JPS6241548Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241548Y2 JPS6241548Y2 JP3541282U JP3541282U JPS6241548Y2 JP S6241548 Y2 JPS6241548 Y2 JP S6241548Y2 JP 3541282 U JP3541282 U JP 3541282U JP 3541282 U JP3541282 U JP 3541282U JP S6241548 Y2 JPS6241548 Y2 JP S6241548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- frame
- stator
- gap
- seam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は大型回転電機等において、多分割さ
れたステータコアの電磁振動を低減させるように
構成された低振動固定子に関するものである。
れたステータコアの電磁振動を低減させるように
構成された低振動固定子に関するものである。
従来この種の装置としては第1図〜第3図に示
すものがあつた。第1図は水車発電機の6分割固
定子の構成を示す平面図、第2図はこの固定子の
側面図、第3図は第1図A部の部分詳細図を示
す。図において、1は1セクターのステータコ
ア、2はフレームで、フレーム棚板21、フレー
ム合せ目板22、フレーム締付ボルト23により
構成されている。コア1とフレーム2はコアボル
ト3を介して連結されている。4はコア1の合せ
目に挿入されるプレスボードである。
すものがあつた。第1図は水車発電機の6分割固
定子の構成を示す平面図、第2図はこの固定子の
側面図、第3図は第1図A部の部分詳細図を示
す。図において、1は1セクターのステータコ
ア、2はフレームで、フレーム棚板21、フレー
ム合せ目板22、フレーム締付ボルト23により
構成されている。コア1とフレーム2はコアボル
ト3を介して連結されている。4はコア1の合せ
目に挿入されるプレスボードである。
次に各部の働きについて説明する。例えば水車
発電機の固定子を組立てる時、6分割されたコア
1の合せ目には0.5mm〜1mm厚のプレスボード4
を挿入する。コア1はコアボルト3、フレーム棚
板21を介して連結されるフレーム合せ目板22
を円周方向にフレーム締付けボルト23によつて
締付けることにより円環としての剛性を保持して
いる。コア1間に挿入されたプレスボード4の働
きは運転時の電磁加振力によつて各コアセクター
間に円周方向の振動が発生しコア合せ面が衝突し
て層間絶縁が破壊される可能性がある為、これを
防ぐ目的に用いられている。
発電機の固定子を組立てる時、6分割されたコア
1の合せ目には0.5mm〜1mm厚のプレスボード4
を挿入する。コア1はコアボルト3、フレーム棚
板21を介して連結されるフレーム合せ目板22
を円周方向にフレーム締付けボルト23によつて
締付けることにより円環としての剛性を保持して
いる。コア1間に挿入されたプレスボード4の働
きは運転時の電磁加振力によつて各コアセクター
間に円周方向の振動が発生しコア合せ面が衝突し
て層間絶縁が破壊される可能性がある為、これを
防ぐ目的に用いられている。
従来のコア合せ面には平行板のプレスボードが
挿入されており、コア外周面のフレームを締付け
ることによりコア外周側が良く締まり、内周側が
締まりにくい傾向にあつた。その為、コア合せ面
の面圧が均一にならず、円環としての剛性が低く
運転時のコア振動が時間と共に増大する欠点があ
つた。
挿入されており、コア外周面のフレームを締付け
ることによりコア外周側が良く締まり、内周側が
締まりにくい傾向にあつた。その為、コア合せ面
の面圧が均一にならず、円環としての剛性が低く
運転時のコア振動が時間と共に増大する欠点があ
つた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、コア合せ目のギヤ
ツプをコアの内周面から外周側にいくに従つて広
くなるように、コア端面に勾配を持たせて加工す
ることにより、コア合せ面の面圧を均一にし円環
としての剛性を高め運転時のコア振動を低減させ
ることができる固定子を提供することを目的とし
ている。
去するためになされたもので、コア合せ目のギヤ
ツプをコアの内周面から外周側にいくに従つて広
くなるように、コア端面に勾配を持たせて加工す
ることにより、コア合せ面の面圧を均一にし円環
としての剛性を高め運転時のコア振動を低減させ
ることができる固定子を提供することを目的とし
ている。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第4図において、フレーム棚板21、フレー
ム合せ目板22、フレーム締付けボルト23、コ
アボルト3およびプレスボード4は第3図におけ
る従来のものと同様である。10はコア合せ面の
ギヤツプが外周側にいくに従つて広くなるように
端面に勾配を持たせて加工されたコアセクターで
ある。
る。第4図において、フレーム棚板21、フレー
ム合せ目板22、フレーム締付けボルト23、コ
アボルト3およびプレスボード4は第3図におけ
る従来のものと同様である。10はコア合せ面の
ギヤツプが外周側にいくに従つて広くなるように
端面に勾配を持たせて加工されたコアセクターで
ある。
上記のように6分割されたコアセクター10は
フレーム2によつて締め付けられている為、コア
外周面ほど締まり易く、内周面は締まりにくい。
従つて、平行板のプレスボード4をコアセクター
10間に挿入してフレーム締め付けボルト23を
締めた時にコアセクター10間のギヤツプを実測
すると、外周側零に対し内周側は口を開いた状態
になつている。従つて、コア合せ目の形状に勾配
を持たせた場合には、内周側、外周側ともギヤツ
プが零になり、コア合せ目の面圧は均一になる。
フレーム2によつて締め付けられている為、コア
外周面ほど締まり易く、内周面は締まりにくい。
従つて、平行板のプレスボード4をコアセクター
10間に挿入してフレーム締め付けボルト23を
締めた時にコアセクター10間のギヤツプを実測
すると、外周側零に対し内周側は口を開いた状態
になつている。従つて、コア合せ目の形状に勾配
を持たせた場合には、内周側、外周側ともギヤツ
プが零になり、コア合せ目の面圧は均一になる。
運転時のコアロスヒートラン時のコア振動を比
較すると、コア合せ目のギヤツプが均一な場合の
コア振動はヒートラン経過時間に対し増加する傾
向にあるが、コア合せ目の形状に勾配を持たせた
ものは、ほとんど変化しない。これはコア合せ面
の面圧が均一になることにより部分的に過大応力
が働いて座屈し、コア合せ目のギヤツプが小さく
なつて締め付け力が低下することがなくなつたた
めである。
較すると、コア合せ目のギヤツプが均一な場合の
コア振動はヒートラン経過時間に対し増加する傾
向にあるが、コア合せ目の形状に勾配を持たせた
ものは、ほとんど変化しない。これはコア合せ面
の面圧が均一になることにより部分的に過大応力
が働いて座屈し、コア合せ目のギヤツプが小さく
なつて締め付け力が低下することがなくなつたた
めである。
なお、上記実施例は水車発電機の固定子コアに
ついて説明したが、多分割されたコアを外周のフ
レームなどで締め付ける場合には、どのような機
種でも同様の効果が期待できる。
ついて説明したが、多分割されたコアを外周のフ
レームなどで締め付ける場合には、どのような機
種でも同様の効果が期待できる。
以上のように、この考案によれば、コア合せ目
のギヤツプを外周側が広くなるようにコア端面の
加工をすることにより、コアの円環としての剛性
を高め、電磁加振力による振動を低減が可能な回
転電機の固定子を提供することができる。
のギヤツプを外周側が広くなるようにコア端面の
加工をすることにより、コアの円環としての剛性
を高め、電磁加振力による振動を低減が可能な回
転電機の固定子を提供することができる。
第1図は水車発電機の6分割固定子の構成を示
す平面図、第2図は同じく側面図、第3図は従来
の水車発電機の第1図におけるA部の部分詳細を
示す断面図、第4図はこの考案の一実施例を適用
した第1図におけるA部の部分詳細を示す断面図
である。 図において、1,10はコア、2はフレーム、
4はプレスボードである。なお、各図中同一符号
は同一または相当部を示す。
す平面図、第2図は同じく側面図、第3図は従来
の水車発電機の第1図におけるA部の部分詳細を
示す断面図、第4図はこの考案の一実施例を適用
した第1図におけるA部の部分詳細を示す断面図
である。 図において、1,10はコア、2はフレーム、
4はプレスボードである。なお、各図中同一符号
は同一または相当部を示す。
Claims (1)
- 多分割された固定子コア合せ目の形状を外周方
向にいくに従つて広くなるように加工したことを
特徴とする回転電機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3541282U JPS58139849U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3541282U JPS58139849U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 回転電機の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58139849U JPS58139849U (ja) | 1983-09-20 |
JPS6241548Y2 true JPS6241548Y2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=30046886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3541282U Granted JPS58139849U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 回転電機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58139849U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001231192A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モールドモータの製造方法 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3541282U patent/JPS58139849U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58139849U (ja) | 1983-09-20 |
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