JPS6240229B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240229B2 JPS6240229B2 JP15064983A JP15064983A JPS6240229B2 JP S6240229 B2 JPS6240229 B2 JP S6240229B2 JP 15064983 A JP15064983 A JP 15064983A JP 15064983 A JP15064983 A JP 15064983A JP S6240229 B2 JPS6240229 B2 JP S6240229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- lock pin
- lock
- handle
- shaped member
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Handcart (AREA)
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用可能性)
本発明は二輪車の駐車時等にハンドルの回動操
作を不能にするためのハンドルロツク装置に関す
る。
作を不能にするためのハンドルロツク装置に関す
る。
(従来技術)
ハンドルロツク装置は駐車時等における盗難防
止等のために主として自動二輪車に付設されるも
のである。ハンドルロツク装置としては、電源の
オン、オフ切替等を行なうための複合スイツチ
に、キー操作によつて出没するロツクピンを有す
るロツク機構を組み込みハンドルの回動を制限す
るようにしたものや、ロツク機構のみを有するロ
ツク装置を単独で設けたものが知られている。
止等のために主として自動二輪車に付設されるも
のである。ハンドルロツク装置としては、電源の
オン、オフ切替等を行なうための複合スイツチ
に、キー操作によつて出没するロツクピンを有す
るロツク機構を組み込みハンドルの回動を制限す
るようにしたものや、ロツク機構のみを有するロ
ツク装置を単独で設けたものが知られている。
それらハンドルロツク装置は盗難防止等のため
のものである関係上、ハンドル側部材を車体フレ
ーム前端部のヘツドパイプに対して固定するため
のロツクピン部分に容易に接近できる構造であつ
てはならない。
のものである関係上、ハンドル側部材を車体フレ
ーム前端部のヘツドパイプに対して固定するため
のロツクピン部分に容易に接近できる構造であつ
てはならない。
そこで従来第1図に示すように、キー操作によ
つてヘツドパイプ1側に向けて出没するロツクピ
ン2を有するロツク部材3をハンドル側部材(図
示せず)に固定し、ロツクピン2に対向するヘツ
ドパイプ1外周部に、ロツクピン2を嵌合する孔
4を有する円弧状部材5を固定したロツク装置に
おいて、ヘツドパイプ1側の円弧状部材5にロツ
クピン2を覆う庇状の突起6を設けて、外部から
の工具等によるロツクピンへの接近を防ぐように
したものは知られている(特開昭57−158175
号)。
つてヘツドパイプ1側に向けて出没するロツクピ
ン2を有するロツク部材3をハンドル側部材(図
示せず)に固定し、ロツクピン2に対向するヘツ
ドパイプ1外周部に、ロツクピン2を嵌合する孔
4を有する円弧状部材5を固定したロツク装置に
おいて、ヘツドパイプ1側の円弧状部材5にロツ
クピン2を覆う庇状の突起6を設けて、外部から
の工具等によるロツクピンへの接近を防ぐように
したものは知られている(特開昭57−158175
号)。
ところがハンドルを回動させる必要上、ヘツド
パイプ1に固定された円弧状部材5は外周面5a
が凸面形状であり、ロツク部材3が部材5の外周
面5aに沿つて矢印A方向に回動するようになつ
ている。従つて部材5の孔4にロツクピン2を仮
想線2′のように嵌合してハンドルをロツクした
場合に、ロツク部材3の部材5側端面3aと凸面
形状の部材5との間隙が広くならざるを得ず、矢
印B方向からの工具等の接近に対する防御が不充
分になつてしまう。
パイプ1に固定された円弧状部材5は外周面5a
が凸面形状であり、ロツク部材3が部材5の外周
面5aに沿つて矢印A方向に回動するようになつ
ている。従つて部材5の孔4にロツクピン2を仮
想線2′のように嵌合してハンドルをロツクした
場合に、ロツク部材3の部材5側端面3aと凸面
形状の部材5との間隙が広くならざるを得ず、矢
印B方向からの工具等の接近に対する防御が不充
分になつてしまう。
(発明の目的)
(a) ロツク部材の円弧状部材側部分の形状に工夫
を加えて、外部からのロツクピンへの接近を阻
止し得るハンドルロツク装置を提供する。
を加えて、外部からのロツクピンへの接近を阻
止し得るハンドルロツク装置を提供する。
(b) しかも組立て工数が少く、作業効率の高いハ
ンドルロツク装置を提供する。
ンドルロツク装置を提供する。
(発明の構成)
車体フレーム前端部のヘツドパイプに、ハンド
ル側部材が回動自在に支持され;ハンドル側部材
に、キー操作によつてヘツドパイプ側に向けて出
没するロツクピンを有するロツク部材が固定さ
れ;ロツクピンに対向するヘツドパイプ外周部
に、ロツクピン嵌合用の凹部を有する円弧状部材
が、ヘツドパイプの円周方向に沿つて固定された
二輪車のハンドルロツク装置において、次の事項
を特徴とするハンドルロツク装置である。
ル側部材が回動自在に支持され;ハンドル側部材
に、キー操作によつてヘツドパイプ側に向けて出
没するロツクピンを有するロツク部材が固定さ
れ;ロツクピンに対向するヘツドパイプ外周部
に、ロツクピン嵌合用の凹部を有する円弧状部材
が、ヘツドパイプの円周方向に沿つて固定された
二輪車のハンドルロツク装置において、次の事項
を特徴とするハンドルロツク装置である。
(a) 上記ロツク部材のうち、ロツクピンが出没す
る円弧状部材側部分の遮蔽端面を、円弧状部材
の外周面に沿う凹面状に形成して、円弧状部材
に接近させる。
る円弧状部材側部分の遮蔽端面を、円弧状部材
の外周面に沿う凹面状に形成して、円弧状部材
に接近させる。
(b) ロツクピンが出没する円弧状部材側部分の上
端部及び下端部から庇状突起を一体に突出さ
せ、ヘツドパイプ側円弧状部材の上下を被うよ
うにする。
端部及び下端部から庇状突起を一体に突出さ
せ、ヘツドパイプ側円弧状部材の上下を被うよ
うにする。
(c) 円弧状部材のうち、ロツクピン嵌合用の上記
凹部から離れた位置に、下側の庇状突起がハン
ドル中心線方向に通過可能な切欠きを形成す
る。
凹部から離れた位置に、下側の庇状突起がハン
ドル中心線方向に通過可能な切欠きを形成す
る。
(実施例)
第2図において、車体フレーム10の前端部に
前下り方向に固定されたヘツドパイプ11(中心
線O1―O1)には、支軸12が回動自在に嵌合支持
されている。支軸12の上端部には、略左右方向
(第2図の紙面と略直角方向)に延在するアツパ
ーブラケツト13の中央部が嵌合固定されてお
り、ブラケツト13の中央部の前端部分には、キ
ー操作によつて電源のオン、オフ切替等を行なう
と共にハンドルロツクも行なえる複合スイツチ1
4(ロツク部材の一例)が固定されている。スイ
ツチ14は上部が中心線O2―O2を中心とする略
円筒形であり、上端部にキー28の挿入孔(図示
せず)を有し、下部が外周方向に張り出すフラン
ジ部15を有している。フランジ部15に形成さ
れた中心線O2―O2と平行な孔16には、螺着さ
れた後に頭部が除去されるノツクオフボルト17
が嵌合しており、ボルト17の雄ねじ部がアツパ
ーブラケツト13の先端部下面に形成された雌ね
じ18に螺合することによつて、ブラケツト13
にスイツチ14が固定されている。雌ねじ18は
支軸12の中心線O1―O1方向に対して、下方に
ゆくに従つて前方に間隔が広がる姿勢に傾斜して
いることから、中心線O2―O2を中心とするスイ
ツチ14は前上りの姿勢に保持されている。又こ
れによりアツパーブラケツト13に固定されるス
テアリング用のハンドルバー(図示せず)の回動
に伴つて、一体的にスイツチ14が中心線O1―
O1を中心に回動するようになつている。
前下り方向に固定されたヘツドパイプ11(中心
線O1―O1)には、支軸12が回動自在に嵌合支持
されている。支軸12の上端部には、略左右方向
(第2図の紙面と略直角方向)に延在するアツパ
ーブラケツト13の中央部が嵌合固定されてお
り、ブラケツト13の中央部の前端部分には、キ
ー操作によつて電源のオン、オフ切替等を行なう
と共にハンドルロツクも行なえる複合スイツチ1
4(ロツク部材の一例)が固定されている。スイ
ツチ14は上部が中心線O2―O2を中心とする略
円筒形であり、上端部にキー28の挿入孔(図示
せず)を有し、下部が外周方向に張り出すフラン
ジ部15を有している。フランジ部15に形成さ
れた中心線O2―O2と平行な孔16には、螺着さ
れた後に頭部が除去されるノツクオフボルト17
が嵌合しており、ボルト17の雄ねじ部がアツパ
ーブラケツト13の先端部下面に形成された雌ね
じ18に螺合することによつて、ブラケツト13
にスイツチ14が固定されている。雌ねじ18は
支軸12の中心線O1―O1方向に対して、下方に
ゆくに従つて前方に間隔が広がる姿勢に傾斜して
いることから、中心線O2―O2を中心とするスイ
ツチ14は前上りの姿勢に保持されている。又こ
れによりアツパーブラケツト13に固定されるス
テアリング用のハンドルバー(図示せず)の回動
に伴つて、一体的にスイツチ14が中心線O1―
O1を中心に回動するようになつている。
フランジ部15のヘツドパイプ11側部分19
には、スイツチ14の半径方向にパイプ11へ向
けて出没するロツクピン20が嵌合しており、ピ
ン20の嵌合する部分19のヘツドパイプ11側
端面21(遮蔽端面の一例)は中心線O2―O2と
平行な中心線を有する略円弧面状に形成されてい
る。又、ピン20を上下方向から覆うように、フ
ランジ部15の上端部及び下端部から庇状突起2
2,23が、パイプ11側へ突出している。一方
ピン20の左右両側の上記端面21は、第3図の
方向に見て中心線O2―O2(第2図)と平行な中
心線を中心とする同一円周上に位置する凹面状に
形成され、非ロツク状態においてはロツクピン2
0の先端が端面21と略同一円周上に配置される
ように設定されている。なお第4図に示すように
上側の庇状突起22は、そのパイプ11側端面が
端面21と略同心の円弧状に形成されており、又
下側の庇状突起23は略台形状に突出している。
には、スイツチ14の半径方向にパイプ11へ向
けて出没するロツクピン20が嵌合しており、ピ
ン20の嵌合する部分19のヘツドパイプ11側
端面21(遮蔽端面の一例)は中心線O2―O2と
平行な中心線を有する略円弧面状に形成されてい
る。又、ピン20を上下方向から覆うように、フ
ランジ部15の上端部及び下端部から庇状突起2
2,23が、パイプ11側へ突出している。一方
ピン20の左右両側の上記端面21は、第3図の
方向に見て中心線O2―O2(第2図)と平行な中
心線を中心とする同一円周上に位置する凹面状に
形成され、非ロツク状態においてはロツクピン2
0の先端が端面21と略同一円周上に配置される
ように設定されている。なお第4図に示すように
上側の庇状突起22は、そのパイプ11側端面が
端面21と略同心の円弧状に形成されており、又
下側の庇状突起23は略台形状に突出している。
第4図で明らかなようにヘツドパイプ11の外
周面には円弧状部材24の内周面が溶着されてお
り、部材24の外周側部分がスイツチ14の突起
22,23間に嵌合している。部材24の外周面
25は中心線O1を中心とする円弧状の凸面に形
成されており、端面21との間には円弧状わずか
な間隙が形成されている。又部材24の円周方向
両端には、半径方向外方に突出するガード突起2
6が一体に形成されている。一方部材24の外周
面25は第2図の方向に見て、中心線O2―O2の
傾きと平行となるよう中心線O1―O1を中心とす
るテーパ状に傾いており、ロツクピン20の先端
及び端面21に対しわずかな間隙を隔てて平行に
対峙している。更に第4図に示すように円弧状部
材24の左右両側には、中心線O1を中心に前後
方向に対し45゜ずつの傾きをもつて2個の孔27
が略半径方向に穿設されており、孔27はロツク
ピン20が突出嵌合し得る方向に開口している。
又部材24の中央部には突起23に対応する同一
形状の切欠き28が形成され、スイツチ14を車
輛中央に配置したとき、第5図に示すように切欠
き28を通して突起23を矢印D方向(第2図の
中心線O1―O1と平行方向)に通過させ得るよう
になつている。
周面には円弧状部材24の内周面が溶着されてお
り、部材24の外周側部分がスイツチ14の突起
22,23間に嵌合している。部材24の外周面
25は中心線O1を中心とする円弧状の凸面に形
成されており、端面21との間には円弧状わずか
な間隙が形成されている。又部材24の円周方向
両端には、半径方向外方に突出するガード突起2
6が一体に形成されている。一方部材24の外周
面25は第2図の方向に見て、中心線O2―O2の
傾きと平行となるよう中心線O1―O1を中心とす
るテーパ状に傾いており、ロツクピン20の先端
及び端面21に対しわずかな間隙を隔てて平行に
対峙している。更に第4図に示すように円弧状部
材24の左右両側には、中心線O1を中心に前後
方向に対し45゜ずつの傾きをもつて2個の孔27
が略半径方向に穿設されており、孔27はロツク
ピン20が突出嵌合し得る方向に開口している。
又部材24の中央部には突起23に対応する同一
形状の切欠き28が形成され、スイツチ14を車
輛中央に配置したとき、第5図に示すように切欠
き28を通して突起23を矢印D方向(第2図の
中心線O1―O1と平行方向)に通過させ得るよう
になつている。
次に作動を説明する。第4図において中心線
O1を中心として、図示しないハンドルバーを回
動すると複合スイツチ14が一体に実線のスイツ
チ14の位置と鎖線14′間を回動する。この場
合において円弧状部材24の外周部はスイツチ1
4の両庇状突起22,23に嵌合した状態を保持
すると共に、外周面25と端面21間には常時円
弧状のわずかな隙間が形成されている。
O1を中心として、図示しないハンドルバーを回
動すると複合スイツチ14が一体に実線のスイツ
チ14の位置と鎖線14′間を回動する。この場
合において円弧状部材24の外周部はスイツチ1
4の両庇状突起22,23に嵌合した状態を保持
すると共に、外周面25と端面21間には常時円
弧状のわずかな隙間が形成されている。
次にハンドルロツクをする場合には、まずスイ
ツチ14を実線の位置或は鎖線14′の位置に配
置する。例えば実線の位置に配置したとすると、
次に第2図のスイツチ14に設けられたキー挿入
孔(図示せず)にキー28を挿入し、回動するこ
とによりロツクピン20を突出させ(内部機構の
説明は省略する)、ピン20を孔27に挿入す
る。これによつてスイツチ14は中心線O1―O1
を中心に回動することができなくなりハンドルロ
ツクが為される。この後キー28を除去すれば他
人がロツクピン20をスイツチ14内に収納する
ことは不可能となる。
ツチ14を実線の位置或は鎖線14′の位置に配
置する。例えば実線の位置に配置したとすると、
次に第2図のスイツチ14に設けられたキー挿入
孔(図示せず)にキー28を挿入し、回動するこ
とによりロツクピン20を突出させ(内部機構の
説明は省略する)、ピン20を孔27に挿入す
る。これによつてスイツチ14は中心線O1―O1
を中心に回動することができなくなりハンドルロ
ツクが為される。この後キー28を除去すれば他
人がロツクピン20をスイツチ14内に収納する
ことは不可能となる。
なお第4図で明らかなように、スイツチ14の
端面21を円弧状部材24の外周面25に沿う凹
面形状に形成したことから、外周面25に端面2
1を充分接近させることができ、矢印C方向から
のロツクピン20への工具等の接近は阻止され
る。もちろん矢印Cと逆の方向からの接近はガー
ド突起26によつて阻止され、上からの接近は突
起22により又下からの接近は突起23により阻
止される。
端面21を円弧状部材24の外周面25に沿う凹
面形状に形成したことから、外周面25に端面2
1を充分接近させることができ、矢印C方向から
のロツクピン20への工具等の接近は阻止され
る。もちろん矢印Cと逆の方向からの接近はガー
ド突起26によつて阻止され、上からの接近は突
起22により又下からの接近は突起23により阻
止される。
一方組立ての際には、予めアツパーブラケツト
13とスイツチ14をボルト17によつて組み立
てておき、その一体部品を上方より支軸12に挿
入固定する。このとき突起23は切欠き28内を
第5図のD方向下方に通過する。即ちこの場合は
ノツクオフボルト17を予め別の場所で螺着して
おくことができるので組立作業は簡略化する。又
補修時には、突起23を切欠き28内を通過させ
ることにより、スイツチ14をアツパーブラケツ
ト13と共に上方へ取りはずすことができる。
13とスイツチ14をボルト17によつて組み立
てておき、その一体部品を上方より支軸12に挿
入固定する。このとき突起23は切欠き28内を
第5図のD方向下方に通過する。即ちこの場合は
ノツクオフボルト17を予め別の場所で螺着して
おくことができるので組立作業は簡略化する。又
補修時には、突起23を切欠き28内を通過させ
ることにより、スイツチ14をアツパーブラケツ
ト13と共に上方へ取りはずすことができる。
(発明の効果)
(a) ロツク部材のうち、ロツクピンが出没する円
弧状部材側部分の遮蔽端面を、円弧状部材の外
周面に沿う凹面状に形成して、円弧状部材24
に接近させたので、従来大きく隙間が開かざる
わ得なかつた遮蔽端面と円弧状部材間を充分に
接近させることができ、外部から工具等による
ロツクピンへの接近を阻止することができる。
従つて盗難防止効果の高いハンドルロツク装置
を得ることができる。
弧状部材側部分の遮蔽端面を、円弧状部材の外
周面に沿う凹面状に形成して、円弧状部材24
に接近させたので、従来大きく隙間が開かざる
わ得なかつた遮蔽端面と円弧状部材間を充分に
接近させることができ、外部から工具等による
ロツクピンへの接近を阻止することができる。
従つて盗難防止効果の高いハンドルロツク装置
を得ることができる。
(b) スイツチに庇状突起を形成したので、円弧状
部材に突起を設けた従来例に比べてコンパクト
になる。
部材に突起を設けた従来例に比べてコンパクト
になる。
(c) 円弧状部材のうち、ロツクピン嵌合用の凹部
から離れた位置に、下側の庇状突起がハンドル
中心線方向に通過可能な切欠きを形成したの
で、予めハンドル側部材にロツク部材を固定し
た状態で組立て作業が行なえ、組立て工数が少
く、高い作業効率を得ることができる。又補修
作業も容易である。
から離れた位置に、下側の庇状突起がハンドル
中心線方向に通過可能な切欠きを形成したの
で、予めハンドル側部材にロツク部材を固定し
た状態で組立て作業が行なえ、組立て工数が少
く、高い作業効率を得ることができる。又補修
作業も容易である。
(別の実施例)
(a) 第6図に示すように円弧状部材24を、第4
図の部材24のように左右両側に延在させず、
左側にのみ設けてもよい(右側のみでもよ
い)。この場合は部材28の切欠き端面29よ
り右側の部分30が、庇状突起23(第4図)
の通過用切欠きとなる。
図の部材24のように左右両側に延在させず、
左側にのみ設けてもよい(右側のみでもよ
い)。この場合は部材28の切欠き端面29よ
り右側の部分30が、庇状突起23(第4図)
の通過用切欠きとなる。
(b) 庇状突起23の形状は台形に限ることはな
く、例えば第7図のように矩形でもよい。もち
ろん突起23の形状に合わせて切欠き28の形
状を変更する必要がある。
く、例えば第7図のように矩形でもよい。もち
ろん突起23の形状に合わせて切欠き28の形
状を変更する必要がある。
(c) 第2図のロツクピン20の先端を凹面状に形
成すれば更に部分19を円弧状部材24側に接
近させることができる。
成すれば更に部分19を円弧状部材24側に接
近させることができる。
(d) ピン20を完全に部分19内に収納するよう
にしてもよい。
にしてもよい。
(e) 複合スイツチ14に代えて、ロツク機構のみ
を有するロツク装置に本発明を採用してもよ
い。
を有するロツク装置に本発明を採用してもよ
い。
第1図は従来のハンドルロツク装置の一部横断
平面部分図、第2図は本発明によるハンドルロツ
ク装置の部分縦断側面図、第3図、第4図はそれ
ぞれ第2図の―断面図、―断面図、第5
図は第4図の―断面図、第6図は別の実施例
の第4図と同一方向の断面部分図、第7図は更に
別の実施例の第3図に相当する図である。10…
車体フレーム、11…ヘツドパイプ、13…アツ
パーブラケツト(ハンドル側部材の一例)、14
…複合スイツチ(ロツク部材の一例)、20…ロ
ツクピン、21…遮蔽端面、22,23…庇状突
起、24…円弧状部材、25…外周面、27…孔
(凹部の一例)、28…切欠き、30…部分(切欠
きの一例)、O1…ハンドル中心線。
平面部分図、第2図は本発明によるハンドルロツ
ク装置の部分縦断側面図、第3図、第4図はそれ
ぞれ第2図の―断面図、―断面図、第5
図は第4図の―断面図、第6図は別の実施例
の第4図と同一方向の断面部分図、第7図は更に
別の実施例の第3図に相当する図である。10…
車体フレーム、11…ヘツドパイプ、13…アツ
パーブラケツト(ハンドル側部材の一例)、14
…複合スイツチ(ロツク部材の一例)、20…ロ
ツクピン、21…遮蔽端面、22,23…庇状突
起、24…円弧状部材、25…外周面、27…孔
(凹部の一例)、28…切欠き、30…部分(切欠
きの一例)、O1…ハンドル中心線。
Claims (1)
- 1 車体フレーム前端部のヘツドパイプに、ハン
ドル側部材が回動自在に支持され;ハンドル側部
材に、キー操作によつてヘツドパイプ側に向けて
出没するロツクピンを有するロツク部材が固定さ
れ;ロツクピンに対向するヘツドパイプ外周部
に、ロツクピン嵌合用の凹部を有する円弧状部材
が、ヘツドパイプの円周方向に沿つて固定された
二輪車のハンドルロツク装置において;上記ロツ
ク部材のうち、ロツクピンが出没する円弧状部材
側部分の遮蔽端面を、円弧状部材の外周面に沿う
凹面状に形成して、円弧状部材に接近させ;ロツ
クピンが出没する円弧状部材側部分の上端部及び
下端部から庇状突起を一体に突出させ、ヘツドパ
イプ側円弧状部材の上下を被うようにすると共
に;円弧状部材のうち、ロツクピン嵌合用の上記
凹部から離れた位置に、下側の庇状突起がハンド
ル中心線方向に通過可能な切欠きを形成したこと
を特徴とする二輪車のハンドルロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15064983A JPS6042172A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 二輪車のハンドルロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15064983A JPS6042172A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 二輪車のハンドルロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042172A JPS6042172A (ja) | 1985-03-06 |
JPS6240229B2 true JPS6240229B2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=15501456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15064983A Granted JPS6042172A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 二輪車のハンドルロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63219815A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | Mazda Motor Corp | 直噴デイ−ゼルエンジンのスワ−ル制御装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2640934B2 (ja) * | 1985-05-14 | 1997-08-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の操向ロツク装置 |
JP6107161B2 (ja) * | 2013-01-21 | 2017-04-05 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のステアリングロック装置 |
-
1983
- 1983-08-17 JP JP15064983A patent/JPS6042172A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63219815A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | Mazda Motor Corp | 直噴デイ−ゼルエンジンのスワ−ル制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6042172A (ja) | 1985-03-06 |
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