JPS623957Y2 - - Google Patents

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JPS623957Y2
JPS623957Y2 JP17002580U JP17002580U JPS623957Y2 JP S623957 Y2 JPS623957 Y2 JP S623957Y2 JP 17002580 U JP17002580 U JP 17002580U JP 17002580 U JP17002580 U JP 17002580U JP S623957 Y2 JPS623957 Y2 JP S623957Y2
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aperture
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JP17002580U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビデオカメラのAGC回路に係る。
第1図はこの種ビデオカメラの一例であつて、
1は撮像管、2は光学系を構成するレンズ、3は
絞り装置で、アリスモータ4による自動調整と、
外部スイツチSW1をオフにして手動による絞り調
整のいずれでも行なえるようになされている。
また、5はプリアンプ、6はエンコーダで、プ
リアンプ5より出力された撮像出力(輝度信号)
の一部はレベル検出回路例えば平均値レベル検出
回路7に供給されて輝度信号のレベルが検出さ
れ、この検出出力はドライブ回路8に供給され
る。従つて、スイツチSW1がオン状態ではそのド
ライブ出力でアイリスモータ4が駆動されて輝度
信号レベルが常に一定となるように絞り量(F
値)が自動調整される。
そして、このビデオカメラではプリアンプ5の
後段に利得制御回路10が設けられ、外部の切換
スイツチSW2を切換えることでその利得が調整で
きるようになされる。図ではアース側端子に切換
えると6dBアツプするように構成される。
さて、この利得の切換えは、通常手動で行なわ
れるから、その切換えを忘れがちで、悪条件のま
までカメラを動作させることがしばしばある。ま
た、この構成によれば、絞りを手動側に切換えた
場合、そのF値を確認しながらスイツチの切換え
を行なわないと、絞つた状態で、すなわちF値が
大きいままで利得をアツプするようなことが起
る。従つて、撮像条件にマツチしたスイツチ切換
えが難しい。
そこで、この考案では絞り量に関連した出力で
自動的に利得を制御することにより、撮像条件が
変つても、常に良質の撮像出力を簡単に得ること
ができるようにしたものである。以下、この考案
の一例を自動絞り装置の付いたビデオカメラに適
用した場合につき第2図以下を参照して説明す
る。
第2図はこの考案の説明に供するビデオカメラ
であつて、絞り装置3に連動して絞り量(F値)
の検出手段15が設けられる。
図ではアイリスモータ4に関連して回転角検出
手段15が設けられ、これよりアイリスモータ4
の回転角に対応した出力(電圧)VIが取出され
る。この例では、F値が小さくなるにしたがつて
検出出力VIが大きくなるように設定されてい
る。
なお、検出電圧VIはアイリスモータ4の回転
に即座に対応して出力されることから、絞りに対
する検出電圧VIの遅れは殆どない。回転角検出
手段15としては周知のポテンシヨメータや、ア
イリスモータ4の回転子用磁石の磁束に感応して
出力電圧が得られる感磁性素子を利用できる。図
はポテンシヨメータの場合である。
なお、アイリスモータ4は一般にその回転軸が
連結子を介して絞り羽根に連結されているので、
手動でF値を調節してもその絞り羽根の動作に関
連してモータ回転軸が回転する。従つて、モータ
駆動中でなくてもその回転角を検出すれば絞り羽
根の絞り量、すなわちF値を検出できる。
検出出力VIは利得制御回路10に対する利得
制御信号の形成回路20に供給される。この例で
は、第1図の場合と同じく利得を2段階に亘つて
調整できるようにしたもので、従つて第3図のよ
うにこの形成回路20には2個の電圧比較器2
1,22が設けられる。第1の電圧比較器21に
は第1の基準電圧VHと検出電圧VIが対応する端
子に夫々供給され、第2の電圧比較器22には第
2の基準電圧VLと検出電圧VIが上述とは異る端
子に夫々供給される。第2の基準電圧VLは第1
の基準電圧VHよりも低い値に選定される。
そして、第1の比較出力SHはJKフリツプフロ
ツプ23のJ端子に、第2の比較出力SLはK端
子に供給されて、Q端子より第4図で示すような
利得制御信号SQが出力される。すなわち、VI
HのときにはSHがハイレベルで、SLがローレ
ベルであるから、SQはハイレベルで出力され、
IがVHより低下し、VL<VI<VHのときは、
H,SLともにローレベルとなるから、SQは前
の状態を保持し、VI<VLとなると、SLのみハ
イレベルに反転するから、SQはローレベルに反
転する。従つて、検出電圧VIが徐々に減少する
ときには、制御信号SQのレベルは第4図の左向
きの矢印のように変化する。これに対し、検出電
圧VIが最小の値より増加するときには、制御信
号SQのレベルは第4図の右向きの矢印のように
変化するから、制御信号SQはヒステリシス特性
となる。
さて、上述の利得制御回路10は第3図のよう
に、一対のトランジスタ11,12で構成された
差動アンプが利用され、端子10aにプリアンプ
5より出力された輝度信号が供給され、端子10
bより利得制御された輝度信号が出力される。各
トランジスタ11,12のエミツタ間には、抵抗
器R1とR2が並列接続され、一方の抵抗器R2側に
は、これと直列にスイツチング用のトランジスタ
13が接続される。このトランジスタ13に所定
のバイアスと共に、上述した利得制御信号SQ
ベース接地のスイツチング用トランジスタ14を
介して供給される。
ところで、この例ではF値が小さくなるように
絞り装置3を手動操作すると、ポテンシヨメータ
15から得られる検出電圧VIが大きくなるよう
にしてあるので、F値がある所定の値より小さく
なつたときの検出電圧VIを第1の基準電圧VH
選んでおけば、そのようなF値であるときには第
4図よりも明らかなように、利得制御信号SQ
ハイレベルになるから、トランジスタ14のオン
にともなつてトランジスタ13がオンする。
従つて、トランジスタ12のコレクタ抵抗器を
R3とすれば、トランジスタ13がオンのときの
利得G2は G2=R/R ……(1) で与えられる。
F値が大きくなるように絞り装置3を操作する
と、検出電圧VIは小さくなるから、F値がある
所定の値より大きくなつたときの検出電圧VI
第2の基準電圧VLとすれば、そのようなF値で
あるときには、利得制御信号SQがローレベルに
なつて、トランジスタ13はオフする。このとき
の利得G1は、 G1=R/R ……(2) で与えられる。
このように、入射光量が低下したために絞り装
置3を操作してF値を小さくすると、利得制御回
路10の利得はG1からG2へと自動的に調整され
る。この例では、利得G2は利得G1よりも6dBアツ
プするように各抵抗値が選ばれているので、この
切換操作により入射光量が低下しても十分なレベ
ルをもつた輝度信号を得ることができる。
スイツチSW1をオンにして自動絞り状態にする
と、利得制御回路10の出力が一定となるように
F値が制御される。この場合、F値を制御するた
めにアイリスモータ4が駆動されると、それに伴
つて検出電圧VIも変化するが、平均的入射光量
での検出電圧VIが、丁度第4図に示すヒステリ
シスループ内にあるように第1及び第2の基準電
圧VL,VHを選定しておけば、その光量付近では
利得制御回路10の利得はG1あるいはG2のいず
れかに固定されるため、利得切換動作が安定す
る。
また例えば検出電圧VIが第1の基準電圧VH
上になつて利得がG1からG2に切換えられると、
これによつてアイリスモータ4が絞りを閉じる方
向に制御されるので、そのとき得られる検出電圧
Iが第2の基準電圧VL以下であると、利得を再
びG1に切換え、絞りを開ける方向にアイリスモ
ータ4が制御されるようになつて、制御動作が安
定しなくなるから、このようなことのないように
第1及び第2の基準電圧VH,VLの値が選定され
るものである。
このように、検出電圧VIを絞り装置3に関連
させれば、絞り状態に応じて利得を自動的に調整
できる。この場合、アイリスモータ4の回転角に
対応した検出電圧を得るようにしたので、回転角
の変化、従つて、絞り装置3の絞り具合に直ちに
追従した検出電圧が得られる。そのため、検出電
圧の絞りに対する応答性がよく、光量が急激に変
化した場合でも、これに正しく追従してゲインを
コントロールでき、従つて、撮像条件が変つても
常に良質の撮像出力を簡単に得ることができると
共に、撮像部の焼損などを確実に防止できる。
すなわち、一般にビデオカメラ装置には、絞り
手段だけでは補正しきれない光量の変化に対応す
るため例えば0dBと6dBの2段階に利得を切り換
え可能な利得制御装置が設けられている。これは
通常、マニユアル動作で行なわれるが、上述した
ように、この切り換えは忘れがちで、例えば入射
光量が少なく、従つて絞りを開放に近い状態(ま
たは開放でも光量が足らない状態)であるにもか
かわらず、利得が小さい方になつている場合があ
る。ここで利得を大きい方に切り換えることによ
り撮像条件は改善されるが、この考案ではこの利
得切換動作を自動的に行うことができる。
すなわち、絞り量を検出することにより、現在
の入射光量等の撮像条件を検出し、これにより複
数段の利得値を適当なものに切り換える。しかも
この切り換え動作にヒステリシス特性をもたせて
いるので、利得値が切り換えられる付近での安定
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオカメラの従来例を示す系統図、
第2図はこの考案の説明に供するビデオカメラの
AGC回路の一例を示す系統図、賃3図はこの考
案の要部の一例を示す接続図、第4図は第3図の
動作説明に供する図である。 3は絞り装置、4はアイリスモータ、15は検
出手段、10は利得制御回路、20は利得制御信
号の形成回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光量を制御するための絞り手段と、この絞り手
    段による絞り量を検出する絞り量検出装置と、撮
    像出力が供給され切り換え可能な複数の利得値を
    有する利得制御回路とを有し、上記絞り量検出装
    置の検出出力により上記利得制御回路の利得値を
    切り換えるとともに、その切り換え動作がヒステ
    リシス特性を有することを特徴とするビデオカメ
    ラのAGC回路。
JP17002580U 1980-11-27 1980-11-27 Expired JPS623957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17002580U JPS623957Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17002580U JPS623957Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5794274U JPS5794274U (ja) 1982-06-10
JPS623957Y2 true JPS623957Y2 (ja) 1987-01-29

Family

ID=29528495

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17002580U Expired JPS623957Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2807928B2 (ja) * 1991-02-04 1998-10-08 シャープ株式会社 ビデオカメラ用感度アップ回路

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JPS5794274U (ja) 1982-06-10

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