトの表面に清掃体の先端部
を当てる。すると、駆動するコンベヤベルトの表
面に付着している付着物は、コンベヤベルトの駆
動によつて、清掃体の先端部に当り、これにより
該付着物は清掃体の先端部によつてかきとられ、
この結果、付着物は清掃除去されて落下する。こ
のように付着物を清掃除去する際には、コンベヤ
ベルトとの摩擦力等により清掃体は通常弾性保持
体を支点として揺動する。揺動量が一定量以上と
なると、清掃体の下端部は弾性係合体に当接して
係合し、これにより清掃体の下端部はそれ以上揺
動しなくなる。この結果清掃体の揺動量は弾性係
合体により規制される。
上記したようにコンベヤベルトの表面に付着し
ていた付着物が清掃体によつて清掃除去され、清
掃除去された付着物が落下すると、この付着物
は、前記した空間内に入り込むことがある。
ていた付着物が清掃体によつて清掃除去され、清
掃除去された付着物が落下すると、この付着物
は、前記した空間内に入り込むことがある。
[考案の効果]
本考案のベルトクリーナにおいては、清掃体の
下端部は、両側が切り欠かれたほぼT字状をなす
構成である。そのためコンベヤベルトの表面から
落下した付着物等の異物が空間内に入り込んだ場
合であつても、この付着物等の異物は、清掃体の
下端部と弾性係合体との間には挟持されにくい。
そのため、清掃体の揺動量はそれだけ従来に比べ
て変動しにくくなる。故に従来生じていた清掃効
果の低下、コンベヤベルト表面の損傷といつた問
題の発生を抑制することができる。
下端部は、両側が切り欠かれたほぼT字状をなす
構成である。そのためコンベヤベルトの表面から
落下した付着物等の異物が空間内に入り込んだ場
合であつても、この付着物等の異物は、清掃体の
下端部と弾性係合体との間には挟持されにくい。
そのため、清掃体の揺動量はそれだけ従来に比べ
て変動しにくくなる。故に従来生じていた清掃効
果の低下、コンベヤベルト表面の損傷といつた問
題の発生を抑制することができる。
[実施例]
以下本考案のベルトクリーナについて、図面に
示した各実施例を参照して説明する。
示した各実施例を参照して説明する。
(第1実施例)
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示すも
のである。
のである。
本例のベルトクリーナは、清掃体1と、弾性保
持体2と、弾性係合体3と、基体4とから構成さ
れている。
持体2と、弾性係合体3と、基体4とから構成さ
れている。
清掃体1は、鋼板からなる板状の清掃体本体
と、該清掃体本体の先端に設けられた超硬合金か
らなるチツプ11とを含む構成である。
と、該清掃体本体の先端に設けられた超硬合金か
らなるチツプ11とを含む構成である。
弾性保持体2は、合成ゴムからなり、そのゴム
硬度は40〜70となるように作製されている。弾性
保持体2は比較的厚い厚肉状である。この弾性保
持体2は、清掃体1の中央部の両面側にそれぞれ
配設され、清掃体1の中央部を挟持している。弾
性保持体2の上面および下面21は、第2図に示
すように上方傾斜している。
硬度は40〜70となるように作製されている。弾性
保持体2は比較的厚い厚肉状である。この弾性保
持体2は、清掃体1の中央部の両面側にそれぞれ
配設され、清掃体1の中央部を挟持している。弾
性保持体2の上面および下面21は、第2図に示
すように上方傾斜している。
弾性係合体3は合成ゴムからなり、そのゴム硬
度は30〜60となるように作製されており、長さ寸
法Q(第1図参照)の全長にわたつて設けられて
いる。弾性集合体3の厚みは比較的厚肉状であ
る。弾性係合体3と弾性保持体2との間には第2
図に示すように空間Sが形成されている。弾性係
合体3は第2図に示すように溝部30を有する。
この溝部30内には第2図に示すように清掃体1
の下端部12が挿入されている。
度は30〜60となるように作製されており、長さ寸
法Q(第1図参照)の全長にわたつて設けられて
いる。弾性集合体3の厚みは比較的厚肉状であ
る。弾性係合体3と弾性保持体2との間には第2
図に示すように空間Sが形成されている。弾性係
合体3は第2図に示すように溝部30を有する。
この溝部30内には第2図に示すように清掃体1
の下端部12が挿入されている。
基体4は、薄鋼板40を2枚結着することによ
り構成されている。この基体4の下部には取付け
穴41が形成されている。なお取付け穴41は第
1図に示すように縦長状であるため、この取付け
穴41内に取付けボルト(図示せず)を挿入した
状態で該取付け穴41を上下動させれば、本例の
ベルトクリーナの上下方向の取付け位置を調整す
ることができる。なお前記した弾性保持体2およ
び弾性係合体3は、基体4に加硫接着され一体的
とされている。
り構成されている。この基体4の下部には取付け
穴41が形成されている。なお取付け穴41は第
1図に示すように縦長状であるため、この取付け
穴41内に取付けボルト(図示せず)を挿入した
状態で該取付け穴41を上下動させれば、本例の
ベルトクリーナの上下方向の取付け位置を調整す
ることができる。なお前記した弾性保持体2およ
び弾性係合体3は、基体4に加硫接着され一体的
とされている。
さて本例の要部構成について説明する。即ち、
第4図に示すように、本例の清掃体1の下端部1
2は、両側が長さ寸法L2分切り欠かれたほぼT
の字状をなす構成である。即ち、清掃体1の下端
部12は、左右方向の延設部13と、上下方向の
垂下部14とからなる。ここで延設部13の下面
13aは水平方向に伸びている。又垂下部14の
側面14aは垂直方向に伸びており又、垂下部1
4の下面14bは水平方向に伸びている。
第4図に示すように、本例の清掃体1の下端部1
2は、両側が長さ寸法L2分切り欠かれたほぼT
の字状をなす構成である。即ち、清掃体1の下端
部12は、左右方向の延設部13と、上下方向の
垂下部14とからなる。ここで延設部13の下面
13aは水平方向に伸びている。又垂下部14の
側面14aは垂直方向に伸びており又、垂下部1
4の下面14bは水平方向に伸びている。
ところで、本例のベルトクリーナを使用するに
あたつては、基体1の取付け穴41に取付ボルト
などを挿通し、これにより相手材45(第3図参
照)に本例のベルトクリーナを取付ける。この場
合清掃体1の先端部11が、第3図に示すよう
に、コンベヤベルト5の表面5aに当接するよう
にする。すると、矢印51方向(3図参照)へ回
転駆動するコンベヤベルト5の表面5aに付着し
ていた付着物52は、清掃体1の先端部11に当
つてかきとられ、これにより付着物52は清掃除
去され落下する。このとき、第3図に示すように
清掃体1の先端部11は弾性保持体2を支点とし
て矢印53方向に揺動すると共に、清掃体1の下
端部12は矢印54方向に揺動する。そして清掃
体1の揺動量が一定量以上となると、該清掃体1
の下端部12は弾性係合体3に当つて係合する。
これにより清掃体1の揺動量は一定量に規制され
る。
あたつては、基体1の取付け穴41に取付ボルト
などを挿通し、これにより相手材45(第3図参
照)に本例のベルトクリーナを取付ける。この場
合清掃体1の先端部11が、第3図に示すよう
に、コンベヤベルト5の表面5aに当接するよう
にする。すると、矢印51方向(3図参照)へ回
転駆動するコンベヤベルト5の表面5aに付着し
ていた付着物52は、清掃体1の先端部11に当
つてかきとられ、これにより付着物52は清掃除
去され落下する。このとき、第3図に示すように
清掃体1の先端部11は弾性保持体2を支点とし
て矢印53方向に揺動すると共に、清掃体1の下
端部12は矢印54方向に揺動する。そして清掃
体1の揺動量が一定量以上となると、該清掃体1
の下端部12は弾性係合体3に当つて係合する。
これにより清掃体1の揺動量は一定量に規制され
る。
又清掃体1は、上面20及び下面21が上昇傾
斜する構造をもつ弾性保持体2により弾性支持さ
れているので、コンベヤベルト5が上下方向に多
少振動したときであつても、清掃体1はこの上下
方向の変化に十分追従することができ、清掃効果
を確保することができる。
斜する構造をもつ弾性保持体2により弾性支持さ
れているので、コンベヤベルト5が上下方向に多
少振動したときであつても、清掃体1はこの上下
方向の変化に十分追従することができ、清掃効果
を確保することができる。
上記したようにコンベヤベルト5の表面に付着
した付着物52を清掃除去する際には、落下した
付着物52が前記空間S内に入り込むおそれがあ
る。この場合従来のベルトクリーナでは、[考案
が解決しようとする問題点]の欄で説明したよう
に、落下した付着物52が清掃体の下端部と弾性
係合体との間に入り込み、これにより清掃体の揺
動量が少なくなり、清掃体による清掃除去効果が
低下するおそれがある。
した付着物52を清掃除去する際には、落下した
付着物52が前記空間S内に入り込むおそれがあ
る。この場合従来のベルトクリーナでは、[考案
が解決しようとする問題点]の欄で説明したよう
に、落下した付着物52が清掃体の下端部と弾性
係合体との間に入り込み、これにより清掃体の揺
動量が少なくなり、清掃体による清掃除去効果が
低下するおそれがある。
この点第1図〜第4図に示した本例において
は、清掃体1の下端部12は、両側が長さ寸法L
2分切り欠かれたほぼT字状をなす構成である。
そのため、弾性保持体2と弾性係合体3との間の
空間S内に付着物52が入り込んだとしても、清
掃体1の下端部12と弾性係合体3との間に付着
物52が挟持されるおそれはそれだけ少なくな
る。この意味では、清掃体1の下端部12の垂下
部14の左右方向の長さ寸法L1(第4図参照)
はできるだけ小さい方が好ましい。
は、清掃体1の下端部12は、両側が長さ寸法L
2分切り欠かれたほぼT字状をなす構成である。
そのため、弾性保持体2と弾性係合体3との間の
空間S内に付着物52が入り込んだとしても、清
掃体1の下端部12と弾性係合体3との間に付着
物52が挟持されるおそれはそれだけ少なくな
る。この意味では、清掃体1の下端部12の垂下
部14の左右方向の長さ寸法L1(第4図参照)
はできるだけ小さい方が好ましい。
(第2実施例)
第5図は本考案の第2実施例を示すものであ
る。この第2実施例は、前記した第1実施例と基
本的には同じ構成である。但し弾性係合体35は
前記した第1実施例の場合とは異なり、第5図に
示すように清掃体1の下端部12の長さ寸法L1
にほぼ対応する長さだけ、清掃体1の下端部12
の位置と対応する位置に設けられている。このよ
うな構成とすれば、落下した付着物52が、該下
端部12が揺動する空間S内に入り込んだ場合で
あつても、清掃体1の揺動量を確保することが容
易となる。
る。この第2実施例は、前記した第1実施例と基
本的には同じ構成である。但し弾性係合体35は
前記した第1実施例の場合とは異なり、第5図に
示すように清掃体1の下端部12の長さ寸法L1
にほぼ対応する長さだけ、清掃体1の下端部12
の位置と対応する位置に設けられている。このよ
うな構成とすれば、落下した付着物52が、該下
端部12が揺動する空間S内に入り込んだ場合で
あつても、清掃体1の揺動量を確保することが容
易となる。
(第3実施例、第4実施例)
第6図および第7図は本考案の第3実施例およ
び第4実施例を示すものである。第6図に示す第
3実施例では、清掃体16の下端部17の垂下部
17aは中央部ではなく、若干側方よりの位置に
設けられている。そのため清掃体16の下端部1
7は多少変則的なTの字状とされている。第7図
に示す第4実施例では、清掃体18の下端部19
の垂下部19aの側面19cが上方に向うにつれ
て左右外方へ拡開する直状のテーパ状となつてい
る。従つて清掃体18の下端部19は多少変則的
なTの字状となつている。なお特殊な例では前記
した側面19cを、上方に向うにつれて狭まるテ
ーパ状としてもよい。又側面19cは、第7図に
示す直状面ではなく、必要に応じて円弧状面とす
ることもできる。又清掃体18の下端部19は、
必要に応じて、第7図に1点鎖線で示すような形
状とすることもできる。
び第4実施例を示すものである。第6図に示す第
3実施例では、清掃体16の下端部17の垂下部
17aは中央部ではなく、若干側方よりの位置に
設けられている。そのため清掃体16の下端部1
7は多少変則的なTの字状とされている。第7図
に示す第4実施例では、清掃体18の下端部19
の垂下部19aの側面19cが上方に向うにつれ
て左右外方へ拡開する直状のテーパ状となつてい
る。従つて清掃体18の下端部19は多少変則的
なTの字状となつている。なお特殊な例では前記
した側面19cを、上方に向うにつれて狭まるテ
ーパ状としてもよい。又側面19cは、第7図に
示す直状面ではなく、必要に応じて円弧状面とす
ることもできる。又清掃体18の下端部19は、
必要に応じて、第7図に1点鎖線で示すような形
状とすることもできる。
(第5実施例)
第8図および第9図は本考案の第5実施例を示
すものである。本例は、前記した第1実施例の構
成と基本的には同一である。但し第5実施例の場
合には、清掃体1と下端部12の両側の切り欠か
れた部位に、弾性装着体6が設けられている。弾
性装着体6は、切り欠かれた部位に相当する大き
さである。弾性装着体6は、通常用いられる取付
け構造、例えば凹凸による嵌め合せ、ボルトやナ
ツト、接着剤の塗布等により清掃体1の下端部1
2に取付けることができる。弾性装着体6は、気
孔率の高い発泡材料や、軟らかさに富む軟質材料
から作製することが好ましい。このようにすれ
ば、弾性装着体6の撓み変形量が大きくなる。そ
のため、弾性装着体6と弾性係合体3との間に、
コンベヤベルト5から落下した付着物52が入り
込んだ場合であつても、弾性装着体6は容易に撓
み変形するため、清掃体1の揺動量を所要の量に
確保することができる。例えば、弾性装着体6
は、合成ゴムから、ゴム硬度が40前後の軟質ゴム
となるように作製できる。なお前記した弾性装着
体6は清掃体1や弾性保持体2や弾性係合体3の
うち少なくともいずれか一方に一体的に取付ける
ことができる。
すものである。本例は、前記した第1実施例の構
成と基本的には同一である。但し第5実施例の場
合には、清掃体1と下端部12の両側の切り欠か
れた部位に、弾性装着体6が設けられている。弾
性装着体6は、切り欠かれた部位に相当する大き
さである。弾性装着体6は、通常用いられる取付
け構造、例えば凹凸による嵌め合せ、ボルトやナ
ツト、接着剤の塗布等により清掃体1の下端部1
2に取付けることができる。弾性装着体6は、気
孔率の高い発泡材料や、軟らかさに富む軟質材料
から作製することが好ましい。このようにすれ
ば、弾性装着体6の撓み変形量が大きくなる。そ
のため、弾性装着体6と弾性係合体3との間に、
コンベヤベルト5から落下した付着物52が入り
込んだ場合であつても、弾性装着体6は容易に撓
み変形するため、清掃体1の揺動量を所要の量に
確保することができる。例えば、弾性装着体6
は、合成ゴムから、ゴム硬度が40前後の軟質ゴム
となるように作製できる。なお前記した弾性装着
体6は清掃体1や弾性保持体2や弾性係合体3の
うち少なくともいずれか一方に一体的に取付ける
ことができる。
(第6実施例)
第10図および第11図は本考案の第6実施例
を示すものある。第6実施例は、前記した第1実
施例の構成と基本的には同一の構成である。但し
第6実施例の場合には、空間Sの開口側は、栓部
材7で閉塞されている。栓部材7の厚みD(第1
0図参照)は、2〜15ミリメートル程度とするこ
とができる。栓部材7は弾性に富み、撓み変形量
が大きい方が好ましい。撓み変形量が大きい方
が、清掃体1の揺動する際に栓部材7が変形しや
すくなり、揺動の支障となりにくいからである。
そのため本例の栓部材7は、気孔率の高い発泡ゴ
ム等の発泡材料から作製されている。特殊な例で
は前記した栓部材は軟らかさに富む軟質材料で作
製してもよく、又伸縮容易な蛇腹状の構造として
もよい。第10図に示す第6実施例では栓部材7
は、清掃体1の下端部12の両側に設けられてい
るが、必要に応じていずれか一方でもよい。栓部
材7をいずれか一方とする場合には、いずれか該
栓部材7と弾性保持体2とを一体的に構成しても
よい。
を示すものある。第6実施例は、前記した第1実
施例の構成と基本的には同一の構成である。但し
第6実施例の場合には、空間Sの開口側は、栓部
材7で閉塞されている。栓部材7の厚みD(第1
0図参照)は、2〜15ミリメートル程度とするこ
とができる。栓部材7は弾性に富み、撓み変形量
が大きい方が好ましい。撓み変形量が大きい方
が、清掃体1の揺動する際に栓部材7が変形しや
すくなり、揺動の支障となりにくいからである。
そのため本例の栓部材7は、気孔率の高い発泡ゴ
ム等の発泡材料から作製されている。特殊な例で
は前記した栓部材は軟らかさに富む軟質材料で作
製してもよく、又伸縮容易な蛇腹状の構造として
もよい。第10図に示す第6実施例では栓部材7
は、清掃体1の下端部12の両側に設けられてい
るが、必要に応じていずれか一方でもよい。栓部
材7をいずれか一方とする場合には、いずれか該
栓部材7と弾性保持体2とを一体的に構成しても
よい。
(第7実施例)
第12図は本考案の第7実施例を示すものであ
る。本例の場合には、弾性保持体24と弾性係合
体35とはゴムから一体的に作製されている。
る。本例の場合には、弾性保持体24と弾性係合
体35とはゴムから一体的に作製されている。
このようにすれば、バネ定数が低下するためク
リーニング効果はやや減少するが、コンベヤベル
ト面の変形が大きい場合への該清掃体の先端部の
追随性が良いという利点が得られる。
リーニング効果はやや減少するが、コンベヤベル
ト面の変形が大きい場合への該清掃体の先端部の
追随性が良いという利点が得られる。
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、
第1図は要部を切り欠いて示すベルトクリーナの
正面図であり、第2図は第1図のA−A線に沿つ
て切断した断面図であり、第3図は作動状態を示
すベルトクリーナの断面図であり、第4図は清掃
体1の正面図である。第5図は本考案の第2実施
例を示し、ベルトクリーナの要部を切断して示す
正面図である。第6図は本考案の第3実施例を示
し、基体の正面図である。第7図は本考案の第4
実施例を示し、基体の正面図である。第8図およ
び第9図は本考案の第5実施例を示し、第8図は
要部を切断して示すベルトクリーナの正面図であ
り、第9図は第8図のB−B線に沿つて切断して
示す断面図である。第10図および第11図は本
考案の第6実施例を示し、第10図は要部を切断
して示すベルトクリーナの正面図であり、第11
図は第10図のC−C線に沿つて切断して示す断
面図である。第12図は本考案の第7実施例を示
し、ベルトクリーナの断面図である。 図中、1は清掃体、11はチツプ、12は下端
部、13は延設部、14は垂下部、16は清掃
体、17は下端部、18は清掃体、19は下端
部、2および24は弾性保持体、3,35は弾性
係合体、30は溝部、4は基体、41は取付け
孔、5はコンベヤベルト、6は弾性装着体、7は
栓部材を、Sは空間をそれぞれ示す。
第1図は要部を切り欠いて示すベルトクリーナの
正面図であり、第2図は第1図のA−A線に沿つ
て切断した断面図であり、第3図は作動状態を示
すベルトクリーナの断面図であり、第4図は清掃
体1の正面図である。第5図は本考案の第2実施
例を示し、ベルトクリーナの要部を切断して示す
正面図である。第6図は本考案の第3実施例を示
し、基体の正面図である。第7図は本考案の第4
実施例を示し、基体の正面図である。第8図およ
び第9図は本考案の第5実施例を示し、第8図は
要部を切断して示すベルトクリーナの正面図であ
り、第9図は第8図のB−B線に沿つて切断して
示す断面図である。第10図および第11図は本
考案の第6実施例を示し、第10図は要部を切断
して示すベルトクリーナの正面図であり、第11
図は第10図のC−C線に沿つて切断して示す断
面図である。第12図は本考案の第7実施例を示
し、ベルトクリーナの断面図である。 図中、1は清掃体、11はチツプ、12は下端
部、13は延設部、14は垂下部、16は清掃
体、17は下端部、18は清掃体、19は下端
部、2および24は弾性保持体、3,35は弾性
係合体、30は溝部、4は基体、41は取付け
孔、5はコンベヤベルト、6は弾性装着体、7は
栓部材を、Sは空間をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部でコンベヤベルトの表面に付着した付
着物を清掃する板状の清掃体と、 該清掃体の中央部を揺動自在に保持する弾性
保持体と、 揺動する該清掃体の下端部と係合して該清掃
体の揺動量を規制する弾性係合体と、 該弾性保持体および該弾性係合体を保持し、
該弾性保持体と該弾性係合体との間に該清掃体
の下端部が揺動する空間を形成する基体とで構
成され、 該清掃体の下端部は、両側が切り欠かれたほ
ぼT字状をなす構成であることを特徴とするベ
ルトクリーナ。 (2) 清掃体の下端部の切り欠かれた部位には、弾
性装着体が設けられている実用新案登録請求の
範囲第1項記載のベルトクリーナ。 (3) 弾性装着体は、発泡材料又は軟質材料から作
製されている実用新案登録請求の範囲第2項記
載のベルトクリーナ。 (4) 弾性装着体は、清掃体、弾性保持体、弾性係
合体のうち少なくともいずれか一方に一体的に
構成されている実用新案登録請求の範囲第2項
記載のベルトクリーナ。 (5) 空間は、栓部材で閉塞されている実用新案登
録請求の範囲第1項記載のベルトクリーナ。 (6) 栓部材は、発泡材料又は軟質材料から作製さ
れている実用新案登録請求の範囲第5項記載の
ベルトクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17647084U JPS6243939Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17647084U JPS6243939Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6192625U JPS6192625U (ja) | 1986-06-16 |
JPS6243939Y2 true JPS6243939Y2 (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=30734066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17647084U Expired JPS6243939Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243939Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP17647084U patent/JPS6243939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6192625U (ja) | 1986-06-16 |
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