JPS6242124Y2 - - Google Patents

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JPS6242124Y2
JPS6242124Y2 JP1981156684U JP15668481U JPS6242124Y2 JP S6242124 Y2 JPS6242124 Y2 JP S6242124Y2 JP 1981156684 U JP1981156684 U JP 1981156684U JP 15668481 U JP15668481 U JP 15668481U JP S6242124 Y2 JPS6242124 Y2 JP S6242124Y2
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JP
Japan
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handle
main body
operating rod
cam
raised surface
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JP1981156684U
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JPS5862180U (ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、手動式油圧ポンプのレリーズ弁装置に
係るものである。
この種の装置としては、実公昭46−1721号に示
されたものがある。これは逃し弁を作動させる弁
抑えの頭部を本体から突出させてあり、これを蔽
う抑え板の一端をピンで本体に枢着し、その他端
は本体内に装着されたスプリングで上方に押圧
し、常時は前記抑え板が弁抑えの頭部を押圧しな
いようにしてある。そして、本体に枢着したハン
ドルには押圧杆を挿通し、その一端に長孔を有す
るカム板を固着してハンドルを枢着したピンに取
り付け、この押圧杆はハンドル内に装着したスプ
リングにより常時はハンドルの握り部端末方向に
押圧させ、その他端にハンドルの端部から突出す
る押圧子を取り付けたものである。
しかし、前述した装置は、その構成上から次の
ような問題点を有している。
(イ) 昇圧操作中に圧力を急に元に戻すような緊急
操作は、ハンドルを握つた手を離し、ハンドル
端部の押圧子を押圧するという2段階で行うの
で、寸秒を争う緊急時に瞬時に対応できない、 (ロ) 土木工事現場などで使用する場合にカム板の
長孔内に土塊等が詰まると、カム板は直線運動
をするためにピンとの間にこれが挾まり、カム
板の所定位置への移動が阻害されて逃し弁を確
実に作動できないことが多い、 (ハ) 本体内にスプリングを装着して抑え板の他端
を押圧させるほか、ハンドルに押圧杆を挿通し
てハンドル内のスプリングで握り部端末方向に
押圧させ、その他端に押圧子を取り付けるなど
の構成が複雑で、製造上も困難性があり、コス
トを低減化できない。
本案は、上記の問題点をすべて解決しようとす
るもので、本体に枢着したハンドルを上下揺動さ
せて流体を圧送し、逃し弁の作動杆上端を本体か
ら突出させた手動油圧ポンプにおいて、前記本体
には胴壁の下部から一側に溝孔を有する取付基部
筒を枢着し、先端を小径部にしたハンドルを前記
取付基部筒に挿入して先端面に固着したカムの隆
起面を前記溝孔から突出させ、且つ前記小径部に
はネジリバネを装着して常時は前記隆起面をハン
ドル側部に位置させ、ハンドルの押下位置におい
て回動した隆起面が作動杆上端に当接してこれを
押し下げるようにした構成を要旨としている。
以下、本案の一実施例を示す図面についてこれ
を説明する。図において1はポンプ本体、2は油
槽、3はポンプ本体の上部に回動自在に枢着した
ビーム、4はビームの枢着軸、5はビームに固定
して取付けた取付基部筒、6はハンドル、7はビ
ームに枢支したプランジヤー、8は吐出弁体、9
は吸入弁体を示し、ハンドル6を上下動させてプ
ランジヤー7を作動させて、油槽2内の油を吐出
弁体8から油圧シリンダ10の油圧室に連通する
腔室11に圧送するようになつており、さらに、
このポンプ本体1に、中央部をやや縮径させて弁
座口部12に形成した透孔13が前記プランジヤ
ー7と併立的に上下に貫設してある。
この透孔13の弁座口部12で区画される下部
側の部分には、ボール弁体14、コイルバネ15
が閉塞栓16によつて装着され、コイルバネ15
に弾発されたボール弁体14が常時は前記弁座口
部に圧接してこれを閉塞するように作用させてあ
り、さらに、閉塞栓16で密閉した内部腔室と油
圧シリンダ10の油圧室に連通する腔室11との
間に通孔17を穿設して連通させてある。
また、弁座口部12で区画される透孔13の上
部側には、作動杆18を装着してある。該作動杆
18は、第3図に示すごとく、その下半部よりに
形成した鍔部19に閉塞用Oリングを嵌着し、上
部軸杆18aは前記透孔13に螺着してポンプ本
体1からやや突出させたガイド筒20に移動自在
に挿通し、下部軸杆18bは弁座口部12の内壁
面との間に若干の隙間を保たせてこれに挿通し、
その下端をボール弁体14に当接させ、常時はコ
イルバネ15の作用によつて作動杆18が上昇し
ており、上部軸杆18aの上端がガイド筒20か
らやや突出するようにしてある。さらに、前記鍔
部19で閉塞される弁座口部12の側の腔室と油
槽2の内部とは、流通孔21を穿設して連通させ
てある。
取付基部筒5の内部にはハンドル6の基部を回
動可能に嵌入し、その端部近くを小径部6aに形
成して先端面にカム22を適宜な手段で固定し、
第3図に示すように、取付基部筒5の胴壁の下部
から一側方にかけて形成した溝孔23から前記カ
ムの隆起面22aを外部に突出させ、ハンドル6
が押下げられた最下の定位置において回動したと
き、前記カムの隆起面22aが作動杆18の上端
に当接してこれを押下げるように設定してある。
さらに、ハンドル6の小径部6aに一端を固定用
ネジ24で取付基部筒5に固定したネジリバネ2
5を軸装し、常時はハンドル6、カム22が時計
方向(第1図,第3図における矢印m)に回動す
るよう作用させてある。
このように構成された本案装置は、ネジリバネ
25の作用を受けたハンドル6が時計方向に回動
している常態下にあつては、第3図示のごとく、
カムの隆起面22aは取付基部筒5の側方に上昇
しており、ハンドル6を最低の定位置においても
該隆起面22aが作動杆18の上端に触れること
はない。したがつて、通常の油圧ポンプと同様に
ハンドル6を上下させ、油圧シリンダ10内の圧
力を高めることができる。この場合、油圧シリン
ダ10内の圧力と等しい圧力で通孔17を通つた
油がボール弁体14の収納腔室に流れ込むが、該
ボール弁体14が弁座口部12を閉塞しているた
め、油槽2に流出することはない。
こうして油圧シリンダ10内の圧力は一定に保
たれるが、いま、押下して定位置においたハンド
ル6をバネ25の弾発力に抗して反時計方向(第
4図の矢印n)に回動させると、カム22も一体
に回動し、その隆起面22aが作動杆18の上端
に当接し、コイルバネ15の弾性に抗してこれを
押下げる。
これにより、第2図に示すごとく、ボール弁体
14が作動杆18の下端に押圧されて弁座口部1
2から離れ、ボール弁体14の収納腔室内に流入
していた油は、弁座口部12の内壁面と作動杆の
下部軸杆18bとの隙間から流通孔21を通つて
油槽2の内部に還流し、油圧シリンダ10内の圧
力が解放されるのである。次いで、ハンドル6か
ら手を離すと、バネ25の弾発作用によりハンド
ル6、カム22は一体に元に戻る。
上記のごとく、本案の装置は、昇圧ハンドルに
固着したカムを常時はバネによつてその隆起面が
レリーズ弁の作動杆上部に当接しない位置に保つ
ので、ハンドルを上下動させる通常の操作は支障
なく行うことができるとともに、緊急時にはこの
ハンドルを握つたまま押し下げて所定の方向に回
動させれば、前記隆起面が作動杆上部に当接して
レリーズ弁が作動するから、緊急時に一動作でレ
リーズ弁を作動し得る効果がある。また、土木工
事現場等で取付基部筒の溝孔に土塊などが付着し
ても、カムはこの溝孔を回動運動するのでその大
部分を押し出して確実にレリーズ弁を作動させる
ことができ、さらにハンドル先端にカム及びバネ
を装着するのみであるから構成を簡易化してコス
トを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を有する油圧ポンプの一実施
例の上面図、第2図は第1図A−A線の開弁時に
おける要部の拡大断面図、第3図は第2図B−B
線における閉弁時の断面図、第4図は第3図と同
じ断面で示したカムの作動説明図である。 1……ポンプ本体、2……油槽、6……ハンド
ル、10……油圧シリンダ、12……弁座口部、
14……ボール弁体、17……通孔、18……作
動杆、18a……上部軸杆、18b……下部軸
杆、21……流通孔、22……カム、22a……
隆起面、25……ネジリバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に枢着したハンドルを上下揺動させて流体
    を圧送し、レリーズ弁の作動杆上端を本体から突
    出させた手動油圧ポンプにおいて、前記本体には
    胴壁の下部から一側に溝孔を有する取付基部筒を
    枢着し、先端を小径部にしたハンドルを前記取付
    基部筒に挿入して先端面に固着したカムの隆起面
    を前記溝孔から突出させ、且つ前記小径部にはネ
    ジリバネを装着して常時は前記隆起面をハンドル
    側部に位置させ、ハンドルの押下位置において回
    動した隆起面が作動杆上端に当接してこれを押し
    下げるようにしたことを特徴とする手動油圧ポン
    プのレリーズ弁装置。
JP15668481U 1981-10-20 1981-10-20 手動油圧ポンプのレリ−ズ弁装置 Granted JPS5862180U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668481U JPS5862180U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 手動油圧ポンプのレリ−ズ弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668481U JPS5862180U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 手動油圧ポンプのレリ−ズ弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5862180U JPS5862180U (ja) 1983-04-26
JPS6242124Y2 true JPS6242124Y2 (ja) 1987-10-28

Family

ID=29949220

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JP15668481U Granted JPS5862180U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 手動油圧ポンプのレリ−ズ弁装置

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JP (1) JPS5862180U (ja)

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JPS5862180U (ja) 1983-04-26

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