JPS624257Y2 - - Google Patents

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JPS624257Y2
JPS624257Y2 JP1983178478U JP17847883U JPS624257Y2 JP S624257 Y2 JPS624257 Y2 JP S624257Y2 JP 1983178478 U JP1983178478 U JP 1983178478U JP 17847883 U JP17847883 U JP 17847883U JP S624257 Y2 JPS624257 Y2 JP S624257Y2
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JP1983178478U
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JPS6086220U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鍋体と蓋体とを周縁にて互に嵌合
し、パツキンにより内部を気密に保持した圧力鍋
のロツク装置に関するものである。
圧力鍋には煮たき時の安全性を確保すること
と、煮たき後の蒸気による危険を防止する目的か
ら、鍋内外の圧力差が小さくなるまで、蓋体の取
外を困難となすロツク装置が設けられている。こ
のロツク装置には種々の考案がなされているが、
実開昭58−77617号公報に開示されたロツク装
置、即ち、蓋体側の把手内に設けた操作杆の一部
を、鍋体側の把手に設けた横溝から凹所にばね圧
をもつて押込み、これにより蓋体の回動を阻止す
るとともに、蓋体側に貫設したストツプピンが蒸
気圧により上昇しているときには、そのストツプ
ピンが障害となつて操作杆を横溝に押し戻すこと
ができず、ストツプピンが自重により下降するま
でロツク状態を維持する構造のものでは、蓋体側
の把手に操作杆を軸着しているため、取付けに手
間を要し、また熱膨張の影響を受けて支軸に弛み
が生じ、操作杆の進退移動に円滑性を欠き易い欠
点があつた。またストツプピン以外に操作杆の押
込みを規制するものがないため、内圧が掛つてい
るときに無理に操作杆を押込むと、軽金属をもつ
て形成したストツプピンが操作杆により損傷し、
再度の使用を不可能とするなどの問題があつた。
この考案は上記従来構造の欠点を排除するため
に考えられたものであつて、その目的は軸着なる
手段を用いずに操作部材を蓋体側の把手内に設け
ることができ、またストツプピン以外にも操作部
材の押込みを阻止する部材を設けて、上記ストツ
プピンの損傷を防止することができる新たな構造
の圧力鍋のロツク装置を提供することにある。
上記目的によるこの考案は、蓋体側の把手を、
開口周辺を残して下部を開放した把手部材側部の
案内部材と、把手部材上に突設した指掛け部材と
から構成するとともに、上記操作部材を案内部材
と同一断面形状のブロツクにより形成して下面内
側に上記係合子を突設し、かつ操作部材内側のロ
ツクバー下方に、鍋体側部の孔を貫通してパツキ
ンと接する押圧杆を設け、その操作部材をばね部
材と共に案内部材に嵌装し、該ばね部材により上
記係合子を開口部周辺に弾接して案内部材に進退
自在に保持させてなることにある。
以下この考案を図示の例により詳細に説明す
る。
図中1は鍋体、2は蓋体、3は鍋体側の把手、
4は蓋体側の把手である。
上記鍋体1と蓋体2の周縁には、第2図に示す
ように互に嵌合する突片5,6が一定間隔ごとに
内外方に突設してあり、また周縁の内側には鍋内
を気密に維持するパツキン7が嵌込んである。
上記把手3は、鍋体1の上側部に突設した取付
片3aと、その取付片3aの先端部に嵌合してね
じ着した合成樹脂の摘み部材3bとから構成さ
れ、かつ摘み部材3bの内側には鍋体側部と摘み
部材3bとの間に形成された取付片3a上の横溝
8に臨む係合用の凹所9が片寄せて設けてある。
上記蓋体2の周縁部には、アルミニウムなどの
軽金属をもつて形成したストツプピン10を挿通
した弁座11が貫設してある。このストツプピン
10の両端はフランジに形成され、下フランジ1
0aの上にシートバルブ10bが設けてあつて、
鍋内外の圧力に差が生ずると、ストツプピン10
が蒸気圧により上昇するようになつている。
上記把手4は合成樹脂の把手部材4aと、把手
部材4aの側部に設けた函状の案内部材12と、
把手部材4aと案内部材12の上面にわたり突設
した指掛け部材13とから構成され、また案内部
材12の下面は開口周辺12aを残して開放して
ある。この把手4は、案内部材12の先方に穿つ
た穴12bに上記ストツプピン10の上端が位置
すべく蓋体2の周縁部に取付けてある。
14は合成樹脂による操作部材で、上記案内部
材12と同一断面形のブロツクにより形成され、
下面内側には係合子15が突出形成してある。ま
た内側上部には所要長さのロツクバー16が突設
してあり、そのロツクバー16の下方には、押圧
杆17が杆周囲にばね部材18を設けて突設して
ある。
上記操作部材14は、把手4を蓋体2に取付け
る前に、下側の開口から案内部材内に挿入して開
口周辺に嵌装され、また把手4を蓋体2に取付け
る際に、上記押圧杆17の先端を蓋体側壁に穿設
した孔に挿通して、上記パツキン7に当接すると
ともに、ばね部材18を蓋体側壁と操作部材14
との間に圧縮して介在させ、そのばね部材18に
より操作部材14を上記係合子15が開口部周辺
の内側に接するところまで常時外方へ弾圧し、上
記ロツクバー16の先端をストツプピン10の側
方に位置させている。
次に作用を説明すると、まず鍋体1と蓋体2と
を嵌合するために、予め定めた位置から蓋体2を
鍋体1の周縁に沿つて回動し、第1図に示すよう
に把手相互を重ねると、第4図に示すように横溝
8を把手部材3の内縁に沿つて移動して来た係合
子15が、第2図のごとく、把手3の凹所9にば
ね部材18の圧力によつて入り込む。このためそ
のままの状態で蓋体2を元の方向へ回動しようと
しても、係合子15が凹所9の側面に接し、第3
図に示すように操作部材14を押込んで係合子1
5を凹所9から横溝8に出さない限り、蓋体2を
元の位置へ回動することができない。
また鍋内の圧力が蒸気圧により僅かでも高く、
内圧によつて上記ストツプピン10が、第2図の
ごとく上昇してロツクバー16の先方に突出位置
していると、操作部材14を指先で押圧しても、
ロツクバー16の先端がストツプピン10の側面
に接して移動せず、操作部材14を押込んで係合
子15を凹所9から外すことができない。
そのような状態にあるにも係わらず、操作部材
14を無理に押込もうとしても、上記構造では、
押圧杆17が内圧を受けたパツキン7に接してい
ることから、操作部材14は押圧杆17を介して
パツキン7に受止められることになり、ストツプ
ピン10はロツクバー16の先端により不当に押
圧されるようなことがない。したがつて、操作部
材14を無理に押込んだ際に生ずるストツプピン
10の損傷が防止される。
この考案は上述のように、蓋体2の把手4に開
口周辺12aを除いて下面を開放した函状の案内
部材12を設け、この案内部材12と同一断面形
状の操作部材14をばね部材18と共に嵌装し、
該ばね部材18により操作部材14の下面に突設
した係合子15を開口部周辺12aに弾接して、
操作部材14を進退自在に保持したので、把手4
を蓋体2に取付ける前に、案内部材12内に操作
部材14を内側から開口周辺12aに嵌込んで置
くだけで、他に特別な係止手段を設けなくとも、
操作部材14を案内部材12に保持させることが
できる。
したがつて、操作部材を把手側にばね部材と共
に軸着する場合よりも取付けが容易となり、また
操作部材は嵌装されているだけなので、熱膨張の
影響により弛緩することもなく、長期間にわたり
使用してもロツク操作がスムーズに行なわれる。
また操作部材をブロツクにより形成したので、ロ
ツクバー16や押圧杆17の取付けも、インサー
トなどの手段を用いて容易に行うことができ、し
かも押圧杆17によつて操作部材14の押込みを
阻止したので、ロツクバー先端によるストツプピ
ンの損傷をも防止でき、ストツプピンが自重で降
りているときのみロツクまたはロツク解除を行う
ことができるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る圧力鍋のロツク装置を例
示するもので、第1図は把手部分の斜視図、第2
図は蓋体ロツク時の要部縦断側面図、第3図はロ
ツク解除時の要部縦断側面図、第4図は係合子の
移動状態を示す略示横断平面図である。 1……鍋体、2……蓋体、3,4……把手、8
……横溝、9……凹所、10……ストツプピン、
12……案内部材、12a……開口周辺、13…
…把手部材、14……操作部材、15……係合
子、16……ロツクバー、17……押圧杆、18
……ばね部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋体上側部の把手内側に設けられた横溝及び係
    合用の凹所と、周縁内側にパツキンを有する蓋体
    の把手取付部に上下動自在に貫設したストツプピ
    ンと、上記凹所に位置する係合子及びストツプピ
    ン上に位置するロツクバーとを備え、ばね部材を
    作用させて進退自在に上記蓋体側把手内に設けた
    操作部材とからなるロツク装置において、上記蓋
    体側の把手を、開口周辺を残して下部を開放した
    把手部材側部の案内部材と、把手部材上に突設し
    た指掛け部材とから構成するとともに、上記操作
    部材を案内部材と同一断面形状のブロツクにより
    形成して下面内側に上記係合子を突設し、かつ操
    作部材内側のロツクバー下方に、鍋体側部の孔を
    貫通してパツキンと接する押圧杆を設け、その操
    作部材をばね部材と共に案内部材に嵌装し、該ば
    ね部材により上記係合子を開口部周辺に弾接して
    案内部材に進退自在に保持させてなる圧力鍋のロ
    ツク装置。
JP17847883U 1983-11-18 1983-11-18 圧力鍋のロツク装置 Granted JPS6086220U (ja)

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JP17847883U JPS6086220U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 圧力鍋のロツク装置

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JP17847883U JPS6086220U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 圧力鍋のロツク装置

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JPS6086220U JPS6086220U (ja) 1985-06-13
JPS624257Y2 true JPS624257Y2 (ja) 1987-01-30

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ID=30387482

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JP17847883U Granted JPS6086220U (ja) 1983-11-18 1983-11-18 圧力鍋のロツク装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024796A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Panasonic Corp 調理容器
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820177Y2 (ja) * 1980-12-29 1983-04-26 昭和マツタカ株式会社 圧力鍋の安全装置

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JPS6086220U (ja) 1985-06-13

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