JPS5828821Y2 - 押出機におけるホッパ−ドライヤ− - Google Patents

押出機におけるホッパ−ドライヤ−

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Publication number
JPS5828821Y2
JPS5828821Y2 JP2859777U JP2859777U JPS5828821Y2 JP S5828821 Y2 JPS5828821 Y2 JP S5828821Y2 JP 2859777 U JP2859777 U JP 2859777U JP 2859777 U JP2859777 U JP 2859777U JP S5828821 Y2 JPS5828821 Y2 JP S5828821Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
duct
temperature
extruder
dryer
Prior art date
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Expired
Application number
JP2859777U
Other languages
English (en)
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JPS53124352U (ja
Inventor
文夫 吉川
Original Assignee
株式会社池貝
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は押出成形機に合成樹脂材料を供給するホッパ
ードライヤーに関する。
従来この種のホッパードライヤーは室内の空気をドライ
ヤー内に取入れヒータで昇温、脱湿し、これをホッパー
に供給し、ホッパー内の樹脂材料を除湿乾燥し昇温した
後さらにドライヤー内に戻して循環させる装置が提案さ
れている。
又特公昭311894号公報には押出機のシリンダを冷
却した排熱を利用してシリンダと平行して設けた予熱室
内の樹脂材料を乾燥するとともに加熱させる押出成形機
が提案されている。
しかし前者は常にドライヤーが作動しているため経済的
でなく、後者は押出機のシリンダの温度変化により一定
温度の熱風をホッパー内に供給することが困難である。
この考案は上記従来装置の欠点を排除した押出機の新規
なホッパードライヤーを提供することを目的とする。
この考案を図面に基づいて説明する。
Eは樹脂材料の成形用押出機で、この押出機Eはシリン
ダ1とシリンダ内に回転可能に挿入されたスクリュー及
びこのスクリューを回転する駆動装置を有する公知の形
式のものである。
シリンダ1の材料供給口にはホッパー2が固設され、こ
のホッパー2の上部に材料供給口3と排気口4を設け、
ホッパー2の上部にはホッパー内の温度を検出するため
に熱電対5が挿入され、ホッパー内の温度を検出して外
部の温度調節計6に検出温度に相当する電気信号を出力
する。
ホッパー2の下部には第1及び第2の予熱装置に接続さ
れたダクト7が取付けである。
ホッパー2の内部は2重壁となっており、内壁の下部に
多数の通風小孔が設けである。
温度調節計6は任意の温度に設定可能な温度設定ダイヤ
ル8を備え、熱電対5より検出温度に相当する電気量を
入力してこれとあらかじめ温度設定ダイヤル8に設定さ
れた設定温度とを比較して、検出温度が設定温度より低
ければ後述のヒータ9用電磁開閉器10を閉路するよう
併せて送風機13を起動する。
検出温度が設定温度より高ければ排気弁11作動用電磁
開閉器12に排気弁11を開くように作動指令を出力す
る。
第2の補助予熱装置は送風機13と、ヒータ9と、重力
作動の第2のフラッパー14、第2のダクト15とから
構成されダクト15と後述する第1のダクト18とは合
体してダクドアを構成しホッパー2に接続されている。
第1の主予熱装置は押出機Eのシリンダ外周を空気冷却
する冷却用送風機16と、シリンダ1の外周部を冷却し
た後の加熱された空気を集約して送風する第1のダクト
18と、ダクト18から分岐して設けられ前述の温度調
節計6からの指令により電磁開閉器12を介して開閉作
動する排気弁11と、ダクト18内に設けた重力作動の
第1のフラッパー20とから構成され、第1のダクト1
8はフラッパー20の後部で第2のダクト15と連動し
てダクト7を形成したのちホッパー2の下部に連結され
ている。
次にこの考案のホッパードライヤーの作動状態を説明す
る。
押出機Eのホッパー2に上部の材料供給口3より樹脂材
料が供給されるとシリンダ1は当初外周のヒータ19に
より加熱され、所定温度まで昇温されると同時に熱電対
5の検出温度が設定温度より低いので温度調節計6の出
力により第2の補助予熱装置のヒータ9及び送風機13
が作動して空気を入口すより取り入れ熱風をダクト15
内の第2のフラッパー14を経てホッパー2内に供給す
る。
ホッパー2両の樹脂材料Pは昇温除湿されると下部の材
料供給口を経て押出機Eのシリンダ1内に供給されスク
リューによって溶融混練される。
この状態で熱電対5の検出温度が温度調節計6に設定さ
れた設定温度に達すると、温度調節計6の出力によりヒ
ータ9及び送風機13を停止させる。
一方押出機運転時樹脂の発熱によりシリンダ1の温度が
上昇しすぎると冷却用送風機16が作動してシリンダ1
を空気冷却する。
この時第1のフラッパー20が開いてシリンダを冷却し
た熱風は第1のダクト18からダクト7を通りホッパー
2内に供給される。
シリンダは溶融樹脂の剪断発熱により温度が上昇するの
でヒータ9は不作動となる。
従って定常運転に入れば主としてシリンダ空気冷却用の
送風機による熱交換に基づく排熱を利用した第1の主予
熱装置によりホッパー内の樹脂材料が予熱乾燥されるこ
とになる。
さらに第1の主予熱装置によるホッパー内の予熱温度が
設定温度以上になると、温度調節計6よりの指令により
電磁開閉器12を介して排気弁11を開放し、加熱空気
はダクト18より分岐して大気中に放出される。
以上詳細に説明したように、この考案は従来のホッパー
ドライヤーにおける予熱装置と共に押出機の放熱を利用
して樹脂材料Pを乾燥昇温させる予熱装置を主予熱装置
として使用し、第2の予熱装置を補助的に組合わせて使
用することができ熱風供給の為に使用する電力を極力少
なくすることができるし、双方の予熱装置を温度制御に
より選択的に作動せしめることにより有効な予熱乾燥を
行なうことができるので押出動力の削減、成形樹脂材料
の品質向上に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
この考案のホッパードライヤーを押出機に取付けた概要
側面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投入された樹脂材料を予熱乾燥後押出機に連続供給する
    ホッパードライヤーにおいて、前記ホッパー内に設けた
    温度検出器の検出温度と設定温度を比較して出力信号を
    発する温度調節計と、前記押出機のシリンダ外周部を空
    気冷却する第1の送風機、冷却後の加熱空気を前記ホッ
    パードライヤーに送風する第1のダクト、この第1のダ
    クトより分岐して前記温度調節計の出力により開閉する
    弁を備えた排気口及び号1ダクトフラッパよりなる第1
    の主ホツパー予熱装置と、第2の送風機、前記ホッパー
    ドライヤーに送風する第2のダクト、前記第2のダクト
    内に設け、前記温度調節計の出力により作動するヒータ
    、及び第2ダクトフラツパよりなる第2の補助ホッパー
    予熱装置とを備えてなり、主として押出機シリンダから
    の冷却熱を利用してホッパー内樹脂材料の予熱温度制御
    を行なうことを特徴とする押出機におけるホッパードラ
    イヤー。
JP2859777U 1977-03-11 1977-03-11 押出機におけるホッパ−ドライヤ− Expired JPS5828821Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53124352U JPS53124352U (ja) 1978-10-03
JPS5828821Y2 true JPS5828821Y2 (ja) 1983-06-23

Family

ID=28874864

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