JPS6241416Y2 - - Google Patents

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JPS6241416Y2
JPS6241416Y2 JP18999681U JP18999681U JPS6241416Y2 JP S6241416 Y2 JPS6241416 Y2 JP S6241416Y2 JP 18999681 U JP18999681 U JP 18999681U JP 18999681 U JP18999681 U JP 18999681U JP S6241416 Y2 JPS6241416 Y2 JP S6241416Y2
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JP
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output
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noise suppression
suppression circuit
level
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JP18999681U
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JPS5894123U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は録音時に入力信号を圧縮して(以下エ
ンコードと記す)磁気テープに録音し、再生時に
前記磁気テープの再生信号を伸張して(以下デイ
コードと記す)前記エンコードされた信号を元に
戻すことにより、前記磁気テープの飽和レベルを
改善することのできる雑音抑圧回路を有するテー
プレコーダに関するものである。
従来、雑音抑圧回路を有するテープレコーダの
再生系として、第1図に示すようなものが実用化
されている。1は再生ヘツド、2は前記1再生ヘ
ツドにより再生された信号を所定のレベルまで増
幅する再生アンプ部である。3は録音時にエンコ
ードして録音した信号をデイコードすることによ
り元の信号に戻す雑音抑圧回路部で、前記再生ア
ンプ部2の出力信号が入力される。4は前記再生
アンプ部2の出力信号と、前記雑音抑圧回路部3
の出力信号とのいずれかを選択するスイツチ部、
5は前記スイツチ部3で選択された信号を出力す
る出力端子であり、後段に直接テープレコーダの
出力端子が接続されたり、ラインアンプ部、ヘツ
ドホンアンプ部等が接続される場合がある。
第1図に示したテープレコーダの問題点を第2
図の再生系の入出力特性線図を用いて説明する。
第2図の横軸は、第1図の再生アンプ部2の入力
レベルであり、縦軸は、出力端子5における出力
レベルである。また、曲線Aは雑音抑圧回路部を
経ない場合の入出力特性であり、Bは雑音抑圧回
路部を経た場合の入出力特性である。縦軸中の
OdBは、エンコード時においてもデイコード時に
おいてもレベルの変化しない基準レベルである。
またPは通常の飽和レベル、Qは雑音抑圧システ
ムを用いた場合の飽和レベルであり、図中Nは飽
和レベルの改善量を示す。
上記従来の構成では、出力信号の飽和レベルを
NdB改善するという長所がある反面、次のような
問題点がある。前述したように、雑音抑圧システ
ムを介して録音したテープを再生する場合は、そ
れ以外のテープを再生する場合に比べて飽和レベ
ルが改善された量だけ最大出力レベルが大きくな
る。従つて、雑音抑圧システムを介して録音した
テープと、それ以外のテープを同じ音量で聴く場
合には、テープ毎に出力レベルを調整しなければ
ならないという不便さがある。また、たとえばヘ
ツドホンアンプのように出力端子5の後段に接続
されるアンプのダイナミツクレンジに余裕のない
場合、雑音抑圧システムを介して録音したテープ
を再生した場合には、信号入力によつて前記アン
プで飽和し、歪成分の多い再生音となるという欠
点があつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消するもので、
雑音抑圧回路の投入状態により出力レベルを切換
えることを特徴とするテープレコーダを提供する
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。第3図は本考案の一実施例の構成図である。
なお、第1図と同じ働きをする構成要素について
は、同一番号を付して示している。4″は再生ア
ンプ部2の出力信号と雑音抑圧回路部3の出力信
号のいずれかを選択するスイツチ(第1図の4に
相当)である。6は出力レベル切換部であり、+
入力端子が前記スイツチ4′の共通端子に接続さ
れた増幅器61を有している。62,63,64
は抵抗であり、前記増幅器61の利得を設定する
ように接続されている。65は帰還路の抵抗6
3,64を切り換えるスイツチで増幅器61の利
得を切換えるものである。すなわち、抵抗62,
63,64の一端はすべて増幅器61の−入力端
子に接続されており、抵抗62の他端は接地さ
れ、抵抗63,64の他端はそれぞれスイツチ6
5の端子に接続されており、スイツチ65の共通
端子は増幅器61の出力端子に接続されている。
以上、増幅器61、スイツチ65および抵抗6
2,63,64の要素により出力レベル切換部6
が構成されている。7は出力端子であり、直接こ
のテープレコーダの出力端子となつたり、ヘツド
オン等が接続される場合がある。また、スイツチ
4′とスイツチ65は連動しており、スイツチ
4′が再生アンプ部2の出力信号を選択した場合
には、スイツチ65は抵抗63を選択し、スイツ
チ4′が雑音抑圧回路部3出力信号を選択した場
合には、スイツチ65は抵抗64を選択するよう
に構成されている。
以上の構成において、たとえば雑音抑圧回路部
を介さないでテープを再生した場合の増幅器の利
得(GOFF)は、 GOFF=1+R/R (R1,R2,R3は抵抗62,6 3,64の値) となり雑音抑圧回路部を介してテープを再生した
場合の(6−1)増幅器の利得(GON)、 GON=1+R/R となる。今、抵抗63、抵抗値R2を抵抗64の
抵抗値R3より大きく設定し、GOFFとGONとの差
を第2図の飽和レベルの改善量NdBと等しくなる
ように設定すれば、最大出力レベルは、雑音抑圧
システムを用いた場合と用いない場合とで等しく
なる。
以上の実施例の説明からも明らかなように、本
考案によれば、雑音抑圧回路部を介するか否かに
応じて出力レベルを切換えるように構成したた
め、テープを聴く者は、雑音抑圧システムを用い
たテープもしくは普通の録音のテープの如何にか
かわらず一定の音量で聴くことができるという優
れた効果を得ることができるものである。また、
本考案をヘツドホンアンプ等に応用すれば、磁気
テープでの飽和レベルが改善された量が、ヘツド
ホンアンプで飽和し、歪が増えるということがな
い。そのため、通常ダイナミツクレンジの余裕の
少ないヘツドホンアンプでも、雑音抑圧システム
を用いて録音したテープ歪の少ない音で聴くこと
が可能であるという効果を得ることができる。さ
らにヘツドホンアンプの設計において、最大出力
電圧レベルを雑音抑圧システムを用いない場合の
磁気テープの飽和レベルに対応するように設計す
ればよく、特に余裕の大きな最大出力レベルを必
要としないため、非常に安価にヘツドホンアンプ
を構成できる。なお、前述した本考案の実施例で
は、増幅器の利得を所定の量だけ切換えるように
出力レベル切換部を構成した場合について説明し
たが、増幅器を減衰器に置き換え、減衰量を切換
えるように構成しても本質的に同様であり、本考
案に含まれることはいうまでもない。すなわち以
上のように本考案によれば雑音抑圧回路部の選択
に応じて出力レベルを切換えるため、どのテープ
の再生時にも同一レベルの音量で聴取できる実用
的なテープレコーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープレコーダの要部回路図、
第2図は第1図における入力出力特性図、第3図
は本考案の一実施例のテープレコーダの要部回路
図である。 2……再生アンプ部、3……雑音抑圧回路部、
4′……スイツチ、6……出力レベル切換部、6
5……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 入力信号が圧縮して録音された磁気テープか
    らの再生信号を伸張して前記圧縮されていた信
    号を元に戻し、前記磁気テープの飽和レベルを
    改善する雑音抑圧回路部と、複数の出力信号レ
    ベルを得る出力レベル切換部とを具備し、前記
    出力レベル切換部は、前記雑音抑圧回路部の出
    力が入力された場合には、前記雑音抑圧回路部
    を介しない再生出力が入力された場合に比べ、
    出力レベルが所定の量だけ小さくなるように構
    成されたことを特徴とするテープレコーダ。 (2) 出力レベル切換部は、利得切換スイツチ部と
    前記利得切換スイツチ部により複数の所定の利
    得に切換可能な増幅器を有し、前記利得切換ス
    イツチ部は雑音抑圧回路部の出力またはこの雑
    音抑圧回路部を介さない出力の切換スイツチに
    より制御されることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のテープレコーダ。 (3) 出力レベル切換部は、雑音抑圧回路部の出力
    が入力された場合には、前記雑音抑圧回路部を
    介さない再生出力が入力された場合に比べ、飽
    和レベルの改善量に等しい量だけ出力レベルが
    小さくなる設定レベルを有することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のテープ
    レコーダ。
JP18999681U 1981-12-18 1981-12-18 テ−プレコ−ダ Granted JPS5894123U (ja)

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JP18999681U JPS5894123U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 テ−プレコ−ダ

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JP18999681U JPS5894123U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 テ−プレコ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS5894123U JPS5894123U (ja) 1983-06-25
JPS6241416Y2 true JPS6241416Y2 (ja) 1987-10-23

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ID=30103685

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JPS5894123U (ja) 1983-06-25

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