JPS6243940Y2 - - Google Patents

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JPS6243940Y2
JPS6243940Y2 JP19477184U JP19477184U JPS6243940Y2 JP S6243940 Y2 JPS6243940 Y2 JP S6243940Y2 JP 19477184 U JP19477184 U JP 19477184U JP 19477184 U JP19477184 U JP 19477184U JP S6243940 Y2 JPS6243940 Y2 JP S6243940Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンベヤベルトの表面に付着した搬
送物などの付着物をかきとつて清掃除去するベル
トクリーナに関する。本考案は、例えば、土砂、
石炭、コークス、鋳物砂、鉱石などの搬送物を搬
送するコンベヤベルトに設置されるベルトクリー
ナに利用することができる。
[従来の技術] 従来この種のベルトクリーナは、板状の清掃体
と、清掃体の基端部を揺動自在に保持する弾性保
持体と、弾性保持体を保持する基体とを具備して
いた(実開昭54−150294号公報、実公昭57−
51219号公報)。そして、揺動自在な板状の該清掃
体の先端部をコンベヤベルトの表面に当てがうこ
とにより、コンベヤベルトの表面に付着した付着
物をかきとり、これによりコンベヤベルトの表面
を清掃する構成である。このように清掃体の基端
部を揺動自在に保持する従来のベルトクリーナで
は、清掃体の揺動角度を調整することが事実上で
きなかつた。そこで本出願人は近時、使用目的に
より揺動角度を調整したいため、清掃体の中央部
を弾性保持体で揺動自在に保持し、揺動する該清
掃体の基端部と基体との間に係合体を介在させ、
係合体により清掃体の基端部の揺動量を一定範囲
内に規制するベルトクリーナを考えた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したような係合体を設けたベルトクリーナ
では、清掃体の揺動量を一定限度に規制している
ため、長期にわたり使用しても清掃効果が低下し
にくい利点がある。
更に、係合体と清掃体の基端部とを互いに近接
可能又は離間可能な構成とすれば、搬送物の種類
などに応じて一台のベルトクリーナで清掃体の揺
動量を大きくしたり小さくしたりすることがで
き、ベルトクリーナを一層有用なものにしうる。
本考案はかかる実情に鑑みなされたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のベルトクリーナは、先端部でコンベヤ
ベルトの表面に付着した付着物を清掃する板状の
清掃体と、 該清掃体の中央部を揺動自在に保持する弾性保
持体と、 該弾性保持体を保持する基体と、揺動する該清
掃体の基端部と該基体との間に介在し該清掃体基
端部の揺動量を規制する係合体とで構成され、 該係合体および清掃体の基端部のうち少なくと
もいずれか一方は、該係合体と該清掃体の基端部
とを互いに近接及び離間させる調整機構を具備
し、 該調整機構により該清掃体の基端部の揺動量を
調整するようにしたことを特徴とするものであ
る。
本考案の構成要素である清掃体は、先端部でコ
ンベヤベルトの表面に付着した付着物を清掃する
板状の部材である。清掃体は、従来と同一の構
造、材質とすることができる。例えば清掃体の先
端部は、該先端部の摩耗を少なくするという意味
では、超硬合金製やセラミツクス製のチツプで構
成することが好ましい。この場合清掃体の残りの
部分は、鋼板やステンレス鋼板等から作製するこ
とができる。清掃体の基端部は、第4図に例示し
たように、両側が切り欠かれたほぼTの字状形状
であることが好ましい。ほぼT字状とは、左右方
向又はほぼ左右方向の延設部と、上下方向又はほ
ぼ上下方向の垂下部とを有する意味である。この
場合延設部や垂下部の長さ寸法、幅寸法や厚み寸
法、あるいは材質、形状は特に問わない。例え
ば、清掃体の基端部は、垂下部が中央から変位し
た位置にある変則的なTの字形状、垂下部が傾斜
面をもつ変則的なTの字形状とすることもでき
る。
本考案は構成要素である弾性保持体は、清掃体
の中央部を揺動自在に保持し清掃体の基端部を揺
動させる部材である。ここで清掃体の中央部は、
清掃体の先端部及び基端部を除く清掃体の中間部
の意味であり、基端部にかたよつた中間部、先端
部にかたよつた中央部でもよい。弾性保持体は、
従来と同一の構造、材質とすることができるが、
所要の弾性力、特にはコンベヤベルトの表面に清
掃体の先端部を押圧する弾性力を確保するためゴ
ム質材料から作製することが望ましい。ゴム質材
料は、ゴムのような弾性を有する材料の意味であ
り、一般的に用いられるゴム、例えば天然ゴム、
合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジ
エンゴム、クロロピレンゴム、ブチルゴム、エチ
レン・プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリコン
ゴム、ニトリルゴムなどの1種又は2種以上を用
いることができる。ゴム硬度や弾性度はベルトク
リーナの種類に応じて適宜設定する。この場合ゴ
ム硬度は、JISK6301で40〜70程度とすることが
できる。弾性保持体には、場合によつては、可撓
性を確保するため切り込み部や中空部を設けるこ
ともできる。
弾性保持体は、第1図に例示したように、清掃
体の両面側に配設した方が好ましい。このように
すれば、コンベヤベルトの駆動方向が変化した場
合であつても対処することが容易である。
本考案の構成要素である係合体は、清掃体の基
端部と基体との間に介在し、清掃体が一定角度以
上揺動すると、清掃体の揺動量を規制する部材で
ある。係合体としては、ねじ部材例えばボルトを
用いることができる。この場合には耐食性のある
材料例えばステンレス鋼やセラミツクスから作製
することが好ましい。又係合体は、弾性を有する
弾性係合体が好ましい。
弾性係合体の弾性や硬度はベルトクリーナの種
類に応じて適宜設定する。弾性係合体は一般に
は、弾性保持体と同様にゴム質材料で作製するこ
とが好ましい。この場合ゴム硬度は、JISK6301
で40〜70程度とすることができる。ゴム質材料と
しては一般的に用いられるゴム、例えば天然ゴ
ム、合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレ
ンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、ラバーコ
ルク、ニトリルゴム、クロロピレンゴムなどを用
いることができる。特殊な例では、弾性係合体
は、板ばねやコイルばねなどのフツク弾性体や樹
脂で形成することもできる。
係合体は、基体側に装着してもよいし、場合に
よつては清掃体の基端部側に装着してもよい。係
合体は第1図に例示したように一般には清掃体の
両側方にそれぞれ配設することが好ましいが、特
殊な例では清掃体の一側方にのみ配設することも
できる。ここで弾性保持体と基体との間には空間
が形成されており、この空間で前記清掃体の基端
部は揺動するものである。
本考案の構成要素である基体は、弾性保持体を
保持する部材である。基体は、通常、ベルトクリ
ーナを他の部材に取付けるための取付部として機
能する。そのため基体は通常、ボルト挿通孔や取
付板などを有する。基体は、従来と同様な構成と
することができ、金属例えば薄鋼板やステンレス
鋼板から構成することができる。基体が金属製で
あり、弾性保持体や係合体がゴムから作製されて
いる場合には、弾性保持体や係合体を基体に加流
接着して一体的とするとよい。
さて本考案においては、該係合体及び清掃体の
基端部の少なくともいずれか一方は、該係合体と
該清掃体の基端部とを互いに近接及び離間させる
調整機構を具備し、調整機構により清掃体の基端
部の揺動量を調整するようにした。
ここで調整機構は、係合体を清掃体の基端部に
向けて前進させたり、清掃体の基端部に対して係
合体を後退させたりする構成であることが好まし
い。係合体がボルトなどのねじ部材である場合に
は、ねじ部材のねじ部を調整機構とすることがで
きる。この場合には、係合体としてのねじ部材を
基体に螺進退可能にねじこむ。そして該ねじ部材
を螺進させて該ねじ部材を清掃体の基端部に近接
させれば、係合体としての該ねじ部材と該清掃体
の基端部との間の隙間量を小さくすることができ
る。又、該ねじ部材を螺退させて該ねじ部材を清
掃体の基端部から離間させれば、係合体としての
該ねじ部材と該清掃体の基端部との間の隙間量を
大きくすることができる。なおねじ部材の先端部
には、弾性を有する部材、例えばゴム体を設ける
ことが好ましい。又調整機構としては、ピニオン
とラツクとの組合わせを用いることができる。こ
の場合には、ラツクを係合体に取着し、ピニオン
を回転させることによりラツクを直進運動させ、
これにより係合体を清掃体の基端部に近接させた
り、係合体を清掃体の基端部から離間させたりす
ることができる。又、調整機構には板カム、斜板
カム、円筒カムなどのカムを用いることができ
る。
なお、調整機構にはロツク機構を設けることが
好ましい。このようにロツク機構を設ければ、係
合体と清掃体との間の隙間量を調整した後に、ロ
ツク機構によりロツクすれば、隙間量が変動する
ことを防止することができる。ロツク機構として
は通常用いられる機構を用いることができ、例え
ば凹凸による嵌合を用いることができる。
[作用] さて本考案のベルトクリーナを使用するにあた
つては、コンベヤベルトの表面に清掃体の先端部
を当てがう。すると、駆動するコンベヤベルトの
表面に付着している付着物は、コンベヤベルトの
駆動によつて、清掃体の先端部に当たり、これに
より該付着物は清掃体の先端部によつてかきとら
れ、この結果、付着物は清掃除去されてコンベヤ
ベルトから落下する。このように付着物を清掃除
去する際には、コンベヤベルトとの摩擦力等によ
り清掃体は通常、弾性保持体を支点として揺動す
る。揺動量が一定量以上となると、係合体により
清掃体の基端部はそれ以上揺動しなくなる。この
結果清掃体の揺動量は係合体により規制される。
ところで搬送物の種類、搬送物の水分率、ベル
ト表面に付着している付着物の量や粘着度合、降
雨の有無その他の事情によつて、清掃体の揺動量
を変更すれば、尚一層の清掃効果が得られる場合
がある。このとき本考案では、調整機構を操作し
て係合体と清掃体の基端部とを互いに近接又は離
間させれば、清掃体の基端部の揺動量を変更する
ことができる。
[考案の効果] 上記したように本考案では、調整機構を操作し
て、清掃体の揺動量を変更することができる。よ
つて、搬送物の種類、付着物の量や粘着度合など
に応じて、清掃体の揺動量を適宜調整すれば、清
掃体先端部の耐久性の一層の向上、コンベヤベル
トの寿命の一層の向上といつた効果がえられる。
[実施例] 以下本考案のベルトクリーナについて、図面に
示した各実施例を参照して説明する。
(第1実施例) 第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示す。
本例のベルトクリーナは清掃体1と、弾性保持
体2と、係合体としてのボルト3と、基体4から
構成されている。
清掃体1は、鋼板からなる板状の清掃体本体1
0と、該清掃体本体10の先端に設けられた超硬
合金からなるチツプ11とを含む構成である。清
掃体1の基端部12は、第4図に示すように、両
側が長さ寸法L2分切り欠かれたほぼTの字状を
なす構成である。即ち、清掃体1の基端部12
は、左右方向の延設部13と、上下方向の垂下部
14とからなる。ここで延設部13の下面13a
は水平方向に伸びている。又垂下部14の側面1
4aは垂直方向に伸びており又、垂下部14の下
面14bは水平方向に伸びている。
弾性保持体2は、合成ゴムからなり、そのゴム
硬度はGISK6310で40〜70となるように作製され
ている。弾性保持体2は比較的厚い厚肉状であ
る。この弾性保持体2は、清掃体1の中央部の両
面側にそれぞれ加硫接着により設けられ、清掃体
1の中央部を弾性支持している。弾性保持体2の
上面20および下面21は、第1図に示すように
清掃体1に向かうにつれて上方傾斜している。
係合体としてのボルト3は頭部3aを有する。
このボルト3は、調整機構として機能をするねじ
部3bを有する。又ボルト3と弾性保持体2との
間には第1図に示すように空間Sが形成されてい
る。係合体としてのボルト3は、第1図に示すよ
うに清掃体1の基端部12が揺動すると該基端部
12が当接係合するように、基体4の略中央部に
螺進退可能にねじこまれている。ここで一方のボ
ルト3の先端部3cと清掃体1の基端部12との
間の隙間h1は、0〜5ミリメートル程度とされ
ており、又、他方のボルト3の先端部3cと清掃
体1の基端部12との間の隙間h2は同じく0〜
5ミリメートル程度とされている。
基体4は、薄鋼板40を2枚結着することによ
り構成されている。第3図に示すようにこの基体
4の下部には取付け穴41が形成されている。な
お取付け穴41は第3図に示すように縦長状であ
るため、この取付け穴41内にボルト(図示せ
ず)を挿入した状態で該基体4を上下動させれ
ば、本例のベルトクリーナの上下方向の取付け位
置を調整することができる。なお前記した弾性保
持体2は基体4に加硫接着され両者は一体的とさ
れている。
さて本例のベルトクリーナを使用するにあたつ
ては、基体1の取付け穴41に取付ボルトなどを
挿通し、これにより相手材に本例のベルトクリー
ナを取付ける。この場合清掃体1の先端部のチツ
プ11が、第2図に示すように、コンベヤベルト
5の表面5aに当接するようにする。すると、矢
印51方向(2図参照)へ回転駆動するコンベヤ
ベルト5の表面5aに付着していた付着物52
は、清掃体1の先端部のチツプ11に当つてかき
とられ、これにより付着物52は清掃除去されコ
ンベヤベルト5の表面5aから落下する。このと
き、第2図に示すように清掃体1の先端部のチツ
プ11は弾性保持体2を支点として矢印53方向
に揺動すると共に、清掃体1の基端部12は矢印
54方向に揺動する。そして清掃体1の揺動量が
一定量以上となると、該清掃体1の基端部12は
第2図に示すように一方のボルト3の先端部3c
に当つて係合する。これにより清掃体1の揺動量
は一定量に規制される。
又上面20及び下面21が上昇傾斜する構造を
もつ弾性保持体2により清掃体1は弾性支持され
ているので、コンベヤベルト5が上下方向に多少
振動したときであつても、清掃体1はこの上下方
向の変化に十分追従することができ、清掃効果を
確保することができる。
ところで、搬送物の種類、搬送物の水分率、ベ
ルト表面に付着している付着物の量や粘着度合、
降雨の有無などの事情によつて、清掃体1の揺動
量を一定にしたままでは、清掃体1による清掃除
去効果が低下することがある。
この点第1図〜第4図に示した本例において
は、ボルト3を操作して該ボルト3を螺進退させ
れば、調整機構として機能をするねじ部3bによ
り、ボルト3と清掃体1の基端部12との間の隙
間を大小に調整できる構成である。そのため、搬
送物の種類等に応じて清掃体1の揺動量を調整す
ることができる。具体的には、清掃体1の揺動量
を小さくしたい場合には、ボルト3を螺進させて
ボルト3と基端部12との間の隙間量を小さくす
ればよい。又、清掃体1の揺動量を大きくする場
合には、ボルト3を逆方向に操作すればよい。な
お上記した第1実施例には、第1図及び第2図に
示すようにボルト3は両側方向から1個づつ基体
4にねじこまれているが、ボルト3の本数はこれ
らに限らない。例えば2個づつねじこんでよい。
(第2実施例) 第5図は本考案の第2実施例を示す。
この第2実施例は、前記した第1実施例と基体
的には同じ構成である。但し本例の係合体は、前
記した第1実施例の場合とは異なり、第5図に示
すように頭部31a及びねじ部31bを有するボ
ルト31と、該ボルト31の先端部に設けられた
ゴム体32とで構成されている。このような構成
とすれば、清掃体10への衝撃力が緩和され、そ
の先端に設けられたチツプ11の切損が防止でき
る等の利点がえられる。なおゴム体32はボルト
31に加硫接着できる。
(第3実施例) 第6図は本考案の第3実施例を示す。第6図に
示す第3実施例では、係合体は、外周囲に調整機
構として機能するねじ部36aを有する棒状のね
じ部材36と、内側から螺挿されたナツト35
と、外側から螺挿されたナツト34とで構成され
ている。このナツト34及びナツト35は、係合
体と基端部12との間の隙間量を固定するロツク
機構として機能する。即ち、第6図に示すように
ナツト34及びナツト35で基体4を挾持すれ
ば、ねじ部材36が勝手に螺進退することを防止
できる。ねじ部材36を螺進退させるときには、
ナツト34及びナツト35を回して挾持を解除す
ればよい。
なお必要に応じてナツト34及び35のうちい
ずれか一方のみとしてもよい。
(第4実施例) 第7図は本考案の第4実施例を示す。本例の係
合体6はゴムから厚肉状に作製されている。係合
体6は、調整機構として機能する挿入体60を有
する。挿入体60は、基体45の挿入口45aに
前進及び後退可能に挿入されている。この挿入体
60は、下面に列設された複数個の凹部62を有
している。基体45の螺孔45bに螺挿されたボ
ルト63の先端部63aは、凹部62のいずれか
に侵入しうるようになつている。このボルト63
はロツク機構として機能をする。ここで、ボルト
63を緩めたり、あるいは該ボルト63を螺孔4
5bから外したりした状態で、把手60aを手指
などで押込又は引出し操作すれば、挿入体60
は、基体45の挿入口45a内を前進したり後退
したりすることができる。従つて、係合体6を清
掃体1の基端部12に対して近接及び離間するこ
とができる。係合体6を任意の位置にして係合体
6と清掃体1の基端部12との間の隙間量を調整
したら、ボルト63を螺孔45b内に更にねじ込
んで、ボルト63の先端部63aを凹部62内に
侵入させれば、その位置で係合体6を固定するこ
とができる。なお凹部62の形状は第7図に示す
ように四角穴状となつているが、三角穴状でもよ
い。この場合には、ボルト63の先端部も三角形
状とする。
(第5実施例) 第8図は本考案の第5実施例を示す。
本例は、基本的には実施例と同一の構造であ
る。但し、係合体としてのボルト3は、頭部3a
を有し、清掃体1の基端部12に螺進退可能に螺
挿されている。このボルト3は、調整機構として
機能するねじ部3bを有する。本例では、清掃体
1が揺動すると、係合体としてのボルト3が基体
4に当接して係合し、これにより清掃体1の揺動
量が規制される。ここでボルト3を螺進退させれ
ば、調整機構として機能するねじ部3bにより、
ボルト3と清掃体1の基端部12とを互いに近接
及び離間させうる。よつて清掃体1の基端部12
の揺動量を調整できる。
(第6実施例) 第9図は第6実施例を示す。
本例の係合体8は、ゴムから厚肉状に作製され
ている。この係合体8は、調整機構として機能す
る挿入体80を有する。挿入体80は下面に列設
された複数個の凹部81を有し、基体47の挿入
口47aに前進及び後退可能に挿入されている。
基体47には、ロツク機構が設けられている。ロ
ツク機構は、把手90と、把手90の先端に設け
られた嵌合体91と、嵌合体91とケース92と
の間に介装されたスプリング93とを含む。ここ
で把手90を操作して引出し、これにより嵌合体
91と凹部81との掛合を解除する。このように
解除した状態で、挿入体80の把手80aを操作
して挿入体80延いては係合体8の前進あるいは
後退させ、係合体8と清掃体1の基端部12との
間の隙間量h3を調整する。調整したら把手90
を離せばスプリング93の弾発力によつて嵌合体
91は凹部81に嵌まり込んで掛合する。故に係
合体8を任意の位置に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、
第1図はベルトクリーナの縦断面図、第2図は使
用している状態のベルトクリーナの縦断側面図、
図、第3図は要部を切り欠いて示すベルトクリー
ナの正面図であり、第4図は清掃体の正面図であ
る。第5図は本考案の第2実施例を示し、ベルト
クリーナの縦断側面図である。第6図は本考案の
第3実施例を示し、ベルトクリーナの縦断側面図
である。第7図は本考案の第4実施例を示し、ベ
ルトクリーナの縦断側面図である。第8図は本考
案の第5実施例を示し、ベルトクリーナの縦断側
面図であり、第9図は本考案の第6実施例を示
し、ベルトクリーナの要部の縦断側面図である。 図中、1は清掃体、11はチツプ、12は基端
部、13は延設部、14は垂下部、2は弾性保持
体、4,45,47は基体、5はコンベヤベル
ト、Sは空間、3はボルト(係合体)、31aは
頭部、31bはねじ部(調整機構)、31はボル
ト、32はゴム体、36はねじ部材、36aはね
じ部(調整機構)、6,8は係合体、60,80
は挿入体、(調整機構)をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部でコンベヤベルトの表面に付着した付
    着物を清掃する板状の清掃体と、 該清掃体の中央部を揺動自在に保持する弾性
    保持体と、 該弾性保持体を保持する基体と、 揺動する該清掃体の基端部と該基体との間に
    介在し、該清掃体基端部の揺動量を規制する係
    合体とで構成され、 該係合体および該清掃体の基端部の少なくと
    もいずれか一方は、該係合体と該清掃体の基端
    部とを互いに近接及び離間させる調整機構を具
    備し、 該調整機構により該清掃体の基端部の揺動量
    を調整するようにしたことを特徴とするベルト
    クリーナ。 (2) 係合体は、基体あるいは清掃体の基端部に螺
    進退可能にねじ込まれたねじ部材である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のベルトクリー
    ナ。
JP19477184U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPS6243940Y2 (ja)

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