JPS6239837Y2 - - Google Patents

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JPS6239837Y2
JPS6239837Y2 JP1982151557U JP15155782U JPS6239837Y2 JP S6239837 Y2 JPS6239837 Y2 JP S6239837Y2 JP 1982151557 U JP1982151557 U JP 1982151557U JP 15155782 U JP15155782 U JP 15155782U JP S6239837 Y2 JPS6239837 Y2 JP S6239837Y2
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JP
Japan
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solvent
washing tub
circulation
valve
distiller
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JP1982151557U
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English (en)
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JPS5955988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は使用する電磁弁の数を少くしたドライ
クリーナに関する。
(ロ) 従来技術 ドライクリーナは洗浄の進行につれて溶剤を
あちこちに移動する必要がある。即ち洗浄開始
前に溶剤タンクから洗濯槽に移す時と、洗濯時
に洗濯槽内の溶剤を循環する場合と、洗濯後に
洗濯槽内の溶剤を蒸溜槽に移す場合と、蒸溜中
に泡立ち現象を生じた時に溶剤タンク内の低温
の溶剤を蒸溜器内に供給して泡立ちを押える場
合等がある。
このような流路の切換えを行うのに従来は多
数の電磁弁を使用しており、高価なものとなる
ばかりか故障の頻度が多かつた。
(ハ) 考案の目的 本案はこのように種々溶剤の流路を切換える
必要のあるドライクリーナに於て、上記した切
換えを一つの電磁弁で行うことにより、ドライ
クリーナ全体を安価にすると共に故障率を減少
せんとするものである。
(ニ) 考案の構成 本案は洗濯槽と蒸溜器間を接続する管路中に
三方電磁弁を接続すると共に、該三方電磁弁の
流入側に、溶剤タンクに至る溶剤供給路と、洗
濯槽に至る溶剤循環路とを接続し、且つ前記溶
剤供給路には逆止弁と供給ポンプを、溶剤循環
路には同じく逆止弁と循環ポンプを介挿したも
のであり、前記一つの三方電磁弁の切換えと給
液ポンプ及び循環ポンプの停動を組合わせるこ
とによつて流路を種々切換えるようにしてい
る。
(ホ) 実施例 1は洗濯槽、2は蒸溜器で、両者間を接続し
ている管路3中に三方電磁弁4を介在し、該三
方電磁弁の流入側に、溶剤タンク5に至る溶剤
供給路6と、前記洗濯槽1の下端に至る溶剤循
環路7とを接続しており、前記溶剤供給路6に
は逆止弁8と給液ポンプ9を介挿し、溶剤循環
路7には逆止弁10と循環ポンプ11を接続し
ている。12は乾燥用通風路で、その一端は前
記溶剤循環路7と一緒になつて洗濯槽1の下端
に接続すると共に、他端は洗濯槽1の上端近傍
に開口しており、この乾燥用通風路12内に
は、洗濯運転中に溶剤中の不純物を除去する為
のフイルタ13と、洗濯槽1内の溶剤液位を一
定に保つ為のフロートスイツチ14と、モータ
15によつて駆動される送風機16と、循環空
気中に溶剤蒸気を凝縮せしめる冷却器17と、
冷却された空気を加熱するためのヒータ18と
を順次装着している。19は、乾燥用通風路1
2の一側に開口した吸気口20の開閉切換と、
この乾燥用通風路の連通遮断切換を行う吸気
弁、21は、同じく乾燥用通風路に開口した排
気口22の開閉切換と、この乾燥用通風路の連
通遮断切換を行う排気弁である。前記蒸溜器2
は、仕切板23を介してその底部に加熱室24
を形成しており、該加熱室内には発熱量の大な
る第1ヒータ25と小なる第2ヒータ26とを
設けており、加熱室内に注入した水を第1・第
2ヒータ25,26で加熱して蒸気を発生せし
め、この蒸気の凝縮潜熱によつて、前記仕切板
23よりも上方に入れられた溶剤を加熱するよ
うにしている。27は蒸溜の終了を検出する圧
力スイツチ、28,29は蒸溜時の泡立ちを検
出する発光体と受光体である。又この蒸溜器2
の天井面には、前記三方弁4に至る管路3を接
続する他、前記ヒータ18に至る蒸発管30
と、逆止弁31を介して前記循環用通風路12
に至る送風管32を接続している。なお前記蒸
発管30は、ヒータ18を通つて水分離器33
に至り、更に前記溶剤タンク5に連通してい
る。34は冷却水路で、電磁弁35とフロース
イツチ36を介して前記冷却器17に至り、更
に前記水分離器33内の冷却器37、及び溶剤
タンク5内の冷却器38を直列に接続してい
る。39はソープ投入用のホツパである。
前記蒸溜器2は熱源として電気ヒータを使用
しているが、第3図のように蒸気を使用しても
よい。第3図に於て40は蒸気供給管で、蒸気
電磁弁41と手動開閉弁42の並列回路及び減
圧弁43を介して蒸溜器の加熱室24に接続す
ると共に、この加熱室からの流出側にスチーム
トラツプ44と手動開閉弁45を接続してい
る。而してスチームトラツプは構造が複雑で高
価であるばかりか、蒸気を完全に遮断しきれな
いので効率が多少悪くなる。
その点を改良したのが第4図で、加熱室24
の流出側に蒸気電磁弁46と手動開閉弁45と
を接続しており、且つ前記加熱室24は、蒸溜
器2内の溶剤を1回蒸溜するに必要な蒸気をた
めておける大きさになつている。従つて蒸溜時
には蒸溜器2内に溶剤を入れた後出口側の蒸気
電磁弁46と手動開閉弁45を閉じ、入口側の
蒸気電磁弁41又は手動開閉弁42を開いて加
熱室24内に蒸気を入れ、更にこの弁41,4
2を閉じる。これによつて加熱室内に蒸気が封
入され、その熱によつて蒸溜器2内の溶剤が加
熱されるが、蒸溜の進行につれて加熱室24内
の蒸気は凝縮して水となり、蒸溜終了後に蒸気
電磁弁46又は手動開閉弁45を開いて加熱室
24内の水を排出する。このようにスチームト
ラツプに代えて蒸気電磁弁46を使用すると安
価になり、且つ蒸気電磁弁は完全に蒸気を遮断
してしまうので漏れがなく熱効率がよい。
以上の構成に於て以下その動作について説明
する。洗濯面に溶剤タンク5内の溶剤を洗濯槽
1に入れる為に、第2図Aの如く三方電磁弁4
を洗濯槽1側に連通し、給液ポンプ9を回転す
る。洗濯槽1内に所定量の溶剤が入るとフロー
トスイツチ14がそれを検出し、給液ポンプ9
を停止すると同時に循環ポンプ11を回転し、
且洗濯槽1内の図示しないドラムを回転して洗
濯運転に入る。前記循環ポンプ11は洗濯運転
中回転し、洗濯槽1内の溶剤をフイルタ13か
ら循環ポンプ11・逆止弁10及び三方電磁弁
4を通して循環する。洗濯運転終了後は前記三
方電磁弁4が第2図Cの如く切換り、洗濯槽1
内の溶剤はフイルタ13、循環ポンプ11・逆
止弁10及び三方電磁弁4を通つて蒸溜器2に
入る。その後第1・第2ヒータ25,26に通
電して蒸溜が行われる。蒸溜器2内で蒸発した
溶剤蒸気は蒸発管30を通つてヒータ18に入
り、ここで熱を奪われて凝縮した後水分離器3
3を通つて溶剤タンク5に戻る。この蒸溜と同
時に乾燥運転が行われる。即ち蒸溜開始と同時
にモータ15が送風機16を回転し、前記ヒー
タ18から放出された熱を洗濯槽1に吹込んで
衣類から溶剤を蒸発せしめ、この溶剤蒸気をフ
イルタ13を通して冷却器17に通し、この冷
却器で溶剤蒸気を凝縮して除去した後更に前記
ヒータ18で加熱して空気を循環し、衣類を乾
燥するのである。前記凝縮した溶剤は水分離器
33を通つて溶剤タンク5に回収される。蒸溜
中に溶剤に泡立ちが生ずると、発光体28から
受光体29に至る光線がこの泡によつて遮断さ
れるので、受光体29が泡立ち状態を検出し、
前記第1ヒータ25への通電を断つて発熱量の
小さい第2ヒータ26のみで蒸溜を続けると共
に、給液ポンプ9を短時間回転する。これによ
つて溶剤タンク5内の低温の溶剤が蒸溜器2内
に入り、これを冷却して泡立ちを押える。
蒸溜の終了は圧力スイツチ27によつて検出
する。即ち蒸溜器2内の溶剤が全て蒸発してし
まうと、加熱室24内の溶剤が凝縮しにくくな
るので加熱室内の圧力が高くなり、圧力スイツ
チ27が作動して第1・第2ヒータ25,26
への通電を停止する。この時洗濯槽1内のドラ
ムを駆動するモータ及び送風機駆動モータ15
はなお一定時間回転を続け、送風機16によつ
て乾燥用通風路12内を循環せしめられる空気
の一部が送風管32を通つて蒸溜器2内に入
り、この蒸溜器内に浮遊して残つている溶剤蒸
気を蒸発管30を通して追出してしまう。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く本案は、洗濯槽と蒸溜器を接続す
る管路に三方電磁弁を介挿すると共に、該電磁
弁の流入側を溶剤供給路を通して溶剤タンク
に、溶剤循環路を通して洗濯槽に夫々接続し、
前記溶剤供給路には逆止弁と給液ポンプを、溶
剤循環路には逆止弁と循環ポンプを夫々介挿し
ているので、洗濯槽への溶剤供給と、洗濯時の
溶剤循環と、蒸溜器への溶剤供給、及び泡立ち
時に於ける蒸溜器への低温溶剤の供給が一つの
三方電磁弁で切換えでき、複数の電磁弁を使用
するものに比較して安価で故障発生率及び誤動
作が減少して実用的効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ドライクリーナの溶剤回路図、第
2図A,B,C,Dは夫々三方電磁弁の切換えに
よつて溶剤の流れが切換る状態を示す図、第3
図・第4図は夫々異なる実施例による蒸溜器の縦
断面図である。 1……洗濯槽、2……蒸溜器、4……三方電磁
弁、5……溶剤タンク、6……溶剤供給路、7…
…溶剤循環路、8,10……逆止弁、9……給液
ポンプ、11……循環ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三方電磁弁の2つの流出側を夫々洗濯槽と蒸溜
    器に接続すると共に、流入側には溶剤タンクから
    の溶剤供給路と前記洗濯槽からの溶剤循環路とを
    集約して接続し、前記溶剤供給路に逆止弁及び給
    液ポンプを、前記溶剤循環路に逆止弁及び循環ポ
    ンプを夫々介挿し、上記三方電磁弁を給液時及び
    循環時に洗濯槽側に開放させると共に、蒸溜時に
    は蒸溜器側に開放させ、上記給液ポンプを給液時
    と蒸溜中の急冷時に作動すると共に、循環ポンプ
    を循環時及び蒸溜時に作動することを特徴とした
    ドライクリーナ。
JP15155782U 1982-10-05 1982-10-05 ドライクリ−ナ Granted JPS5955988U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15155782U JPS5955988U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 ドライクリ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS5955988U JPS5955988U (ja) 1984-04-12
JPS6239837Y2 true JPS6239837Y2 (ja) 1987-10-12

Family

ID=30335811

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JP15155782U Granted JPS5955988U (ja) 1982-10-05 1982-10-05 ドライクリ−ナ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584200A (en) * 1978-12-19 1980-06-25 Sanyo Electric Co Dry cleaner

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213592Y2 (ja) * 1981-01-19 1987-04-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584200A (en) * 1978-12-19 1980-06-25 Sanyo Electric Co Dry cleaner

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JPS5955988U (ja) 1984-04-12

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