JPS6242624A - 音声回路方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野） 本発明は、打合わせ回線等において、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換して使用する音声回路方式に関する
ものである。

（従来の技術） 第２図は従来より使用されている音声回路の構成例を示
すものであり、ここでは音声回路の送信側に必要な部分
のみをブロック的に書いてＪ３す、受信側および他の部
分は省略している。同図において、入力端子ＩＮより入
力されたアナログ音声信号は増幅器１にて増幅され、ざ
らにＡＤ変換器２にて、クロック入力端子ＣＬＯＣによ
り入力されるクロック信号に同期したディジタル信号に
変換され、出力端子０１１Ｔよりディジタル出力信号と
して打合せ回線等の送信側に送出される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、前記構成の回路では、音声が無人力でも
、回路より発生する雑音だけがそのままＡＤ変換され、
出力側に送出されてしまうため、無通話時の雑音特性が
悪いという問題点があった。

本発明は前記問題点を除去し、無通話時の雑音特性の良
い音声回路方式を提供することを目的とする。

（問題点を解決１Ｊるための手段） 本発明では前記問題点を解決するため、音声入力信号を
ＡＤ変換器によりアナログ・ディジタル変換して送出Ｊ
る音声回路方式において、無通話信号相当のディジタル
信号を発生づるパターンジェネレータと、前記ＡＤ変換
器又はパターンジェネレータの出力のいずれか一方を選
択的に送出するスイッチ手段と、音声入力信号の有無を
検出し、通話時にはＡＤ変換器の出力を送出し、無通話
時にはパターンジェネレータの出力を送出リーるように
、前記スイッチ手段を切替制御する音声検出器とを設け
た。

（作用） 本発明によれば、音声信号が入力された場合はそのまま
ＡＤ変換された信号が送出され、−・方、無音時には音
声検出器によりこれが検出され、所定のディジタルパタ
ーンが送出される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例告示Ｊもので、図中、第２図
と同一構成部分は同一符号をしって表わづ。即ち、１は
増幅器、２はアナログ・ディジタル（ＡＤ）変換器、３
Ｇ、！音声検出器、４はパターンジェネレータ、５はデ
ィジタルスイッチである。

前記回路において、音声入力端子ＩＮは増幅器１に接続
され、その出力はＡＤ変換器２と音声検出器３に接続さ
れる。ＡＤ変換器２どパターンジェネレータ４の出力は
、それぞれディジタルスイッチ５に接続される。音声検
出器３では、帯域フィルタ（ＢＰＦ）６、可変増幅器７
、検波器８、時定数回路９、および増幅器１０に順次接
続され、その出力はディジタルスイッチ５に接続される
。

ディジタルスイッチ５の出力は出力端子ＯＵＴに接続さ
れる。

次に動作について説明する。

まず、アナログの音声信号が入力されると、増幅器１に
よって増幅され、その出力はＡＤ変換器２と音声検出器
３に接続される。

そして、ディジタル信号に変換された音声信号は、ディ
ジタルスイッチ５を通って出力に送出されるが、音声が
無人力の場合は、ディジタルスイッチ５が切替わり、パ
ターンジェネレータ４の出力が送出される。

これは、音声検出器５からの制御信号によって、通話時
にはＡＤ変換器２の出力を送出し、無通話時にはパター
ンジェネレータ４より無通話信号相当のディジタル信号
（例えば、ΔＭ変換方式ではｒｌｏｌｏＪ、ＰＧＭ変換
方式では「１１１１」）を出力に送出するように、ディ
ジタルスイッチ５を切替えるためである。

音声検出器３では、増幅されたアナログ信号より、帯域
フィルタ６によって音声信号だけを取り出し、次に、そ
の信号は可変増幅器７にで増幅される。この可変増幅器
７は、音声検出器の動作点レベルを設定するためのもの
であり、利得を任意に可変することによって動作点レベ
ルを高くし、レベルの高い入力信号の時だけ動作するよ
うにしたり、また、動作点レベルを低くし、レベルの低
い入力信号でも動作するように、設定できる。

可変増幅器７によって増幅された信号は、検波器８に入
り音声信号の有無を検出され、その出力は時定数回路９
に接続される。この時定数回路９では、充電は瞬時に行
なわれるが、放電は数秒間時間がかかるような回路格成
になって４５す、入力信号レベルが動作点レベルより高
い時は瞬時に充電が行なわれ、ディジタルスイッチ５は
ＡＤ変換器２側に切替わり、次の動作点レベルより低く
なってもゆっくり放電し、数秒後にディジタルスイッチ
５はパターンジェネレータ４側に切替わるようになって
いる。これは実際に会話をした場合に、音声のレベル変
動によってディジタルスイッチ５が何度も切替わり、音
声がとぎれるのを防ぐ働きをしている。

該時定数回路９の出力は増幅器１０に接続される。この
増幅器１０は、ディジタルスイッチυ制御用ドライブ増
幅器であり、その制御出力信号によって入力信号が音声
検出器３の動作点レベル以上の場合は、ディジタルスイ
ッチ５をＡＤ変換器２側に切替え、動作点レベル以下の
場合は、ディジタルスイッチ５をパターンジェネレータ
４側に切替える。また、ディジタルスイッチ５での切替
えをＡＤ変換されたディジタル部分で行なうことによっ
て、ＡＤ変換器２自身の雑音を出力に送出することはな
い。

（発明の効渠） 以上説明したように本発明によれば、音声入力信号の有
無を検出し、無人力の場合には、スイッチ手段により強
制的に無通話信号相当のディジタルパターンを送出する
ようになしたため、従来の伝送品質を確保したまま無通
話時の雑音を最小にすることができ、また、どのような
変復調方式でも使用でき、あらゆる装置にも適用可能で
ある等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の音声回路方式の一実施例を示づブロッ
ク構成図、第２図は従来の音声回路方式の一例を示すブ
ロック構成図である。 １・・・増幅器、２・・・アナログ・デジタル変ＪＡ器
、３・・・合声検出器、４・・・パターンジェネレータ
、５・・・ディジタルスイッチ、６・・・帯域フィルタ
（ＢＰＦ）、７・・・可変増幅器、８・・・検波器、９
・・・ドライブ増幅器。 特許出願人　沖電気工業株式会礼 代理人弁理士　古　　１）　精　　孝 ６：’Ｊ−成フイルヲ ９：時定牧回路 １０１曽慴器 本発明の一室お９に示す構成図 第１図 イコー東のＤＦＭ４ｇｙフーイタ：り左示４」プク第２
図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音声入力信号をＡＤ変換器によりアナログ・ディジタル
   変換して送出する音声回路方式において、 無通話信号相当のディジタル信号を発生するパターンジ
   ェネレータと、 前記ＡＤ変換器又はパターンジェネレータの出力のいず
   れか一方を選択的に送出するスイッチ手段と、 音声入力信号の有無を検出し、通話時にはＡＤ変換器の
   出力を送出し、無通話時にはパターンジェネレータの出
   力を送出するように、前記スイッチ手段を切替制御する
   音声検出器とを備えたことを特徴とする 音声回路方式。