JPS623968Y2 - - Google Patents

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JPS623968Y2
JPS623968Y2 JP1980075734U JP7573480U JPS623968Y2 JP S623968 Y2 JPS623968 Y2 JP S623968Y2 JP 1980075734 U JP1980075734 U JP 1980075734U JP 7573480 U JP7573480 U JP 7573480U JP S623968 Y2 JPS623968 Y2 JP S623968Y2
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JP
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chassis
terminal plate
metal chassis
antenna terminal
television receiver
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JP1980075734U
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JPS572771U (ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機のシヤーシ構造に
関する。
最近のテレビジヨン受像機においては、小型化
の要請とともに音声多重放送の開始等に伴ない多
機能を具備することが強く要求されている。この
ような要請及び要求を同時に満すためには、当該
テレビジヨン受像機を構成する電気部品等の各種
構成部品を効率よく且つコンパクトに収納配置す
る必要がある。さらには、テレビジヨン受像機の
主体部を構成するシヤーシの組立ての容易化及び
機械的強度の十分な保持等も要求される所であ
る。
そこで、本考案は市場において強く要求されて
いる上述したような点を満足することを目的とし
て提案されたものである。すなわち、本考案は上
記目的を達成するため、テレビジヨン受像機の主
要回路部分を金属シヤーシに収納し、音声信号処
理回路ブロツクを合成樹脂等からなるモールドシ
ヤーシに取付け、上記金属シヤーシとは直流的に
絶縁するとともに、上記音声信号処理回路ブロツ
クが取付けられた上記モールドシヤーシは上記金
属シヤーシに一体的に結合されてテレビジヨン受
像機本体の少なくとも一側面を専有し、さらには
上記モールドシヤーシの一端にはアンテナ端子板
が取付けられ、これらアンテナ端子板、モールド
シヤーシ及びテレビジヨン受像機本体のそれぞれ
は一体化されてリヤカバーにビスで固定されるよ
うにしたものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本考案によるテレビジヨン受像機の
シヤーシ構造を示す概略斜視図である。この図に
おいて、1はテレビジヨン受像機を構成する主要
回路部分が収納される金属シヤーシである。この
金属シヤーシ1は所定の大きさのブラウン管2が
嵌合する如く取付けられるに足る枠状に形成され
ている。そして、この枠状に形成される金属シヤ
ーシ1を構成する第1、第2、第3及び第4の側
壁4,5,6,7の後端部側はここに取付けられ
るブラウン管2を十分に電気的にシールドし得る
ように上記ブラウン管2の外周面に添うように互
いに先細り状となる傾斜面部4a,5a,6a,
7aとして形成されている。また、金属シヤーシ
1の各コーナ部附近には、テレビジヨン受像機の
前面枠を構成するベズル8への取付け部となるネ
ジ挿通孔9を穿設した舌状片11がそれぞれ突設
されている。このように形成された金属シヤーシ
1には、ネツク部12の基端側に偏向コーク13
を嵌挿し、ネツク部12の先端側にCRTソケツ
ト14及びCRT基板15等を取付けたブラウン
管2が、ブラウン管本体16の前面側に巻装され
た取付け金具である締付けバンド17を介して取
付けられる。この締付けバンド17には、ブラウ
ン管2に巻装したときに金属シヤーシ1に突設し
た舌状片11と対応するようなネジ挿通孔18を
穿設した取付け舌片19が溶接等の方法によつて
取付けられている。
ところで、上記金属シヤーシ1とブラウン管2
は、ベズル8の内方側に植立したボス部20から
突設されたボルト21に舌状片11及び取付け舌
片19を各ネジ挿通孔9,18を介して挿通する
とともにナツト22によつて共締めされて一体的
に上記ベズル8に組付けられテレビジヨン受像機
本体を構成する。
また、上記金属シヤーシ1の上方側及び下方側
を構成する第1及び第2の側壁4,5には消磁用
コイル23がそれぞれ配設されている。これら消
磁用コイル23は、上記各第1及び第2の側壁
4,5の両側に設けた切欠き凹部25,25に亘
つて巻装するようにして取付けられている。
さらに、上記金属シヤーシ1には、図示しない
がVHFチユーナ、UHFチユーナ、中間周波IF回
路ブロツク等がそれぞれ所定の保持金具等を介し
て取付けられるとともに映像回路ブロツクを構成
するプリント回路基板、高圧整流器や電源回路基
板等からなる電源回路ブロツク、偏向回路ブロツ
ク等が同じく所定の保持金属等の取付け部材を介
して組込み収納され、さらに音声ブロツクの一部
を構成する音声検波ブロツクが組込まれる。
また、上述のようにテレビジヨン受像機の主要
回路部分が収納される金属シヤーシ1の第3の側
壁6には、上記電源回路ブロツクに接続された高
圧出力コネクタ26が取付けられる取付け基台2
7がビス等の固着手段をもつて取付けられてい
る。この取付け基台27は、コネクタ取付け部2
8の両側から垂下した脚片29,29を第3の側
壁6の傾斜面部6aに固定して取付けられ、上記
コネクタ取付け部28が金属シヤーシ1の外方へ
突出しないように構成されている。そして、上記
高圧出力コネクタ26には、ブラウン管2のアノ
ード端子に接続されるアノードキヤツプ30が接
続されている。一方、上記金属シヤーシ11の第
4の側壁7には、増幅器、デコーダ等からなる音
声信号処理回路ブロツクが組付け固定される金成
樹脂等の電気的に絶縁材料のモールド成形品で構
成されるモールドシヤーシ31が取付けられる。
このモールドシヤーシ31は、全体を方形の枠状
に形成されキヤビネツト51の一の側面52を専
有する大きさに形成され、上記音声信号処理回路
ブロツクを構成するプリント回路基板32が組込
まれる基板取付け部33、マルチプレツクス等が
組付けられる収納部35を有している。そして、
上記基板取付け部33を構成する相対向する側壁
にはそれぞれ一対の嵌合突起36,36及び一対
の係止爪37,37が設けられるとともに、内方
側コーナ部にはここに組込まれるプリント回路基
板32の一側面を支持する支持体38が植立され
ている。プリント回路基板32は、その一側に設
けた嵌合凹部39,39を上記嵌合突起36,3
6に嵌合するとともに上記支持体38上に載置さ
れ、さらに上記係止爪37,37によつて他側を
押圧支持されて上記基板取付け部33に組込まれ
る。また、マルチプレツクス等はビス等を介して
上記収納部35に組込み固定される。
上述のように音声信号処理回路ブロツク等が組
付けられるモールドシヤーシ31は、その一側面
を金属シヤーシ1の第4の側壁7に連続する傾斜
面部7aに突当てる如く配設し、上記金属シヤー
シ1に対し直交するように取付け固定されるた
め、上記一側面は第2図及び第3図に示すように
上記傾斜面部7aとともに略90度の角度を構成す
るような傾斜部40とされている。また、この傾
斜部40の一側には、第2図に示すように金属シ
ヤーシ1の第4の側壁7に穿設した係合孔41,
41に係合する一対の係止爪42,42及び第4
の側壁7上に延設するネジ挿通孔43を穿設した
取付け用舌片44が設けられている。上記一対の
係止爪42,42は、モールドシヤーシ31を金
属シヤーシ1に対し直交するように取付けられた
場合であつても上記係合孔41,41に係合し得
るように第2図に示すように傾斜部40側へ屈曲
されている。そして、上記一対の係止爪42,4
2を金属シヤーシ1の係合孔41,41に係合
し、傾斜部40を上記金属シヤーシ1の第4の側
壁7に連続する傾斜面部7aに突当てるととも
に、取付け用舌片44のネジ挿通孔43から固定
用ネジ45を挿通し金属シヤーシ1に穿設したネ
ジ穴46に螺着し、さらに上記傾斜部40に穿設
したネジ挿通孔47aから固定用ネジ49を挿通
し金属シヤーシ1に穿設したネジ穴48に螺着す
ることにより、上記モールドシヤーシ32は金属
シヤーシ1に対し略直交するようにして第1図に
示す如く取付け固定される。このようにして金属
シヤーシ1に取付け固定されたモールドシヤーシ
31は前述した第1図に示すようにテレビジヨン
受像機本体の一の側面であるキヤビネツト51の
一側面52を専有するように配設される。
ところで、モールドシヤーシ31は電気的に絶
縁材料で形成されているため、金属シヤーシ1に
対して機械的に一体結合されるが、電気的に絶縁
されることになりここに組込まれる音声信号処理
回路ブロツクは特別の絶縁手段を設けることなく
金属シヤーシ1に対して直流的に絶縁が得られ
る。
また、上記モールドシヤーシ31の傾斜部40
と対向する一端には第4図に示すようにアンテナ
端子板53が嵌合固定されるアンテナ端子板取付
け部54が設けられている。このアンテナ端子板
取付け部54は、モールドシヤーシ31の側壁5
5から立上り壁56を延設し、この立上り壁56
の両側にアンテナ端子板53の長手方向両側縁5
7,58がそれぞれ嵌合する嵌合溝59,60を
設けた支持片61,62を設けることによつて構
成されている。上記嵌合溝59,60は、先端側
部分の間隔L1がアンテナ端子板53の長手方向
両側縁57,58がそれぞれ嵌合する嵌合溝5
9,60を設けた支持片61,62を設けること
によつて構成されている。上記嵌合溝59,60
は、先端側部分の間隔L1がアンテナ端子板53
の長手方向の長さlよりもやや大きくなるよう
に、また基端側部分の間隔L2が上記アンテナ端
子板53の長手方向の長さlよりやや小さくなる
ように互いに外方へ傾斜して形成されている。嵌
合溝59,60を上述のように形成することによ
り、アンテナ端子板53は上記嵌合溝59,60
に挿入嵌合できるだけで上記取付け部54に固定
することができる。
上述のように構成されるブラウン管及び主要回
路部分を収納する金属シヤーシ1、この金属シヤ
ーシ1が組付けられるベズル8、音声信号処理回
路ブロツクが取付けられるモールドシヤーシ31
及びアンテナ端子板53は一体化されたブロツク
体として組立てられる。そして、上記ベズル8を
キヤビネツト51の前面開口部63に嵌合固定す
ると、モールドシヤーシ31の一端に固定された
アンテナ端子板53が上記キヤビネツト51の後
面に配設固定されるリヤカバー64に穿設した嵌
合穴65に嵌合し、上記端子板53の一側面に設
けた接続端子66がリヤカバー64外方へ臨まさ
れる。このとき、アンテナ端子板53外周囲のネ
ジ穴67を穿設したフランジ部68がリヤカバー
64裏側面69に当接するように構成されてい
る。ここで、リヤカバー64に穿設したネジ挿通
孔70から固定用のビス71を挿通して上記アン
テナ端子板53のネジ穴67に螺合すれば、アン
テナ端子板53、モールドシヤーシ31及びテレ
ビジヨン受像機本体を構成するブラウン管2が組
付けられる金属シヤーシ1は一体化されてキヤビ
ネツト51内へ組込まれテレビジヨン受像機を構
成することができる。
なお、上述の実施例においては、キヤビネツト
51とリヤカバー64は別体に構成されているが
これらは合成樹脂による一体成形によつて形成さ
れたものであれば、組付けがさらに容易となる。
上述したような本考案によれば、テレビジヨン
受像機内に収納されるシヤーシ構造をコンパクト
に集約して構成できるので、小型化の要請を満す
ことができる。
特に、音声信号処理回路ブロツクは電気的に絶
縁材料である合成樹脂等で形成されたモールドシ
ヤーシに集約して取付けられているため、複雑な
絶縁手段を設けることなく金属シヤーシに対し直
流的に絶縁が得られるので、各回路の配線を容易
とすることができる。従つて、音声多重放送の受
信機能等を備えた音声信号処理回路ブロツクであ
つてもコンパクトに且つ容易に組込むことがで
き、小型で多機能を備えたテレビジヨン受像機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
あり、第2図は金属シヤーシとモールドシヤーシ
の取付け固定部分を拡大して示す斜視図であり、
第3図は金属シヤーシとモールドシヤーシを取付
け固定した状態の一部断面図であり、第4図はモ
ールドシヤーシに設けたアンテナ端子板取付け部
とアンテナ端子板を示す平面図であり、第5図は
本考案の一実施例によるシヤーシ機構の組付け状
態を示す概略側断面図である。 1……金属シヤーシ、2……ブラウン管、8…
…ベズル、31……モールドシヤーシ、32……
音声信号処理回路ブロツクを構成するプリント回
路基板、53……アンテナ端子板、54……アン
テナ端子板取付け部、64……リヤカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジヨン受像機の主要回路部分が収納され
    る金属シヤーシと、音声信号処理回路ブロツクが
    上記金属シヤーシとは直流的に絶縁されて取付け
    られるとともに上記金属シヤーシに一体的に結合
    されてテレビジヨン受像機本体の少なくとも一の
    側面を専有する合成樹脂等からなるモールドシヤ
    ーシと、このモールドシヤーシの一端に嵌合固定
    されるアンテナ端子板とを有し、これらアンテナ
    端子板、モールドシヤーシ及びテレビジヨン受像
    機本体のそれぞれがリヤカバーにビスで固定され
    て一体化されてなることを特徴とするテレビジヨ
    ン受像機のシヤーシ構造。
JP1980075734U 1980-05-31 1980-05-31 Expired JPS623968Y2 (ja)

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JP1980075734U JPS623968Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JP1980075734U JPS623968Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31

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JPS572771U JPS572771U (ja) 1982-01-08
JPS623968Y2 true JPS623968Y2 (ja) 1987-01-29

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ID=29438408

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160673U (ja) * 1984-03-30 1985-10-25 ソニー株式会社 テレビジヨン受像機等のシヤ−シ取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311409U (ja) * 1976-07-13 1978-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5311409U (ja) * 1976-07-13 1978-01-31

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