JPS6241465Y2 - - Google Patents

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JPS6241465Y2
JPS6241465Y2 JP10492578U JP10492578U JPS6241465Y2 JP S6241465 Y2 JPS6241465 Y2 JP S6241465Y2 JP 10492578 U JP10492578 U JP 10492578U JP 10492578 U JP10492578 U JP 10492578U JP S6241465 Y2 JPS6241465 Y2 JP S6241465Y2
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output
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controlled oscillator
control loop
voltage controlled
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  • Transmitters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通信用無線機として、使用される送
信機に関する。
従来、移動無線通信では、位相変調方式がほと
んどであつたが、最近では、トーン信号によるデ
ータ伝送またはデジタル信号によるデータ伝送な
どが、必要になつてきた。ここで問題となる点は (1) 従来の位相変調器における位相偏移は、特殊
なものを除くと一般にあまり大きくなく、高々
0.5ラジアン内外である。従つて従来の位相変
調器では、低い周波数のトーン信号で大きな周
波数偏移を得るようとする場合、即ち周波数変
調波として深い変調度を要求される場合には多
段縦続接続するか、または周波数逓倍数を大き
くする方法があるが回路が複雑となり得策でな
い。
(2) そこで、周波数変調方式が考えられる。従来
の周波数変調器は、直接周波数変調方式がよく
使われるが周波数安定度に限度があり、高安定
度を要求される場合には使用できない欠点があ
つた。
(3) また従来デジタル伝送を無線で行なう場合電
波の有効利用の観点から、周波数安定度は極力
良好な特性のものが望ましい。これを解決する
ために2個の高安定度発振器をもち、それを外
部のデジタル信号により切替える方式もあるが
位相不連続であり、帯域が拡がる。従つて帯域
制限されている場合には、かなりのジツタ及び
波形歪を生じる欠点があつた。
本考案は、位相制御ループに変調信号を加える
ことにより前述の欠点を解決し、希望する周波数
安定度が得られるとともに、周波数偏移も大きく
とれ、しかも低ひずみの変調が行え、またデジタ
ル信号の伝送にもジツタ及び波形歪の少ないデジ
タル変調を行える送信機を提供するものである。
本考案の送信機において、基本的に2つの位相
制御ループから構成されている。1つは、デジタ
ル信号の変調を行なうものであり、もう1つはト
ーン信号に対して周波数変調及び音声信号に対し
て位相変調を行なうものである。
前述のデジタル信号の変調を行なう位相制御ル
ープにおいて電圧制御発振器の出力は、基準発振
器の出力をn逓倍された出力で周波数変換され、
入力デジタル信号のマーク及びスペースでそれぞ
れ分周比が異なる分周器で分周され、基準発振器
から固定分周比をもつ分周器を経た信号とで、位
相比較される。位相比較器の出力を低域ろ波器を
通し、電圧制御発振器に負帰還をかけ、これによ
り電圧制御発振器の出力周波数は基準発振器の出
力周波数と同一の安定度で、デジタル信号のマー
ク及びスペースにてFSK(Frequency Shift
Keying)変調される。更に電圧制御発振器の出
力を分周器により分周することにより、任意の周
波数偏移をもつFSK波が得られる。
またトーン信号及び音声信号の変調を行なう位
相制御ループにおいて、電圧制御発振器の出力は
固定分周比をもつ分周器により分周され、基準発
振器の出力を前記分周比と同じ分周比をもつ分周
器を経た信号とで位相比較され、位相比較器の出
力を低域ろ波器を通して、電圧制御発振器に負帰
還をかける。
また同時に振幅制限された変調信号も電圧制御
発振器に加える。これにより、電圧制御発振器の
出力は、基準発振器の周波数と同一周波数及び同
一安定度が得られ、かつ変調信号により直接周波
数変調をかけられる。また音声信号に対してはプ
リエンフアシス回路を通して入力することにより
等価位相変調波が得られる。更に電圧制御発振器
の出力は、m逓倍されて前記デジタル信号の変調
を行なう位相制御ループ出力と混合して、周波数
変換されて、帯域フイルタを通り増幅されて送信
機出力となる。このようにして、本考案送信機に
よればデジタル信号によるFSK、トーン信号に
よるFM及び音声信号によるPMが得られ、3種
の変調が行える特徴がある。
第1図は、本考案の一実施例の系統図を示すも
のである。
図において、位相制御ループ1は、基準発振器
7、固定分周器8、位相比較器9、可変分周器1
0、周波数変換器(バランスドミキサー)11、
電圧制御発振器(VCO)12、逓倍器13、低
域ろ波器14で構成する。
この位相制御ループ1では、入力端子3に加え
るデジタル信号のマーク及びスペースにより、こ
の位相制御ループ内の可変分周器10の分周比を
変化させることにより、電圧制御発振器
(VCO)12の発振周波数を変化させる。即ち周
波数変数(FSK)をかける。この位相制御ルー
プ1において、基準発振器7(29.052MHz)の出
力の一部を逓倍器13により4逓倍した基準信号
(116.208MHz)と、電圧制御発振器(VCO)12
の発振出力の一部を、周波数変換器(バランスド
ミキサー)11に入力し、各々の差周波数に周波
数変換し、可変分周器10に加える。可変分周器
10は、デジタル変調入力信号のマーク信号及び
スペース信号により分周比が変わる。この分周さ
れた出力は、位相比較器9に加えられる。
一方基準発振器7の出力を分周比1076の固定分
周器8により分周された27KHzの基準信号を位相
比較器9に入力し、前記可変分周器出力とで位相
比較する。その比較電圧出力を低域ろ波器14を
通して電圧制御発振器(VCO)12に加え発振
周波数を制御するよう動作する。
この例では通常、送信中心周波数となつている
とき、可変分周器10の分周比は、448で、電圧
制御発振器(VCO)12の発振周波数は
128.304MHz、デジタル変調入力信号がマーク信
号及びスペース信号の時その分周比は447,449と
なるように動作し電圧制御発振器(VCO)12
の発信周波数は128.277MHz、128.331MHzとなつ
て送信中心周波数に対して±27KHzの周波数偏移
のFSK波が得られる。この位相制御ループ1の
出力を分周比6の固定分周器21によりこの分周
器の出力は、送信中心周波数となるとき21.384M
Hz、周波数偏移±4.5KHzとなり、周波数変換器
25に加える。
一方、位相制御ループ2は基準発振器15、固
定分周器16,18位相比較器17、電圧制御発振
器19、低域ろ波器20により構成する。この位
相制御ループにおいては、発振周波数L=(T
−21.384)/6に選ばれた基準発振器15の出力
を、分周比P(この例では128)の固定分周器1
6により分周した出力と電圧制御発信器19の出
力の一部を前記固定分周器16の分周比Pと同一
の固定分周器18により分周した出力を位相比較
器17に加え、この比較出力電圧を低域ろ波器2
0を通して電圧制御発振器19に加え、発振周波
数を制御する位相制御ループである。従つて電圧
制御発振器19の発振周波数は、基準発振器15
の発振周波数Lと同一となる。この位相制御ル
ープの前記低域ろ波器20の出力回路の周波数制
御御入力部に外乱というべき変調入力信号を重畳
して、電圧制御発振器19に周波数変調をかけ
る。端子5の変調入力信号は、振幅制限器24を
通して周波数変調が、端子4の変調入力は、プリ
エンフアシス回路(微分回路)を通すことにより
等価位相変調波が得られるよう動作する。この位
相制御ループ2の出力は、逓倍器22により6逓
倍し、前記周波数変換器(バランスドミキサー)
25に加え、前記位相制御ループ1の出力とで送
信中心周波数T=6L+21.384(MHz)に変換
し、帯域フイルタ26によりT成分を取り出
し、増幅器27により増幅して送信出力が得られ
る。各部の周波数等は、第1図に示す。
以上、説明したように本考案によればデジタル
変調入力に対して、希望する周波数安定度で位相
連続なFSK波が得られ、同様に希望する周波数
安定度で、直線性の良い低ひずみの周波数変調が
行えるとともに、プリエンフアンス(微分回路)
を設けることにより、容易に位相変調波も得られ
る無線送信機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図であ
る。なお、図において、 1,2……位相制御ループ、3……デジタル変
調入力端子、4……位相変調入力端子、5……周
波数変調入力端子、6……送信機出力端子、7,
15……基準発振器、8,16,18,21……
固定分周器、9,17……位相比較器、10……
可変分周器、11,25……周波数変換器、1
2,19……電圧制御発振器、13,22……逓
倍器、14,20……低域ろ波器、23……プリ
エンフアシス回路、24……振幅制限器、26…
…帯域フイルタ、27……増幅器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の位相制御ループと、前記第1の位相制御
    ループ出力を分周する第1の分周器と、第2の位
    相制御ループと、前記第2の位相制御ループ出力
    の逓倍する逓倍器と、前記第1の分周器の出力お
    よび前記逓倍器の出力を混合して周波数変換する
    第1の周波数変換器と、前記第1の周波数変換器
    の出力を帯域フイルタを通し増幅し送信する手段
    とを含むこと、前記第1の位相制御ループが、第
    1の電圧制御発振器と、第1の基準発振器と、前
    記第1の電圧制御発振器の出力と前記第1の基準
    発振器の出力を逓倍した出力とを混合して、周波
    数変換する第2の周波数変換器の出力をデジタル
    入力信号のマーク、及びスペースでそれぞれ分周
    比が異なるように分周する第2の分周器と、前記
    第1の基準発振器の出力を一定の分周比で、分周
    する第3の固定分周器と、前記第2と第3の分周
    器の出力の位相を比較し低域ろ波器を通りその比
    較電圧により前記電圧制御発振器の発振周波数を
    制御する位相比較器とを含み、前記デジタル入力
    信号に応じて、前記第1の電圧制御発振器から
    FSK変調出力を得、これを前記第1の位相制御
    ループの出力とすること、および前記第2の位相
    制御ループが、第2の電圧制御発振器と、第2の
    基準発振器と、前記第2の電圧制御発振器の出力
    を分周する第4の分周器と前記第2の基準発振器
    の出力を分周する第5の分周器と、前記第4と第
    5の分周器の出力との位相を比較し低域ろ波器を
    通りその比較出力電圧により前記電圧制御発振器
    の発振周波数を制御する第2の位相比較器とを含
    み、前記第2の電圧制御発振器に振幅制限器によ
    り振幅制限されたトーン入力信号あるいは音声入
    力信号を与えて、前記第2の電圧制御発振器から
    前記FMあるいはPM変調出力を得、これを前記
    第2の位相制御ループの出力とすることを特徴と
    する無線送信機。
JP10492578U 1978-07-28 1978-07-28 Expired JPS6241465Y2 (ja)

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JP10492578U JPS6241465Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28

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JPS5521686U JPS5521686U (ja) 1980-02-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838053A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Anritsu Corp 無線通信用変調装置
JPS58171133U (ja) * 1982-05-10 1983-11-15 オ−ジ−技研株式会社 頚椎斜牽引装置

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JPS5521686U (ja) 1980-02-12

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