JPS6239714A - 車両用多重表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、高解像度の表示デバイスを用いて、複数の表
示画面（ディスプレイ）を選択表示できる車両用多重表
示装置に関する。

（従来技術） 近年、車両の運転席前方のインストルメントパネルに配
置された表示デバイスの表示画面に、様々な情報を選択
表示させることにより、表示エリヤを整理して視認性を
向上させるようにした、多重表示（マルチディスプレイ
）装置が実用化されつつある。

ところで、上記のような表示デバイスにおいて、異常検
出時に車両走行情報の画像と異常点検画像とを２重にし
て異常点検画像をうずく表示し、異常の緊急度に応じて
順次濃く表示するようにしたものが提案されているが（
特開昭５７−１８７６１８号公報参照）、走行中では車
両走行情報が見えにくくなるので視認性が低下するとい
う問題があった。

（発明の目的） 本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、
車両走行情報の画像と異常点検画像との処理に工夫を加
えて、視認性の向上を図ることを基本的な目的とするも
のである。

（発明の構成） このため本発明は、車両走行情報の画像を表示画面に表
示する走行表示手段と、車両の異常を検出した時に、上
記車両走行情報の画像の一部に異常点検画像を割り込ま
せて異常を表示する′）■常表示手段とを備え、該冗常
表示手段は、異常発生項目の度合に応じて異常点検画像
の形状を変化させるように構成されていることを特徴と
するしのでろ。

（発明の効果） 本発明によれば、異常検出時に、車両走行情報の画像の
一部に異常点検画像を異常発生項目の度合に応じて割り
込まＵ゛るようにしたしのであるから、走行中に必要な
車両走行情報か見えにくくなる恐れがなくなり、異常点
検画像の確認乙容易に行なえ、視認性か向とするように
なる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。

第９図に示すように、自動車ＩＯのステアリンクハンド
ルｌＩ前方のインス）・ルメントパネル１２には、１仏
艮艮方形状の多重表示画面（マルチディスプレイ）が運
転者に対向するように表示デバイス１３か配置されてい
る。

該表示デバイスＩ３は、第８図に示すように、エレタト
ロルミネセンス（ＥＬ）と称されるしので成り、基本的
には、金属電極１３ａ、けい光体層＋３ｂ、透明導電ガ
ラス１３ｃ、ガラス板＋３ｄか順次に積層されて構成さ
れていて、ひい光体層１３ｂに交流電圧を印加したとき
、けい光体が発光する乙のである。

該表示デバイス１３は、例えば、１１９２　　Ｘ縦９６
　（ｍｍ）の表示画面中に、５１２Ｘ２５６（ｐＩ）の
表示画素を含む高解像度のものが採用される。

上記表示デバイスＩ３の表示画面には、第１図に示した
全項目画面の他、タコ中心画面とセーフティモニタ画面
の括本３画面と、故障診断用の複数の画面を選択表示で
きるように制御装置１・１と表示装置２３とにより制御
される。

該制御装置Ｉ４はトランクルーム内に設置されていて、
第３図に示すように、ＥＬコントローラ１５には、各セ
ンサーにより、イグニッション検出信号ＩＧ、燃料残量
検出信号Ｆ　Ｕ　Ｅ　Ｌ　、冷却水温検出信号７１’　
Ｅ　Ｍ　Ｐ　、オイル圧検出信号０１Ｌ−Ｐ、負圧検出
信号ＢＯＯＳＴ、回転数（タコ）検出信号ＴΔＣＨＯ、
車速検出信号ＳＰがそれぞれ入力される。

また、四輪操舵コントロールボックス１６により操舵情
報、トルクコントロールボックス■７によりトルク情報
がそれぞれ入力される。

さらに、各センサーにより、ブレーキ液レベル検出信号
ＢＲＡＫＥ、充電検出信号ＣＩ−Ｉ　Ａ　Ｉ’Ｚ　Ｇ　
Ｅ。

オイルレベル検出信号０１Ｌ−Ｌ、排気管異常検出信号
１１ＥＡＴ、冷却レベル検出信号Ｃ００ＬＡＮＴ、半ド
ア検出信号Ｄ　ＯＯＩｔ　、テールランプ切れ検出信号
ＴＡ　Ｉ　Ｌ、ストップランプ切れ検出信号Ｓ　Ｔ　Ｏ
Ｐ　、シートベルト着用検出信号ＢＥＬＴ。

つオツシャ液レベル検出信号Ｗ　Ａ　Ｓ　［Ｉ　Ｅ　Ｉ
ｔがそれぞれ人力される。

上記ＥＬコントローラ１５に対しては、四輪操舵コント
ロールボックス１６にリクエスト信号ＲＱを出力し、デ
ータ信号ＤＡＴＡを入力するインクフェイス１８と、表
示装置２３の表示デバイス１３に、上記各センサーで検
出された車両走行情報を出力するインクフェイス１９と
が設けられるとと６に、タコ中心画面用切換スイッチ２
０．全項目画面用切換スイッチ２１．セーフティモニタ
画面用切換スイッチ２２が設けられている。

一方、上記表示装置２３の表示デバイス（ＥＬディスプ
レイ）１３に対しては、上記制御装置【４のインクフェ
イス！９から出力された車両走行情報を人力するインク
フェイス２４と、表示デバイス１３を駆動するＥＬドラ
イバー２５とが設けられろとともに、上記インクフェイ
ス２４に対しては、表示デバイス１３の適所に市ね合わ
されたカラ−１夜品（ＬＣＩ））ンヤッター２６を駆動
する液晶（ＬＣＤ）ドライバー２７が設けられている。

上記表示装置２３の表示デバイス１３の周囲には、液晶
（ＬＣＤ）ディスプレイ３０とインディケータ３１とが
設けられている。

該液晶ディスプレイ３０は、ロークリスイッチ３３の切
替えにより、ＡＴ車におけるＡ′ｒボッジョン、ずなわ
ち、パーキングＰ、リバースＲ，ニュートラルＮ、ドラ
イブＤ、変速１．変速２や才一パトライブ、トリップな
どを表示するように、ＬＣＤドライバー兼コントローラ
３２で駆動される。

なお、３５はトリップリセットスイッチである。

また、インディケータ３１は、走行状態、ずなわら、ス
ポーツｌ　　５ＰＯＲＴＳ−１，スポーツｎ　　５ｐｏ
Ｒ’ｒｓ−ｎ、　ツーリング’ｒ　ＯＵ　ＲＩ　ＮＧ、
シティ　ＣＩ　’ｌ’　Ｙ　　と、ランプ状態、すなわ
らハイビームｔｌ　Ｉ−ＢＥＡＭ、ロービームＬＯ−Ｉ
３　Ｅ　Ａ　Ｍ　、オートＡＵｉ’０．７ｔグＦＯＧを
それぞれランプ表示する。

第１図に示すように、表示デバイス＋３には、上述した
基本３画面の内、全項目画面が選択表示されていて、該
全項目画面には、タコメータ４０゜トルクスプリット表
示部４１．ターボメータ４２゜スピードメータ４７．充
電メータ４３．オイルレベルメータ４４．冷却水温メー
タ４５．燃料メータ４６がそれぞれ表示されている。

上記タコメータ４０．トルクスプリット表示部４＋、タ
ーボメータ４２．充電メータ４３．オイルレベルメータ
４４．冷却水温メータ４゛５．燃料メータ４６は、いず
れも、目盛を有する固定表示部４０ａ〜４６ａと、セン
サーによる検出信号に応じて表示画素の点灯を順次連続
的に変化させることにより移動される可動表示部（バー
、指針）４０ｂ〜４６ｂとで構成されていて、各表示部
４０ａ〜４６ａ、４０ｂ〜４６ｂは、例えば、黒の背景
色に対して黄色の表示色で表示される。

上記表示デバイス１３のトルクスプリット表示部４１に
対応する箇所には、第２図に示すような異常点検画像ａ
　”−ｍが選択表示されるようになっている。

異常点検画像ａ　”−ｍのシンボルマークの意味は下記
の通りである。

ａ・・・ブレーキ液レベル ｂ・・・冷却水レベル Ｃ・・・シートベルト着用 ｄ・・・充電 ｅ・・・エンジン制御 「・・・ストップランプ切れ ｇ・・・エンジンオイルレベル ｈ・・・ミッション制御 ｉ・・・テールランプ切れ ｊ・・・ウオツシャ液 ｋ・・・排気管異常過熱 Ｉ・・・シャーシ制御 ｍ・・・半ドア 」−記表示デバイスＩ３の各異常点検画像ａ−ｍに対応
する上面には、第６図に示すようにカラー液晶シャッタ
ー２６が載置されている。

該カラー液晶シャッター２６は、第７図に示すように、
非通電時（鎖線）は、無色状態で異常点検画像ａ−ｍの
表示色（例えば黄色）をそのまま通過させるが、通電時
（実線）は、異常点検画像ａ〜ｍ　の表示色を光源とし
て、その部分だけ着色（例えば赤色）されるようになる
。

したがって、通常走行時は、液晶シャッター２６はオフ
（非通電）状態であり、制御装置１４のＥＬコントロー
ラ１５と表示装置２３のＥＬドライバー２５で処理され
たセンサーの信号に応じて、各Ｊ　　　　／ｙ　　Ａ　
　ｌ’ｌ　−−Ａ　　Ｑ　　Ｌ）　　　＋−一；Ｆ奪゛
Ｊ”ｌ　　ｌ　　二／Ｉ’ｌ　ｎｔ−’−＃＋　（４ｈ
ｎ＋　）で表示される。

そして、例えばブレーキ液レベルが不足したことをＥＬ
コントローラ！５で検出すると、ＥＬコントローラ１５
とＥＩＪドライバー２５とにより表示デバイス１３のト
ルクスプリット表示部４１が消去されて、その箇所に異
常点検画像ａ−１１が割り込み表示されると同時に異常
点検画像ａに対応する液晶ドライバー２７が駆動されて
オン（通電）状態になる。

そうすると、液晶シャッター２６は、異常点検画像ａの
表示色を光源として、その部分だけ着色されて表示され
るようになるので、異常が発生したことが運転者に明確
に警告されるようになる。

このとき、他のメータ４０．４２〜４６は消去されない
ので、運転者はこれらの車両走行情報を同時に確認しな
がら適切な処置がとれるようになる。

上記異常点検画像ａ−ｍの割込み表示に関して、第２図
に示した全部の異常点検画像ａ−ｍの割込み表示（第５
図ｃｃ）・・・“表示３”）の他、重要度、危険度の高
い（レベル１）異常点検画像（ブレーキ液レベルａ２冷
却水レベルｂ、充７１１ｉｄ、エンジン制御系ｅ、エン
ジンオイルレベルｇ、ミッション制御系り、排気管異常
過熱ｋ）と、重要度、危険度の低い（レベル２）異常点
検画像（ノートベルトＣ，ストップランプ切れｆ、テー
ルランプ切れｉ、ウオッノヤ液しベルｊ、′￥ドアｍ）
とを選択して表示させるようになっている。

即ち、第５図（ａ）に示す“表示ビては“レベルビの異
常点検画像の内、例えば異常画像ａ　＆）みを拡大して
割込み表示さ已゛る。

また、第５図（ｂ）に示す“表示２”では、“レベルビ
の異常点検画像の内、例えば異常画像ａを拡大して割込
みをさせると同時に、“レベル２”の異常点検画像の内
、例えば異常画像ｃ、　ｒ、　ｉ、　ｊ。

ｍを割込み表示させる。

さらに第５図（ｄ）に示す“表示４”では、トルクスプ
リット表示部４１を縮少して残すと同時に、“レベル２
”の異常画像の内、例えば異常画像Ｃ１ｆ’、　ｉ、　
ｊ、　ｍを割込み表示させる。

なお、各表示１〜４は一列であり、この他に種々な表示
を採用することができろ。

第４図は制御装置１４のＥＬコントローラ１５及び表示
装置２３のＥＬドライバー２５．ＬＣＤドライバー２７
における動作フローを示す乙ので、ステップＳ１てスタ
ー！・シ、ステップＳ２でセンザー値（入力信号）を読
み取り、ステップＳ３で異常（ワーニング）が検出され
ないときは、通常の車両走行情報の画像を表示する。

ステップＳ３で異常が検出されると、ステップＳ４で“
レベルビの異常（ワーニング）があるか否かが判定され
、ＹＥＳであればステップＳ５で“レベルビの異常が一
個か否かが判定され、−側であればステップＳ６で“レ
ベル２”の異常があるか否かが判定され、ＮＯであれば
ステップＳ７で表示部位が判定され、ステップＳ８で第
５図（ａ）の“表示ビが表示されろ。

ステップＳ６で“レベル２”の異常があるか否かか判定
され、ＹＥＳであればステップＳ９で異常表示の優先順
位か決定され、ステップＳ１０で表示部位が決定され、
ステップＳｌｌで第５図（ｂ）の“表示２”が表示され
る。

ステップＳ５で“レベルビの異常が一個か否かが判定さ
れ、−個でなければステップＳＩ２で異常表示の優先順
位が決定され、ステップＳ＋３で表示部位が決定され、
ステップＳＩ３で第５図（Ｃ）の“表示３”が表示され
る。

ステップＳ４で“レベルビの異常があるか否かが判定さ
れ、ＮｏであればステップＳ１５で異常表示の優先順位
が決定され、ステップＳＩ６で表示部位が決定され、ス
テップＳ１７で第５図（（１）の“表示４”が表示され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る全項目表示画面を表示した表示デ
バイスの正面図、第２図は異常点検画像の割り込み時の
全項目表示画面を表示した表示デバイスの正面図、第３
図は制御装置と表示装置の回路図、第４図は制御装置と
表示装置のフローチャート、第５図（ａ）〜第５図（ｄ
）は異常点検画像の表病；尚１７！＋壬→−丁石１Ｊ　
　勺ＹＡＦＳＱＩ千ホ１品ギノくノ　フ　シＩυ、αシ
ャッターの断面図、第７図は液晶シャッターの通電、非
通電時の光強度を示すグラフ、第８図は表示デバイスの
断面図、第９図は本発明に係る表示デバイスを装備した
自動車の車室内斜視図である。 １３・・・表示デバイス、　　１４・・・制御装置、１
５・・・Ｅ［、コントローラ、 ２３・・・表示装置、　　　　２６・・・液晶ンヤッタ
ー、４０〜４６・・−車両走行情報画像、 ａ”−ｍ・・・異常点検画像。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両走行情報の画像を表示画面に表示する走行表
   示手段と、車両の異常を検出した時に、上記車両走行情
   報の画像の一部に異常点検画像を割り込ませて異常を表
   示する異常表示手段とを備え、該異常表示手段は、異常
   発生項目の度合に応じて異常点検画像の形状を変化させ
   るように構成されていることを特徴とする車両用多重表
   示装置。