JPS6239691Y2 - - Google Patents

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JPS6239691Y2
JPS6239691Y2 JP7969578U JP7969578U JPS6239691Y2 JP S6239691 Y2 JPS6239691 Y2 JP S6239691Y2 JP 7969578 U JP7969578 U JP 7969578U JP 7969578 U JP7969578 U JP 7969578U JP S6239691 Y2 JPS6239691 Y2 JP S6239691Y2
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JP
Japan
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locking
box
core plate
insert body
insert
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JP7969578U
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JPS55419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヘルメツトの顎紐や自動車、幼児用椅
子などのシートベルト等に取りつけ使用される止
め具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の止め具には、プラスチツクによ
り係止函および挿入体に相互に係合しあう錠止部
およびその錠止部を掛け外す解錠部材をも一体的
に形成したものがある(例えば、実開昭53−
110025号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる従来のものにおいては、その挿
入体の先端形状が分岐した形状となつているの
で、挿入体と係止函との係合操作時にその分岐し
た先端部がすべて係止函内に適正に挿入されるこ
とが必要であり、その点が操作上の注意を要す
る。
本考案は挿入体と係合函との係合操作時に格別
の注意をはらわずとも円滑に係合操作しうるもの
とし、さらにその係合を確実にせんとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案はこの種の止め具におい
て、挿入体は芯板とこの芯板の先端部より側面に
沿つて略八字形に延びる掛止杆とを有し、この掛
止杆を芯板側にそれぞれ弾性的に閉動可能とし、
さらに、この掛止杆には外側に突出する掛止縁を
形成し、この掛止縁を前記係止函の挿入部の両側
内面に形成した係止縁と係合可能とし、前記係止
函の挿入部内面と挿入体の芯板との一方の表面に
は突条を、他方にはこの突条と嵌合する溝を設
け、これら突条および溝の方向を係止函と挿入体
の係脱方向として構成している。
〔作用〕
従つて、挿入体の先端は分岐せず、挿入体を係
止函に挿入する当初に格別の注意を払う必要がな
く、挿入体の先端が係止函の挿入口に至ると前記
の突条および溝によつて適切に挿入方向が規制さ
れ円滑な挿入操作をすることができる。
さらに、挿入体と係止函とが係合した状態にお
いて、両者の連結部に、弾性的に撓みうる掛止杆
の存在する方向へ、屈曲する外力が作用しても、
前記の突条と溝とが係合しているので、これが外
力に対抗して芯板に対する掛止杆の撓み量が影響
されず、係合状態を確実に維持することができ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を自動二輪車乗車用ヘルメツト
の顎紐用止め具の場合について図面により説明す
れば、第1図において、Aはヘルメツト、aは一
方の顎紐、bは他方の顎紐、1は顎紐aに補助紐
a′を介して取りつけられた係止函、2は顎紐bに
取りつけられた挿入体である。
係止函1および挿入体2は合成樹脂で成形さ
れ、その係止函1は略偏平体、すなわち厚さに較
べ幅方向に大きい矩形体である。
そして、その一半部には端面に矩形状の挿入口
3′を開口した挿入部3を形成し、他半部には表
裏に貫通する取付穴15を幅方向に細長い長孔状
に設け、該取付孔15を前記顎紐aの補助紐a′に
止着する。
なお、この明細書においては説明の便宜上、第
4図において示された係止函1および挿入体2の
表面のうち縦方向に幅の広い表面を偏平面とい
い、横方向に幅の狭い表面(第3図で顎紐a′,b
方向に延びる面)を側面ということとする。
挿入部3は、係止函1の形状に沿つた略矩形状
の偏平状空間であつて、この挿入部3内に挿入口
3′より前記挿入体2を差し込むようにする。
挿入部3内の幅狭な側面には係合凹部4が形成
され、その縁部には係止縁5が形成される。
また挿入部3の幅広な内面、すなわち前記の係
合凹部の形成された側面と隣あう内面(偏平面)
の中央部には挿入体2の係脱方向に突条20が設
けられている。
この突条20は挿入体2の溝と嵌合して機能す
るものでその機能については後述する。
挿入口3′は、挿入部3の両側内面を若干拡大
させて挿入体2が入りやすいようにする。
挿入体2は、芯板6、左右両側掛止杆7,7お
よび取付板8を一体成形してなるものである。
芯板6および掛止杆7,7は前記係止函1の挿
入部3に嵌め合う厚さからなり、芯板6の先端の
左右両側面に掛止杆7の各先端が一体に連結さ
れ、両掛止杆7,7が芯板6の側方に略八字形に
延びた形状である。
芯板6の表面(偏平面)の中央部分には前記係
止函1の突条20と係脱方向に嵌合する溝が形成
されており、突条20とともに挿入体2の係脱操
作の初期から係合してその操作方向を適切に案内
する。
掛止杆7,7は、先端部内面に外側面側に膨ら
んだ略半円形の切欠部9′,9′を形成して薄肉部
9,9を設け、この薄肉部9,9を基端にして掛
止杆7,7が芯板6側にそれぞれ弾性的に閉動す
るようにする。
掛止杆7,7の各外側面には、凹欠部10,1
0を形成し該凹欠部10の先端面でもつて、前記
係止函1の係止縁5に係合する掛止縁11が掛止
杆7の外側面方向に突出するように形成される。
また、掛止杆7,7は、凹欠部10,10の後
方に操作部12,12を一体にしてなり、この操
作部12,12前端までが係止函1の挿入部3内
に差し込まれ操作部12,12が挿入部3より突
出すようにする。
上記操作部12,12の外側面は、芯板6の側
面に平行に形成して閉じ操作しやすいようにす
る。
取付板8は、芯板6の後端に一体に連結された
拡大平板形状を有し、この取付板8には幅方向に
細長く延びる2本の取付孔13,13′を設け
て、該孔13,13′に顎紐bを巻装着すること
により挿入体2が顎紐bに取付けられる。
なお、図中14は係合凹部を成形するための中
子孔である。
しかして以上のように構成した止め具は、顎紐
b側の挿入体2を芯板6先端部より係止函1の挿
入口3′から挿入部内に差し込む場合には、差し
込み操作の当初には、まず挿入体2の先端が拡開
形状をした挿入口3′により適正位置に案内さ
れ、この位置に至つた挿入体2は次いで突条20
と溝21が直ちに係合することとなる。
そして、芯板6は突条20と溝21によつて案
内されながら、かつ掛止杆7,7が挿入部3の両
側内面に強制されて閉じられながら挿入部3内に
入り、掛止杆7,7の掛止縁11,11が挿入部
3の係止縁5を乗り越え、係合凹部4,4に面し
たところで掛止杆7,7は自己の弾力によつて自
動的に開動し、掛止縁11,11が前記凹部4,
4内に入りこんで係止縁5,5に係止する。
従つて、上記係止縁5と掛止縁11の係止によ
つて挿入体2の抜け外しが阻止され、錠止状態に
保持される(第3図)。
そして、第3図の錠止状態からは、掛止杆7,
7の操作部12,12を指でつまんで両掛止杆
7,7を芯板6側に閉じれば掛止杆7,7の掛止
縁11,11が挿入部3の係合凹部4,4から脱
出して掛止縁11,11が係止縁5,5から離脱
されるので、そのまま引き抜き方向に引つ張るこ
とによつて挿入体2が挿入部3より抜け出る。
このとき挿入体2は、突条20と溝21とによ
つて案内されるので、両掛止杆7,7を閉じても
挿入体2が一方側に傾斜偏在することがなく、円
滑に離脱操作できる。
すなわち、この案内がない場合、掛止杆7,7
を芯板6側に閉じると、挿入体2は係止函1内の
一方側に傾きやすくなり、掛止縁11の一方がま
すます係合凹部4の係止縁5に食い込み離脱操作
を困難にすることがあるがこの不具合がないもの
である。
この止め具は、このように円滑な係合操作が行
なえるので、この実施例のように操作者が視認し
ながら係脱操作をすることができないヘルメツト
用止め具等としてとくに有益である。
また、この突条20と溝21は、係止函1と挿
入体2の連結状態の場合においても、係合してい
るので、両者の連結部分を側面方向へ屈曲する外
力に対抗することができる。これは、芯板6の側
面の両側に弾性的に掛止杆7を配置した構成の挿
入体2にとつて、掛止縁11と係止縁5との係合
状態を外力の影響から保護することとなり、確実
な係合状態を維持することとなる。
その結果、この方向の外力への対抗上掛止杆7
のバネ力を強くする等の必要がなく、掛止杆7の
操作力を比較的小さいものとすることができて操
作性の優れた止め具とすることができる。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の如く、係止函と挿入体の組から
なり、係止函に形成した挿入部に挿入体を係脱自
在に挿着されるものにおいて、前記挿入体は芯板
とこの芯板の先端部より側面に沿つて略八字形に
延びる掛止杆とを有し、この掛止杆を芯板側にそ
れぞれ弾性的に閉動可能とし、さらに、この掛止
杆には外側に突出する掛止縁を形成し、この掛止
縁を前記係止函の挿入部の両側内面に形成した係
止縁と係合可能とし、前記係止函の挿入部内面と
挿入体の芯板との一方の偏平面には突条を、他方
にはこの突条と嵌合する溝を設け、これら突条お
よび溝の方向を係止函と挿入体の係脱方向とした
紐、ベルト用止め具である。
従つて、挿入体の先端は分岐せず、挿入体を係
止函に挿入する当初に格別の注意を払う必要がな
く、挿入体の先端が係止函の挿入口から入るとこ
の突条および溝によつて適切に挿入方向が規制さ
れ円滑な挿入操作をすることができる。
さらに、挿入体と係止函とが連結した状態にお
いて、両者の連結部に、弾性的に撓みうる掛止杆
の存在する方向へ、屈曲する外力が作用しても、
前記の突条と溝とが係合しているので、これが外
力に対抗して芯板に対する掛止杆の撓み量が影響
されず、係合状態を確実に維持することができ
る。この結果、かかる外力に対抗するために格別
に掛止杆の弾発力を強くする必要もなく、掛止杆
の操作性を低下しない効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案止め具を使用したヘルメツトの
側面図、第2図は止め具の分離した状態を示す一
部切欠平面図、第3図は錠止状態の断面平面図、
第4図はその−線断面図である。 図中、1は係止函、2は挿入体、3は挿入部、
4は係合凹部、5は係止縁、6は芯板、7は掛止
杆、10は凹欠部、11は掛止縁、12は操作
部、20は突条、21は溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 係止函と挿入体の組からなり、係止函に形成し
    た挿入部に挿入体を係脱自在に挿着されるものに
    おいて、 前記挿入体は芯板とこの芯板の先端部より側面
    に沿つて略八字形に延びる掛止杆とを有し、この
    掛止杆を芯板側にそれぞれ弾性的に閉動可能と
    し、さらに、この掛止杆には外側に突出する掛止
    縁を形成し、この掛止縁を前記係止函の挿入部の
    両側内面に形成した係止縁と係合可能とし、前記
    係止函の挿入部内面と挿入体の芯板との一方の偏
    平面には突条を、他方にはこの突条と嵌合する溝
    を設け、これら突条および溝の方向を係止函と挿
    入体の係脱方向としたことを特徴とする紐、ベル
    ト用止め具。
JP7969578U 1978-06-10 1978-06-10 Expired JPS6239691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7969578U JPS6239691Y2 (ja) 1978-06-10 1978-06-10

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JP7969578U JPS6239691Y2 (ja) 1978-06-10 1978-06-10

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JPS55419U JPS55419U (ja) 1980-01-05
JPS6239691Y2 true JPS6239691Y2 (ja) 1987-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188104A (ja) * 1984-03-09 1985-09-25 アイテイダブリユ−アテコ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 分離可能なバツクル
JP5989395B2 (ja) * 2012-05-09 2016-09-07 ドギーマンハヤシ株式会社 バックル

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JPS55419U (ja) 1980-01-05

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