JPS6243388B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6243388B2
JPS6243388B2 JP52105554A JP10555477A JPS6243388B2 JP S6243388 B2 JPS6243388 B2 JP S6243388B2 JP 52105554 A JP52105554 A JP 52105554A JP 10555477 A JP10555477 A JP 10555477A JP S6243388 B2 JPS6243388 B2 JP S6243388B2
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JP
Japan
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signal
output
input
average value
image sensor
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Application number
JP52105554A
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English (en)
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JPS5437626A (en
Inventor
Bunichi Nagano
Hiroshi Sasaki
Shoichi Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10555477A priority Critical patent/JPS5437626A/ja
Priority to US05/935,852 priority patent/US4228468A/en
Publication of JPS5437626A publication Critical patent/JPS5437626A/ja
Publication of JPS6243388B2 publication Critical patent/JPS6243388B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフアクシミリ読取装置におけるビデオ
出力の補正方式に関するものである。 現在フアクシミリ装置の画像読取には、高集積
度の固体素子アレイ例えばフオトダイオードや
CCD(チヤージカツプルドデバイス)イメージ
センサが用いられている。この種のイメージセン
サを使用する場合、一走査線上の画像情報を光学
系を介してアレイ状のイメージセンサに結像さ
せ、光情報を変換して得られるイメージセンサ出
力を予め設定された一定のスライスレベルで“1
(黒)”、“0(白)”に2値化することによつてフ
アクシミリ出力が形成されている。ここで問題に
なるのはたとえ原稿の一走査線上が同じ明るさに
照明されていても、光学系等を介して形成される
イメージセンサ出力は一様ではない。そのため従
来方式においてはセンサ出力を一様にするため原
稿とレンズ間に光量調整用の遮蔽板を設置する等
の対策が講じられている。しかしイメージセンサ
出力のバラツキは光源や光学系のみに原因すると
は限らずセンサ素子自身のバラツキも無視でき
ず、上記従来方式では所期の目的を達成し得ない
ばかりか、微妙な遮蔽板の位置調整は非常に難し
く実用上問題があつた。 本発明は上記従来の補正方式に替えて電気回路
で照明光源の経年変化のみならず、イメージセン
サ自体及び原稿がもつ出力のバラツキ等をも総合
的に補正する出力補正方式を提供するものであ
る。 本発明においては、読取画像信号の白・黒2値
を決定するためのスライスレベルを設定するに際
して、まず、“背景の白”と称する基準の日を読
取つて光学系やイメージセンサ等の読取装置に基
因する補正値を求めて予め記憶させ、更に“背景
の白”或いは読取装置にセツトされた原稿につい
てもその都度地色の明るさによる補正を行つて、
該地色の明るさによる補正値と上記読取装置によ
る補正値とからスライスレベルを設定するもので
ある。 原稿に記録された画像情報を読取る場合、画像
の性質によつては極めて高い精度で読取られるこ
とが要求されるが、フアクシミリ読取装置におい
ては、読取られた各走査線上の画像情報間に比較
的強い相関関係がある。従つてイメージセンサ出
力を補正する場合においても、アレイ状に配列さ
れた各センサ素子毎に出力補正をすることは必ず
しも必要ではなく、かえつて効率の悪い結果にな
る。 以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、イメージセンサとして1チツプに1728個のフ
オトセンサが集積されたCCDイメージセンサを
適用し、32個のセンサを1ブロツクとして54ブロ
ツクに分割した場合の出力補正方式を挙げる。尚
本発明においてはイメージセンサの種類は本質的
なものではなく、またブロツク数も適宜変更して
実施し得る。 第1図はフアクシミリにおける簡単な読取系を
示し、Aは光源、Bは透明ガラス板Cを取付けた
原稿台であり、原稿台B上に原稿Dが載せられ走
行される。Eは透明ガラス板C上に載せられた原
稿Dを安定に押し付ける原稿押え板で、該押え板
Eの透明ガラス板Cと対向する面は一様な白色に
形成され、後述する出力補正の際の基準となる背
景を兼用している。Fは光路変更用のミラー、G
はレンズ及びHはCCDイメージセンサで、原稿
D或いは押え板Eの背景で反射された光はミラー
Eで光路の変更がなされ、レンズGを介してイメ
ージセンサH上に結像されて光情報がビデオ信号
に変換される。 第2図は主に各種のタイミング信号を形成する
パルス発生回路のブロツク図で、1は出力t0
(4MHz)を発生する発振器で、該発振器1の出力
t0は14ビツトカウンタからなる第1パルス発生器
2に与えられる。第1パルス発生器2では入力さ
れた上記t0信号が順次分周され、T-2端子からは
2MHz、T-1端子からは1MHz、T0端子からは500K
Hz、……T11端子からは500/211=500KHz/2048
の同期したパルス信号が出力される。またS端子
から出力されるパルス信号は上記T0信号(500K
Hz)が2048個出力された状態で1回発生するパル
ス信号であり、LODD端子から出力されるパルス
信号LODDは、上記S信号の立上りのたびに反転
するパルス信号、TCOMP端子から出力されるパル
ス信号は上記T-2,T5信号の論理積即ち、 TCOMP=T-2によつて形成されるパルス
信号である。 上記第1パルス発生器2で形成されたパルス
T0信号はイメージセンサ5(第1図に符号
「H」で示す)に与えられ、T0信号に同期して読
取画像信号即ちビデオ出力VIDEOが形成され、
差動増幅器6に転送される。従つてイメージセン
サ5はS信号と同期して一走査を行う。 ビデオ出力VIDEOが入力された差動増幅器6
は、他方の入力端子が例えば接地されており、差
動出力V0及びV0′を出力する。ここで該差動出力
V0及びV′0はV0+V′0=定数の関係がある。 第2図に於て3は電源のオン状態を検出する回
路で上記第1パルス発生回路のS信号が入力さ
れ、フアクシミリ送信装置の電源がオンに投入さ
れた直後、検出回路3から出力されるTAD信号は
“1”に遷移し、その後光源Aが定常点灯に達し
た数秒後に上記S信号の立上りに同期してTAD
号は“0”に遷移するように回路が構成されてい
る。 第2パルス発生回路4は上記第1パルス発生回
路2で形成されたパルスT4,T5,T6及びLODD
号が、電源オン検出回路3からはパルスTAD信号
が入力されて、パルスTINTINT、TR/W及び
R信号を出力する。ここでTINT信号は後述する
背景の平均値を求めるタイミングを制御する信号
で、第6図に示す如く TINT=LODD・T6ODDとして形成さ
れ、またTR、TR/W信号は TRR/W=TADINT・T5として
形成される。 まず“背景の白”或いは原稿にかかわらず、イ
メージセンサのビデオ出力からピーク値を求める
回路及びその動作を説明する。 差動増幅器6の一方の出力V0は第3図に示す
入力端子Xに与えられ、レベルシフト用コンデン
サC1を介してクランプ用トランジスタTr1により
クランプされ、第4図に示す如く白い領域を読取
つた状態でOVより負側に偏位したビデオ信号V0
が形成される。尚該ビデオ信号V0の上限レベル
は接地レベルより上記トランジスタTr1のコレク
タ・エミツタ間電圧VCEの飽和電圧だけ高いレベ
ルにクランプされるが、VCEの値はビデオ信号
V0が数ボルトの大きさをもつのに対してほとん
ど無視し得る程度で、説明を簡略にするため接地
レベルにクランプされたものとする。 上記クランプ回路で抵抗R2とR1は夫々の抵抗
値がR2>R1の関係をもち、またC1R1の時定数が
パルスS信号の周期より充分大きくなるように抵
抗値及び容量が設計されている。 上記ビデオ信号V0はエミツタフオロア動作の
トランジスタTr2のベースに入力され、該トラン
ジスタTr2のエミツタ出力は更にエミツタフオロ
ア動作のトランジスタTr3のベースに入力されて
いる。該トランジスタTr3のエミツタは抵抗R4
接続され、該抵抗R4はコンデンサC2を介して接
地され、上記コンデンサC2の両端子間には放電
用抵抗R5が接続されている。上記抵抗R4及びコ
ンデンサC2の接続点からは入力されたビデオ信
号V0のうちで最も負側のレベルに近い出力
V′pEAKが導出され、高インピーダンスのボルテ
ージフオロアタイプに構成された演算増幅器OP1
の+側に入力されている。ここで上記コンデンサ
C2及び抵抗R5の時定数はC2・R5〓数秒となり、
またR5≫R4となるように予め設計されており、
上記演算増幅器OP1の出力VpEAKはV′pEAK=VpE
AKとなつて6ビツトDAコンバータ7のVREF端子
に入力される。即ちDAコンバータ7の入力VpEA
は第5図に示す如くビデオ出力から形成された
上記V0信号の負方向のピーク値にほぼ近い値と
して導出され、一方DAコンバータ7から出力さ
れるVDA信号の最大値(DAコンバータの入力が
DA1=DA2……=DA6=1の状態で形成されるV
DA信号)はVDA(MAX)=1.1×VpEAKとなるように
DAコンバータ7は予め調整されている。 次に読取つた背景の白のビデオ信号から各ブロ
ツク毎の平均値を求めてAD変換し、その値を記
憶させる動作及び回路について述べる。 DAコンバータ7の入力DA1,DA2……DA6
データセレクタ8の出力C1,C2……C6に接続さ
れ、該データセレクタ8の一方の入力端子A1A2
……A6は64×6の容量を備えたRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)9の出力端子O1O2……
O6に接続され、他方の入力端子B1B2……B6には
第2図に示した第1パルス発生器2の出力T-1
T0,T1……T4信号が与えられ、両入力端子の選
択はセレクト端子SEBに与えられる信号によつて
制御される。該セレクト端子SEBに与えられる制
御信号は上記電源オン検出回路3から出力される
AD信号で、データセレクタ8の入・出力関係係
は、TAD=SEB=1の状態でC1=B1,C2=B2
C3=B3……C6=B6となり、TAD=SEB=0の状
態でC1=A1,C2=A2,C3=A3……C6=A6となる
ように切換えられる。つまりTAD=1の状態で
DAコンバータ7の入力には第1パルス発生器2
のカウンタ出力T-1,T0,T1……T4が与えら
れ、DAコンバータ7の出力VDAとしてはカウン
タ出力T-1,T0,T1,……T4と順次計数される
につれて第6図に示す如くOVとVDA(MAX)の間で
変化する階段波を出力する。 10は6ビツトD型フリツプフロツプで、D入
力端子D1D2……D6には第1パルス発生器2のカ
ウンタ出力T-1,T0,T1……T4が入力され、出
力Q1,Q2,……Q6は容量64×6のRAM9のデー
タ入力端子I1I2……I6に接続されている。該フリ
ツプフロツプ10のトリガ入力Tには後述するD
型フリツプフロツプFF1の出力TCRが入力され、
該TCR信号の立ち上りで夫々の入力端子D1D2
…D6に与えられた信号は出力端子Q1Q2……Q6
転送され、同時にRAM9の入力端I1I2……I6に与
えられる。RAM9にはアドレス信号として入力
端子E1E2……E6にカウンタ出力T6,T7……T11
が与えられている。従つてカウンタ出力のT0
号を各パルス毎に0,1,2……2047と番号を付
けたとすると、T0信号がパルス0〜31の期間に
ついてはRAM9のアドレス“0”に、パルス32
〜63についてはアドレス“1”に……パルス2016
〜2047についてはアドレス63に相当し、TCR信号
のトリガによつて入力端子I1I2……I6に与えられ
た信号が上記カウンタ出力に制御されて対応アド
レスに記憶される。即ちフリツプフロツプ10が
トリガされる時点がRAM9に記憶される6ビツ
トデータの内容を決める。次に上記トリガ信号T
CRを形成する回路及び動作について説明する。 第3図に於て、差動増幅器6の他方の出力V′0
は入力端子Yに与えられ、レベルシフト用コンデ
ンサC3を介してクランプ用トランジスタTr4のコ
レクタに接続されてビデオ信号V′0が形成され
る。該ビデオ信号V′0の下限は−8Vよりトランジ
スタTr4のコレクタ・エミツタ間電圧VCEの飽和
電圧(約200mv)程度低いレベルにクランプされ
るが、説明を簡略にするため−8vにクランプさ
れたものとして説明する。尚クランプ回路中の抵
抗はR8>R7で且つ時定数C3・R7はパルスS信号
の周期より充分大きくなるように各抵抗値及び容
量が設計される。 ここでフアクシミリ送信動作を開始するため電
源が投入されると電源オン検出回路3からTAD
1の信号が出力される。 今LODD=1の状態とする。 ビデオ信号V′0はエミツタフオロア動作のトラ
ンジスタTr5のベースに入力され、該トランジ
スタTr5のエミツタは再びエミツタフオロア動
作のトランジスタTr6のベースに入力される。
次に第6図に示す如くTINT=1の状態(特に
T0信号のパルス32〜63の期間について考え
る。)でトランジスタTr7はオン遷移し、コレ
クタ側はほぼ接地レベルとなつてダイオード
D1は逆バイアスされ、上記トランジスタTr7
ダイオードD1、抵抗R11及びR12で構成された
ゲート回路は非動作状態となる。即ちトランジ
スタTr6のエミツタ電位VEは上記ビデオ信号
V′0とほぼ等しくなり、VE=V′0とすると|V0
|=VE−8vとなつてトランジスタTr6コレク
タ電流IC、エミツタ電流IEは IC≒IE=V−8v/R10=|V|/R10
なり、 コンデンサC4の充電電流ICはビデオ信号V0
の大きさに比例することになる。 イメージセンサの読取動作によつて形成された
一走査線のビデオ信号V0の大きさをV 、V ……
V1728とし、第4図に示す如く(31+N)番目の
パルスT0が発生した状態でN番目のビデオ信号
V0 N(N=1,2……1728)が現われるようにタ
イミング制御されているものとする。ここでT0
信号が32番目のパルスを発生している状態でコン
デンサC4の充電電荷Q1を考えると、ビデオ信号
V0は1/2のデユテイで表われるから Q1=V′/R10×T×1/2 (T:パルスT0
周期)と なり、 第6図に示す上記TINT信号が1の期間に充電
される電荷Q32は、
【式】とな り、 この電荷で充電されたコンデンサC4の一端の
電位VINTの大きさ|VINT|は、 ここで、16T/c・R10=1となるように抵抗R1
0
を設計 すれば上式は
【式】となり |VINT|はビデオ信号V ……V32
平均値
を示すことになる。 次にTINT=0となるとトランジスタTr7はオ
フとなり、この状態でダイオードD1は順方向に
バイアスされる。ダイオードD1のアノードつま
りトランジスタTr6のベースを−8vより少し低い
電位に強制するように抵抗R9及びR11が予め選ば
れている。上記トランジスタTr6のオフにより、
コンデンサC4への充電電流は遮断されて上記|
INT|の値は保持される。第6図に示す如く上
記TINT=0の遷移に続いて表われるT5=0の期
間にTINT=1の期間に求められた平均値|VINT
|のAD変換がなされる。 上述のようにVINT出力としては上記
【式】から求められた平均値が保持さ れ、一方DAコンバータ7の出力VDAはカウンタ
出力T-1,T0T1……T4が計数するにつれてVDA(
MAX)に近ずく階段波である。DAコンバータ7の
出力VDAは従来からオートスライスレベルとして
知られている如く、重みをもつて入力端子DA1
DA2……DA6に与えられる階段波信号が、VREF
端子に与えられるVPEAK信号に比例して振らされ
た信号として出力される。即ち階段波VDAが原稿
或いは背景の白等の地色の明るさに相応するVPE
AKのレベルに応じて比例的に補正される。 ここで上記階段状に変化するDAコンバータ7
の出力VDAに対して平均値出力VINTのレベル
は、VDA(MAX)=1.1×VPEAKとなるように予め出
力VDAが設定されているため第6図に示す如く必
ず交叉する。従つてVINT信号が+側に、VDA
号が−側に与えられた比較器COMP1において
は、VINTよりVDAがより負になる状態で出力
CO1が“0”→“1”に遷移し、第1パルス発生
器2から与えられるその直後のパルスTCOMPでD
型フリツプフロツプFF1の出力TCRは“0”→
“1”に変化する。該出力TCRはトリガ信号とし
て上記フリツプフロツプ10に与えられており、
該出力TCRのトリガ動作によつてフリツプフロツ
プ10に入力されているカウンタT-1,T0,T1
…T4の状態がRAM9に転送される。この状態で
RAM9に転送されるカウンタ出力T-1,T0,T1
……T4は比較器COMP1を介したTCR信号によつ
て制御されており、従つて記憶される値はビデオ
信号V ,V ……V32 の平均値出力を更に6
ビツ
トにAD変換したものとなる。 次に上記TRR/W=TADINT
T5に基いてTR/W信号が“0”に遷移すると、
RAM9の入力端子I1I2……I6に与えられたフリツプ
フロツプ10の出力信号はT0信号のパルスが32
〜63の期間にあるためアドレス2(E0=0,E1
=1,E2=…=E5=0)に書き込まれ、同時に
R=1であるためコンデンサC4に蓄えられた電
荷はリセツト用トランジスタTr8とダイオードD2
を介して放電される。尚ダイオードD2の働きは
上記トランジスタTr8のコレクタ電位が接地レベ
ルより少し正電位を示すため、そのレベルを相殺
してVINTのリセツトされた電位をほぼ接地レベ
ルにする。 次に再びTINT出力が“1”に変化すると、上
記説明と同様の動作によつてダイオードD1は逆
バイアスされ、トランジスタTr7等からなるゲー
ト回路は非動作状態となつてコンデンサC4の一
端の電位VINTはイメージセンサの次のブロツク
で読取られたビデオ信号のためにV65 ,V66

…V96 の平均値に近づき、第2ブロツクの補正値
がRAM9の次のアドレスに格納される。 本実施例においては2走査を1対として補正動
作が行われ、第1走査線ではイメージセンサの例
えば奇数ブロツクによる補正値がRAM9内に格
納され、第2走査線では偶数ブロツクによる補正
値がRAM9内に格納される。即ち電源オン検知
回路のTAD信号は、電源が投入された後数秒間1
状態が保持されるため、LODD信号は1及び0状
態が必ず出力され、LODD=1の状態でビデオ
V0 1+64m+V0 2+64m,V0 3+64m,……V0 32+64m(m=
0,1,……26)の平均値を6ビツトにAD変換
した6ビツトデータがRAM9のアドレス(2m+
2)番地に書き込まれ、LODD=0の状態でビデ
オ信号V0 33+64m,V0 34+64m,……V0 64+64mの6ビツ
トデータがRAM9のアドレス(2m+3)番地に
書込まれる。TAD信号が“1”から“0”に変化
する直前の2走査線に対応するビデオ信号の平均
値を6ビツトにAD変化したMブロツク(M=
56)の6ビツトデータがRAM9内の所定のアド
レスに格納され、“背景の白”を基準にしたイメ
ージセンサ等の読取装置特有のバラツキによる出
力補正値が予め記憶される。第7図はブロツク毎
に求められた平均値をビデオ信号V0と対応させ
て図示したものである。 次にTAD=0になるとTR/W信号が“1”とな
り、読取装置にセツトされた原稿を走査して補正
されたスライスレベルで白・黒の2値が形成され
る。上記TR/W=1によりRAM9は読み出しモ
ードに切換えられ、一方データセレクタ8の出力
端子はC1=A1,C2=A2……,C6=A6に接続さ
れ、その結果DAコンバータ7のアドレス入力に
はRAM9の出力O1O2……O6が与えられる。DA
コンバータ7の出力VDA信号は、V0 1+32M
V0 2+32M,……V0 32+32M(M=0,1,……53)の
平均値を6ビツトにAD変換した6ビツトデータ
を再びアナログに変換し、つまり各イメージセン
サのブロツク毎にそのビデオ信号V0 1+32M
V0 2+32M……V0 32+32M(M=0,1,……53)の平
均値を出力する。尚TAD=0の状態においては
RAM9の内容のアドレスと次に原稿を走査して
得られたビデオ信号V0を合せるためにTAD=1
の状態における時よりもパルスT0に換算して32
個分遅らせる。 原稿を走査して形成されたビデオ信号V0は上
述の動作によりVPEAKを求めてDAコンバータ7
のVREF端子に入力され、RAM9から読み出され
た対応するイメージセンサブロツクの平均値の6
ビーツトデータを地色の明るさによつて更に補正
し、出力VDA信号として導出される。該VDA信号
は抵抗R14,R15で分配されて総合的に補正された
スライスレベルを決定する信号として比較器
COMP2の一側端子に入力される。一方上記ビデ
オ信号V0は直ちに比較器COMP2の+側端子に入
力され、比較器COMP2で両信号のレベルの比較
がなされ、“1(黒)”、“0(白)”に2値化され
る。比較器COMP2から出力された2値化信号は
D型フリツプフロツプFF2のD入力に与えられ、
タイミング信号として与えられている信号T0
立ち上りで出力Qに導出され、上記スライスレベ
ルで2値化されたデイジタルのビデオ信号として
フアクシミリの送信部等に供給される。 上記原稿の読取りにおいて、原稿がイメージセ
ンサの走査線上を通過している状態で、原稿の地
色の明るさ(白さ)は相対的にVPEAKで表わされ
てVDA(MAX)に比例するため、上記実施例では原
稿の地色の明るさに対応したスライスレベルが設
定されている。 上記実施例はイメージセンサ素子のビデオ信号
を32個分を1ブロツクとして説明したが、本発明
は上記実施例に限られるものではなく、2個以上
のビデオ信号を1ブロツクとして実施することが
できる。 以上本発明によれば、まずN個のセンサ素子か
らなるイメージセンサが基準となる背景を読取
り、この時の出力のピーク値を求め、そして上記
イメージセンサをMブロツクに分割して、各ブロ
ツク毎の出力信号の平均値を求めて、この平均値
と上記ピーク値とにより画像読取りの際のスライ
スレベルの補正のための値を求めて記憶させ、該
記憶した値を読出して画像読取信号(ビデオ信
号)のスライスレベルの補正値を設定すること
で、光源、イメージセンサ、光学系等の読取装置
に基因するバラツキを電気回路によつて総合的に
補正することができ、従来装置の如く機械的な調
整作業を必要とせず、装置の管理維持が簡単でま
た読取精度を高めることができる。 又、各ブロツク毎にスライスレベルを補正する
ための基準値を記憶するため、メモリの容量が少
なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図はフアクシミリの読取部を示す概略図、
第2図は本発明による各種タイミング信号発生部
を示すブロツク図、第3図は本発明による出力補
正回路を示すブロツク図、第4図乃至第7図は本
発明の動作説明に供する信号波形図である。 A:光源、B:原稿台、D:原稿、E:原稿押
え板、5:イメージセンサ、7:DAコンバー
タ、9:RAM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フアクシミリ原稿を読取つてNビツトのビデ
    オ出力を形成するN個の素子からなる読取センサ
    をMブロツク(M<N)に分割し、上記読取セン
    サでフアクシミリ原稿を読取る前に予め基準とな
    る背景を読取つた各素子からのピーク値を、各ブ
    ロツク毎に平均した値を求め、該平均値を各ブロ
    ツク毎に対応して記憶せしめ、この走査後に上記
    読取センサにてフアクシミリ原稿の画像を読取る
    に際して、上記記憶された平均値を各ブロツク毎
    に対応させて読出し、この平均値に基いたスライ
    スレベルの補正値を各ブロツク毎に設定し、この
    補正値と上記読取センサからの画像信号とにより
    フアクシミリ信号を得ることを特徴とするフアク
    シミリ読取出力の補正方式。
JP10555477A 1977-08-30 1977-08-30 Correction system for facsimile read output Granted JPS5437626A (en)

Priority Applications (2)

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JP10555477A JPS5437626A (en) 1977-08-30 1977-08-30 Correction system for facsimile read output
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