JPS624109B2 - - Google Patents

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JPS624109B2
JPS624109B2 JP59207268A JP20726884A JPS624109B2 JP S624109 B2 JPS624109 B2 JP S624109B2 JP 59207268 A JP59207268 A JP 59207268A JP 20726884 A JP20726884 A JP 20726884A JP S624109 B2 JPS624109 B2 JP S624109B2
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JP
Japan
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temperature
drying
seaweed
moisture
drying chamber
Prior art date
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Expired
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JP59207268A
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English (en)
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JPS6185176A (ja
Inventor
Naoto Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Giken Co Ltd
Original Assignee
Heiwa Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Heiwa Giken Co Ltd filed Critical Heiwa Giken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾海苔製造装置における乾燥室の温
度を自動的に制御する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、乾海苔製造装置は、一般に、第1図に示
す如く、原海苔を抄製する抄製装置1と、抄製後
の海苔を乾燥する乾燥装置2と、乾燥後の乾海苔
を剥離する剥離装置3とから構成される。また、
乾燥装置2は、一般に、第1図から第3図に示す
如く、乾燥室4と、同乾燥室内部に回転自在に配
設され、かつ周面に多数の海苔簀保持枠を取りつ
けたる搬送コンベア5と、乾燥室2に並設され、
同乾燥室4と連通する送風室6と、同送風室に配
置された燃焼バーナ7,8とから構成される。そ
して、乾燥に際しては、燃焼バーナ7,8を作動
して、送風室3内に熱交換により温風を発生し、
同温風を送気フアン9によつて乾燥室4内に送給
し、海苔簀保持枠上の海苔に当て乾燥を行うもの
である。そして、乾燥室の乾燥温度の制御は専ら
乾燥室内に熱風を送給する燃焼バーナと、乾燥室
の温度を検出する温度検出素子と、同検出素子に
よつて検出した検出値に基づいて燃焼バーナを作
動し、乾燥室の乾燥温度を設定温度範囲に設定す
る温度調節器とからなる乾燥制御装置によつて行
われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる乾燥室内の温度検出に基づく制
御では、外気の温度、湿度、或いは原藻の状態、
抄製水の水質等の相違に起因する最終製品の品質
への影響を排除することができず、適当かつ均一
な水分を含んだ高級な乾海苔の製造は不可能であ
つた。
また、乾燥の途中又は乾燥後の海苔の水分含有
率を測定し、この水分含有率により乾燥度を制御
することが考えられる。しかし、乾燥の途中又は
乾燥後の海苔はいまだ海苔簀に付着している状態
であるため、そこで検出される水分含有率は海苔
の表面部における値である。ところが、海苔簀に
接触している側は、乾燥用の熱風に接する機会が
少ないために、表面部における値より高い水分含
有率になつている。このような海苔の水分分布か
らして、乾燥の途中又は乾燥後の海苔を対象とし
て検出した水分含有率では、正確な乾燥制御を行
うことはできない。
本発明は、上記問題を解決することができる乾
海苔製造装置の乾燥制御方法を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて、上記問
題点を解決する手段を具体的に説明する。
第1図において、10は、乾燥室4の前壁に取
りつけられ、乾燥室4の温度を設定する温度調節
器であり、同温度調節器10は、乾燥室の前後に
配設したサーミスタ等の温度検出素子11,12
と配線13,14によつて連結されている。一
方、温度調節器10は、同様に乾燥室4の前後に
配設した燃焼バーナ7,8と配線15,16によ
つて連結されている。かかる構成によつて、乾燥
室4内の温度が後述する外部設定摘みによつて設
定した温度範囲外になると、それを温度検出素子
11,12が検出し、温度調節器10を介して燃
焼バーナ7,8の点火用モータ7a,8aを駆動
して燃焼バーナ7,8を着火したり、消火して温
度調節を行う。
また、17は剥離装置3に並設した水分検出素
子であり、剥離後の製品としての乾海苔の水分量
を検出するものである。かかる水分検出素子17
はコントローラ18に配線19で連結され、一
方、コントローラ18は配線20,21によつて
前後燃焼バーナ7,8に連結されている。かかる
構成によつて、乾海苔の含有水分量が適正値でな
いことを検出した場合、コントローラ18を介し
てバーナ点火用モータ7a,8aを駆動して燃焼
バーナ7,8を着火したり、消火して乾燥室4内
の乾燥温度の調節を行うことができる。
さらに、本発明の乾燥温度制御装置の構成を第
4図に示す制御回路を用いて説明する。
第4図において、22,23は温度調節器10
に取付けた温度外部設定摘み、24,25は同温
度調節器10に取付けた温度指示計、26,27
はそれぞれコントローラ18に取付けた外部設定
摘み及び水分指示計である、そしてMC1から
MC6は制御回路内に設けた接点である。
上記回路において、接点MC1からMC6は、
以下の条件の下に開閉するようになつている。
即ち、MC1,MC2は、乾燥室の温度が設定
温度より低いときに閉じる。MC3,MC5は、
検出水分量が上限値よりも高い(未乾燥)ときに
閉じる。MC4,MC6は、検出水分量が下限値
よりも低い(乾きすぎ)ときに開く。
ついで上記乾燥制御装置による乾燥室1内にお
ける乾燥温度の制御方法を第4図を参照して具体
的に説明する。
まず、温度外部設定摘み22,23を操作して
乾燥室1内の温度を設定温度に設定する。また、
水分検出素子17の上限及び下限水分量を設定す
る。乾燥室4の温度が低いときは、温度調節器1
0の制御により接点MC1,MC2が閉じて、バ
ーナ点火用モータ7a,8aが駆動する。このと
き、乾海苔は未乾燥であるからMC4,MC6は
閉じた状態である。乾燥室4の温度が高くなる
と、温度調節器10の制御によりMC1,MC2
が開き、バーナ点火用モータ7a,8aを停止す
る。
なお、以上は従来までの乾燥温度制御である。
本発明は、上記乾燥温度制御の外に、更に海苔
簀から海苔を剥離した後の海苔の水分量によつて
乾燥温度を制御するものである。
この乾燥後の海苔の水分含有率は、乾燥の履歴
又は乾燥装置の傾向を正確に表すものとして、重
要な情報である。たとえば、10%の乾燥度を目標
値とするとき、15%の乾燥度の海苔は、製品とし
ては合格するものであるが、この目標値に対する
実際の乾燥度の動きを知ることにより、将来の乾
燥度の動きを予測することができる。そして、剥
離後の海苔の水分含有率を検出するものであるか
ら、海苔全体の水分含有率が正確に検出され、そ
の予測は正確なものとなる。
この点、乾燥の途中又は乾燥後、すなわち海苔
がまだ海苔簀に付着している状態における水分含
有率は、海苔の表面における値をもつて海苔全体
の水分含有率と仮定しているに過ぎない。ところ
が、海苔簀に接している側の海苔面における水分
含有率は、当然のこととして表面部における値よ
りも高いものである。そこで、このように海苔簀
に付着している状態における海苔の水分含有率を
もつて燃焼バーナの制御をしても、正確な水分管
理を行うことはできない。
乾海苔を海苔簀から剥離した後で、その水分含
有率を水分検出素子17により検出する。たとえ
ば目標乾燥値を10%にとるとき、7〜15%程度の
範囲は、製品として満足できる乾燥度である。し
かし、この乾燥された後の海苔の乾燥度を目標乾
燥値と比較するとき、乾燥装置の稼動傾向を知る
ことができ、更に今後の稼動予測をすることもで
きる。
そこで、この目標乾燥値に対応する水分含有率
に比較して剥離後の海苔の実測値が高い場合水分
検出素子17の検出出力により、MC3,MC5
を閉じる。したがつて、乾燥室4の温度が高くて
MC1,MC2が開いたとしても、バーナ点火用
モータ7a,8aが駆動される。したがつて、未
乾燥の状態では、乾燥室4の温度が設定値より高
い場合であつてもさらに加熱がなされる。
また、乾海苔が乾きすぎた場合は、水分検出素
子17の検出出力によりMC4,MC6を開く。
(このとき、水分量は設定下限値より低くないの
で、MC3,MC5は開いている。) これにより、乾燥室4内の温度が設定温度より
も低くてMC1,MC2が閉じた状態であつて
も、点火用モータ7a,8aへの通電を停止させ
る。
従つて、乾き過ぎの場合は、燃焼バーナ7,8
による加熱は強制的に停止される。
なお、乾燥室4内で乾燥される海苔の水分含有
率と、乾燥終了し海苔簀から剥離された海苔に対
して水分検出器17により検出した水分含有率と
の間には時間差、即ち、機械的時間遅れ及び加熱
の時間遅れがある。
そこで、これらを勘案して、例えば、10分毎に
水分量を検出し、その検出値に基づいて一定時間
(例えば10分)保持する。このような作動をなす
タイマをコントローラ18内に設ける。
また、次回までの水分検出までの間に異常に乾
燥状態となることがないように、燃焼バーナ7,
8の点火時間を所定時間、例えば、3分だけとす
る。このような作動をなすタイマを同様にコント
ローラ18内に同様に設ける。
第5図及び第6図に他の実施例が示されてお
り、図中、30はコントローラ、31,32は温
度外部設定摘み、33,34は温度指示計、3
5,36は温度検出素子、37は水分検出素子、
38は水分指示計、39は水分外部設定摘み、
MC7,MC8は接点である。
以下同図の回路図に基づいて、制御方法を説明
する。
まず、水分外部設定摘み39(デジタルスイツ
チ)で水分量を設定し、ついで、水分検出素子3
7で乾海苔の水分を検出する。設定値と検出値を
比較し、検出値が設定範囲内であれば温度検出素
子35,36によるバーナ制御を行い、乾燥室4
内の温度制御を行う。
しかし、水分量が低い場合(乾燥しすぎの場
合)は、乾燥室4の設定温度を外部設定温度より
も1℃下がるように制御信号をコントローラ30
の温度制御手段に与える。
未乾燥の場合は、温度設定を1℃上げ、乾燥室
4内の温度制御を行う。
このときも、検出時間のタイミングを時間遅れ
を考慮して、例えば10分毎に検出する。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の乾燥制御装置
においては、海苔簀から剥離した後の乾海苔の水
分含有率を検出し、この検出値の如何により燃焼
バーナの燃焼継続、低減、停止等の操作を行つて
いる。このように、剥離した後の乾海苔の水分含
有率を制御因子としているので、乾燥の度合を精
度良く制御することが可能になる。また、その水
分含有率の変動をもつて乾燥装置の稼動予測をす
ることができるので、より少ない燃料で効果的な
乾燥を行うことができる。このようにして、本発
明によるとき、過乾燥、未乾燥による乾燥度のむ
らがなくなり、一定の品質をもつ製品を安定した
条件下で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る乾燥制御装置を具備した
乾海苔製造装置の正面図、第2図は同平面図、第
3図は同一側側面図、第4図は制御回路図、第5
図は他の実施例の制御回路図、第6図は同フロー
チヤートである。 図中、1:抄製装置、2:乾燥装置、3:剥離
装置、4:乾燥室、5:搬送コンベア、6:送風
室、7:燃焼バーナ、7a:バーナ点火用モー
タ、8:燃焼バーナ、8a:バーナ点火用モー
タ、9:送気フアン、10:温度調節器、11:
温度検出素子、12:温度検出素子、17:水分
検出素子、18:コントローラ、22:温度設定
摘み、23:温度設定摘み、24:温度指示計、
25:温度指示計、26:外部設定摘み、27:
水分指示計、30:コントローラ、31:外部温
度設定摘み、32:外部温度設定摘み、33:温
度指示計、34:温度指示計、35温度検出素
子、36:温度検出素子、37:水分検出素子、
38:水分指示計、39:水分外部設定摘み、
MC1〜MC8:接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乾燥室内に熱風を送給する燃焼バーナと、乾
    燥室の温度を検出する温度検出素子と、同検出素
    子によつて検出した検出値に基づいて燃焼バーナ
    を作動し、乾燥室の乾燥温度を設定温度範囲に設
    定する温度調節器とからなる乾海苔製造装置の乾
    燥制御装置において、同装置に更に、剥離後の海
    苔の水分含有率を検出する水分検出素子と、同水
    分検出素子の検出値によつて検出された水分値が
    設定水分値より低いときは、温度調節器の指示温
    度に拘らず燃焼バーナの燃焼を停止又は低減し、
    同水分値が設定水分値より高いときは、温度調節
    器の指示温度に拘らず燃焼バーナを点火又は燃焼
    促進させるコントローラを設けたことを特徴とす
    る乾海苔製造装置の乾燥制御装置。
JP59207268A 1984-10-02 1984-10-02 乾海苔製造装置の乾燥制御装置 Granted JPS6185176A (ja)

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JPS6185176A JPS6185176A (ja) 1986-04-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7289508B2 (ja) * 2019-04-23 2023-06-12 フルタ電機株式会社 生海苔の乾燥装置と、乾海苔生成システム

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