JP2687228B2 - 撮像制御装置 - Google Patents

撮像制御装置

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JP2687228B2 JP63276307A JP27630788A JP2687228B2 JP 2687228 B2 JP2687228 B2 JP 2687228B2 JP 63276307 A JP63276307 A JP 63276307A JP 27630788 A JP27630788 A JP 27630788A JP 2687228 B2 JP2687228 B2 JP 2687228B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、テレビカメラの絞り制御に適したもので、
特に絞りの絞り切り制御に関するものである。
(発明の背景) 従来の絞り制御装置における絞り切り制御は、通常特
開昭57−185420号に記載されているように、絞り切り端
直前の絞り値(撮像管焼き付け防止等の為に絞りをクロ
ーズする際に作動する公知の絞り羽根の作動区間に相当
する絞り値)を検出する手段を有し、該検出手段による
検出で絞り切り動作を直ちに阻止するように構成されて
いる。
しかしながら、上記従来例では、絞り値がFNo16以降
の値からFNo22の間の最終絞り値(絞り切り端直前の絞
り値)においては、絞り切り動作電圧分をカットし、そ
の点より絞り切り側には絞りが作動しなくなるように制
御しているため(このような絞り値となる場合、絞り開
口とそれを通過する光束の量の関係が通常の場合より制
御不能な程急峻(第4図参照)な関係となり、ハンチン
グする恐れがあるために行われている)、以下のような
欠点があった。
1)前記最終絞り値よりさらに絞り込む必要がある明る
い被写体を撮影すると、露出オーバーの映像となり、白
つぶれが発生して甚だ見苦しい画面となってしまう。
2)前記1)の白つぶれをさける為、カメラマンは前記
最終絞り値よりさらに絞り込む必要が生じる被写体を撮
像する際、光量を低減させるNDフィルタを取付ける作業
を行っているが、このためカメラマンはいつも絞り値に
注意を向ける必要があり、撮影する被写体に集中できな
い不都合があった。特にニュース取材では被写体の変化
に対応した画面作りに集中している為、せっかくニュー
ス取材が出来ても、白つぶれ画面では放映をあきらめな
ければならないことになってしまう。このようなこと
は、例えばある人物を追いかけて撮影している際、該被
写体が暗い部屋から日当たりの良い外へ出たような場合
に生じる。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、非常に明
るい被写体を撮影する場合であっても、絞り値に気を付
けなければならないと言った事を必要なしに、適正な画
面を与えることのできる撮像制御装置を提供することで
ある。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、絞り開口を通
過した光束を測定した信号に基づいて、モータにて開放
から絞り切りまでの間のいずれかに絞り位置を制御する
撮像制御装置であって、前記モータに供給する絞り制御
用の信号を増幅する増幅手段と、絞り位置信号を発生す
る位置信号発生手段と、該位置信号発生手段の出力より
絞り切り端直前の絞り値を検出する検出手段と、前記測
定した信号に基づいて前記絞り開口を制御するオートア
イリスモード時には、前記検出手段により絞り切り端直
前の絞り値が検出された際に前記増幅手段の利得を低下
させ、前記オートアイリスモードと異なるリモートアイ
リスモード時には、前記増幅手段の利得の低下を阻止す
る利得制御手段とを設けて、絞り切り端直前からは、低
利得増幅された絞り制御用の信号にて前記モータを駆動
することにより、前記絞り開口を絞り切り状態まで制御
するようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
該図において、カメラ部で得られた映像情報であるとこ
ろのビデオ信号は検波回路1へ入力され、ここで直流成
分に検波され、オートアイリス(AUTO)モード側に切り
換わっているオートアイリス,リモートアイリス切換用
のスイッチS1へ供給される。このスイッチS1の他方の入
力端であるリモートアイリス(REMOTE)モード側は、リ
モートアイリス指令ポテンショメータ2に接続されてお
り、該スイッチS1の出力は、レンズ部の誤差増幅器3へ
供給されている。アイリスモータ4は、誤差増幅器3よ
り得られた信号を利得切換器5によって決定される利得
で増幅された信号が入力するアイリスモータ駆動回路6
によって駆動される。該アイリスモータ4の出力は不図
示のギヤ列を介してアイリスポテンショメータ7へと伝
達され、さらにレンズ絞り8へも伝達されている。又ア
イリスポテンショメータ7の出力は前述の誤差増幅器3
へフィードバックされ、所望の絞り値が得られるよう、
アイリスモータ4の制御が行われる。
前記利得切換器5内に配置された抵抗R1と抵抗R2は、
誤差増幅器8とアイリスモータ駆動回路6との間に直列
に接続されている。抵抗R3はアイリスモータ駆動回路6
の入力側に接続されている。また、前記抵抗R1の両端に
は並列にスイッチS3が接続され、抵抗R2にはスイッチS4
が並列に接続されており、これら抵抗R1,R2,R3及びスイ
ッチS3,S4で利得切換を行うように構成されている。
スイッチS2は誤差増幅器3の入力側に接続され、オン
時にレンズ強制クローズ信号を発生する。該信号が発生
しているか否かのモード判定はレンズ部の強制クローズ
検出器9で検出され、その結果は比較回路10に与えら
る。該比較回路10は、この信号と前記アイリスポテンシ
ョメータ7から得られる信号と検出器11から入るモード
判定信号とに基づいて、スイッチS3のオンオフ制御を行
っている。前記検出器11は、スイッチS1と機械的に連動
したスイッチS1′より使用モード(AUTOモードかREMOTE
モードかの信号)を入力して、その結果を前記比較回路
10へ送出すると共に、REMOTEモードの状態時にはスイッ
チS4をオンさせる。
上記構成において、スイッチS1がAUTOモード側に、ス
イッチS2がレンズ強制クローズでないモード状態(S2は
オフ)に切り換えられている場合について述べる。
得られるビデオ信号は検波回路1で直流成分に検波さ
れ、この信号と現状の絞り位置をアイリスポテンショメ
ータ7で検出して得られた信号が誤差増幅器3で増幅さ
れ、その後利得切換器5へ供給される。この時検出器11
にてAUTOモードが検出されている為、スイッチS4はオフ
状態に設定されている。一方スイッチS3は、現状の絞り
位置が開放〜FNo16の場合、該スイッチS3がオンするよ
うに比較回路10によって切り換えられている。
これにより、利得切換器5の利得は前述の結果(開放
〜FNo16の場合)、R3/(R2+R3)に決定され、この利得
でアイリスモータ駆動回路6がアイリスモータ4を駆動
する。該アイリスモータ4が駆動することにより、その
出力はレンズ絞り8及びアイリスポテンショメータ7に
伝わり、所望の絞り位置になる様にフィードバック制御
される。
また、FNo16よりさらに明るい被写体にテレビカメラ
が向けられると、その時の絞り位置がアイリスポテンシ
ョメータ7にて電気信号に変換されて表われ、この信号
が比較回路10に入力し、この時はスイッチS3がオフに該
比較回路10によって切り換えられる。この結果利得切換
器5の利得はR3/(R1+R2+R3)となり、前記開放〜FNo
16までの利得と比べ「R1」の抵抗値分だけ利得が低下す
る。これによりFNo16〜CLOSEの期間でもハンチングせず
に絞り制御が適切に行われることになる。
しかし、この時スイッチS2がオンに切り換えられる
と、この事がレンズ部内の強制クローズ検出回路15によ
り検出され、スイッチS3の作動(オフへの)が阻止され
て利得切換器5の利得が開放〜FNo16までと同じ利得の
ままに設定され、レンズはクローズする。
一方、スイッチS1がREMOTEモード側であり、しかもス
イッチS2がオフ時には、検出器11の働きによりいかなる
絞り位置でもスイッチS3はオン状態に設定され、又スイ
ッチS4もオン状態に設定されることから、利得切換器5
の利得は「1」となり、R1の抵抗値分の利得低下が阻止
される。
また、この時にスイッチS2がオンされても、比較回路
10にてスイッチS3を作動させない様に制御されるので、
利得切換器5の利得は「1」のままとなり、R1の抵抗値
分の利得低下が阻止される。
第2図は、上記説明した利得切換器5の特性をまとめ
たものである。また参考のため、この図中、利得切換器
5の利得として数式での表現と、R1に39KΩ,R2に100K
Ω,R3に10KΩを取った場合の具体例も示している。
第3図は本発明の他の実施例の主要部分を示す回路図
であり、12は演算増幅器で、利得は演算増幅器12のフィ
ードバックループ中に接続された利得切換器13で決定す
るようにしている。
また、第1図中の抵抗R2を可変抵抗に変更して、AOUT
Oモード時の利得調製を行ってもよく、さらに、R1も可
変抵抗に変更してFNo16〜CLOSEまでの期間中の利得調整
を行ってもよい。
本実施例によれば、AOUTOモード時において、FNo16よ
りさらに絞り込む必要がある明るい被写体を撮影する場
合には、絞り制御用増幅器の利得を低下させるようにし
ているので、通常の撮影時と同様の絞り制御が行え、よ
ってこのような撮影時であっても適正な絞り制御が行わ
れ、白つぶれの画面や撮像管の焼き付きを防止すること
が可能となる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、誤差増幅器3が本発明の増幅手段
に、アイリスポテンショメータ7が位置信号発生手段
に、比較回路10,検出器11が検出手段に、利得切換器5
が利得制御手段に、それぞれ相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、絞り切り端直
前からは、低利得増幅された絞り制御用の信号にてモー
タを駆動することにより、絞り開口を絞り切り状態まで
制御するようにしたから、非常に明るい被写体を撮影す
る場合であっても、絞り値に気を付けなければならない
といった事を必要なしに、適正な画面を与えることがで
き、また、ハンチングなしに、絞り開口を絞り切り状態
まで制御することができる。さらに、オートアイリスモ
ードと異なるリモートアイリスモード時には、増幅手段
の利得の低下を阻止するようにしたから、利得制御を行
った場合に生じる応答遅れをなくし、制御性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図図示利得切換器の利得特性を示す図、第3図は本
発明の他の実施例の主要部分を示す回路図、第4図は絞
り開口とその通過光束量との関係を示す図である。 3……誤差増幅器、4……アイリスモータ、5……利得
切換器、6……アイリスモータ駆動回路、7……ポテン
ショメータ、8……レンズ絞り、10……比較回路、11…
…検出器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞り開口を通過した光束を測定した信号に
    基づいて、モータにて開放から絞り切りまでの間のいず
    れかに絞り位置を制御する撮像制御装置であって、前記
    モータに供給する絞り制御用の信号を増幅する増幅手段
    と、絞り位置信号を発生する位置信号発生手段と、該位
    置信号発生手段の出力より絞り切り端直前の絞り値を検
    出する検出手段と、前記測定した信号に基づいて前記絞
    り開口を制御するオートアイリスモード時には、前記検
    出手段により絞り切り端直前の絞り値が検出された際に
    前記増幅手段の利得を低下させ、前記オートアイリスモ
    ードと異なるリモートアイリスモード時には、前記増幅
    手段の利得の低下を阻止する利得制御手段とを設けて、
    絞り切り端直前からは、低利得増幅された絞り制御用の
    信号にて前記モータを駆動することにより、前記絞り開
    口を絞り切り状態まで制御するようにしたことを特徴と
    する撮像制御装置。
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