JP2927130B2 - 音声回路 - Google Patents

音声回路

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JP2927130B2
JP2927130B2 JP226493A JP226493A JP2927130B2 JP 2927130 B2 JP2927130 B2 JP 2927130B2 JP 226493 A JP226493 A JP 226493A JP 226493 A JP226493 A JP 226493A JP 2927130 B2 JP2927130 B2 JP 2927130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末のアナログ音
声信号処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端末甲と端末乙がTV電話で通話
中に、端末甲側でVTR装置を端末に接続し、甲から乙
に対してビデオテープを用いてプレゼンテーションを行
うような場合、端末甲、端末乙の両方でビデオの音声は
端末から聴取している。
【0003】プレゼンテーションを能率よく進めるには
ビデオテープの音声と端末甲側、端末乙側の音声が同時
に伝送できたほうが良い。この場合、端末甲側での音声
同時伝送方法としては2通りある。
【0004】一つは、ビデオの音声信号と肉声による送
話信号、ビデオの音声信号と局側からの受話信号を単に
重畳させ、それぞれ送話出力信号、受話出力信号とする
方法がある。
【0005】もう1つはスイッチによりビデオの音声信
号と肉声による送話信号、局側からの受話信号とを切り
替える方法である。この方法では甲が必要に応じて手動
で切り換えをする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で述
べた方法には下記の欠点がある。
【0007】すなわち、ビデオの音声信号と肉声による
送信信号、ビデオの音声信号と局側からの受話信号を単
に重畳させ、それぞれ送話出力信号、受話出力信号とす
る方法では、ビデオの音声信号と肉声による送話信号、
ビデオの音声信号と局側からの受話信号を同じレベルに
なるように重畳すると、両方とも聞こえるのでその内容
を容易に聞き取ることはできない。また、片方が聞こえ
るようにレベルの差をつければ、もう片方が聞こえなく
なり両方とも聞くという主旨に反する。
【0008】スイッチによりビデオの音声信号と肉声に
よる送話信号、局側からの受話信号を切り替えることに
より両方の信号を伝送する方法は、甲が必要に応じて手
動で切り替えをするので、会話に即応した切り替えがで
きない、甲が切り替えるので乙側の意志が尊重されな
い、長時間使うと手が疲れるなどの欠点がある。
【0009】そこで本発明はビデオの音声信号と肉声に
よる送話信号、局側からの受話信号の切り替えを、甲、
乙の音声のいずれかを検出することにより肉声による送
話信号と局側からの受話信号が優先して伝送されるよう
にして自動制御を行い、手動で切り替えることによる欠
点を解決するために考案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送話信
号を増幅する第1の増幅器と、局側からの受話信号を増
幅する第2の増幅器と、これら第1,第2の増幅器の出
力を直流電圧に変換して、常にどちらか電圧の高い方を
出力する整流回路と、この整流回路の出力を充電し、放
電時はある時定数をもって、出力電圧が減少する充放電
回路と、この充放電回路の出力を入力とし、基準電圧に
対して、入力電圧が高いと第一のレベルの電圧を出力
し、低いと第二のレベルの電圧を出力する比較器と、こ
の比較器の出力を入力として、入力と同じ電圧をそのま
ま出力する状態と入力電圧に関わらず第二のレベルの電
圧のみを出力する状態を自動制御をオン/オフするため
の信号により切り替えるスイッチ回路と、ビデオ等の音
声信号を入力とし、スイッチ回路の出力を制御入力と
し、制御入力が第二のレベルの電圧の時は聴取するのに
ちょうど良い出力になるような利得であり、第一のレベ
ルの電圧の時は聴取するのに困難なほど振幅を小さくす
る利得で、ビデオ等の音声信号を増幅する第3の増幅器
と、第3の増幅器の出力を肉声による送話信号に重畳す
る回路と、第3の増幅器の出力を局側からの受話信号に
重畳する回路とを含む。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例を示すブロック図、
図2は図1における整流回路の回路図である。
【0013】図において、増幅器1は、肉声による送話
信号を入力とし、無信号時の出力は0Vで、増幅率は3
4dBであり、入力信号が−23dBmを越えると出力
信号がクリップする。
【0014】増幅器2は局側からの受話信号を入力と
し、無信号時の出力は0Vで、増幅率は20dBであ
り、入力信号が−9dBmを越えると出力信号がクリッ
プする。
【0015】整流回路3は増幅器1の出力と増幅器2の
出力を入力とし、このそれぞれの入力信号を半波整流方
式により直流電圧に変換して、常にどちらか電圧の高い
方を出力する。図2に示すようにこの回路はダイオード
のワイヤードOR回路であり、入力1(あるいは入力
2)に正の電圧が入力されると、入力2(あるいは入力
1)へは電流は流れずに出力側にのみ正の電圧がかか
る。
【0016】充放電回路4は、整流回路3の出力を入力
とする抵抗とコンデンサによる充放電回路からなる。そ
の出力特性は、充電時は整流回路3の出力の電圧上昇と
同時に出力電圧が上昇するが、放電時は整流回路の直流
出力電圧が5Vから0Vにまで減少した時に出力電圧が
5Vから1Vにまで減少するのに2秒間かかる時定数を
もって、出力電圧が減少するものである。
【0017】比較器5は充放電回路4の出力を入力と
し、基準電圧(1V)に対して、入力電圧が高いと0V
の電圧を出力し、低いと5Vの電圧を出力する。
【0018】スイッチ回路6は、比較器5の出力を入力
として、その入力と同じ電圧をそのまま出力する状態と
入力電圧に関わらず5Vのみを出力する状態とを自動制
御をオン/オフするための信号により切り替える。
【0019】増幅器7はビデオ等の音声信号を入力とし
て増幅するもので、スイッチ回路6の出力を制御入力と
し、制御入力が5Vの時は0dBの利得であり、0Vの
時は−20dBの利得である。
【0020】増幅器8は増幅器7の出力を肉声による送
話信号に重畳して、送話出力信号として出力する増幅器
であって、肉声による送話信号および増幅器7の出力信
号に対する利得は0dBのものである。
【0021】増幅器9は、増幅器7の出力を局側からの
受話信号に重畳して、受話出力信号として出力する増幅
器であって、局側からの受話信号に対する利得は0dB
で、増幅器7からの出力信号に対する利得は14dBの
ものである。
【0022】次に本発明の実施例の動作について各状態
別に説明する。
【0023】1.自動制御がオン状態のとき 1−1.肉声による送話信号および局側からの受信信号
がないとき 増幅器1、および、増幅器2はそれぞれの入力信号が0
Vなので、出力は0Vである。その出力を入力とする整
流回路3の出力は0Vとなり、充放電回路4の出力は0
Vとなり、比較器5には0Vが入力される。比較器5に
入力された電圧は基準電圧の1Vより低いので、5Vの
電圧を出力する。スイッチ回路6は入力された5Vの電
圧をそのまま出力する。増幅器7はスイッチ回路6の出
力である5Vの制御電圧により、増幅度が0dBにな
る。増幅器7に入力されたビデオの音声信号はそのまま
の振幅で出力される。増幅器8、および、増幅器9は増
幅器7のビデオ音声出力をそれぞれ、送話出力信号、受
話出力信号として出力する。
【0024】1−2.肉声による送話信号が通常のレベ
ル(−20dBm程度)のとき 増幅器1は肉声による送話信号を増幅し、最大振幅(1
0Vp−p)で出力する。整流回路3は増幅器1の出力
を半波整流回路で直流レベルに変換し、5Vで充放電回
路4に出力する。比較器5は入力電圧が基準電圧である
1Vより高いので、0Vを出力する。スイッチ回路6は
入力された0Vの電圧をそのまま出力する。増幅器7は
スイッチ回路6の出力である0Vの制御電圧により、増
幅度が−20dBになるので増幅器7に入力されたビデ
オの音声信号は20dB減衰されて出力される。増幅器
8は増幅器7の出力を肉声による送話信号に重畳させ
て、送話出力信号を出力する。増幅器9は増幅器7の出
力を入力として、受話出力信号を出力する。
【0025】1−3.1−2の状態から1−1の状態に
移行してから2秒以内のとき 増幅器1および2はそれぞれの入力信号が0Vなので、
出力は0Vである。その出力を入力とする整流回路3に
おいては半波整流回路の出力電圧は0Vであるが、充放
電回路4の出力電圧は下降中で5Vから1Vの間にあ
る。したがって、比較器5には5V以下1V以上の電圧
が入力される。比較器5は入力電圧が基準電圧である1
Vより高いので、0Vを出力する。スイッチ回路6は入
力された0Vの電圧をそのまま出力する。増幅器7はス
イッチ回路6の出力である0Vの制御電圧により、増幅
度が−20dBになるのでビデオの音声信号は20dB
減衰されて出力される。増幅器8、および、増幅器9は
増幅器7の出力を入力として、それぞれ、送話出力信
号、受話出力信号を出力する。
【0026】1−4.局側からの受話信号が通常のレベ
ル(−6dBm程度)のレベルで入力されているとき 増幅器2は局側からの受話信号を増幅し、最大振幅(1
0Vp−p)で出力する。整流回路3は増幅器2の出力
を半波整流回路で直流レベルに変換し、5Vで充放電回
路4に出力する。充放電回路4の出力は5Vで比較器5
に出力される。以後は1−2の状態と同様に増幅器7に
入力されたビデオの音声信号は20dB減衰されて出力
される。
【0027】1−5.1−4の状態から1−1の状態に
移行してから2秒以内のとき 動作は1−3の状態と同じなので省略する。
【0028】2.自動制御がオフ状態のとき スイッチ回路6の出力が常に5Vであるために、増幅器
7の利得は常に0dBになっている。増幅器7に入力さ
れたビデオの音声信号は減衰されずに出力される。増幅
器8は増幅器7の出力を肉声による送話信号に重畳し
て、送話出力信号を出力する。増幅器9は増幅器7の出
力を局側からの受話信号に重畳して、受話出力信号を出
力する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればビ
デオの音声信号が入力されて送話出力信号、受話出力信
号として出力されている状態で、肉声による送話信号、
局側からの受話信号のどちらかが入力されることによ
り、送話出力信号、受話出力信号に含まれるのビデオの
音声信号成分のレベルが下がる。それにより肉声による
送話信号、局側からの受話信号がビデオの音声信号に妨
げられずにそれぞれ送話出力信号、受話出力信号として
出力される。
【0030】また肉声による送話信号あるいは局側から
の受話信号が入力されている状態で、次に肉声による送
話信号および局側からの受話信号が入力されなくなって
も、設定された時定数により、しばらくの間(2秒)は
ビデオの音声信号成分のレベルは下がったままである。
これにより、通話音声の合い間にビデオの音声信号が割
り込んで耳ざわりになることが防止され、スムーズな通
話を継続することができる。
【0031】自動制御にオン/オフ切り替え信号によ
り、肉声による送話信号および局側からの受話信号の入
力に関わらずビデオの音声信号成分が減衰されずに送話
出力信号および受話出力信号として出力される状態に設
定することができる。
【0032】具体的には自動制御のオン/オフ切り替え
信号は通話中/非通話中の状態により変更される。通話
中は自動制御をオンにするが、非通話中はオフにしてマ
イクからの音声によりビデオの音声が中断されないよう
にして端末でビデオを見ることができるようにしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】図1整流回路の回路図
【符号の説明】
1 増幅器 2 増幅器 3 整流回路 4 充放電回路 5 比較器 6 スイッチ回路 7 増幅器 8 増幅器 9 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉声による送話信号を増幅する第1の増
    幅器と、 局側からの受話信号を増幅する第2の増幅器と、 前記第1および第2の増幅器の出力を直流電圧に変換し
    て、常にどちらか電圧の高い方を出力する整流回路と、 前記清流回路の出力を充電し、前記整流回路の出力がな
    くなると放電し、放電時はある時定数をもって出力電圧
    が減少する充放電回路と、 前記充放電回路の出力を入力とし、基準電圧に対して、
    入力電圧が高いと第一のレベルの電圧を出力し、低いと
    第二のレベルの電圧を出力する比較器と、 前記比較器の出力を入力として、入力と同じ電圧をその
    まま出力する状態と入力電圧に関わらず第二のレベルの
    電圧のみを出力する状態を、制御信号により切り替える
    スイッチ回路と、 ビデオ等の音声信号を入力とし、前記スイッチ回路の出
    力を制御入力とし、制御入力が第二のレベルの電圧の時
    は聴取するのにちょうど良い出力になるような利得であ
    り、第一のレベルの電圧の時は聴取するのに困難なほど
    振幅を小さくする利得で、ビデオ等の音声信号を増幅す
    る第3の増幅器と、 前記第3の増幅器の出力を肉声による送話信号に重畳す
    る回路と、 前記第3の増幅器の出力を局側からの受話信号に重畳す
    る回路と、を含む音声回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の増幅器はそれぞれ
    送話信号,受話信号を最大振幅レベルまで増幅可能であ
    ることを特徴とする請求項1に記載された音声回路。
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