JPS6240024Y2 - - Google Patents

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JPS6240024Y2
JPS6240024Y2 JP2820983U JP2820983U JPS6240024Y2 JP S6240024 Y2 JPS6240024 Y2 JP S6240024Y2 JP 2820983 U JP2820983 U JP 2820983U JP 2820983 U JP2820983 U JP 2820983U JP S6240024 Y2 JPS6240024 Y2 JP S6240024Y2
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JP
Japan
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nail
connecting piece
piece
halves
engaging
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JP2820983U
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JPS59134623U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は竪樋を支持するための竪樋控具に関す
るものである。
〔背景技術〕
竪樋控具としては従来より第1図に示すような
ものが一般に用いられている。このものは半円形
の一対の半体1,1の一端をヒンジ11によつて
枢着し、釘9をヒンジ11部分に挿入した状態で
壁などに打ち込み、各半体1,1間に竪樋を挾み
込んで各半体1,1の他端の係合曲片12と係合
突出片13とを係合させて、竪樋を支持するよう
にしたものである。しかしながらこのものにあつ
ては、釘9を竪樋控具に差し込んだ状態で釘打ち
を行なわなければならず、釘打ちに半体1,1が
邪魔になつて釘打ちの作業がやり難いという問題
があり、またいつたん竪樋の取付けを行なつたの
ちには竪樋控具は釘9と一体化されているために
竪樋控具を付け替えるというようなことは不可能
であり、さらには竪樋控具は第1図の矢印のよう
に釘9に沿つて移動され得るようになつているた
めに竪樋の固定が不安定であるという問題があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、釘打ちの作業が容易に行なえると共に竪樋を
取付けたのちでも取り外すことが可能であり、し
かも竪樋を安定して支持することができる竪樋控
具を提供することを目的とするものである。
〔考案の開示〕
しかして本考案に係る竪樋控具は、一対の略半
円形の半体1,1の各一端に互いに係合し得る係
合部2,2を形成すると共に半体1,1の各他端
に結合片3,3を外方へ延設し、一方の半体1の
結合片3の下部に係合孔4を上部に内面側に突出
する係合突片5をそれぞれ設け、他方の半体1の
結合片3の上部に係合孔4を下部に内面側に突出
する係合突片5をそれぞれ設け、各係合片3,3
の基部に釘頭係止孔6を設けると共に釘頭係止孔
6に一端が連通しかつ他端が係合片3の先端で開
口する釘挿着用凹溝7を各結合片3,3の内面に
設け、上記一対の半体1,1の結合片3,3を内
面同士で重ねて釘頭8を両釘頭係止孔6,6内に
係止させた状態で釘9を両釘挿着用凹溝7,7間
に挿着すると共に、一方の結合片3の係合突片5
を他方の結合片3の係合孔4に挿入係合せしめて
両結合片3,3を結合せしめて成ることを特徴と
するもので、半体1に延設した結合片3の上記構
成により目的を達成し得たものであり、以下本考
案を実施例によつて詳述する。
第3図は本考案の一実施例を示すもので、半体
1は金属板などで略半円形に形成され、半体1の
一端には係合部2が形成してある。係合部2は第
4図bに示すように半体1の先端より突出せしめ
た延長片14に後方外側に突出するよう切り起し
形成された係合用突片15と、半体1の先端に表
裏に開口するよう形成された係合用孔16とで構
成される。また半体1の他端には結合片3が延設
してあり、この結合片3の基部には第4図aに示
すように釘頭係止孔6が穿孔してあり、結合片3
を屈曲して釘頭係止孔6に一端が連通しかつ他端
が結合片3の先端で開口する水平方向の釘挿着用
凹溝7が結合片3の内面側に凹設してある。また
結合片3の先部の上端部には内面側へ結合片3を
屈曲して係合突片5が設けてあり、係合突片5に
は結合片3の先端よりも突出する突出片17が設
けてある。結合片3の先部の下端部にはスリツト
状の係合孔4が穿孔してある。上記係合突片5の
突出片17の先部は係合孔4よりも結合片3の延
出方向における先方に位置しているものである。
また、半体1には上下中段部位置にて外方へ突曲
する補強リブ18が全周に亘つて形成してあり、
半体1の長手方向の中央部において上端と下端に
押え弾性片19が切り起こして形成してある。こ
の押え弾性片19は半体1の曲率よりも若干大き
い曲率で形成してあつて先部が半体1の内周側に
位置するようにしてあり、竪樋の外周面を弾性的
に押えるよう作用するものである。
しかして一対の半体1,1としては、上記に説
明した構造の半体1を第3図のように向い合わせ
て用いることにより、同一に形成したものを使用
することができる。そして竪樋の支持固定を行な
うにあたつては、先ず釘9を壁などに打ち付けて
おき、一方の半体1を竪樋に被嵌させた状態で次
に一方の半体1の結合片3の釘頭係止孔6を釘9
の釘頭8に被挿係止させると共にこの結合片3の
釘挿着用凹溝7を釘9に当接させ、この状態で他
方の半体1を一方の半体1に対して開いた状態で
この他方の半体1の結合片3に設けた係合突片5
の先端の突出片17を他方の半体1の結合片3に
設けた係合孔4に挿入させると共に同様に一方の
半体1の係合突片5の突出片17を他方の半体1
の係合孔4に挿入させ、次で他方の半体1を一方
の半体1側へ回動させて両結合片3,3を合わせ
ることにより係合孔4,4に対して係合突片5,
5の突出片17,17を第5図のように係合さ
せ、両結合片3,3の釘挿着用凹溝7,7間に釘
9を挾持すると共に釘頭係止孔6,6に釘頭8を
挿入係止させる。そしてこのように一対の半体
1,1で竪樋の外周面を挾持させた状態で第2図
に示すように各半体1の係合部2,2の係合用突
片15を係合用孔16に係合させ、結合片3,3
の係合と係合部2,2の係合とで一対の半体1,
1を一体に結合させた状態で釘9に固定し、竪樋
の支持固定を行なうものである。そしてこのよう
に竪樋の取付けを行なつたあとでも、係合部2,
2の係合を外し、結合片3,3の係合を外すこと
によつて一対の半体1,1を釘9より分解して取
外すことができる。
尚、上記実施例では一対の半体1,1として同
じ形状のものを用いることができるように係合部
2を第4図bのように形成したが、これのみに限
定されることはなく、例えば第6図に示すように
一方の半体1にC字状係合片20を他方の半体1
にフツク状係合片21を設けて係合部2を形成す
るようにしてもよい。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、一対の半体は釘
とは別体構成となつており、釘を壁などに打ち付
けたのちに半体の結合片を係合結合させて釘に一
対の半体を固定できるものであつて、釘は一対の
半体を外した状態で半体が邪魔になることなく釘
打ちの作業を容易に行なうことができるものであ
り、しかも一対の半体は結合片及び係合部におけ
る係合を外すことによつて釘から分解して取外す
ことができ、竪樋を取付けたのちでも支障なく取
外して取換えを行なつたりできるものである。さ
らに釘の釘頭は釘頭係止孔内に挿入係止してある
ので、この係止で一対の半体が釘に沿つて移動し
たりするようなことがなく、安定した状態で竪樋
を支持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の一
実施例の斜視図、第3図は同上の分解斜視図、第
4図aは第3図のA部分の拡大斜視図、第4図b
は第3図のB部分の拡大斜視図、第5図は一対の
半体の結合片部分の拡大斜視図、第6図は係合部
分の他の実施例の斜視図である。 1は半体、2は係合部、3は結合片、4は係合
孔、5は係合突片、6は釘頭係止孔、7は釘挿着
用凹溝、8は釘頭、9は釘である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の略半円形の半体の各一端に互いに係合し
    得る係合部を形成すると共に半体の各他端に結合
    片を外方へ延設し、一方の半体の結合片の下部に
    係合孔を上部に内面側に突出する係合突片をそれ
    ぞれ設け、他方の半体の結合片の上部に係合孔を
    下部に内面側に突出する係合突片をそれぞれ設
    け、各結合片の基部に釘頭係止孔を設けると共に
    釘頭係止孔に一端が連通しかつ他端が結合片の先
    端で開口する釘挿着用凹溝を各結合片の内面に設
    け、上記一対の半体の結合片を内面同士で重ねて
    釘頭を両釘頭係止孔内に係止させた状態で釘を両
    釘挿着用凹溝間に挿着すると共に、一方の結合片
    の係合突片を他方の結合片の係合孔に挿入係合せ
    しめて両結合片を結合せしめて成る竪樋控具。
JP2820983U 1983-02-28 1983-02-28 竪樋控具 Granted JPS59134623U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2820983U JPS59134623U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 竪樋控具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2820983U JPS59134623U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 竪樋控具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59134623U JPS59134623U (ja) 1984-09-08
JPS6240024Y2 true JPS6240024Y2 (ja) 1987-10-13

Family

ID=30159084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2820983U Granted JPS59134623U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 竪樋控具

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JPS59134623U (ja) 1984-09-08

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