JPS6243176Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243176Y2 JPS6243176Y2 JP10093683U JP10093683U JPS6243176Y2 JP S6243176 Y2 JPS6243176 Y2 JP S6243176Y2 JP 10093683 U JP10093683 U JP 10093683U JP 10093683 U JP10093683 U JP 10093683U JP S6243176 Y2 JPS6243176 Y2 JP S6243176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- gears
- fitting
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 claims 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Pulleys (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高温部を通過して軸支されるシヤフ
トに嵌合される歯車、チエンスプロケツト、プー
リーその他のホイールの嵌合位置がシヤフトの熱
膨脹によつて変動するのを自動的に矯正する機構
に関するものである。
トに嵌合される歯車、チエンスプロケツト、プー
リーその他のホイールの嵌合位置がシヤフトの熱
膨脹によつて変動するのを自動的に矯正する機構
に関するものである。
一般に例えば乾燥機や燃焼装置等の高温部分の
内部を通過するシヤフトは熱膨脹によつて伸縮
し、その端部に嵌合される歯車やチエンスプロケ
ツト、プーリー等の伝動ホイールもシヤフトの伸
縮量に応じて軸方向の位置が変動するために、こ
れらのホイール（以下「歯車等」と総称する）と
連動する他の歯車等との間に位置的なずれを生じ
ていた。
内部を通過するシヤフトは熱膨脹によつて伸縮
し、その端部に嵌合される歯車やチエンスプロケ
ツト、プーリー等の伝動ホイールもシヤフトの伸
縮量に応じて軸方向の位置が変動するために、こ
れらのホイール（以下「歯車等」と総称する）と
連動する他の歯車等との間に位置的なずれを生じ
ていた。
このため歯車の場合は高温部の温度の変動によ
つて噛み合い位置にずれを生じ、歯車の摩耗が不
均衡になつて他の温度での噛み合い時に歯車のあ
たりが不均一になつたり、歯車のガタを生じある
いは騒音や発熱の原因となる等の問題を生じてい
た。またチエン駆動やベルト駆動の場合もチエン
やベルトあるいはホイールの偏つた摩耗や発熱、
騒音等を生じ、さらにチエン、ベルトの強度や寿
命に影響を与える等前記と同種の問題点を含んで
いた。
つて噛み合い位置にずれを生じ、歯車の摩耗が不
均衡になつて他の温度での噛み合い時に歯車のあ
たりが不均一になつたり、歯車のガタを生じある
いは騒音や発熱の原因となる等の問題を生じてい
た。またチエン駆動やベルト駆動の場合もチエン
やベルトあるいはホイールの偏つた摩耗や発熱、
騒音等を生じ、さらにチエン、ベルトの強度や寿
命に影響を与える等前記と同種の問題点を含んで
いた。
この考案はこれらの問題点を解消するための歯
車等の嵌合位置自動矯正機構を提供せんとするも
ので、シヤフトが通過する高温部の温度が予想さ
れる範囲内であれば、歯車等とシヤフトが一定の
軸方向の外力によつてスライドし得るように歯車
とシヤフトの嵌め合い公差を設定し、且つ歯車等
の作動中にはその片方の端面が常に当接するスト
ツパー面を歯車等の片側に設け、さらにその反対
側には常に一定の押圧力で軸方向の外力を歯車等
に加えるように押接具を設けることを特徴として
いる。
車等の嵌合位置自動矯正機構を提供せんとするも
ので、シヤフトが通過する高温部の温度が予想さ
れる範囲内であれば、歯車等とシヤフトが一定の
軸方向の外力によつてスライドし得るように歯車
とシヤフトの嵌め合い公差を設定し、且つ歯車等
の作動中にはその片方の端面が常に当接するスト
ツパー面を歯車等の片側に設け、さらにその反対
側には常に一定の押圧力で軸方向の外力を歯車等
に加えるように押接具を設けることを特徴として
いる。
第１図はこの考案の実施態様を示す斜視図で、
乾燥機等の高温部内を通るシヤフト１が、高温部
外の軸受７に回転及び軸方向の摺動が自在な如く
嵌合支持される。該シヤフト１の外端には、歯車
２が軸方向に作用する一定の押圧力によつてスラ
イドできるような嵌め合い公差で嵌合され、シヤ
フト１の歯車嵌合部に刻設されたキー溝４に差込
まれ、セツトボルト６によつて固定されたキー５
によつて、歯車２はシヤフト１と一体回転する構
造である。この歯車２とシヤフト１の軸方向スラ
イド機構としてキーを用いないでスプラインシヤ
フトを用いることも可能である。
乾燥機等の高温部内を通るシヤフト１が、高温部
外の軸受７に回転及び軸方向の摺動が自在な如く
嵌合支持される。該シヤフト１の外端には、歯車
２が軸方向に作用する一定の押圧力によつてスラ
イドできるような嵌め合い公差で嵌合され、シヤ
フト１の歯車嵌合部に刻設されたキー溝４に差込
まれ、セツトボルト６によつて固定されたキー５
によつて、歯車２はシヤフト１と一体回転する構
造である。この歯車２とシヤフト１の軸方向スラ
イド機構としてキーを用いないでスプラインシヤ
フトを用いることも可能である。
上記歯車２は前記シヤフト１と平行に軸支され
るシヤフト１１に嵌合された歯車３と噛み合い、
両歯車２，３は同時回転する。図示する例ではシ
ヤフト１１は例えば乾燥室外等の非高温部にあつ
て熱膨脹を生じない場合を示している。
るシヤフト１１に嵌合された歯車３と噛み合い、
両歯車２，３は同時回転する。図示する例ではシ
ヤフト１１は例えば乾燥室外等の非高温部にあつ
て熱膨脹を生じない場合を示している。
歯車２の外側面には先端に回転ローラー１０を
軸支した押接具８が軸方向外側より内向きに押接
され、該押接の押圧力は押接具根端側のロツド９
に外装されたスプリング１２によつて得ており、
該スプリング１２はロツド９の端部を軸方向への
スライド自在に嵌挿しているガイドスリーブ１３
の内端面に接して内向きに圧縮されている。そし
て歯車２は上記押接具８によつて、その回転を妨
げられることなく、一定の弾力でその内端面を軸
受７の外側面に摺動自在に押接されて位置決めさ
れている。ガイドスリーブ１３は乾燥機等のフレ
ームに固定的に取付けられる。
軸支した押接具８が軸方向外側より内向きに押接
され、該押接の押圧力は押接具根端側のロツド９
に外装されたスプリング１２によつて得ており、
該スプリング１２はロツド９の端部を軸方向への
スライド自在に嵌挿しているガイドスリーブ１３
の内端面に接して内向きに圧縮されている。そし
て歯車２は上記押接具８によつて、その回転を妨
げられることなく、一定の弾力でその内端面を軸
受７の外側面に摺動自在に押接されて位置決めさ
れている。ガイドスリーブ１３は乾燥機等のフレ
ームに固定的に取付けられる。
図示する例では歯車２は軸受７の外側面をスト
ツパー面としてそこに押接されているが、シヤフ
ト１の歯車嵌合部を小径にして軸受７との嵌合部
に段差を設け、その段差面をストツパー面とする
こともできる。
ツパー面としてそこに押接されているが、シヤフ
ト１の歯車嵌合部を小径にして軸受７との嵌合部
に段差を設け、その段差面をストツパー面とする
こともできる。
この考案は以上の如く構成される結果、高温部
を通るシヤフト１がステンレス鋼等のように膨脹
率の高いものであつてその膨脹による突出量が大
きい場合であつても、歯車２は他の噛み合い歯車
３との噛み合い位置に変動を生じることなく、常
にストツパー面に押接され、正常な噛み合いを保
持しているという利点を有する。またシヤフト１
に嵌合するものが、チエンスプロケツトやプーリ
ーその他のホイールであつてもチエンやベルトの
巻掛位置等が常に正常に保たれるという点では全
く同様な効果を奏するものである。
を通るシヤフト１がステンレス鋼等のように膨脹
率の高いものであつてその膨脹による突出量が大
きい場合であつても、歯車２は他の噛み合い歯車
３との噛み合い位置に変動を生じることなく、常
にストツパー面に押接され、正常な噛み合いを保
持しているという利点を有する。またシヤフト１
に嵌合するものが、チエンスプロケツトやプーリ
ーその他のホイールであつてもチエンやベルトの
巻掛位置等が常に正常に保たれるという点では全
く同様な効果を奏するものである。
第１図は本考案の機構の１例を示す要部斜視図
である。 １：シヤフト、２，３：歯車、４：キー溝、
５：キー、６：セツトボルト、７：軸受、８：押
接具、９：ロツド、１０：ローラー、１１：シヤ
フト、１２：スプリング、１３：ガイドスリー
ブ。
である。 １：シヤフト、２，３：歯車、４：キー溝、
５：キー、６：セツトボルト、７：軸受、８：押
接具、９：ロツド、１０：ローラー、１１：シヤ
フト、１２：スプリング、１３：ガイドスリー
ブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ シヤフトが高温部を通過して支持されて該シ
ヤフトに歯車、チエンスプロケツト、プーリー
その他のホイール（歯車等）が嵌合される機構
において、上記高温部の温度が予想される範囲
内であれば、上記歯車等とシヤフトが一定の軸
方向の外力によつてスライドし得るように歯車
とシヤフトの嵌め合い公差を設定し、且つ歯車
等の作動中にはその片方の端面が常に当接する
ストツパー面を歯車等の片側に設け、さらにそ
の反対側には歯車の回転を妨げず歯車側面に一
定押圧力で押接される押接具を設けてなる歯車
等の嵌合位置自動矯正機構。 ２ 押接具が先端に回転ローラーを軸支し、後端
がロツドをなすとともに該ロツドに押接力を得
るスプリングを外装してなる実用新案登録請求
の範囲第１項に記載の歯車等の嵌合位置自動矯
正機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10093683U JPS608561U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 歯車等の嵌合位置自動矯正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10093683U JPS608561U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 歯車等の嵌合位置自動矯正機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608561U JPS608561U (ja) | 1985-01-21 |
| JPS6243176Y2 true JPS6243176Y2 (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=30238567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10093683U Granted JPS608561U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 歯車等の嵌合位置自動矯正機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608561U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023199830A1 (ja) * | 2022-04-13 | 2023-10-19 | 株式会社椿本スプロケット | 動力伝達装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721337B2 (ja) * | 1988-10-11 | 1995-03-08 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスコンロ |
| FR2910093B1 (fr) * | 2006-12-19 | 2009-02-13 | Hispano Suiza Sa | Engrenage a protection de surcouple integree |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP10093683U patent/JPS608561U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023199830A1 (ja) * | 2022-04-13 | 2023-10-19 | 株式会社椿本スプロケット | 動力伝達装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608561U (ja) | 1985-01-21 |
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