JPS6241963B2 - - Google Patents
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- JPS6241963B2 JPS6241963B2 JP14127678A JP14127678A JPS6241963B2 JP S6241963 B2 JPS6241963 B2 JP S6241963B2 JP 14127678 A JP14127678 A JP 14127678A JP 14127678 A JP14127678 A JP 14127678A JP S6241963 B2 JPS6241963 B2 JP S6241963B2
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Landscapes
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Description
この発明はレゾール樹脂の製法に関する。
フエノール樹脂積層板は、レゾール樹脂ワニス
を紙等の基材に含浸させ乾燥することによつて樹
脂含浸基材をつくり、これを所要枚数積層し、要
すれば銅箔等を重ねた上で、加熱加圧成形するこ
とによつてつくつている。このような目的に使用
されるレゾール樹脂としては、基材への浸透性
が良好であること、硬化が適度に速いこと、
原料の反応率が高いことが要求される。は、基
材への樹脂の浸透が不良であると積層板の電気絶
縁性が低下するため、この面から求められる要求
である。樹脂の平均分子量が350を越えると、一
般に、浸透性が悪くなる傾向がある。つぎに、ゲ
ルタイムが135℃で25分を越えるというように長
すぎると、乾燥および成形の両作業がいずれも長
時間を要するようになるため生産性が低下し、か
つ、成形温度が高くなるため紙基材を用いる場合
には適しないという不便がある。他方、ゲルタイ
ムが135℃で15分未満というように短かすぎる
と、乾燥作業が短時間にすぎるため基材中に揮発
分が残存し積層板の性能が低下するほか、一般に
は成形に際し一段で多数枚を同時に成形するので
あるが、この場合に許容される成形条件の巾が狭
くなるという不便もある。したがつて、硬化性の
程度としては、135℃の場合で考えて、可塑剤を
含むときのゲルタイムが15〜25分、好ましくは17
〜23分となる程度が望ましい。はこのような面
から求められる要求である。最後に、は省資
源、臭気を除くこと等の面から要求される点であ
る。ホルムアルデヒドについてみれば、たとえば
反応率95%以上というのが一つの基準になる。 従来は、反応触媒としてpKa10以上の第3アミ
ン、たとえばトリエチルアミンを用いると原料の
反応率が高くなるため、一般に好んで用いられて
きた。しかし、これによつた場合、得られたレゾ
ール樹脂の硬化が遅いという欠点がある。この場
合、反応を長時間にすると硬化が速くなるのであ
るが、反面、樹脂の分子量が大きくなりすぎて基
材への浸透性が悪くなるという別の問題が生じる
ため、この方法は採用し難い。 他方、この発明者らの検討の結果によれば、第
2アミンを単独で反応触媒として用い、レゾール
樹脂をつくつた場合には、硬化が適度に速く分子
量も低い樹脂が得られるのであるが、いかんせん
反応率が低いという欠点がある。 この発明は、このような事情に鑑み、上記〜
の要求をすべて満たし得るレゾール樹脂の製法
を提供することを目的としてなされたものであつ
て、フエノール類とホルムアルデヒド源を反応さ
せてレゾール樹脂をつくるに際し、反応触媒とし
て、第2アミンと第3アミンを併用するように
し、かつ、両者の併用比率を〔第3アミン(Nモ
ル)〕/〔第2アミン(Nモル)〕=1.9〜7.8とな
るように設定することを特徴とするレゾール樹脂
の製法をその要旨とする。これによつて、上記の
目的が完全に達成されるものである。 つぎに、この発明を詳しく述べる。 この発明において、第2アミンとしてはジメチ
ルアミンやジエチルアミンなどが用いられ、第3
アミンとしては一般にトリエチルアミンが用いら
れる。しかし、これらに限定される趣旨ではな
い。第2アミンと第3アミンの併用比率は、〔第
3アミン(Nモル)〕/〔第2アミン(Nモル)〕
=1.9〜7.8となるように設定される。併用比率が
1.9を下まわると、原料反応率が低くなりすぎ、
逆に、7.8を上まわると、樹脂の平均分子量が大
きくなりすぎて、基材への浸透性が悪くなる。併
用される触媒としてジメチルアミンとトリエチル
アミンが選ばれる場合には、併用比率としては、
〔トリエチルアミン(Nモル)〕/〔ジメチルアミ
ン(Nモル)〕=1.9〜7.1となるように設定される
ことが好ましい。また、ジエチルアミンとトリエ
チルアミンの組合せが選ばれる場合には、併用比
率としては、〔トリエチルアミン(Nモル)〕/
〔ジエチルアミン(Nモル)〕=2.5〜7.8となるよ
うに設定されることが好ましい。反応触媒の合計
使用量については、特に制限はない。しかし、一
般には、製造工程上適切な反応時間が得られるよ
うにするという観点から、仕切みフエノール類1
gモル当り合計使用量が0.02〜0.08Nモルとなる
ように設定されるのが好ましい。 この発明において、その他のレゾール樹脂原材
料および製造方法自体は、通常のものまたは方法
による。したがつて、原材料のうち、フエノール
類としてはフエノール、クレゾール、キシレノー
ル、パラターシヤリブチルフエノールなどが用い
られ、ホルムアルデヒド源としてはホルマリン、
パラホルムアルデヒドその他の高濃度ホルムアル
デヒド源等が用いられる。 この発明は上記のように構成されるため、これ
によれば、基材への浸透性が良く硬化の適度に速
いレゾール樹脂が、反応率良く製造される。 つぎに、実施例について比較例および従来例と
併せて説明する。 〔実施例 1〕 2フラスコに、フエノール423g(4.5gモ
ル)、50%高濃度ホルマリン351g(ホルムアルデ
ヒド5.85gモル相当)、アジピン酸とプロピレン
グリコールから合成した平均分子量2000のポリエ
ステル275gおよび平均分子量1500のポリプロピ
レングリコール268gをそれぞれとり、攪拌棒、
温度計および還流冷却器を付したのち、40%ジメ
チルアミン水溶液4.05g(ジメチルアミン0.036
gモル相当)とトリエチルアミン14.5g(0.144
gモル、ジメチルアミンに対する併用比率4.0)
とを添加し、攪拌下加熱を行い約30分を要して沸
騰させ、その後引続き約70分間還流させ反応を行
うことによつて、ゲルタイム(135℃)18分50秒
のレゾール樹脂を得た。 このときのホルムアルデヒド反応率は96.2%、
高速液体クロマトグラフによる分子量測定結果は
326であつた。 〔実施例2〜5、比較例1〜3、従来例1,2〕 触媒の併用比率、使用量および(または)組合
せを下表記載のように変更したほかは、実施例1
と同様にして、ゲルタイム(135℃)17〜23分の
レゾール樹脂を合成した。 各樹脂の平均分子量とホルムアルデヒド反応率
は下表に示すとおりであつた。
を紙等の基材に含浸させ乾燥することによつて樹
脂含浸基材をつくり、これを所要枚数積層し、要
すれば銅箔等を重ねた上で、加熱加圧成形するこ
とによつてつくつている。このような目的に使用
されるレゾール樹脂としては、基材への浸透性
が良好であること、硬化が適度に速いこと、
原料の反応率が高いことが要求される。は、基
材への樹脂の浸透が不良であると積層板の電気絶
縁性が低下するため、この面から求められる要求
である。樹脂の平均分子量が350を越えると、一
般に、浸透性が悪くなる傾向がある。つぎに、ゲ
ルタイムが135℃で25分を越えるというように長
すぎると、乾燥および成形の両作業がいずれも長
時間を要するようになるため生産性が低下し、か
つ、成形温度が高くなるため紙基材を用いる場合
には適しないという不便がある。他方、ゲルタイ
ムが135℃で15分未満というように短かすぎる
と、乾燥作業が短時間にすぎるため基材中に揮発
分が残存し積層板の性能が低下するほか、一般に
は成形に際し一段で多数枚を同時に成形するので
あるが、この場合に許容される成形条件の巾が狭
くなるという不便もある。したがつて、硬化性の
程度としては、135℃の場合で考えて、可塑剤を
含むときのゲルタイムが15〜25分、好ましくは17
〜23分となる程度が望ましい。はこのような面
から求められる要求である。最後に、は省資
源、臭気を除くこと等の面から要求される点であ
る。ホルムアルデヒドについてみれば、たとえば
反応率95%以上というのが一つの基準になる。 従来は、反応触媒としてpKa10以上の第3アミ
ン、たとえばトリエチルアミンを用いると原料の
反応率が高くなるため、一般に好んで用いられて
きた。しかし、これによつた場合、得られたレゾ
ール樹脂の硬化が遅いという欠点がある。この場
合、反応を長時間にすると硬化が速くなるのであ
るが、反面、樹脂の分子量が大きくなりすぎて基
材への浸透性が悪くなるという別の問題が生じる
ため、この方法は採用し難い。 他方、この発明者らの検討の結果によれば、第
2アミンを単独で反応触媒として用い、レゾール
樹脂をつくつた場合には、硬化が適度に速く分子
量も低い樹脂が得られるのであるが、いかんせん
反応率が低いという欠点がある。 この発明は、このような事情に鑑み、上記〜
の要求をすべて満たし得るレゾール樹脂の製法
を提供することを目的としてなされたものであつ
て、フエノール類とホルムアルデヒド源を反応さ
せてレゾール樹脂をつくるに際し、反応触媒とし
て、第2アミンと第3アミンを併用するように
し、かつ、両者の併用比率を〔第3アミン(Nモ
ル)〕/〔第2アミン(Nモル)〕=1.9〜7.8とな
るように設定することを特徴とするレゾール樹脂
の製法をその要旨とする。これによつて、上記の
目的が完全に達成されるものである。 つぎに、この発明を詳しく述べる。 この発明において、第2アミンとしてはジメチ
ルアミンやジエチルアミンなどが用いられ、第3
アミンとしては一般にトリエチルアミンが用いら
れる。しかし、これらに限定される趣旨ではな
い。第2アミンと第3アミンの併用比率は、〔第
3アミン(Nモル)〕/〔第2アミン(Nモル)〕
=1.9〜7.8となるように設定される。併用比率が
1.9を下まわると、原料反応率が低くなりすぎ、
逆に、7.8を上まわると、樹脂の平均分子量が大
きくなりすぎて、基材への浸透性が悪くなる。併
用される触媒としてジメチルアミンとトリエチル
アミンが選ばれる場合には、併用比率としては、
〔トリエチルアミン(Nモル)〕/〔ジメチルアミ
ン(Nモル)〕=1.9〜7.1となるように設定される
ことが好ましい。また、ジエチルアミンとトリエ
チルアミンの組合せが選ばれる場合には、併用比
率としては、〔トリエチルアミン(Nモル)〕/
〔ジエチルアミン(Nモル)〕=2.5〜7.8となるよ
うに設定されることが好ましい。反応触媒の合計
使用量については、特に制限はない。しかし、一
般には、製造工程上適切な反応時間が得られるよ
うにするという観点から、仕切みフエノール類1
gモル当り合計使用量が0.02〜0.08Nモルとなる
ように設定されるのが好ましい。 この発明において、その他のレゾール樹脂原材
料および製造方法自体は、通常のものまたは方法
による。したがつて、原材料のうち、フエノール
類としてはフエノール、クレゾール、キシレノー
ル、パラターシヤリブチルフエノールなどが用い
られ、ホルムアルデヒド源としてはホルマリン、
パラホルムアルデヒドその他の高濃度ホルムアル
デヒド源等が用いられる。 この発明は上記のように構成されるため、これ
によれば、基材への浸透性が良く硬化の適度に速
いレゾール樹脂が、反応率良く製造される。 つぎに、実施例について比較例および従来例と
併せて説明する。 〔実施例 1〕 2フラスコに、フエノール423g(4.5gモ
ル)、50%高濃度ホルマリン351g(ホルムアルデ
ヒド5.85gモル相当)、アジピン酸とプロピレン
グリコールから合成した平均分子量2000のポリエ
ステル275gおよび平均分子量1500のポリプロピ
レングリコール268gをそれぞれとり、攪拌棒、
温度計および還流冷却器を付したのち、40%ジメ
チルアミン水溶液4.05g(ジメチルアミン0.036
gモル相当)とトリエチルアミン14.5g(0.144
gモル、ジメチルアミンに対する併用比率4.0)
とを添加し、攪拌下加熱を行い約30分を要して沸
騰させ、その後引続き約70分間還流させ反応を行
うことによつて、ゲルタイム(135℃)18分50秒
のレゾール樹脂を得た。 このときのホルムアルデヒド反応率は96.2%、
高速液体クロマトグラフによる分子量測定結果は
326であつた。 〔実施例2〜5、比較例1〜3、従来例1,2〕 触媒の併用比率、使用量および(または)組合
せを下表記載のように変更したほかは、実施例1
と同様にして、ゲルタイム(135℃)17〜23分の
レゾール樹脂を合成した。 各樹脂の平均分子量とホルムアルデヒド反応率
は下表に示すとおりであつた。
【表】
この表から明らかなように、触媒の併用比率が
1.9を下まわると(比較例1の場合)ホルムアル
デヒド反応率が極度に悪くなり、逆に7.8を上ま
わると(比較例2の場合)樹脂の平均分子量が大
きくなりすぎる。また、触媒として、トリエチル
アミン(第3アミン)のみを用いたとき(従来例
1の場合)には、樹脂の平均分子量が大きくなり
すぎ、また、ジメチルアミン(第2アミン)のみ
を用いたとき(従来例2の場合)には、ホルムア
ルデヒド反応率が悪い。これに対し、実施例1〜
5にはこのような欠点がない。 なお、実施例1〜5で得られたレゾール樹脂
は、安定性および電気特性に何ら問題のないもの
であつた。
1.9を下まわると(比較例1の場合)ホルムアル
デヒド反応率が極度に悪くなり、逆に7.8を上ま
わると(比較例2の場合)樹脂の平均分子量が大
きくなりすぎる。また、触媒として、トリエチル
アミン(第3アミン)のみを用いたとき(従来例
1の場合)には、樹脂の平均分子量が大きくなり
すぎ、また、ジメチルアミン(第2アミン)のみ
を用いたとき(従来例2の場合)には、ホルムア
ルデヒド反応率が悪い。これに対し、実施例1〜
5にはこのような欠点がない。 なお、実施例1〜5で得られたレゾール樹脂
は、安定性および電気特性に何ら問題のないもの
であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フエノール類とホルムアルデヒド源を反応さ
せてレゾール樹脂をつくるに際し、反応触媒とし
て、第2アミンと第3アミンを併用するように
し、かつ、両者の併用比率を〔第3アミン(Nモ
ル)〕/〔第2アミン(Nモル)〕=1.9〜7.8とな
るように設定することを特徴とするレゾール樹脂
の製法。 2 併用する触媒として、ジメチルアミンとトリ
エチルアミンを選び、かつ、両者の併用比率を
〔トリエチルアミン(Nモル)〕/〔ジメチルアミ
ン(Nモル)〕=1.9〜7.1となるように設定する特
許請求の範囲第1項記載のレゾール樹脂の製法。 3 併用する触媒として、ジエチルアミンとトリ
エチルアミンを選び、かつ、両者の併用比率を
〔トリエチルアミン(Nモル)〕/〔ジエチルアミ
ン(Nモル)〕=2.5〜7.8となるように設定する特
許請求の範囲第1項記載のレゾール樹脂の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14127678A JPS5566914A (en) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | Preparation of resol resin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14127678A JPS5566914A (en) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | Preparation of resol resin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5566914A JPS5566914A (en) | 1980-05-20 |
JPS6241963B2 true JPS6241963B2 (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=15288117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14127678A Granted JPS5566914A (en) | 1978-11-15 | 1978-11-15 | Preparation of resol resin |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5566914A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682811A (en) * | 1979-12-12 | 1981-07-06 | Hitachi Chem Co Ltd | Preparation for cast resin |
FR2638750B1 (fr) * | 1988-11-08 | 1992-06-05 | Ceca Sa | Procede pour l'obtention de dispersions aqueuses stables de resols phenoliques a basse teneur en formol |
-
1978
- 1978-11-15 JP JP14127678A patent/JPS5566914A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5566914A (en) | 1980-05-20 |
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