JPS6243419Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243419Y2 JPS6243419Y2 JP19289182U JP19289182U JPS6243419Y2 JP S6243419 Y2 JPS6243419 Y2 JP S6243419Y2 JP 19289182 U JP19289182 U JP 19289182U JP 19289182 U JP19289182 U JP 19289182U JP S6243419 Y2 JPS6243419 Y2 JP S6243419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- passage
- coins
- diameter
- passage member
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案は硬貨処理機における硬貨放出装置に関
する。
する。
（従来の技術）
従来、回転円盤の遠心力により硬貨を周縁に揃
え、１枚ずつ整列させて硬貨通路に供給して計数
を行ない、硬貨通路の末端から放出させるように
した硬貨処理機における硬貨放出装置は、硬貨通
路の末端に硬貨の移動方向に対し側面よりみて直
角方向に移動方向を変換する方向変換部材を設
け、硬貨通路を搬送される硬貨が方向変換部材に
衝突して下方に落下されるものであつた。
え、１枚ずつ整列させて硬貨通路に供給して計数
を行ない、硬貨通路の末端から放出させるように
した硬貨処理機における硬貨放出装置は、硬貨通
路の末端に硬貨の移動方向に対し側面よりみて直
角方向に移動方向を変換する方向変換部材を設
け、硬貨通路を搬送される硬貨が方向変換部材に
衝突して下方に落下されるものであつた。
（考案が解決しようとする問題点）
しかして上記従来の硬貨放出装置では、硬貨通
路を順次送られてその末端から次々と方向変換部
材に１枚ずつ衝突するため、その衝突時に著しく
大きい衝突音が発生し、高速で処理するほどこの
衝突音が大きくなり、硬貨処理機としての価値を
低下させるもととなつている。
路を順次送られてその末端から次々と方向変換部
材に１枚ずつ衝突するため、その衝突時に著しく
大きい衝突音が発生し、高速で処理するほどこの
衝突音が大きくなり、硬貨処理機としての価値を
低下させるもととなつている。
本考案はこれに鑑み、上記従来機における騒音
を極力低減させ、静粛な運転を可能とし、この種
処理機の価値を高めることのできる硬貨処理機に
おける硬貨放出装置を提供することを目的として
なされたものである。
を極力低減させ、静粛な運転を可能とし、この種
処理機の価値を高めることのできる硬貨処理機に
おける硬貨放出装置を提供することを目的として
なされたものである。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成するため、本考案は、回転円盤
から送出される硬貨の径を規制する可動通路部材
およびこれに対設される位置固定の固定通路部材
により通路巾が定められる硬貨通路の末端に、前
記固定通路部材の内側面延長上に一端が連接され
かつ被処理硬貨の硬貨径よりも大径の弧状内面を
有する筒体を設けたものである。
から送出される硬貨の径を規制する可動通路部材
およびこれに対設される位置固定の固定通路部材
により通路巾が定められる硬貨通路の末端に、前
記固定通路部材の内側面延長上に一端が連接され
かつ被処理硬貨の硬貨径よりも大径の弧状内面を
有する筒体を設けたものである。
（作用）
前記回転円盤から供給され硬貨通路の通路部材
にそつて搬送される硬貨を通路末端から前記筒体
の弧状内面に硬貨の外周面をそわせて硬貨を回転
させながら落下放出させることにより、硬貨衝突
音の発生が減少する。
にそつて搬送される硬貨を通路末端から前記筒体
の弧状内面に硬貨の外周面をそわせて硬貨を回転
させながら落下放出させることにより、硬貨衝突
音の発生が減少する。
（実施例）
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
明する。
第１図は本考案による硬貨放出装置の一実施例
の平面を示すもので、硬貨を遠心力によりその周
縁に揃え、１列状態として送出する回転円盤１の
接線方向に硬貨通路２が配設されている。
の平面を示すもので、硬貨を遠心力によりその周
縁に揃え、１列状態として送出する回転円盤１の
接線方向に硬貨通路２が配設されている。
上記硬貨通路２は、前記回転円盤１の接線方向
に固設される固定通路部材３と、この固定通路部
材３に平行に設けられ金種つまみ４の設定回動操
作により公知のように図示しないカムにより矢印
Ａ方向に移動されて固定通路部材３との間隔がそ
の設定金種の硬貨径に対応した巾に調整される可
動通路部材５とで構成され、上記各通路部材３，
５の対向面下縁には、硬貨の両側端が係合して滑
動する係合縁６，７を有し、この係合縁６，７間
が径小硬貨の混入時にこれを排除する排除溝８と
されている。
に固設される固定通路部材３と、この固定通路部
材３に平行に設けられ金種つまみ４の設定回動操
作により公知のように図示しないカムにより矢印
Ａ方向に移動されて固定通路部材３との間隔がそ
の設定金種の硬貨径に対応した巾に調整される可
動通路部材５とで構成され、上記各通路部材３，
５の対向面下縁には、硬貨の両側端が係合して滑
動する係合縁６，７を有し、この係合縁６，７間
が径小硬貨の混入時にこれを排除する排除溝８と
されている。
上記硬貨通路２にそつてその上方部には、搬送
ベルト９が、回転円盤１の直近位置と硬貨通路２
の末端位置との上方部にそれぞれ軸架されたプー
リー１０，１１に張装され、その搬送ベルト９の
下面が硬貨の上面に圧接して硬貨を搬送するよう
になつている。
ベルト９が、回転円盤１の直近位置と硬貨通路２
の末端位置との上方部にそれぞれ軸架されたプー
リー１０，１１に張装され、その搬送ベルト９の
下面が硬貨の上面に圧接して硬貨を搬送するよう
になつている。
前記硬貨通路２の末端には、硬貨通路２から送
出される硬貨を下方に放出し、回収または次工程
に送るための筒体１２が軸線を垂直方向として設
置されている。
出される硬貨を下方に放出し、回収または次工程
に送るための筒体１２が軸線を垂直方向として設
置されている。
この筒体１２は、前記固定通路部材３の内側面
延長上に一端部１４ａが側板部１３を介して連接
され、かつ被処理硬貨の硬貨径よりも大径の弧状
内面１４を有するもので、この弧状内面１４の他
端部１４ｂは可動通路部材５の末端位置を超えて
外側方に位置されている。
延長上に一端部１４ａが側板部１３を介して連接
され、かつ被処理硬貨の硬貨径よりも大径の弧状
内面１４を有するもので、この弧状内面１４の他
端部１４ｂは可動通路部材５の末端位置を超えて
外側方に位置されている。
上記筒体１２の硬貨通路２の末端に面する側の
上部は、第２図に示しているように搬送ベルト９
の末端位置から筒体１２内に傾く傾斜面１５とさ
れており、これにより筒体１２の上部開口が平面
よりみて硬貨通路２の通路方向に長い形状となつ
いる。また筒体１２の弧状内面１４の上端１４ｃ
は、少くとも硬貨通路２上の硬貨の上面より上方
に延長されている。図において１６は硬貨通路２
の末端近くに設けられた計数器を示す。
上部は、第２図に示しているように搬送ベルト９
の末端位置から筒体１２内に傾く傾斜面１５とさ
れており、これにより筒体１２の上部開口が平面
よりみて硬貨通路２の通路方向に長い形状となつ
いる。また筒体１２の弧状内面１４の上端１４ｃ
は、少くとも硬貨通路２上の硬貨の上面より上方
に延長されている。図において１６は硬貨通路２
の末端近くに設けられた計数器を示す。
つぎに上記実施例の作用を第３図および第４図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第３図において、C1は径小の硬貨を、C2は大
径の硬貨を示しているが、硬貨径の如何にかゝわ
らず同様な作用が行なわれる。
径の硬貨を示しているが、硬貨径の如何にかゝわ
らず同様な作用が行なわれる。
すなわち径小硬貨C1を取り扱う場合には、金
種つまみ４を回動してその金種に設定することに
より、可動通路部材５は第３図の鎖線図示の位置
におかれ、固定位通路部材３と可動通路部材５と
の係合縁６，７上に硬貨C1の両側端が載つて搬
送ベルト９により矢印Ｂ方向に送られ、硬貨通路
２の末端から筒体１２内に送入される。
種つまみ４を回動してその金種に設定することに
より、可動通路部材５は第３図の鎖線図示の位置
におかれ、固定位通路部材３と可動通路部材５と
の係合縁６，７上に硬貨C1の両側端が載つて搬
送ベルト９により矢印Ｂ方向に送られ、硬貨通路
２の末端から筒体１２内に送入される。
筒体１２内に進入する硬貨C1の一側端は、固
定通路部材３の内側面の延長上におかれる側板部
１３の内面から弧状内面１４の一端部１４ａにそ
つて進行し、さらに弧状内面１４にそつて旋回す
る間に硬貨C1に矢印Ｄ方向への回転が与えられ
ながら矢印Ｅ方向に旋回しつゝ次第に下方へ落下
して行く。
定通路部材３の内側面の延長上におかれる側板部
１３の内面から弧状内面１４の一端部１４ａにそ
つて進行し、さらに弧状内面１４にそつて旋回す
る間に硬貨C1に矢印Ｄ方向への回転が与えられ
ながら矢印Ｅ方向に旋回しつゝ次第に下方へ落下
して行く。
大径の硬貨C2の場合は、可動通路部材５が実
線図示の位置に変更されるが、筒体１２内への進
入および落下の状況は前記硬貨C1の場合と全く
同様に行なわれ、その硬貨C2の落下状況は実線
で示されている。
線図示の位置に変更されるが、筒体１２内への進
入および落下の状況は前記硬貨C1の場合と全く
同様に行なわれ、その硬貨C2の落下状況は実線
で示されている。
なお、筒体１２の上端の弧状内面１４に硬貨が
摺接して旋回されるとき、下方に落ちにくい場合
には、第５図に該当部分のみを示すように、弧状
内面１４を内方に角度αだけ傾斜させることによ
り、硬貨を下方へ落下させやすくすることができ
る。
摺接して旋回されるとき、下方に落ちにくい場合
には、第５図に該当部分のみを示すように、弧状
内面１４を内方に角度αだけ傾斜させることによ
り、硬貨を下方へ落下させやすくすることができ
る。
したがつて本考案によれば、硬貨が筒体内に進
入する際、筒体の内周面に衝突せず、硬貨の一側
端が弧状内面に摺接して旋回力を与えられながら
螺旋状の運動を行なつて落下するので、硬貨通路
の末端から送出される際に生じていた硬貨の衝突
音の発生がなく、静かに落下放出させることがで
きる優れた効果がある。
入する際、筒体の内周面に衝突せず、硬貨の一側
端が弧状内面に摺接して旋回力を与えられながら
螺旋状の運動を行なつて落下するので、硬貨通路
の末端から送出される際に生じていた硬貨の衝突
音の発生がなく、静かに落下放出させることがで
きる優れた効果がある。
第１図は本考案による硬貨放出装置の一実施例
を示す平面図、第２図は同要部の縦断側面図、第
３図および第４図は硬貨の放出状況を示す平面図
および断面図、第５図は第１図における弧状内面
の変形例を示す一部の断面図である。 １……回転円盤、２……硬貨通路、３……固定
通路部材、５……可動通路部材、９……搬送ベル
ト、１２……筒体、１４……弧状内面。
を示す平面図、第２図は同要部の縦断側面図、第
３図および第４図は硬貨の放出状況を示す平面図
および断面図、第５図は第１図における弧状内面
の変形例を示す一部の断面図である。 １……回転円盤、２……硬貨通路、３……固定
通路部材、５……可動通路部材、９……搬送ベル
ト、１２……筒体、１４……弧状内面。
Claims (1)
- 回転円盤の遠心力により硬貨を周縁に揃え、１
枚ずつ整列させて硬貨通路に供給して計数を行な
い、硬貨通路の末端から放出するようにした硬貨
処理機において、前記回転円盤から送出される硬
貨の径を規制する可動通路部材、およびこれに対
設される位置固定の固定通路部材により通路巾が
定められる硬貨通路の末端に設けられ、前記固定
通路部材の内側面延長上に一端が連接されかつ被
処理硬貨の硬貨径よりも大径の弧状内面を有する
筒体を備え、前記回転円盤から供給され硬貨通路
の通路部材にそつて搬送される硬貨を通路末端か
ら前記筒体の弧状内面に硬貨の外周面をそわせて
硬貨を回転させながら落下させるようにしたこと
を特徴とする硬貨処理機における硬貨放出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19289182U JPS59100363U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 硬貨処理機における硬貨放出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19289182U JPS59100363U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 硬貨処理機における硬貨放出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59100363U JPS59100363U (ja) | 1984-07-06 |
| JPS6243419Y2 true JPS6243419Y2 (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=30414997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19289182U Granted JPS59100363U (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 硬貨処理機における硬貨放出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59100363U (ja) |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP19289182U patent/JPS59100363U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59100363U (ja) | 1984-07-06 |
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