JPS6353845B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6353845B2
JPS6353845B2 JP57190143A JP19014382A JPS6353845B2 JP S6353845 B2 JPS6353845 B2 JP S6353845B2 JP 57190143 A JP57190143 A JP 57190143A JP 19014382 A JP19014382 A JP 19014382A JP S6353845 B2 JPS6353845 B2 JP S6353845B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distillation
solvent
time
tank
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP57190143A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5980301A (ja
Inventor
Toshiaki Sakamoto
Masakatsu Morishige
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP19014382A priority Critical patent/JPS5980301A/ja
Publication of JPS5980301A publication Critical patent/JPS5980301A/ja
Publication of JPS6353845B2 publication Critical patent/JPS6353845B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はタンク内の溶剤を複数回に分けて自動
的に再生できるようにした蒸溜装置に関する。
(ロ) 従来技術 ドライクリーナでは油溶性の汚れの他に水溶性
の汚れも落とすことができるように、溶剤に0.2
%程度のソープを混入している。
このソープは洗濯毎に回転ドラム内に投入する
より、前もつて溶剤タンク内に混入しておく方が
濃度が均一になつて有効に作用する。
しかしながら、水のまざつた溶剤をタンク内へ
補給した場合、あるいは操作を誤つてドラム内の
溶剤を蒸溜器を通さずに直接溶剤タンクに戻した
場合、蒸溜中に突沸現象をおこして溶剤と共に水
分や汚れが溶剤タンクに流入した場合、あるいは
蒸溜後の溶剤から水分離をする為の水分離器に対
して定期的な水抜き作業をしなかつた場合等に
は、溶剤タンク内へ水分が入り込んで溶剤を乳化
してしまうことがある。
乳化した溶剤はそのままでは洗濯に使えないの
で、蒸溜する必要があるが、蒸溜器の容量は溶剤
タンクの容量より小さいので一度では蒸溜でき
ず、数回に分けて蒸溜する必要がある。その為に
従来は数回の蒸溜が全て完了するまで管理者がつ
きつきりで操作する必要があり、非常に面到であ
つた。
(ハ) 発明の目的 本発明は、管理者がついていなくとも、溶剤の
量に応じて必要な回数だけ自動的に蒸溜できるよ
うにしたものである。
(ニ) 発明の構成と作用 本発明の構成は、被蒸溜液体を蒸溜器内にポン
プによつて給液し、液位検出器が作動するとポン
プを停止して加熱すると云う一連の蒸溜動作を繰
返すプログラムを、マイクロコンピユータ内に設
け、このマイクロコンピユータには、一連の蒸溜
動作の終了時点で前記プログラムを停止させると
云う最終蒸溜フラグを判別する判別部と、一連の
蒸溜動作中に前記ポンプの一定な作動時間の経過
を調べる経時判断部と、この経時判断に基づいて
前記ポンプを停止して加熱すると云う蒸溜動作を
実行させる最終蒸溜制御部と、前記経時判断に基
づいて前記最終蒸溜フラグを立てるフラグ制御部
とを備えたものである。
即ち、液位検出器が作動する度に一連の蒸溜動
作が繰返されると云うプログラムの中で、検出器
が作動せずに一定時間経過すると、被蒸溜液体が
これ以上は無いと判断し、最終蒸溜フラグが立て
られ最終蒸溜動作が実行される。一方、プログラ
ム中の一連の蒸溜動作の終了時点ではその都度最
終蒸溜フラグが判別されており、立つていれば、
プログラムの繰返しを止める。従つて、最後に蒸
溜器に入れられた液体まで確実に蒸溜して動作終
了と成るのである。
(ホ) 実施例 1は洗濯槽、2は溶剤タンク、3は給液ポンプ
で、洗濯開始時には溶剤タンク2内の溶剤が、給
液ポンプ3により一方向弁4及び電磁弁5を通し
て洗濯槽1に供給される。6は排出ポンプで、洗
濯運転中はこの排出ポンプにより、洗濯槽1内の
溶剤が一方向弁7及び電磁弁5を通つて循環す
る。8は蒸溜器で、仕切板9によつて蒸溜室10
と加熱室11に区画されており、この加熱室内に
は第1電気ヒータ12及び第2電気ヒータ13が
設けられており、且つ圧力上昇によつて蒸溜終了
を検出する為の圧力スイツチ14が接続されてい
る。又蒸溜室10の一側には発光ダイオードA
が、他側には受光トランジスタBが夫々設けら
れ、蒸溜室内の溶剤の液位を検出するようにして
いる。
15は両端を前記洗濯室1に連通した乾燥通風
路で、該通風路内には、フイルタ16・フロート
スイツチ17・送風機18・凝縮器19及び加熱
器20が設けられている。なお前記した洗濯運転
中は、前記フロートスイツチ17の位置までこの
乾燥通風路15内にも溶剤が入り、このフロート
スイツチ17によつて洗濯槽1内の液位が制御さ
れる。又前記加熱器20は蛇行状をしており、そ
の一端はバルバ21を介して前記蒸溜器8に接続
すると共に、他端は水分離器22に接続して、こ
の水分離器は更に前記溶剤タンク2に接続してい
る。一方凝縮器19はその一端をウオータチラー
の流出側に接続し、他端は前記水分離器22内の
冷却コイル23及び溶剤タンク2内の冷却コイル
24を通してウオータチラーの流入側に接続して
いる。
25は前記凝縮器19に於て凝縮した溶剤を回
収するための溶剤回収パイプで、回収液集合槽2
6に一旦集めた後、電磁弁27を介して前記水分
離器22に流すようにしている。28,29は
夫々吸気弁と排気弁で、乾燥行程中は図の破線の
位置にあつて、乾燥通風路に設けた吸気口30と
排気口31を閉じると共に、乾燥行程後の脱臭行
程時には図の実線位置に切換つて、乾燥通風路1
5を遮断すると同時に前記吸気口30と排気口3
1を開放する。32は前記送風機18を駆動する
モータである。更に33は前記排出ポンプ6と蒸
溜器8間に介在したバルブ、34は蒸溜時の循環
通風路で、常時はシヤツタ35によつて閉じられ
ており、タンク2内の溶剤を蒸溜する時にのみこ
のシヤツタが開くようになつている。
以上の構成に於て、洗い行程及び脱液行程が終
了すると、乾燥行程に入ると同時に溶剤の蒸溜が
行われる。即ち洗い行程が終了すると、排出ポン
プ6が回転して、洗濯槽1内の全ての溶剤が電磁
バルブ33を通して蒸溜室10に入る。脱液行程
中も同様である。一方洗い行程が終りに近ずいた
時に蒸溜器内の電気ヒータ12,13に通電さ
れ、加熱室11内に蒸気を発生する。従つて蒸溜
室10内に入つた溶剤は前記蒸気に加熱されて蒸
発し、バルブ21を通つて加熱器20に流入す
る。一方この時には送風機18が回転すると共
に、ウオータチラーから凝縮器19に冷水が流れ
ている。従つて送風機18によつて洗濯槽1から
乾燥通風路15内に吸引された空気は、凝縮器1
9を通過する時にこの空気に含まれている溶剤を
凝縮し、この凝縮した溶剤は回収液集合槽26に
集められ、乾燥行程終了後電磁弁27が開いた時
に水分離器22に流れて、更に溶剤タンク2に回
収される。一方凝縮器19を通過した空気は加熱
器20を通過する。この加熱器には、前述の如く
蒸溜器8から蒸発した高温の溶剤蒸気が流れてい
るので、この加熱器20は高温になつている。従
つて前記空気はこの加熱器20を通過する際に加
熱され、熱風となつて前記洗濯槽1に吹出てこの
洗濯槽内の衣類から溶剤を蒸発させ、溶剤の乾燥
を行う。一方前記加熱器内を流れている溶剤蒸気
は、この加熱器20に於て放熱することによつて
凝縮し、更に水分離器22に流入する。水分離器
22に入つた溶剤は、コイル23によつて更に冷
却され、且つ水を分離した後溶剤タンク2に回収
される。この乾燥行程は蒸溜が完了するまで継続
する。即ち蒸溜が完了して蒸溜室10内の溶剤が
無くなると、加熱室11内の圧力が急上昇するの
で、それを圧力スイツチ14が検出して乾燥行程
及び蒸溜作業を終える。
このようにして乾燥が終了すると脱臭行程に入
る。脱臭行程では吸気弁28と排気弁29が図の
実線位置に切換つて吸気口30と排気口31を開
き、吸気口30から洗濯槽1内に新鮮な空気を取
入れ、更に排気口31より排出する。これによ
り、乾燥行程後も洗濯槽1内に充満していた溶剤
蒸気は排気口31より排出される。
このようにして洗濯・乾燥及び脱臭が行われ、
全行程の終了時にはタンク2内に全ての溶剤が回
収されるが、前述したような原因で溶剤タンク2
内に水が混入して溶剤が乳化した場合は、タンク
内の溶剤を再度蒸溜する必要がある。タンク2内
の溶剤を蒸溜する場合には、バルブ5を開いて、
給液ポンプ3を運転し、タンク2内の全ての溶剤
を洗濯槽1に入れる。次いでバルブ33を開いて
排出ポンプ6を運転する。これによりタンク2内
の溶剤が蒸溜器8内に入るが、発光ダイオードA
から受光トランジスタBに至る光が溶剤によつて
遮断された状態になると排出ポンプ6が停止し、
電気ヒータ12,13によつて蒸溜を開始する。
この時シヤツタ35は蒸溜時の循環通風路34を
開放すると共に、凝縮器19内には冷却水が流
れ、且つ送風機18が回転する。蒸溜器8内の溶
剤は、前述した洗い行程終了後の蒸溜と同様に加
熱器20内で凝縮し、水分離器22を通つて溶剤
タンク2に戻る。一方送風機18によつて、洗濯
槽1と、蒸溜時の循環通風路34及び乾燥通風路
15を通つて風が循環し、その風は凝縮器19に
於て冷却された後加熱器20に吹きつけるので、
この加熱器内の溶剤蒸気は凝縮される。溶剤を凝
縮することによつて逆に加熱された風は洗濯槽1
内に吹込まれ、この洗濯槽内に残つている溶剤を
蒸発させる。蒸発した溶剤は前記凝縮器19に於
て冷却されて凝縮するので、これによつても多少
は溶剤の蒸溜が行われる。圧力スイツチ14が作
動すると、一連の蒸溜動作が終了するが、マイク
ロコンピユータはこの一連の蒸溜動作を繰返すプ
ログラムを設けている。そして、マイクロコンピ
ユータは、一連の蒸溜動作が終了する度にプログ
ラムを停止させるための最終蒸溜フラグを判別部
で判別し、フラグが立つていれば繰返しを終了す
るようにする。
一連の蒸溜動作中のポンプ6による給液中には
マイクロコンピユータはカウンタ等で一定時間の
経過を調べており、この時間までに発光ダイオー
ドAから受光トランジスタBに至る光がしや断状
態とならない時は、洗濯槽1内には溶剤がもう残
つていないものと判断し、この経時判断によりプ
ログラムに最終蒸溜フラグを立てる。同時にポン
プ6を停止して加熱蒸溜動作を引続き実行させて
しまう。この動作が終了した時点で最終蒸溜フラ
グが判別されるので、プログラムを終了させる。
尚、この実施例では、発光ダイオードAと受光ト
ランジスタBによつて蒸溜器8内の溶剤液位を検
出するようにしているが、フロートスイツチ等液
位を検出できるものであればよい。
以上の如く本発明は、液位検出器が作動するま
で、複数回に分けて蒸溜器内に溶剤を入れ蒸溜す
るようにしているので、蒸溜器が小さくともタン
ク内の溶剤を全て蒸溜することができる。又一定
時間ポンプを運転しても前記液位検出器が作動し
ない時は、プログラム内にその最終蒸溜フラグを
たててその後1回のみ蒸溜をするようにしている
ので、蒸溜を必要とする溶剤の量に関係なく必要
な回数だけ蒸溜をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る蒸溜装置を備えたドライ
クリーナの溶剤回路図、第2図はフローチヤート
である。 1…洗濯槽、2…溶剤タンク、3…給液ポン
プ、6…排出ポンプ、8…蒸溜器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被蒸溜液体を蒸溜器内にポンプによつて給液
    し、液位検出器が作動するとポンプを停止して加
    熱すると云う一連の蒸溜動作を繰返すプログラム
    を、マイクロコンピユータ内に設け、このマイク
    ロコンピユータには、一連の蒸溜動作の終了時点
    で前記プログラムを停止させると云う最終蒸溜フ
    ラグを判別する判別部と、一連の蒸溜動作中に前
    記ポンプの一定な作動時間の経過を調べる経時判
    断部と、この経時判断に基づいて前記ポンプを停
    止して加熱すると云う蒸溜動作を実行させる最終
    蒸溜制御部と、前記経時判断に基づいて前記最終
    蒸溜フラグを立てるフラグ制御部とを備えたこと
    を特徴とする蒸溜装置。
JP19014382A 1982-10-28 1982-10-28 蒸溜装置 Granted JPS5980301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19014382A JPS5980301A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 蒸溜装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19014382A JPS5980301A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 蒸溜装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980301A JPS5980301A (ja) 1984-05-09
JPS6353845B2 true JPS6353845B2 (ja) 1988-10-25

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ID=16253113

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JP19014382A Granted JPS5980301A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 蒸溜装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01215304A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Daikure:Kk 噴霧乾燥装置における低コスト運転制御方法
JPH01139801U (ja) * 1988-03-16 1989-09-25
JPH01236902A (ja) * 1988-03-16 1989-09-21 Daikure:Kk 噴霧乾燥装置における運転の自動化方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5281065A (en) * 1975-12-29 1977-07-07 Hitachi Ltd Regulation for liquid concentration apparatus
JPS56168802A (en) * 1980-05-30 1981-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Solvent recovery device in still in dry cleaning device

Patent Citations (2)

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JPS5980301A (ja) 1984-05-09

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