JPS5940746Y2 - 高電圧発生装置 - Google Patents

高電圧発生装置

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JPS5940746Y2
JPS5940746Y2 JP15224579U JP15224579U JPS5940746Y2 JP S5940746 Y2 JPS5940746 Y2 JP S5940746Y2 JP 15224579 U JP15224579 U JP 15224579U JP 15224579 U JP15224579 U JP 15224579U JP S5940746 Y2 JPS5940746 Y2 JP S5940746Y2
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JP
Japan
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core
main body
high voltage
voltage generator
flyback transformer
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Expired
Application number
JP15224579U
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English (en)
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JPS5670622U (ja
Inventor
武重 三宮
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばテレビジョン受像機のフライバックト
ランスとして用いられる高電圧発生装置に関する。
従来、例えばテレビジョン受像機等において(東取付金
具を別途用意してフライバックトランスを固定していた
そして前記取付金具はフェライトコアやこのフェライト
コアとフライバックトランス本体の締付固定及び前記フ
ェライトコアの接地手段としても利用されていた。
フェライトコアの接地の必要性は、周知の如くフライバ
ックトランスにより誘起された電流がフェライトコアに
貯えられることによりパス回路が形成され、これがフラ
イバックトランスの性能面に悪影響を与えたりあるいは
短絡状態にすることを防止するところにある。
第1図は従来のフライバックトランスを示すもので、同
図aはフライバックトランスの側面図であり、同図すは
同図aのフライバックトランスを端子21の引き出し部
側からみた図である。
すなわち、同図aにおいて11はフライバックトランス
の本体で、この本体1」、の一部には直流高電圧の導出
部12が一体的に形成されている。
13は前記直流高電圧を前記受像管のアノード電極に供
給する為の電線で、14はここの電線13のアノード電
極側端部に取り付けられるアノードキャップである。
↑5,16はフェライトコアでそれぞれ略コ字状に形成
されている。
このフェライトコア15゜16は本体11の中空を通る
ように配設され、その外周面に取付金具17を介在して
略コ字状の締付ねじ18が装着され、リング状に設定さ
れている。
この場合、フェライトコア15,16の磁歪振動が他へ
伝導されないようにフェライトコア15と取付金具17
との間にはゴムパツキン等のクッション部材が介在され
ている。
このクッション部材を絶縁物にした場合、本体11によ
り誘起される電流がフェライトコア15,16に貯えら
れてしまう不具合が生じるため、クッション部材には導
電性ゴム等が使用される。
こうして組み合せた本体11.フェライトコア15.1
6、導電ゴムパツキン、載体金具17等は前記締付ねじ
18の両端部に形成したねじ山にもう1つの取付金具1
9を介在させて締付ナツト20.20を螺合させること
により固定される。
こうして組立の完了したフライバックトランスは前記取
付金具17,19をテレビジョン受像機内部の所定部位
に例えばねじ止めすることにより固定される。
この場合、前記取付金具19はシャーシや放熱板にねじ
止めされるもので、これによりフェライトコアの接地が
図られる。
しかしながら、−上記構成においては、取付金具17,
19.導電ゴムパツキン、締付ねじ18等が必要で部品
点数が多くフライバックトランスの製造経費が上昇する
とともに組立作業が繁雑となる問題があった。
近年、上記欠点を解決する為に様々な技術開発がなされ
、これによりフライバックトランスは小型、軽量化が促
進され直接印刷基板に据え付は固定することができるよ
うになった。
これに加えてフェライトコアを締付固定する手段も改良
され、取付金具17,19、締付ねじ18、導電ゴムパ
ツキン等といったものが不要となってきた。
ところが、上記の如く部品点数の削減が図られた反面、
フェライトコアのアース対策としては新たに沖碑アース
手段を設ける必要があり、現在のところこのアース手段
としてフライバックトランスの製造経費の低減、製造組
立作業の容易化に積極的に寄与し得るようなものが提案
されていない。
また、フライバックトランスを印刷基板に固定できるよ
うになったと1っても、テレビジョン受像機の運搬や据
付作業のことを考えると落下に対する配慮が必要であり
、この方面でも簡単でかつ確実にフライバックトランス
を固定できる手段の提供が強く要望されている。
この考案は上記の事情に対処すべくなされたもので、構
成簡易で製造、組立作業の容易([Z、製造経費の低減
に積極的に寄与することができるとともに、固定及びコ
アの接地が確実になされる高電圧発生装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳細に説明
する。
第2図はフライバックトランスの側面図で、先の第1図
で説明したフライバックトランスと略同様に本体25、
直流高電圧の導出部26、電線27゜アノードキャップ
28、フェライトコア29,30等を有する。
前記本体25は例えば外観略円柱状の外囲容器251の
内部に円筒状のボビンに巻装された1次巻線や2次巻線
等を収容して成るものである。
この本体25はその略中央部に軸方向に設定された中空
を介してリング状に組み合わされたフェライトコア29
,30に装着されている。
フェライトコア29,30をリング状に組み合わせるこ
とはその外周面に沿って装着されるコアバンド31によ
ってなされる。
このコアバンド31は略コ字状に形成され、その両端部
が互いに近づく方向に偏移しようとするような弾性力を
有する。
したがってこのフェライトコア29,30をリング状に
組み合わせて、コアバンド31をこの組み合わせたフェ
ライトコア29,30の互いに平行となる辺間に架は渡
すように装着すれば、その弾性力によりフェライトコア
29,30は一体となるように締め付は固定されるとと
もに、本体25の装着がなされる。
なお、信頼性を高めるためにフェライトコア29,30
は接着剤によっても固定が図られている。
ところで、外囲容器25において例えば端子32.32
・・・の引き出し部が設定されている端部とは反対側の
端部の外面には支持部252が例えばモールド成型によ
り一体的に形成されている。
この支持部252には接地用端子33が取り付けられて
いる。
第3図aは前記支持部252の一部を拡大して示すもの
で、この支持部252は基壁1AとL字壁2A、3Aか
ら成りその高さ方向、つまり図示矢印(04−+P)方
向(第2図参照)に略T字状の溝4Aを有する如く形成
されている。
基壁1Aの−L端部(図示矢印O側端部)には透孔5A
が設けられている。
同図すは前記接地用端子33を示すもので、略四角形の
平板状に形成される挿入部1Bと、この挿入部1Bの一
側端にこの挿入部1Bよりは幅が狭い圧接部2Bを一体
に設けてなるものである。
そして圧接部2Bは湾曲形成されることにより図示矢印
(Q4−R)方向に弾性変形可能とされている。
また、前記挿入部1Bの略中央には透孔3Bが設けられ
ている。
この透孔3Bは同図Cに示す如く挿入部1Bの一部を切
り開いて前記圧接部Bの突出方向とは反対方向に突出す
る爪4Bを形成することにより設けられるものである。
このように形成された接地端子33、支持部252に取
り付けられる場合はまず挿入部1Bを溝4Aに図示矢印
O方向から挿入する。
この場合、圧接部2Bはコア29(第2図参照)に接し
ながら挿入される。
そして挿入が所定位置に達する爪4Bが透孔5Aに嵌合
し、接地端子33の抜けが防止される。
このように爪4Bが透孔5Aに嵌合されると、透孔5A
、3Bに例えば金属ねじが挿入される。
第4図aはこの状態を示すもので透孔5A、3Bに挿入
されたねじ34はシャーシ35に設けられたねじ止め部
351のねじ穴に螺合される。
これにより接地端子33は支持部252に取り付けられ
る。
この状態で圧接部2Bはその弾性力によりフェライトコ
ア29に圧接するとともに、フェライトコア29,30
は接地端子33とねじ34を介して接地される。
同図すは接地端子33が取り付けられた状態をフライバ
ックトランスの本田1の端子引き出し部が設けられた側
とは反対側よりみた図である。
一上記構成においては、接地端子33とねじ34とでコ
ア接地手段が構成される。
また、ねじ34のねじ止め部351のねじ穴に螺合され
る部分が固定部である。
またシャーシ35が基準電位固定体である。
なおこの基準電位固定体としてはテレビジョン受像機内
部に設けられた例えば放熱板でも良い。
また、本体を構成し支持部が設けられる絶縁体とはこの
実施例では外囲容器251のことである。
以上詳述したこの実施例によれば、支持部252は簡単
な構造でしかも外囲容器251に一体成形されるので容
易に製作され、接地端子33も簡単な構造なので容易に
製作される。
また接地端子33の挿入部1Bを支持部252の溝4A
に挿入し、ねじ34をねじ止め部に螺合するだけの簡単
な作業でコアの接地及びフライバックトランスの固定の
両者を同時に行なうことができる。
また部品点数が少ないという利点も有する。
以上の点からこの実施例のフライバックトランスは製造
経費の低減及び製造作業の容易化、製造作業の時間短縮
に積極的に寄与し得るとともに、組立作業が容易で作業
工数も少ないので該作業の作業時間の短縮にも積極的寄
与し得るものである。
また、接地端子33は弾性力を有しフェライトコア29
に圧接されるような構成なので、部品の製造精度上フェ
ライトコア29と支持部252の離間距離や接地端子3
3の寸法がばらついても、接地端子33とフェライトコ
ア29とが接触しなかったり接地端子33よりフェライ
トコア29に大きな力が加わわってしまうといった不具
合は生じなし・。
また、フライバックトランスに振動や衝撃等が加わって
接地端子33がフェライトコア29より離れるというこ
とはない。
これは接地端子おがフェライトコア29に圧接している
点と、接地端子33を支持する支持部252が外囲容器
251に一体成型されている為、振動や衝撃等に対して
接地端子33がコア29と一体となって動く点等に起因
する。
また、支持部252がねじ34によりシャーシ35に固
定されているので、フライバックトランスの固定能力が
強く、テレビジョン受像機の運搬や据え付は時等にフラ
イバックトランスが印刷基板から落下するといった不具
合は生じない。
なお、この考案は先の実施例に限定されるものではない
例えば第5図あるいは第6図に示すように実施しても良
い。
第5図に示すものはコア接地手段41を例えば導電性を
有する板バネを折曲して形成したものである。
すなわち、支持部42に対してはこれを弾性力で挾持す
るように、コア29に対しては単に圧接するように、基
準電位固定体43(シャーシ、放熱板等)に対してはそ
の取付部431に引き掛は圧接するように折曲形成した
ものである。
第6図に示すものは板バネ45とねじ46でコア接地手
段が形成され、板バネ45をねじ46で支持部47に固
定するようにしたものである。
なお、以上説明した第5図あるいは第6図に示すような
ものにおいて、コア接地手段41と支持部42及び取付
部431間、あるいは板バネ45と取付部431間に例
えば突起と孔からなる保合手段を設けても良い。
また、支持部が設けられる絶縁体としては外囲容器に限
らず例えば1次巻線あるいは2次巻線が巻回されるボビ
ンでも良い。
また、印刷基板に直接配設されるような構成以外のフラ
イバックトランスに適用しても構わないことは勿論であ
る。
このようにこの考案によれば、構成簡易で製造、組立作
業の容易化、製造経費の低減に積極的に寄与することが
できるとともに、コアの接地が確実になされかつ固定強
度が強く安全性にも優れた高電圧発生装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来のフライバックトランスを説明する
為の図、第2図はこの考案に係る高電圧発生装置の一実
施例を示す正面図、第3図a、b。 Cは第2図に示す高電圧発生装置の特徴とする部分を拡
大して示す要部拡大斜視図、第4図a、bは第3図a、
b、cに示す部分が組み立てられた状態を示す図、第5
図はこの考案に係る高電圧発生装置の他の実施例を示す
図、第6図はさらに他の実施例を示す図である。 25・・・・・・本体、251・・・・・・外囲容器、
252゜42.47・・・・・・支持部、29,30・
・・・・・コテ33・・・・・・接地端子、34 、4
6・・・・・・ねじ、35・・・・・・シャーシ、41
・・・・・・コア接地手段、43・・・・・・基準電位
固定体、45・・・・・・板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1次巻線及び2次巻線がそれぞれ巻回されたボビンを有
    する本体と、この本体が装着されるコアとを具備した高
    電圧発生装置において、前記本体を構成する絶縁体の一
    部に該本体の外部に突出する如く設けられる支持部と、
    この支持部に支持され前記コアに圧接する圧接部及び電
    気的に基準電位に設定された基準電位固定体に固定され
    る固定部を有し導電部材から成るコア接地手段とを具備
    することを特徴とする高電圧発生装置。
JP15224579U 1979-11-01 1979-11-01 高電圧発生装置 Expired JPS5940746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15224579U JPS5940746Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01 高電圧発生装置

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JP15224579U JPS5940746Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01 高電圧発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5670622U JPS5670622U (ja) 1981-06-11
JPS5940746Y2 true JPS5940746Y2 (ja) 1984-11-20

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ID=29383147

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15224579U Expired JPS5940746Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01 高電圧発生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223067Y2 (ja) * 1981-05-11 1987-06-12

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JPS5670622U (ja) 1981-06-11

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