JPS6241847Y2 - - Google Patents

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JPS6241847Y2
JPS6241847Y2 JP13778584U JP13778584U JPS6241847Y2 JP S6241847 Y2 JPS6241847 Y2 JP S6241847Y2 JP 13778584 U JP13778584 U JP 13778584U JP 13778584 U JP13778584 U JP 13778584U JP S6241847 Y2 JPS6241847 Y2 JP S6241847Y2
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purifier
air
bracket
room light
ceiling
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案の自動車用空気清浄器は、車両殊に乗用
自動車用空気清浄器に関する。
[従来の技術] 車室内に発生する煙草や臭気を浄化するための
空気清浄器は車室内のいずれの個所に設置しても
よいわけでもあるが、パツケージトレイのないハ
ツチバツクタイプの車はもとより、一般には天井
面が浄化機能発揮のために最良と考えられる。天
井面への取付け方法としては、ルームライトの取
付用ビス穴を流用して空気清浄器のブラケツトを
固定させる第10図に描かれたやり方が行われて
きたが、この取付け個所はもともと小型軽量のラ
イトを支持できれば足りるように作られているの
で、重量のかさむ清浄器を確実に保持させるには
無理があり、例えば悪路走行中の強い振動などに
よつて清浄器が離脱することも起り兼ねない。
また運転席の乗員が煙草を吸つた時の煙の吸入
効率も取付け位置が車室内の中央部であるために
かんばしくない難点があつた。
参考図としての第10図は従来の空気清浄器取
付け方法の説明図であつて、40は空気清浄器本
体、41はそのブラケツト、42と43はルーム
ライトの取付け用ビスとビス穴、44と45はル
ームライトを内蔵する空気清浄器の組立用ビス、
46は天井ビーム材である。
また第9図は従来の空気清浄器の一般的な車室
内設置個所であつて、軽量な清浄器40は既述の
方法で天井面に取付けることができるが、帯電し
た汚れ粒子を電気的に吸引補集する型の大形品5
0はパツケージトレイに設置する他なかつた。そ
してハツチバツクタイプの車は高性能の大型清浄
器の設置場所に困ることになつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、自動車用空気清浄器、なかんずく電
気式の重くてかさばる清浄器をオプシヨンとして
購入し天井面に取付ける際に、大げさな工作を施
さなくても充分な取付け強度が得られる取付け構
造を見出すと共に、内蔵されたフアンの車室内空
気循環機能を最大限に生かすための空気の吸入お
よび吹出し構造を創案することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の自動車用空気清浄器は集塵ユニツト、
車室内空気の循環流通用フアン等を内蔵する空気
清浄器であつて、清浄器のケースの前端部に既設
ルームミラーの取付用部材への係合用ブラケツト
を、また後端部に既設ルームライトの取付用部材
への係合用ブラケツトを組付けると共に、前記ケ
ースの前方部に室内空気の吸入口を、また後方部
に吹出口を設けることによつて前項に述べた問題
点を解決することができる。
[作用および考案の効果] 本考案の自動車用空気清浄器は、普通の自動車
には必ず天井面に設けられているルームミラー
と、ルームライトの取付用部材を借用し、この両
取付部材間に架け渡すに足る長さを有する空気清
浄器の前後両端部に設けた係合用ブラケツトを前
記の両取付用部材に係止させるように構成されて
いるので、集塵ユニツト、フアン等を組み込んだ
相当に重量のかさむ大型の清浄器であつても、必
要にして充分な取付け強度を確保することができ
るし、またオプシヨンとして車の所有者が自身で
清浄器を取り付ける場合にも新たに天井部にビス
止め穴をあけなければならないわずらわしさをま
ぬがれることができる。
更に本考案器具は、送風機と、車室内空気の吸
排気口を備えており、しかもその吸気口は喫煙の
機会の特に多い運転席上部近くに開口し、浄化空
気の排気口は後席近くに位置しているので、従来
のルームライト位置に取りつける方式に較べる
と、汚染空気の吸入効率が格段に向上する。
[実施例] 本考案になる自動車用空気清浄器の構成を図に
示す実施例に基づき説明する。
イ 実施例の構成 本考案の自動車用空気清浄器を自動車の天井面
に取付ける方法を説明した第1図、正面図および
側面図としての第2図と第3図、並びに作動用電
気回路図としての第4図において、Aは自動車の
ルームパネル、Bは天井内装材、Cはルームミラ
ー、Dはルームライト、Eは天井ビーム材、Fと
GはそれぞれルームミラーCとルームライトDを
天井ビーム材Eに固定させるためのビスである。
1は本考案の自動車用空気清浄器の樹脂製ケー
スであつて、その長さはルームミラーCとルーム
ライトDの間の距離にほぼ等しく、その前端部に
はルームミラーCの固定用ビスFに係止させるた
めの係合用ブラケツト2が、また後端部にはルー
ムライトDの固定用ビスGに係止させるための係
合用ブラケツト3が、ビス4および5を用いて組
付けられている。
ケース1にはその前端部に車室内空気の吸入口
6がまた後端部には吹出口7が開口しており、内
部の通気路8には上流側から順にフアン9、アイ
オナイザー10、コレクター11、および脱臭用
活性炭ケース12が組込まれている。アイオナイ
ザー10とコレクター11により静電式集塵ユニ
ツトが構成される。13はアンプ、14は清浄器
の作動用電源スイツチ、15はフアン9の送風能
力の強弱切換用スイツチ、16はケース1の蓋体
である。なお、集塵ユニツトは静電式のものに限
らず、濾材式のものでもよい。
また第4図において17は蓋体16の開閉動作
に連動する安全スイツチで、蓋体16が開くと清
浄器への電源が断たれる。18,19および20
はそれぞれバツテリー電源、ルームライトDおよ
び清浄器へのコネクターである。
ロ 実施例の作用 次にこの実施例の清浄器の取付方法と作動につ
いて説明すると、オプシヨンとして購入した清浄
器であれば、先ず既設のルームミラーCおよびル
ームライトDの取付用ビスFとGをドライバーで
取り除いて一旦ルームミラーとルームライトを取
りはずす。しかる後、ビスFのネジ穴には清浄器
の前部係合用ブラケツト2のビス穴を、またビス
Gのネジ穴には後部係合用ブラケツト3のビス穴
をそれぞれ当てがつたうえこれらのブラケツトの
上にルームミラーGおよびルームライトDの取付
具のネジ穴を重ね合わせてビスFとGを元通りに
ねじ込むことによつて清浄器はルームミラーCと
ルームライトDの間に架け渡した状態で固定する
ことができる。
ハ 実施例の効果 静電気の発生装置および集塵装置を内蔵する電
気式空気清浄器はかなりの重量があるので、従来
方法のようにルームライトの取付用ビスに便乗す
るやり方ではとうてい充分信頼するに足る取付強
度は得られない。
しかし本考案による方法では、ルームミラーC
の取付用部材とルームライトDとの取付用部材と
を併せて活用し、この両部材間に橋渡しするに足
る長さの清浄器を作成してこの間に掛渡し固定よ
うようにしたので、重量配分効果が得られ、かな
り重い清浄器であつても振動等によつて脱落する
恐れの全くない充分な重量支持力を得ることが可
能となり、且つ在来方法と同様に、オプシヨンと
して清浄器を購入し取付ける場合にもわずらわし
い車体への穴あけ加工を避けることができる。
また清浄器は運転席の上部に張り出す程長大な
ので、清浄器の前端部に内蔵フアン用の吸気口を
また後端部に吹出口を設けることによつて、従来
のルームライト位置に取付ける方法に較べてはる
かにすぐれた車室内汚染空気の吸入性能、殊に前
席空間の浄化能力を発揮することができる。
また本考案の空気清浄器の車室内への取付け状
況図としての第8図において、清浄器内フアンは
図の矢印で示されたような車室内循環空気流を生
じさせるので、従来製品とは異なつて前席空間の
汚染空気をも充分に吸引する能力を発揮する。
[他の実施例] イ 構成と作用 第5図ないし第7図に示された第2の実施例に
おいて、第5図は清浄器の取付状況の説明図、第
6図と第7図は清浄器ケースの後部に組付ける係
合用ブラケツトの平面図と側面図であつて、後部
係合用ブラケツト30の後端部にはU字形の屈曲
部30aが与えられている他は、前記の第1実施
例と異なる所はない。係合用ブラケツト30には
その固定用ビス5、GおよびH用のそれぞれビス
穴a,bとdおよびeが設けてある。屈曲部30
aの形状はコの字型でもよい。
この実施例の清浄器の取付け方法を次に説明す
ると、既設のルームミラーCとルームライトDを
一旦取りはずす所までは第1実施例と同じ手順を
たどるが、清浄器を取付ける段階では先ず後部係
合用ブラケツトのU字形屈曲部30aを天井ビー
ム材Eに引掛ける。このことによつて清浄器の荷
重は作業者の腕から車体に移転されるので、以後
は重くてかさばる清浄器の取扱いが軽々と行える
ことになる。後端部が天井部に安定に支承された
後は前端部係合用部材をルームミラー取付部に係
止させる作業は片手だけで極めて容易に行うこと
ができる。しかる後各固定用ビスFとGを仮止め
させ、清浄器の支承力をより高める目的で補助的
な固定用ビスHを取付けるためのネジ穴を天井ビ
ーム材Eにあける。この時U字形屈曲部30aの
折返し面がドリルの刃先を受止める役割を果たす
のでルームパネルAを突き破る危険を防ぐことも
できる。
ロ 効果 清浄器の取付けのための係合用ブラケツトの端
部に、U字形に屈曲させた掛具が形成されてお
り、取付作業の始めに先ずこの掛具部分を清浄器
の取付け基盤体としての天井ビーム材に引掛けて
重くかさばる清浄器を支障させることによつて、
その後の作業が極めて楽に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はいずれも本考案になる自
動車用空気清浄器の関するもので、第1図は取付
け状況説明図、第2図と第3図は正面図および側
面図、第4図は電気配線図である。第5図ないし
第7図は他の実施例についてのそれぞれ取付状況
説明図、後部の係合用ブラケツトの平面図と側面
図である。第8図および第9図は清浄器を自動車
に取付ける位置の説明図で、第9図は従来の取付
け位置を示す。第10図は従来の清浄器の構造と
その取付方法説明した分解図である。 図中、1……ケース、2,3,30……係合用
ブラケツト、6,7……車室内空気吸入口と吹出
口、9……フアン、10……アイオナイザー、3
0a……係合用ブラケツトのU字形屈曲部、A…
…ルーフパネル、C……ルームミラー、D……ル
ームライト、E……天井ビーム材、F……ルーム
ミラーの取付用部材、G……ルームライトの取付
用部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 集塵ユニツト、車室内空気の循環流通用フア
    ン等を内蔵する空気清浄器であつて、 清浄器のケースの前端部に既設ルームミラー
    の取付用部材への係合用ブラケツトを、また後
    端部に既設ルームライトの取付用部材への係合
    用ブラケツトを組付けると共に、前記ケースの
    前方部に室内空気の吸入口を、また後方部に吹
    出口を設けてなる天井取付け型の自動車用空気
    清浄器。 2 前記係合用ブラケツトの一端部に、天井ビー
    ム材に係合させるための折曲げ部が設けられて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の自動車用空気清浄器。
JP13778584U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPS6241847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13778584U JPS6241847Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP13778584U JPS6241847Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6151210U JPS6151210U (ja) 1986-04-07
JPS6241847Y2 true JPS6241847Y2 (ja) 1987-10-27

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