JPS6242869A - カバ−オ−プン検出時のプリンタ制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、プリントホイールと人力バッファメモリと
を備えたシリアルインパクトプリンタ等において、印字
動作中にリボンカートリッジの交換その他の理由で安全
カバーがオープンされた場合のプリンタ制御方式に関し
、特にカバーオープンの検出により、プリンタの印字動
作をできる限り速かに停止にさせてオペレータの安全を
計るとともに、必要な処理が終了してカバーが閉じられ
た場合の再スタート操作が簡単に行えるようにして、安
全性と操作性とを向上させたカバーオープン検出時のプ
リンタ制御方式を提供する。

プリントホイールと入力バッファメモリとを備えたシリ
アルインパクトプリンタ等は、コンピュータの端末装置
用として、あるいはメモリタイプライタ等として、一般
にオフィス等で広く用いられており、通常は卓上型（デ
エスク・トップ・タイプ）にデザインされている。

このようなプリンタでは、プリンタ駆動のだめのコンピ
ュータ内肩時間を極力減少して、コンピュータの使用効
率を高める目的から、入力データを蓄えるだめの人力バ
ッファメモリを備えたものが多い。

第１図は、従来のプリントホイールと入力バッファメモ
リとを備えだ東上型シリアルインパクトプリンタの一例
を示す斜視図である。図面において、１はプラテン、２
はプリントホイール、３はカバーオープン検出センサー
、４は開閉式上カバー、５は下カバーを示す。

このプリンタは、印字動作中には、プリントホイール２
を塔載したプリントヘッドが高速度で移動している。そ
して、正常動作中は、オペレータの安全その他の理由で
、その主要部は一ヒカバー４と下カバ・−５とによって
覆われている。

ところが、印字動作中に、オペレータが誤って上カバー
４を開けてしまったり、またけ、リボンカートリッジを
交換するため、あるいはキャラクタインパクトプリンタ
等の場合に、印字途中で書体を変えるためにプリントホ
イールの交換の必要が生じたとき、上カバー４を開ける
と、カバーオープン検出センサー３が動作し、カバーオ
ープン信号が発生される。

第２図は、マイクロスイッチ型のカバーオープン検出セ
ンサーの概観略図である。図面において、６はマイクロ
スイッチの本体部、７はマイクロスイッチの可動部材、
８はインバータを示し、矢印Ｐは上カバー４が閉じられ
た状態における抑圧方向を示す。

このようなマイクロスイッチ型の場合、上カバー４によ
ってその可動部材７が矢印Ｐ方向に押圧されていると、
上カバー４が閉じられていることを示す例えば信号′１
″が、インバータ８からプリンタを駆動させるための外
部システムコントローラへ与えられるようになっている
。

そ１７て、上カバー４がオープン状態になると、この可
動部材７が矢印Ｐと反対方向へ押し上げられ、インバー
タ８の出力は、′１Ｎから′０“となって、カバーオー
プン信号が発生される。

なお、カバーオープン検出センサー３としては、光検出
方式のものも使用されている。

従来のプリンタでは、オペレータの安全を守るという観
点から、印字動作中にカバーが開かれると、カバーオー
プン検出センサー３が動作されてカバーオープン信号を
発生し、この信号をプリンタを駆動するだめの外部シス
テムコントローラへ与え、プリンタを停止させるために
、直ちに電源をオフ状態としたり、またはバッファメモ
リに入力されているデータを全部打ち出してから印字動
作を停止させるか、１ライン毎のキャリッジリターン時
にカバーオープン信号の有無を監視して、印字動作を停
止させるようにしていた。

しかしながら、カバーオープン信号によってプリンタの
電源を直ちにオフ状態とする方法では、オペレータの安
全上は好ましいけれども、再スタート時には、入力バッ
ファメモリへデータを入れ直したり、印字位置を合わせ
たりしなければ、その後の印字動作を継続させることが
できないという不都合があった。

また、入力バッファメモリは、通常１６文字程度、多い
ものになると２００文字分の１ラインバツフアメモリも
用いられており、このようなバッファメモリに入力され
ているデータを全て打ち出してから停止させたり、ある
いはキャリッジリターン時に停止させたりする方法では
、カバーオープン信号が発生された後にも、相当長い時
間印字動作が続けられることもあって、オペレータの安
全上からは好′！１１〜くない。

そこで、この発明のカバーオープン検出時のプリンタ制
御方式では、従来のプリンタにおけるこれらの不都合を
解決し、カバーオープン信号が発生されたときは、プリ
ンタの印字動作を速かに停止させてオペレータの安全を
計るとともに、カバーが閉じられた再スタート時には、
その印字動作が簡単に継続できるようにして、安全性と
操作性とを向上させることを目的とする。

そのために、この発明のプリンタ制御方式においては、
印字動作中にカバーオー　ブン検出センサーからのカバ
ーオープン信号が発生されたときは、その時点における
印字シーケンス、またけすでにその次の印字シーケンス
が開始されている場合には、このすでに開始された次の
印字シーケンスの終了後に、印字待期状態でプリンタを
停止させることを特徴と１７ている。

第３図は、この発明のカバーオープン検出時のプリンタ
制御方式を実施するために用いられるプリンタ内部コン
トローラの一例を示すブロック図である。図面において
、９は入力バッファメモリ、１０はプリンタシーケンス
コントローラ、１１はカバーオープン検出センサー、１
２は活字選択制御部、１３はハンマー制御部、１４はキ
ャリッジ制御部、１５はリボンフィード制御部、１６は
ラインフィード制御部、Ｍｌはセレクションモータ、Ｍ
２はキャリッジモータ、Ｍ３はリボンモータ、Ｍ４はラ
インフィードモータ、Ｉ（ＭＲ−ＭＡＧはハンマーマグ
ネットを示し、またＤＡＴＡは入力データ、５ＴＲＯＢ
Ｅはストローブ信号、ＲＥＳＥＴはリセット信号、Ｃ０
ＶＥＲＯＰＥＮ　はカバーオーブン検出信号、ＲＥＡＤ
Ｙ／ＢＵＳＹはデータＤＡＴＡの入力バッファメモリ１
０への入力を有効・無効にする制御信号を示す。

理解を容易にするだめに、従来のプリンタと共通する部
分から説明する。なお、説明の便宜上、外部システムコ
ントローラから入力されるデータＤＡＴＡ　　は、８ビ
ツトパラレルで与えられるものとする。

この８ビツトパラレルの入力データＤＡＴＡは、入カハ
ツファメモリ９ヘストロープ信Ｍ　５ＴＲＯＢＥのタイ
ミングで入力される。また、この入力デ−タＤＡＴＡ　
ハ、　７’　ＩＪンタシ−ケンスコントローラ１０から
制御信号ＲＥＡＤＹが発生されている状態のときだけ、
外部システムコントロー　ラから入力可能とされる。

入力バッファメモリ９は、すでに説明したように、外部
システムコントローラにおけるプリンタ駆動のだめの占
有時間を少なくするために備えられており、一般に１６
文字分から多いものでは１ライン分のデータを蓄えるこ
とが可能な容量を有している。最近では、活字を小さく
１〜．１インチ（約２゜５　ｔｓ　）当り１５文字が印
字可能なプリンタも出現している。この場合には、通常
の１／１ｏ″（約２．５ｍｍ）ピッチなら１ラインは１
３６文字であるが、’／＋５’（約１．６ｆ５ｍＲ）　
　ピッチにすれば２０４文字も印字可能であり、入力バ
ッファメモリ９の容量としては２０４文字以上のものが
必要となる。

との入力バッファメモリ９は、一般にファーストイン・
ファーストアウト方式で使用され、印字動作を伴うデー
タの場合には、活字選択制御部１２ヘキヤラクタコード
が送出され、所定の選択動作が終了すると、印字指令信
号がハンマー制御部］３へ与えられて印字動作が行われ
る。

そして、印字動作が終了すると、キャリッジ制御部１４
は、予め決定された印字ピッチ分だけギヤリッジを例え
ば右方向へ送り、同時にまたリボンフィード制御部１５
によってリボンフィードが行われる。

印字動作を伴わないデータの場合、例えばタブレーショ
ンＴＡＢ、キャリッジリターンＣＲ。

スペースＳＰ等のコードについては、キャリッジ制御部
１４ヘコードが送出されて、それぞれの動作が行われる
。

また、その池にラインフィートコ−ドもあるが、この場
合にはラインフィード制御部１６ヘ送出されて、ライン
フィード動作が行われる。

このような８ビツトパラレルコー　ド・インターフェー
ス回路の場合、最初の活字選択からリボン送りも含めて
ギヤリッジ送りの終了まで、を］シーケンス動作と考え
ることができる。そして、十カバー４が閉じられた正常
状態では、これらの動作が順次繰り返えされて、印字動
作が続けられ、その間に、リボンカートリッジの交換や
プリントホイールの交換のため、あるいは誤って上カバ
ー４が開かれると、カバーオーブン検出センサー　１］
からカバーオーブン信号が発生される。どのカバーオー
プン信号ハ、１ずプリンタシーケンスコントローラ１ｏ
へ与えられる。

第４図は、この発明のカバーオーブン検出時の７’　Ｉ
Ｊンタ制御方式の動作を説明するだめのタイミングチャ
ートである。図面において、ＰａｒｔＡは入力バッファ
メモリに１つだけデータが入力されている場合、Ｐａｒ
ｔ　Ｂは連続ｌ〜て複数個のデータが入力されている場
合を示し、捷だ、−］〇− ＣＯＩ〜ＣＯ３はそれぞれカバーオープン信号、ＳＡ］
〜ＳＡ３はそれぞれシーケンスエリアを示すＯ まず、入力バッファメモリ９に１つだけデータが入力さ
れている第４図のＰａｒｔ　Ａについて説明すれば、活
字選択中を示す活字選択信号Ｂ　Ｕ　Ｓ　Ｙが終了する
と、印字のために印字ノ・ンマー７が駆動される。そし
て、ハンマーの印字動作中を示すハンマー駆動信号ＢＵ
ＳＹが終ると、キャリッジ送り動作およびリボンフィー
ド動作が行われて一連の印字シーケンスが終了する。

この第４図のｐａｒｔ　Ａでは、このシーケンス動作中
をシーケンスエリアＳＡＩ　で示している。

このシーケンスエリアＳＡＩ　の間にカバーオープン信
号Ｃｏ１ｔたけＣＯ２が検出された場合、プリンタシー
ケンスコントローラ１０は、シーケンスエリアＳＡＩ　
が終了するまでプリンタを動作させ、その後の入力デー
タＤＡＴＡの受付けを無効とするように、外部システム
コントローラへの制御信号ＲＥＡＤＹを制御信号ＢＵＳ
Ｙにする。

４＊、ブｌＪンタシーケンスコントローラ１０１ｒ：゛
、カハーオ・−ブン信号ＣＯＶ　Ｅ　ＲＯＰ　Ｆ；　Ｎ
を外部システムコントローラへ送出する。

次に、入力バッファメモリ９に連続して複数個のデータ
が入力されている第４図のＰａｒｔ　Ｂについて説明す
る。

このＰａｒｔ　Ｂは、シーケンスエリアＳＡ２の動作中
に、次のシーケンスエリアＳＡ３の動作がオーバーラツ
プ［７ている場合を示している。

通常、入力バッファメモリを備えたプリンタでは、シー
ケンスエリアＳＡ２の例えばキャリッジ動作中に、次の
シーケンスエリアＳＡ３の活字選択動作を並行して行う
ことが可能である。

そして、このシーケンスエリアＳＡ２においてカバーオ
ープン信号ＣＯ３が検出された場合、すでに次のシーケ
ンスエリアＳＡ３の活字選択動作が開始されている。そ
こで、このような場合には、カバーオープン信号が検出
されて停止されるべきシーケンスは、このシーケンスエ
リアＳＡ２ではなく、次のシーケンスエリアＳＡ、３と
する。すなわち、シーケンスエリアＳＡ３の動作が終了
しまた時点でプリンタを停止させ、寸だ入力バッファメ
モリ９からのデータ送出を阻止する。なお、この場合に
も、先の第４図のＰａｒｔ　Ａ　の場合と同様に、シー
ケンスエリアＳＡ３の終了後、プリンタシーケンスコン
トロー　ラ１０からの制御信号ＲＥＡＤＹを制御信号Ｂ
ＵＳＹにして、外部システムコントローラによる入力デ
ータＤＡＴＡを阻止するとともに、カバーオープン信号
Ｃ０ＶＥＲ０ＰＥＮ　　ヲ外部システムコントローラへ
送出する。

このように、この発明のカバーオープン検出時のプリン
タ制御方式では、第４図のＰａｒｔ　Ａのようにシーケ
ンスエリアＳＡＩ　の動作中にカバーオ−プン信号ＣＯ
ＩまだはＣＯ２が検出されたトキは、そのシーケンスエ
リアＳＡＩの終了後に、また、Ｐａｒｔ、　Ｂのように
シーケンスエリアＳＡ２とＳＡ３がオーバーラツプして
動作中にカバーオープン信号ＣＯ３が検出されたときは
、後のシーケンスエリアＳＡ３の終了後に、ブリンタを
印字待期状態の捷゛ま停止させるようにしている。すな
わち、プリンタの動作は、必ず１シーケンスの終了状態
で停止される。

このような１シーケンスエリアは、通常２０〜３０ｍ５
ｅｃ程度であるから、カバーオープン信号が発生される
と、殆んど同時にプリンタの印字動作は停止されること
になる。

なお、以上の第３図および第４図に関連した説明では、
入力データＤＡＴＡが８ビツトパラレルえられる場合に
ついて述べた。しか１７．１２ビツトパラレルの入力デ
ータも用いられており、このような１２ビットパラレル
の場合にも、この発明のプリンタ制御方式が実施できる
ことはいう゛までもない。

なお−まだ、プリンタの一連の印字動作をシーケンスと
名付け、活字選択動作から、ハンマリング、リボン送り
を含むキャリッジ送りまでを１シーケンスと説明１−だ
が、１２ビツトパラレルの入力データの場合には、とれ
らのうちの何種かの動作は、並行的に進められている。

この−−−１４−一 ような場合には、一連のシーケンス動作が細かく分割さ
れたものと考えるととができるので、活字選択を含むシ
ーケンスについて、その印字動作を停止させればよいこ
とは明らかである。

以−七に詳細に説明したとおり、この発明のカバーオー
　ジン検出時のプリンタ制御方式では、安全カバーが開
かれたときカバーオープン検出センサーによってカバー
オープン信号を検出し７、このカバーオープン信号によ
って、この検出時における印字シーケンス、寸たけすで
にその次の印字シーケンスが開始されている場合には、
このすでに開始された次の印字シーケンスの終了後、プ
リンタは印字待期状態で停止させるようにしている。

１〜たがって、プリンタの印字動作は速かに停止されて
、オペレータの安全性が向」ニされる。

寸だ、リボンカートリッジやプリントホイールの交換等
の必要な処理が終了した場合には、従来のように入力バ
ッファメモリへデータを再入力させたり、印字位置を修
正したりする必要なｉ２に、カバーを閉じるだけで、停
＋Ｌ、前の状態から継続して印字動作を再開させるとと
がり能となり、再スタート時における操作性も著１〜く
向トされる。さらに、そのために必要な制御回路等も簡
単に構成することが可能であり、コスト面でも有利であ
る、等の多くの優わた効果が達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプリントホイールと入力バッファメモリ
とを備えた卓−ト型シリアルインパクトプリンタの一例
を示す斜視図、第２図はマイクロスイッチ型のカバーオ
ー　ブン検出センサーの概観略図、第３図はとの発明の
カバーオープン検出時のプリンタ制御方式を実施するた
めに用いられるプリンタ内部コントロー　ラの一例を示
すブロック図、第４図はこの発明のプリンタ制御方式の
動作を説明するだめのタイミングチャートである。 図面において、９は入力バッファメモリ、１０はプリン
タシーケンスコントローラ、ｌｌｉカバーオープン検出
センサー、１２は活字選択制御部、１３はハンマー制御
部、１４はキャリッジ制御部、１５はリボンフィード制
御部、１６はラインフィード制御部、Ｍｌはセレクショ
ンモータ、Ｍ２はキャリッジモータ、Ｍ３はリボンモー
タ、Ｍ４はラインフィードモータ、ＨＭＲ−ＭＡＧはハ
ンマーマグネットを示す。 手続補正書（自発） 昭和６１年７月１６日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリントホイールと入力バッファメモリとを備えたシリ
   アルインパクトプリンタ等において、安全カバーが開か
   れたときカバーオープンを検出するセンサー手段を用い
   、印字動作中にカバーオープンが検出された場合、その
   カバーオープン検出時における印字シーケンスまたはそ
   の次の印字シーケンスの終了後、プリンタを印字待期状
   態で停止させることを特徴とするプリンタ制御方式。