JPH0519388Y2 - - Google Patents

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JPH0519388Y2
JPH0519388Y2 JP12111386U JP12111386U JPH0519388Y2 JP H0519388 Y2 JPH0519388 Y2 JP H0519388Y2 JP 12111386 U JP12111386 U JP 12111386U JP 12111386 U JP12111386 U JP 12111386U JP H0519388 Y2 JPH0519388 Y2 JP H0519388Y2
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flange
lid
hole
protrusion
cam
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Description

【考案の詳細な説明】 [従来の技術] 従来のこの種のマンホール・溝等用の蓋のロツ
ク装置として第4図および第5図に示すように、
マンホール・溝1の側壁にフランジ2を設け、蓋
3には貫通孔4を形成し、この貫通孔4内に回転
自在に回転軸5を取付け、この回転軸5下端に前
記フランジ2の下面に配置可能な回転カム6を設
け、前記フランジ2の下面にストツパとしての固
定壁2aを形成したものが知られている。
このような構成によれば、回転軸5を回転して
回転カム6をフランジ2の下面に位置させて、こ
のフランジ2に形成した固定壁2aに当接させる
と蓋3は施錠状態となり、回転軸5を逆回転して
回転カム6がフランジ2の下面からずれた位置に
なると解錠状態となる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、この従来技術によれば、固定壁2aを
フランジ2に形成したので、次に述べるような問
題点があつた。
(1) 溝1に対する蓋3の取付位置がずれるとフラ
ンジ2に予め形成した固定壁2aの位置と、蓋
3に取付けた回転カム6との位置が必然的にず
れてしまうため固定壁2aがストツパとして機
能しなくなる。
(2) 回転カム6が固定壁2aに当接することによ
り初めて回転カム6がフランジ2の下面に位置
していることを判別できるようになつているの
で、回転カム6と固定壁2aとの位置がずれる
と回転カム6が固定壁2aに当接することによ
るロツク状態の判別ができなくなる。
そこで、本考案は上記従来技術の問題点を解決
するために案出されたもので、マンホール・溝の
ロツク装置のストツパ機構を蓋にのみ設けること
により、マンホール・溝等の蓋を溝の側壁のどの
位置にしてもロツクを容易で確実にすることがで
き、しかも、ロツク状態もしくはアンロツク状態
を蓋の上面から確認できるようにすることを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、マンホール・溝等の側壁にフランジ
を設け、蓋には貫通孔を形成してこの貫通孔内に
回転自在に回転軸を挿通し、この回転軸下端に前
記フランジ下面に配置可能な回転カムを設けて、
この回転カムがフランジ下面に位置した状態で回
転を規制するストツパ機構を貫通孔および回転軸
に設けた蓋のロツク装置において、前記回転軸に
突起を形成し、前記貫通孔は前記突起が回転自在
に載置される段部を形成し、この段部に前記突起
が嵌合可能な凹部を形成することによつて前記ス
トツパ機構を構成すると共に前記回転軸の上面に
は前記回転カムの位置を示す係止突部を設けたこ
とを特徴とする。
[作用] このような構成によれば、蓋体にストツパ機構
を設けているので、マンホール・溝に対し、蓋が
どの相対位置にあつても、回転軸を回転して回転
軸および貫通孔とに設けたストツパ機構を係合さ
せることにより、回転カムがフランジの下面に位
置してロツク状態を維持し、又、係止突部が回転
カムの回転位置を示す。
[実施例] 以下、第1図〜第3図に基づいてこの考案の一
実施例を説明する。
図において、1はマンホール・溝等の側壁で、
この側壁1の開口部に沿つてフランジ7を設けて
ある。3はコンクリートからなる蓋で、この蓋3
には貫通孔8を形成してある。この貫通孔8には
回転軸9を回動自在に挿通してある。この回転軸
9の下端には前記フランジ7下面に配置可能な回
転カム10を設けてある。このフランジ7と回転
カム10の間には適宜のクリアランスを設けてあ
る。このクリアランスは溝内等で爆発等が起つた
際の衝撃を吸収するためのものである。
前記貫通孔8および回転軸9には回転カム10
の回転を規制するストツパ機構11を設けてあ
る。このストツパ機構11は次のような構成とな
つている。
すなわち、前記貫通孔8は、段部12aを介し
て下方を縮径した筒体12を、前記蓋3内に埋設
することにより形成してある。前記回転軸9には
前記段部12aの上面に回転自在に載置される突
起9aを形成してある。前記段部12aには、回
転カム10がフランジ7の下面に配置されたロツ
ク状態を維持するために、前記突起9aが嵌り込
む凹部12bを形成するとともに、回転カム10
がフランジ7の下面以外の位置に配置されたアン
ロツク状態を維持するために前記突起9aが嵌り
込む凹部12cを形成してある。前記回転軸9の
外周には前記貫通孔8の下面との間にスプリング
13を設けて、常時回転軸9を下方へ引つ張つて
いる。この回転軸9の上端にはナツト14の下半
部を螺着してある。このナツト14の上面には係
止突部14aを設けてある。この係止突部14
a、突起9aおよび回転カム10は回転軸9に対
して同一方向に配置してある。
なお、貫通孔8の上面にはねじ蓋15が着脱可
能に螺合している。
このような構成によれば、ロツク状態からアン
ロツク状態にするには第3図に示すような、下端
にねじ部を形成するとともに係止突起16aを形
成したハンドル金具16をナツト14の上半部に
螺合し、スプリング13の復帰力に抗して回転軸
9を上方に引き上げて突起9aをロツク状態に維
持する凹部12bから引き上げ、ハンドル金具に
形成した係止突起16aをナツトに形成した係止
突部14aに係合して、回転軸9を回転してアン
ロツク状態を維持する凹部12cの位置まで回転
すると、スプリング13の復帰力により突起9a
は凹部12cに嵌合して、回転カム10はフラン
ジ7の下面からずれた状態に維持される。そして
ハンドル金具16をナツト14から外せばよい。
次に、アンロツク状態からロツク状態にするに
は、上記した場合と同様にハンドル金具16をナ
ツト14の上半部に螺合し、スプリング13の復
帰力に抗して回転軸9を上方に引き上げて突起9
aをアンロツク状態を維持する凹部12cから引
き上げ、ロツク状態を維持する凹部12bの位置
まで回転すると、スプリング13の復帰力により
突起9aは凹部12bに嵌合して、回転カム10
はフランジ7の下面に位置した状態が維持され
る。
また、前記係止突部14a、突起9aおよび回
転カム10は回転軸に対して同一方向に配置して
あるので、係止突部14aの位置を見ただけでロ
ツク状態もしくはアンロツク状態が確認できると
いう効果がある。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案はマン
ホール・溝等の側壁にフランジを設け、蓋には貫
通孔を形成してこの貫通孔内に回転自在に回転軸
を挿通し、この回転軸下端に前記フランジ下面に
配置可能な回転カムを設け、この回転カムがフラ
ンジ下面に位置した状態で回転を規制するストツ
パ機構を設けた蓋のロツク装置において、前記回
転軸に形成した突起と前記貫通孔の段部に形成し
た凹部とから前記ストツパ機構を構成すると共に
前記回転軸の上面には前記回転カムの位置を示す
係止突部を設けたので、マンホール・溝等の蓋を
溝の側壁のどの位置にしてもロツクを容易で確実
にすることができ、しかも、ロツク状態もしくは
アンロツク状態を蓋の上面から確認できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の−線における部分断面要部説明
図、第3図は操作状態を示す部分断面図、第4図
は従来技術を示す断面斜視図、第5図は第4図の
−線断面図である。 1……マンホール・溝の側壁、7……フラン
ジ、8……貫通孔、9……回転軸、10……回転
カム、11……ストツパ機構、12a……段部、
12b,12c……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール・溝等の側壁1にフランジ7を設
    け、蓋3には貫通孔8を形成してこの貫通孔8内
    に回転自在に回転軸9を挿通し、この回転軸9下
    端に前記フランジ7下面に配置可能な回転カム1
    0を設け、この回転カム10の回転を規制するス
    トツパ機構11を設けた蓋体のロツク装置におい
    て、前記回転軸9に突起9aを形成し、前記貫通
    孔8には前記突起9aが回転自在に載置される段
    部12aを形成し、この段部12aに前記突起9
    aがロツク位置とアンロツク位置で嵌合可能な凹
    部12b,12cを形成することによつて前記ス
    トツパ機構11を構成すると共に前記回転軸9の
    上面には前記回転カム10の位置を示す係止突部
    14aを設けたことを特徴とするマンホール・溝
    等用の蓋のロツク装置。
JP12111386U 1986-08-07 1986-08-07 Expired - Lifetime JPH0519388Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12111386U JPH0519388Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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JP12111386U JPH0519388Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6327567U JPS6327567U (ja) 1988-02-23
JPH0519388Y2 true JPH0519388Y2 (ja) 1993-05-21

Family

ID=31010072

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JP12111386U Expired - Lifetime JPH0519388Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570258U (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 セイレイ工業株式会社 掘取機の操作構造

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JPS6327567U (ja) 1988-02-23

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