JPS624316B2 - - Google Patents

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JPS624316B2
JPS624316B2 JP56143892A JP14389281A JPS624316B2 JP S624316 B2 JPS624316 B2 JP S624316B2 JP 56143892 A JP56143892 A JP 56143892A JP 14389281 A JP14389281 A JP 14389281A JP S624316 B2 JPS624316 B2 JP S624316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
support
legs
vibration isolator
support structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP56143892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5852082A (ja
Inventor
Noboru Kamikobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5852082A publication Critical patent/JPS5852082A/ja
Publication of JPS624316B2 publication Critical patent/JPS624316B2/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横置型円毅タンクの支持構造に係り、
特に高速増殖炉などの高温の流体を内包するタン
クの支持構造に関する。
従来の支持構造の例を高速増殖炉の横置型円筒
タンクを例に第1図から第4図までの各図に示
す。
第1図、第2図において、タンクの胴体1は基
礎床10にアンカボルト11で固定された脚部2
に載せられて固定される。また胴体1の上部には
タンクの横方向(軸直角方向)に対する振動防止
のため防振器9が設置されている。このような支
持方法によりタンクは脚部2において胴体1の自
重および地震に対する支持を、また防振器9によ
つて地震に対する支持を行なう構成となつてい
る。
第3図、第4図は脚部2の断面構造を示すもの
である。胴体1と脚部2との熱膨張差による不要
な拘束を避けるため、胴体1と脚部2とは溶接に
よつて一体構造とせずに、胴体1を脚部2上に載
せて、第3図のA部分を例にして第4図で示す如
く胴体1に溶接した支持ボルト12で両者を締付
ける非一体型構造(分離型)となつている。脚部
2は胴体1を載せる円弧状にそつた矩形板の当て
板3と下板6、およびこれを継ぐ1枚のウエブ4
と5枚のフランジ5より構成され溶接により一体
構造となつている。胴体1と脚部2との間には断
熱材7が挿入されている。これは、通常の使用状
態において胴体1に内包した液体金属ナトリウム
15が500℃程度の高温域であるため、胴体1と
直接接触する脚部2上端の当て板3の温度を低く
抑えて、50℃程度の低温域である脚部2下端との
温度差を小さくするためである。当て板3には、
胴体1に溶接されたシアキー8が貫通する孔があ
けられており、この孔にシアキー8が隙間なくは
めこまれる構造となつている。このシアキー部で
タンク軸方向および軸直角方向の振動を拘束し、
脚部2側で支持する。シアキー8部は当て板3の
貫通孔で上下方向の拘束がなくフリーとなつてい
る。
胴体1と脚部2とを連結する支持ボルト12
は、胴体1の軸方向および周方向の熱膨張を拘束
しないように、ボルト12の径より充分に大きく
当て板3にあけられた貫通孔を通して、当て板3
に締結けられている。したがつて、支持ボルト1
2は胴体1と脚部2をタンク上下方向にのみ拘束
するものである。支持ボルト12には、通常使用
時に胴体1と脚部2との熱膨張差に起因する熱的
応力、また地震時にはタンクの上下振動による応
力が生じる。このうち、通常使用時の熱応力は、
胴体1側と脚部2側の温度差を断熱材7を挿入す
ることである程度小さく抑えられるものの、胴体
に内包する流体の温度が高いため依然として高い
値となつてしまう。また、支持ボルト12自身は
胴体1とほぼ同じ500℃程度となり高温域で使用
することから高温域で使用される材料特有の現象
であるクリープ現象を考えた材質の選定など強度
面での設計が非常に難かしくなつている。さら
に、当て板3に支持ボルト12の貫通孔が多数あ
くため当て板3自体の強度も弱くなつてしまう。
このように、胴体1と脚部2を支持ボルト12で
連結する支持構造は、設計上の問題が多いこと、
および構造が複雑であるため製作が難かしくなつ
てしまうという欠点がある。
本発明の目的は、横置タンクの支持構造に関
し、簡単な構成で強度が高く且つタンクの熱膨張
の吸収能力やタンク強度及び保温性能を失うこと
なく耐震性にすぐれた機能を得ることにある。
その方法として、従来構造で強度的に問題で、
しかもタンク脚部構造を複雑にしていた支持ボル
トを使用しない支持構造とするものである。具体
的には、従来構造で支持ボルトがもつていたタン
ク上下方向の支持機能を防振器でもたせるもので
ある。
本発明の第1実施例を第5図、第6図に示す。
第5図、第6図に示すように、支持構造の基本は
従来構造と同様に胴体1を基礎床10に固定され
た「くら形」の脚部2で2箇所支持することであ
る。脚部2には従来構造と同様に胴体1の自重お
よび、シアキー8部での地震に対する支持機能が
ある。また、従来構造で支持ボルト12がもつて
いた地震時の上下方向の支持をタンク上方に設置
した防振器9で行なわせる。なお、従来構造でタ
ンク上方に設置してタンク軸直角方向の地震に対
する支持機能をもつていた防振器9はタンク胴体
1の中央部に移し同様な機能をもたせる。
なお、防振器9を取付けるためタンクの周囲配
置され、剛性の高いアーチ形の支持ビーム13を
基礎床10へ固定設置する。防振器の取付けは建
物壁に直接取付けるのは剛性の面からは理想的で
あるが、一般にタンクは建物壁と十分離れた位置
に固定されるため、防振器9の長さが長くなりす
ぎ防振器自体の振動が問題になつてくるため、タ
ンクの支持構造をできるだけコンパクトにまとめ
る必要があることから、タンクの近接部に支持ビ
ーム13を配置するものである。
高速増殖炉で使われる液体金属ナトリウム15
を内包するタンクは、胴体の温度が500℃程度と
なるため通常時において、胴体の熱膨張を拘束し
ないようにする必要がある。このため、防振器に
は熱膨張に対しては自由に移動でき、地震時の急
激に加わる荷重に対しては、取付方向の動作を拘
束する機能が要求される。このような機能をもつ
た防振器は既に一般化されている。
第7図、第8図に示すものは本発明の第2の実
施例である。第7図、第8図で防振器9を建物壁
14に取付けるものである。タンクと建物壁14
が近い場合には本構造が効果的である。本発明の
第3実施例を示す第9図、第10図は、上下方向
の耐震機能をもつ防振器9をタンク胴体1とタン
クを固定する基礎床10との間に設置し、作用方
向が横方向の防振器9は基礎床10に固定の支持
ビーム13aとタンク間に設置される。
本発明によれば、次のような効果がある。
(1) 従来構造の支持ボルトを使用しないため、脚
部の強度設計が容易となる。
(2) (1)に関連して脚部の構造が単純化できる。
(3) (1)に関連して従来構造で支持ボルトを溶接し
ていたタンク胴体の強度が改善できる。
(4) (2)に関連して、従来構造の脚部がコンパクト
になり重量が低減できる。
(5) (1)に関連して、タンクの熱膨張をスムースに
行なわせることができるため、タンク胴体に不
要な拘束を与えることがなく、支持機能が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタンク支持構造の正面図、第2
図は第1図に示した支持構造の側面図、第3図は
第2図のB−B矢視断面図、第4図は第3図のA
部詳細断面図、第5図は本発明の第1実施例によ
る一部断面表示によるタンク支持構造の立面図、
第6図は第5図のC−C矢視断面図、第7図は本
発明の第2実施例による一部断面表示によるタン
ク支持構造の立面図、第8図は第7図のD−D矢
視断面図、第9図は本発明の第3実施例によるタ
ンク支持構造の立面図、第10図は第9図のE−
E矢視断面図である。 1……胴体、2……脚部、9……防振器、10
……基礎床、12……支持ボルト、13,13a
……支持ビーム、14……建物壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 横置円筒型タンクのタンク胴体を床に固定の
    脚部上に断熱材を介して載置したものにおいて、
    前記タンク胴体と前記タンク胴体近傍の固定静止
    体との間に防振方向を上下方向と水平横方向とに
    設定した各防振器を備えたことを特徴としたタン
    クの支持構造。 2 特許請求の範囲第1項において、前記防振器
    は床と一体的に取り付いた支持ビームと前記タン
    クの間に設けたことを特徴としたタンクの支持構
    造。 3 特許請求の範囲の第2項において、前記支持
    ビームは、タンクの両横と上方とをタンク胴体と
    立体交差する形状であることを特徴としたタンク
    の支持構造。 4 特許請求の範囲の第1項において、上下方向
    に熱膨張を吸収できる防振器をタンクと床または
    タンクと脚部との間に設けたことを特徴としたタ
    ンクの支持構造。
JP56143892A 1981-09-14 1981-09-14 タンクの支持構造 Granted JPS5852082A (ja)

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JP56143892A JPS5852082A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 タンクの支持構造

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JP56143892A JPS5852082A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 タンクの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS5852082A JPS5852082A (ja) 1983-03-28
JPS624316B2 true JPS624316B2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=15349462

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JP56143892A Granted JPS5852082A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 タンクの支持構造

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175301A (ja) * 1985-01-29 1986-08-07 Uchida Yuatsu Kiki Kogyo Kk ロ−ドセンシング形マルチプルコントロ−ル弁のタンデム回路装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5393415A (en) * 1977-01-28 1978-08-16 Hitachi Ltd High temperature horizontal tank

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JPS5393415A (en) * 1977-01-28 1978-08-16 Hitachi Ltd High temperature horizontal tank

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JPS5852082A (ja) 1983-03-28

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