JPH0376959B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＜技術分野＞ 本発明は衣服乾燥機に関する。

＜発明の目的＞ 本発明の目的は消費者に有効な選択を与えるこ
とができる衣服乾燥機および衣服乾燥機を作動す
る方法を提供することである。

＜発明の構成＞ 本発明による空気が加熱機素によつて加熱さ
れ、乾燥される衣服がその中で転がされて乾燥さ
れる回転ドラムを通つて空気排出部に移動される
衣服乾燥機を作動する方法は、該方法が前記ドラ
ム中の衣服中の少くとも大部分の周りを通過した
後の排出空気の温度を感知するステツプ、加熱さ
れた空気から熱を部分的に受ける位置における周
囲空気温度を感知し、該周囲空気温度に加熱され
た空気によつて影響されて基準温度として用いら
れることになる合成温度を生じさせるステツプ、
前記排出空気と基準温度間の差を決定して、その
差を示すトリツプ温度信号を作るステツプ、高温
において加熱機素を遮断するために、少量の衣服
が確実に所定の程度に乾燥されるように、所定の
トリツプ温度を与える初期制御信号を設定するス
テツプ、要望される速度で時間経過に応じて前記
所定のトリツプ温度を下げるために調節された制
御信号を自動的に作り、それによつて前記少量の
衣服より漸増的に大きい量の衣服が前記少量の衣
服と実質的に同じレベルに乾燥できるようにする
ステツプ、乾燥が所定の程度に達した時に、乾燥
終了用遮断信号を作るように、前記初期制御信号
を前記調節信号を比較するステツプ、および該乾
燥終了用遮断信号によつて加熱機素を遮断するス
テツプから成る衣服乾燥機を作動する方法であ
る。

本発明によるキヤビネツト、該キヤビネツト内
の回転可能に載置されて乾燥される衣服がその中
で転がされるドラム、該ドラムに空気を導入する
入口、前記ドラムを通つて空気排出口に達する空
気通路、前記ドラムに達する空気を加熱する加熱
機素および制御システムを有する自動衣服乾燥機
は、前記制御システムが、ドラム中の衣服中の少
くとも大部分の周りに用いられて通過した後の排
出空気の温度を感知する感知手段と、合成された
基準温度を作るために、前記キヤビネツトの上方
のコンソール内で、加熱機素の上方で周囲空気を
感知する位置に配置された基準温度感知手段と、
前記基準温度感知手段と前記排出温度感知手段と
に作動的に連結されて、排出温度と基準温度との
差を決定して、該差を示すトリツプ温度信号を作
る温度作動手段と、前記温度作動手段の出口に作
動的に連結されて、前記加熱機素を遮断するため
の所定のトリツプ温度を示す初期制御信号を設定
し、前記初期設定を少量の衣服が確実に所定の程
度に乾燥されるように高温に設定する制御信号手
段と、前記トリツプ温度制御信号に作動的に連結
されて、希望する割合で時間の経過に応じて漸減
的に前記所定のトリツプ温度制御信号を自動的に
下げ、それによつて前記少量の衣服より漸増的に
大きい量の衣服が前記少量の衣服と実質的に同じ
レベルに乾燥される制御信号自動調整手段と、前
記トリツプ温度制御信号手段および前記制御信号
自動調節手段に作動的に連結されて、前記乾燥が
希望される程度に達した時に前記２つの信号を比
較して遮断信号を作る比較手段と、前記比較手段
に作動的に連結されて前記遮断信号に応答して加
熱機素を遮断する遮断手段から成る自動衣服乾燥
機である。

本発明の属する技術分野の当業者は、本発明の
構造上の多様な変更、広く変えられた実施態様お
よび応用を、特許請求の範囲の項に規定された発
明の範囲を逸脱することなしに想起することがで
きる。こゝに記載された実施例は単に発明の説明
のためであつて、発明の範囲を限定するものでは
ないことは明らかである。

＜実施例＞ 以下本発明の一実施例を示す添附図面を参照し
て本発明を詳述する。

第１図には、英国特許第1221343号明細書に開
示されているような衣服乾燥機が示されている。
この種乾燥機において、キヤビネツト１にはフア
ン３を回転するモータ２が配置されており、フア
ン３は空気入口部４の近くに配置されてキヤビネ
ツト１の内側に空気を押込んでいる。モータは又
ベルト５を駆動し、そのベルト５によつてドラム
６が支持スピンドル７上で回転する。乾燥される
ことになる衣服がころがされるドラム６は後側に
空気入口部８を前側に空気排出部９を有する（前
側に空気入口部、後側に空気排出部が設けられて
もよい）。空気はキヤビネツト１内の圧力によつ
て入口８を通つてドラム６の中に入れられ、その
後に空気は環状加熱機素１０によつて加熱され
る。この種衣服乾燥機は永年生産されており且つ
当業者に良く知られている。

この種衣服乾燥機において、加熱されてドラム
を経て衣服上に行きわたる空気は、衣服が乾燥す
るにつれて温度が変化する。乾燥サイクルの大部
分において空気は暖かく且つ湿気を帯びている
が、乾燥が完成に近づくにつれて熱くなる。本発
明によれば、用いられている排出空気温度が上昇
すると衣服の乾燥程度を調べ乾燥機を冷却状態に
切替える装置を作動しそして最終的には停止す
る。

本発明によれば、前述のような衣服乾燥機に、
第１図に示すように、２種類の温度感知機素例え
ばサーミスタが設けられる。前記温度感知機素の
片方は１個以上の基準温度感知器１５であり、他
方は１個以上の排出温度感知機素１６である。こ
れらの温度感知機素はそれぞれ適当な位置に位置
決めされており、それらの位置におけるこれらの
温度感知機素が周囲空気（すなわちドラムの中に
流入した加熱空気あるいは周囲空気と加熱空気の
混合のいずれか）の温度と排出空気、すなわち乾
燥されることになる衣服の全部ではなくても大部
分の上を通過した後の温度をそれぞれ示す。

感知器１５および１６は増幅器１７に連結さ
れ、それから調整器１８を経て比較器１９に連結
される。衣服が所定の乾燥程度であるときに排出
空気温度の特定値が変りそしてそれらが補償され
なければエラーが生ずる。

周囲温度、加熱器のワツト数、印加電圧および
空気処理量のような変動値は、キヤビネツト１の
頂部１３上に配置されたコンソール１２内に基準
感知器を設置することによつて、非常に簡単に実
質的に補償することができることを発見した。前
記コンソール１２は加圧されたキヤビネツト内部
１４から分離した部屋である。この位置において
感知器１３は加熱板からある程度の熱を受ける。
そして感知器１５によつて受入れられた熱は、基
準温度変化が排出温度変化と実質的に同じである
ように、前記変動値に実質的に比例することを発
見した。

一例として基準感知器１５は、その温度が周囲
空気より約10℃高くそして周囲空気と直接的に変
化するように配置される。もし電圧が230Vから
250Vに変化するならば、基準温度は約３℃だけ
増加し、そして排出ダクトがカバーによつてその
区域の75％以上限られたとき基準温度は約７℃だ
け増加する。

しかしながら排出温度は、処理される衣服の大
きさによつて変り、本発明が調節することを少く
とも試みるのはこの変動である。

かくして好ましい形態において、乾燥度合を示
すように（多分僅かに専断的に）目盛付けられて
いる調整器１８を使用者は調節することができ
る。このことによつて、好ましい形態で基準温度
と比較される排出空気流内の温度感知装置１６か
らの信号の最初の設定値が調節される。しかしな
がら、排出温度だけが合理的な結果を与える望ま
しい構造を用いることができるのは少いというこ
とは明らかである。感知器１５の温度と感知器１
６の温度との間に所定の差（以下トリツプ温度と
いう）がある時に、比較器１９が導線２０を経て
乾燥機への加熱を遮断するように信号を発し、何
等かの公知の回路を用いて乾燥機は冷却モードそ
して最終的には停止モードに進められる。

衣服の量が少い場合に、排出空気は所定の乾燥
程度に対してより高温になる。これは熱効率の低
い作動が行われ加熱された空気の相当量が布に接
触することなく乾燥機をより熱くするからである
と思われる。

調整器１８は「加湿、正常、乾燥、スーパ乾
燥」あるいは他の適当な都合の良いマークが付け
られた指示盤にしたがつて温度差設定を使用者が
行うことによつて作動される。この使用者の調節
が、衣服の量が少い場合においても乾燥の所定の
程度が実質的に得られるようにするのに充分な最
初の設定値にトリツプ温度をずらす。

したがつて又本発明は衣服の量に応答したトリ
ツプ温度設定を制御する自動装置を提供する。

すなわち少い量の場合には大量の場合より短い
時間で乾燥され、又少ない量の場合には実質的に
同程度に乾燥される大量の場合に生ずる排出温度
より高い排出温度を生ずるので、下記の回路が採
用される。

第２図に示すように、スイツチと抵抗器の組合
体２５にはコントロールのためにクロツク２６が
設けられ、スイツチ２５からの出力は導線２７に
よつて比較器１９に供給される。前述したよう
に、調整器１８には当初乾燥機が冷却モードに切
換えられる前に必要とされる比較的高いトリツプ
温度が与えられる。導線２０を通じて乾燥機の加
熱の遮断を比較器１９に始動させる使用者の設定
信号は、比較器１９に送られたクロツクによつて
制御されたスイツチと抵抗器の制御信号によつて
修正され、その結果クロツク２６によつて測定さ
れた時間経過によつて、制御信号が乾燥機のスイ
ツチに必要とするトリツプ温度の縮少を生じさせ
る。かくして、乾燥処理が経続する際に、もし排
出温度が最初に使用者が設定した温度差に到達し
ないならば、クロツク２６とスイツチ回路２５は
漸進的に乾燥を遮断するのに必要なトリツプ温度
を漸進的に減少し、排出空気がクロツク制御信号
から設定されている下げられたトリツプ温度に到
達し、加熱が遮断される迄乾燥機は運転を続け
る。かくして到達するトリツプ温度は希望する割
合で漸進的に減少される。前記割合は抵抗器およ
びスイツチの数と漸進的な遮断時間の時間間隔に
よつて左右される。

必要なパラメータの１例として、約500ｇの重
量の衣服が１％の含水率になるように乾燥される
ならば、トリツプ温度は30℃程度（感知器１６で
排出温度が60℃ならば基準感知器１５の基準温度
が30℃）であることが必要である。したがつても
し500ｇｍが乾燥機の中に置かれようとしている
最小の量として受け入れられるならば、１％水分
率に設定する最初のトリツプ温度は60℃である。
もし使用者の調整がいわゆる「乾燥」に設定され
一方１％の水分率が「スーパ乾燥」に該当するな
らば、約８％の乾燥はトリツプ温度が20℃に到達
した時に達成され、使用者の調整が「乾燥」にあ
るときに使用者の調整がトリツプ温度を20℃であ
るように変えればよい。そして最小の量における
他の温度減少は使用者の調整器１８の他の設定に
よつて達成されるだろう。

次にもし約４Kgの衣服かそれらを１％の水分率
の条件、すなわち「スーパ乾燥」に乾燥するため
に乾燥機に置かれたならば、20℃のトリツプ温度
は約120分の間に達成されるだろう。したがつて
クロツク２６および切換え装置２５は120分の期
間を越えて30℃のトリツプ温度から20℃のトリツ
プ温度に下向きにバイアスを与えるように配置さ
れる。

次に前記構造の衣服乾燥機の使用について説明
する。

使用者は乾燥されることになる衣服をドラム６
の中に置き、そして使用者用調整器１８を希望す
る乾燥程度、例えば「乾燥」に設定する。かくし
て衣服乾燥機は始動されて加熱が生ずる。周囲す
なわち入口空気温度における変化を考慮するため
に、周囲温度すなわち入口空気温度あるいは前述
のような混合された空気の温度が基準温度感知器
１５によつて感知される。排出温度は感知器１６
によつて感知される。増幅器１７がこれら２つの
信号を受入れ、これらを比較して、信号例えば電
圧を使用者用調整器１８を経て比較器１９に送出
する。同時にクロツク２６が始動され、適当な時
間間隔で抵抗スイツチ箱２５内のスイツチがトリ
ツプ温度を変えるために制御される。このトリツ
プ温度は、その温度で入つてくる空気の加熱が停
められる希望する温度であるとして、比較器１９
によつて認知されている。加熱が衣服重量と最初
の湿気の程度に応じた時間間隔の間経続した後
に、増幅器１７から受けた信号とスイツチ・抵抗
箱２５から受けたクロツク制御信号が比較器１９
によつて比較され、比較結果が希望する値に達し
た時に乾燥機への加熱の遮断が生じ、乾燥機は冷
却モードに入り、最終的には、さらに制御を経て
乾燥機のタンブリングの停止が行われる。

第２図に示された構成は比較器１９によつて抵
抗値すなわち電圧の直接比較が行われるアナログ
タイプの回路を有する。第３図は同じ結果を達成
するデジタル回路が示されている。基準温度感知
器１５と排出空気温度感知器１６と使用者用調整
器１８からの信号は多重スイツチ３０によつてア
ナログ・デジタルコンバータ３１に切換えられ
る。それからデジタルパルスはマイクロプロセツ
サ２２に供給される。マイクロプロセツサ２２に
組合されて設けられたクロツク３４が第２図の構
成と同じ結果が達成されるように希望する割合で
トリツプ温度を制御する。

＜発明の効果＞ 衣服の乾燥の自動的な制御が本発明によつて簡
単且つ効果的に達成されることが前述の説明によ
つて明かである。主婦は乾燥の程度を選択するだ
けでよく、この選択にある程度の判断は必要とさ
れるけれども、僅かな経験の後には使用者は妥当
な限界内で特定の設定によつて得られる乾燥程度
を知ることになり、その後においては前述のよう
に本発明による乾燥機では乾燥機に入れられる衣
服の重量とは実質的に無関係に使用者によつて設
定された希望する乾燥程度を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による衣服乾燥機の略示線図で
あり、第２図は第１図に示されたような衣服乾燥
機に本発明を応用する場合に用いられる回路の一
実施例のブロツク線図であり、第３図は回路の他
の実施例のブロツク線図である。 ３……フアン、６……ドラム、８……空気入口
部、９……空気排出部、１０……環状加熱機素、
１５……基準温度感知器、１６……排出空気温度
感知機素、１７……増幅器、１８……調整器、１
９……比較器、２５……スイツチ、２６，３４…
…クロツク、３０……多重スイツチ、３１……ア
ナログ・デジタルコンバータ、３２……マイクロ
プロセツサ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 空気が加熱機素によつて加熱され、乾燥され
   る衣服がその中で転がされて乾燥される回転ドラ
   ムを通つて空気排出部に移動される衣服乾燥機を
   作動する方法であつて、該方法が 前記ドラム中の衣服中の少くとも大部分の周り
   を通過した後の排出空気の温度を感知するステツ
   プ、 加熱された空気から熱を部分的に受ける位置に
   おける周囲空気温度を感知し、該周囲空気温度に
   加熱された空気によつて影響されて基準温度とし
   て用いられることになる合成温度を生じさせるス
   テツプ、 前記排出空気と基準温度間の差を決定して、そ
   の差を示すトリツプ温度信号を作るステツプ、 高温において加熱機素を遮断するために、少量
   の衣服が確実に所定の程度に乾燥されるように、
   所定のトリツプ温度を与える初期制御信号を設定
   するステツプ、 要望される速度で時間経過に応じて前記所定の
   トリツプ温度を下げるために調節された制御信号
   を自動的に作り、それによつて前記少量の衣服よ
   り漸増的に大きい量の衣服が前記少量の衣服と実
   質的に同じレベルに乾燥できるようにするステツ
   プ、 乾燥が所定の程度に達した時に、乾燥終了用遮
   断信号を作るように、前記初期制御信号を前記調
   節信号を比較するステツプ、および 該乾燥終了用遮断信号によつて加熱機素を遮断
   するステツプから成る衣服乾燥機を作動する方
   法。 ２ 前記初期制御信号を手動で設定する特許請求
   の範囲第１項記載の方法。 ３ 感知された複数の温度を比較可能なパラメー
   タに変換し、その温度で熱遮断が生ずる前記初期
   設定温度が下げられるように時間経過に応じて抵
   抗手段を制御するステツプを含む特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の方法。 ４ 前記初期設定温度を変更するために一連のス
   イツチ付き抵抗器を制御するステツプを含む特許
   請求の範囲第３項記載の方法。 ５ 前記排出空気温度を感知することから生ずる
   複数の信号をデジタルパルスに変換して該パルス
   をマイクロプロセツサに供給するステツプと、使
   用者の調整の位置に対応した複数の信号をデジタ
   ルパルスに変換して該パルスを前記マイクロプロ
   セツサに供給するステツプと、遮断のために到達
   される前記最初に設定された温度が漸進的に減少
   されるように前記複数のパルスをクロツクによつ
   て制御するステツプとを含む特許請求の範囲第１
   項又は第２項に記載の方法。 ６ キヤビネツト、該キヤビネツト内に回転可能
   に載置されて乾燥される衣服がその中で転がされ
   るドラム、該ドラムに空気を導入する入口、前記
   ドラムを通つて空気排出口に達する空気通路、前
   記ドラムに達する空気を加熱する加熱機素および
   制御システムを有する自動衣服乾燥機であつて、 前記の制御システムが、ドラム中の衣服中の少
   くとも大部分の周りに用いられて通過した後の排
   出空気の温度を感知する感知手段と、 合成された基準温度を作るために、前記キヤビ
   ネツトの上方のコンソール内で、加熱機素の上方
   で周囲空気を感知する位置に配置された基準温度
   感知手段と、 前記基準温度感知手段と前記排出温度感知手段
   とに作動的に連結されて、排出温度と基準温度と
   の差を決定して、該差を示すトリツプ温度信号を
   作る温度作動手段と、 前記温度作動手段の出口に作動的に連結され
   て、前記加熱機素を遮断するための所定のトリツ
   プ温度を示す初期制御信号を設定し、前記初期設
   定を少量の衣服が確実に所定の程度に乾燥される
   ように高温に設定する制御信号手段と、 前記トリツプ温度制御信号手段に作動的に連結
   されて、希望する割合で時間の経過に応じて漸減
   的に前記所定のトリツプ温度制御信号を自動的に
   下げ、それによつて前記少量の衣服より漸増的に
   大きい量の衣服が前記少量の衣服と実質的に同じ
   レベルに乾燥される制御信号自動調整手段と、 前記トリツプ温度制御信号手段および前記制御
   信号自動調節手段に作動的に連結されて、前記乾
   燥が希望される程度に達した時に前記２つの信号
   を比較して遮断信号を作る比較手段と、 前記比較手段に作動的に連結されて前記遮断信
   号に応答して加熱機素を遮断する遮断手段から成
   る自動衣服乾燥機。 ７ 前記基準感知手段が周囲空気からの熱と加熱
   空気から前記ドラムへの熱を得るような位置に位
   置決めされている特許請求の範囲第６項記載の自
   動衣服乾燥機。 ８ 手動制御器が設けられ、それによつて前記初
   期制御信号が使用者によつて複数の規定値内で設
   定可能である特許請求の範囲第６項又は第７項記
   載の自動衣服乾燥機。 ９ 前記自動調整手段がクロツクで制御された信
   号手段を含み、該信号手段からの信号が乾燥の進
   むにつれてクロツクによつて変えられ、且つ比較
   器が設けられ、該比較器に前記排出空気温度感知
   手段からの信号と前記クロツクで制御された信号
   手段からの信号が通され、希望する比較が行われ
   ると前記遮断手段の始動が行われる特許請求の範
   囲第６項から第８項迄の何れか１項に記載の自動
   衣服乾燥機。 １０ 前記調整手段が変動可能な抵抗手段と前記
   クロツクを含み、前記クロツクが前記予め定めら
   れた排出空気温度を変えるために希望する割合で
   前記変動可能な抵抗手段を変更する特許請求の範
   囲第９項記載の自動衣服乾燥機。 １１ 前記自動調整手段が前記排出空気温度感知
   器と前記基準温度感知器からの信号をデジタルパ
   ルスに変換するアナログ・デジタルコンバータを
   含み、前記比較器が前記デジタルパルスを処理す
   るマイクロプロセツサを含む特許請求の範囲第９
   項記載の自動衣服乾燥機。 １２ 前記アナログ・デジタルコンバータが前記
   基準温度感知器からの信号をデジタルパルスに変
   換する特許請求の範囲第１１項記載の自動衣服乾
   燥機。 １３ 多重送信手段が設けられ、それによつて前
   記複数の感知器からの複数の信号が前記比較器に
   多重送信される特許請求の範囲第１１項又は第１
   ２項記載の自動衣服乾燥機。 １４ 前記手動制御器がアナログ・デジタルコン
   バータを経て前記マイクロプロセツサに連結さ
   れ、該アナログ・デジタルコンバータからのデジ
   タルパルスが前記クロツクによつて予め定められ
   た割合で制御される特許請求の範囲第１１項又は
   第１２項記載の自動衣服乾燥機。 １５ 前記多重送信手段が又前記手動制御器から
   の信号を前記マイクロプロセツサに多重送信する
   特許請求の範囲第１４項記載の自動衣服乾燥機。