JPH057822Y2 - - Google Patents

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JPH057822Y2
JPH057822Y2 JP2541587U JP2541587U JPH057822Y2 JP H057822 Y2 JPH057822 Y2 JP H057822Y2 JP 2541587 U JP2541587 U JP 2541587U JP 2541587 U JP2541587 U JP 2541587U JP H057822 Y2 JPH057822 Y2 JP H057822Y2
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cathode ray
shield case
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は陰極線管装置に係り、特に陰極線管の
基部(ネツク部)に取付けた回路基板からの不要
輻射を遮蔽するシールド手段を備えるものに用い
て好適なものである。
〔考案の概要〕
枠形に形成したシールド手段を回路基板に装着
してこれを覆い、一体化した回路基板とシールド
手段とを陰極線管のネツク基部に取付けることに
より、構造を簡素化し、かつ取付及び取外しを容
易にし、またシールド機能を高めた陰極線管装置
である。
〔従来の技術〕
ワードプロセツサーやキヤラクターデイスプレ
イなどのように高輝度、高解像度を得る陰極線管
表示装置では、ビデオ回路の終段(ビデオ出力回
路)で扱われる信号が例えば100MHzと非常に高
く、このためここから高周波信号が不要輻射され
る。この不要輻射によつてラジオ受信機やテレビ
ジヨン受像機にノイズが発生し、また通信機器が
近くに置かれていると通信障害が発生する。
このような障害を無くすために高輝度、高解像
度を得る陰極線管表示装置では、ビデオ出力回路
が設けられている回路基板をシールドケースで被
覆している。本出願人による実願昭61−28135号
には、このようなシールドケースを備えた陰極線
管表示装置が開示されている。
従来の陰極線管用回路基板のシールドケース
は、第5図及び第6図に示すようにケシング本体
1と裏蓋2とが別体に形成され、裏蓋2をケーシ
ング本体1にねじ止めしている。また陰極線管の
基部への取付けは、第5図に示すようにケーシン
グ本体1の側部下端に取付片6を設けてシヤーシ
5上に直接ねじ止めしたり、或いは第6図のよう
にシヤーシ5上に支持板8を立設してこれにねじ
止めして取付けている。
またシールドケースには陰極線管のネツク部3
を挿通させるための開口部4が設けられている
が、この開口部4はネツク部3を余裕をもつて貫
通できるように比較的大きく形成されている。こ
れはシールドケースをシヤーシ等に取り付ける時
や、陰極線管をキヤビネツトに取り付ける時に、
取り付け誤差が発生してもネツク部を不都合無く
挿通できるようにするためである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の陰極線管表示装置に用いられているシー
ルドケースは、上述のようにネツク挿通開口が大
きいので電磁波に対する密閉度が低く、また部品
点数が多く、組立てに手間がかかり製造時や保守
点検時の作業性が悪い。またシールドケースをシ
ヤーシ等にねじ止めして取り付けなければならな
いので取り付けや保修時の取り外しに手間がかか
る。
本考案は上述のような問題点を無くすことを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の陰極線管装置は、陰極線管21のネツ
ク基部に取付ける回路基板7と、枠状に構成され
た基板シールド手段(シールドケース10)と、
この基板シールド手段の相対面する両側面部内側
に設けた係合部(例えば係合溝17,18)とを
有している。
上記係合部に上記回路基板7の両側片7a,7
bを係合させることにより、上記基板シールド手
段で上記回路基板を覆うと共に、上記基板シール
ド手段と上記回路基板とを上記陰極線管によつて
支える。
〔作用〕
左右側面13,14の内側に設けた係合部1
7,18と回路基板の両側片7a,7bとを係合
させることにより、回路基板7とシールド手段
(シールドケース10)とを一体化してから回路
基板7を陰極線管のネツク基部に取付ける。シー
ルド手段は回路基板7を介して陰極線管に保持さ
れる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示し、シールドケ
ースに回路基板を装着する様子を示す斜視図であ
る。シールドケース10はアルミ板等の導電板に
て形成され、表面11、裏面12、左右側面1
3,14より成る枠体に後面15が設けられた箱
形に形成されていて、各面上には放熱用の透孔9
が多数形成されている。
左右側面13,14の内側には係合部が形成さ
れていて、この係合部を回路基板7の左右側辺7
a,7bに係合させてシールドケース10を回路
基板7に取り付けるようにしてある。第1図に示
した例は折り曲げ加工によつて左右側面13,1
4上に係合溝17,18を夫々形成し、これらの
係合溝17,18と回路基板7の左右側辺7a,
7bとをスライド嵌合させて、シールドケース1
0を回路基板7に装着させるようにしている。ま
た左右側面13,14の手前側には後述する係合
片と係合して、シールドケース10と回路基板7
との係合状態を固定する係合孔23,24が形成
されている。
回路基板7の表面上にはビデオ回路などの電子
回路と共に、陰極線管21の基端に設けられてい
る端子ピン(図示せず)を差し込むためのソケツ
ト20が取り付けられている。
また差し込み方向から見て手前の回路基板7上
には、回路基板7をシールドケース10内に差し
込んだ時に、シールドケース10の前面開口部を
塞ぐ前面板16が立設されている。この前面板1
6の左右両端部には係合片25,26が設けられ
ていて、回路基板7をシールドケースの奥端部迄
差し込んだ時に、これらの係合片25,26が左
右側面に形成されている係合孔23,24と係合
してシールドケース10と回路基板7とを係止す
る。係合片25,26は弾発力を有しており、か
つ夫々の先端部には左右側面13,14の内側と
当接した時に係合片25,26を夫々内方に湾曲
させる傾斜面が形成されている。これにより回路
基板7を係合溝17,18に入れて差し込むだけ
で、係合片25,26と係合孔23,24とを簡
単に係合させることができ、かつ係合した後は、
その係合が不測に外れないように確実に保持され
る。
なおシールドケース10を回路基板7から取り
外す時には、係合片25,26を内側に湾曲させ
ながら回路基板7を引き抜けばよい。
シールドケース10の表面11にはネツク部3
を挿通するための開口部22が形成されている。
この開口部22は、回路基板7をシールドケース
10の奥端部迄差し込んだ時に、回路基板7上に
設けられているソケツト20と対向する位置に形
成されていると共に、ネツク部3が辛うじて貫通
し得る程度の内径を有している。
上記開口部22にネツク部3を通して、ネツク
部3の基端に設けられている端子ピンをソケツト
20に差し込んで結合させることによつて、回路
基板7と陰極線管21とを電気的に接続できると
共に、回路基板7を陰極線管21に取り付けるこ
とができる。シールドケース10は回路基板7に
取付けてあるので、回路基板7を取付けることに
より陰極線管21に保持される。従つてシールド
ケース10をキヤビネツト27などにねじ止めす
る作業を省略できて組立てが容易となる。
また陰極線管21に取り付けられている偏向コ
イルやネツクアツセンブリ等を交換する時には、
回路基板7及びシールドケース10を取り外す必
要がある。この取り外しは、端子ピンとソケツト
20との結合を外すだけで簡単に行うことができ
るので、メンテナンス時の作業効率を大幅に向上
できる。
またシールドケース10をキヤビネツト27な
どに支持させなくともよいので、シールドケース
10の取付位置誤差や陰極線管21の取付位置誤
差を考慮しなくともよい。従つて前記したように
開口部22を小さく形成できるので、この部分か
らの不要輻射を大幅に軽減できる。
振動などによつて回路基板7が陰極線管21か
ら外れてしまうのを防止するための抜け止め手段
が設けれている。第3図はキヤビネツト27の上
蓋27aに接地導体兼用の押圧片28を取付けて
抜け止め手段を構成した例を示している。上蓋2
7aはその前端部に取付けられている蝶番30に
よつて第3図中矢印で示したように開閉できるよ
うになつており、閉じられている時は押圧片28
がシールドケース10の裏面12を押圧する。従
つてシールドケース10は上蓋27上が閉じられ
ている時には常に第3図中左側、即ち陰極線管2
1側方向に押圧されている。シールドケース10
がこのように陰極線管21側に押圧されることに
よつて回路基板7も陰極線管21側の押圧される
ので、回路基板7が陰極線管21から抜け落ちる
のが防止される。
抜け止め手段は、ソケツト20の周面に締付け
バンドを立てておいて取付け後にネツク部3の周
面に締付けるようにしたものでもよい。
陰極線管21の基部に取り付けられた回路基板
7と、キヤビネツト27内に設けられている主回
路基板31とはリード線32を介して接続され
る。本実施例ではシールドケース10を回路基板
7に装着した状態で、回路基板7の一部がシール
ドケース10外に突出するように前面板16の位
置を設定してある。突出部分にはコネクタ33が
設けられていて、コネクタ33を介して基板7と
主回路基板31とを接続する。従つて、シールド
ケース10にコード穴を設けなくともよいので、
シールドをより完全に行うことができると共に、
回路基板7とを主回路基板31との接続を簡単に
行うことができる。
なお必要があれば、第2図に示すようにシール
ドケース10にコード穴37を設けて、フオーカ
スリード線38等をシールドケース外に導出させ
てもよい。
また回路基板7の側辺7a,7bと係合する係
合部は、第4図のように左右両側面13,14の
内側に設けた突片36で構成してもよい。この場
合、側辺7a,7bの裏面を支持する突片36
と、裏面を支持する突片36とを回路基板7の差
し込み方向に沿つて夫々交互に設けるようにして
もよい。
なおシールドケース10を、表面11、裏面1
2、左右側面13,14より成る枠状に形成し
て、後面15を回路基板7上に設けるようにして
もよい。
また回路基板7とシールドケース10との係止
手段としては、ねじ止め等の手段を用いてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、陰極線管のネツク基部
に取り付けが回路基板からの不要輻射を遮断する
ためのシールド手段を枠形に形成すると共に、そ
の対向する両側面の内側に上記回路基板の両縁部
と係合する係合部を設けて、回路基板でシールド
手段を支えるようにしたので、シールド手段を筐
体やシヤーシにねじ固定する必要がなく、従つて
組立てが容易であり、シールド手段を回路基板と
共に陰極線管から外すことにより、回路部分や陰
極線管のネツクアセンブリ等の保修を簡単に行う
ことができる。またシールド手段で覆われた回路
基板を陰極線管のネツク基部に取り付ける際にネ
ツク部が貫通するシールド手段の開口は、回路基
板とシールド手段とが一体化されている故、ネツ
ク最大径に対応した必要最小限の大きさがあれば
良く、従つて不要輻射に対する密閉度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、シールドケ
ースを回路基板に装着する様子を示す斜視図、第
2図はシールドケースを回路基板に取り付けた状
態を示す斜視図、第3図は陰極線管装置の断面
図、第4図はシールドケースの左右側面の内側に
設ける係合部の変形例を示す断面図、第5図及び
第6図は夫々従来例を示す斜視図である。 なお図面に用いた符号において、3……ネツク
部、7……回路基板、7a,7b……側辺、10
……シールドケース、13,14……側面、1
7,18……係合溝、20……ソケツト、21…
…陰極線管、22……開口部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 陰極線管のネツク基部に取付ける回路基板と、
    枠状に構成された基板シールド手段と、この基板
    シールド手段の相対面する両側面部内側に設けた
    係合部とを有し、 上記係合部に上記回路基板の両側辺を係合させ
    ることにより、上記基板シールド手段で上記回路
    基板を覆うと共に、上記基板シールド手段と上記
    回路基板とを上記陰極線管によつて支えるように
    構成した陰極線管装置。
JP2541587U 1987-02-23 1987-02-23 Expired - Lifetime JPH057822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2541587U JPH057822Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JP2541587U JPH057822Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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Publication Number Publication Date
JPS63133772U JPS63133772U (ja) 1988-09-01
JPH057822Y2 true JPH057822Y2 (ja) 1993-02-26

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