JPS6239570B2 - - Google Patents
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- JPS6239570B2 JPS6239570B2 JP54128522A JP12852279A JPS6239570B2 JP S6239570 B2 JPS6239570 B2 JP S6239570B2 JP 54128522 A JP54128522 A JP 54128522A JP 12852279 A JP12852279 A JP 12852279A JP S6239570 B2 JPS6239570 B2 JP S6239570B2
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- flip
- frequency division
- bits
- programmable divider
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
- H03K23/64—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two
- H03K23/66—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses
- H03K23/665—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses by presetting
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
本発明はプログラマブルデイバイダに係り、動
作上限周波数を高めた同デイバイダに関する。 一般にプログラマブルデイバイダはその動作上
限周波数が単純なデイバイダのそれの1/2〜
1/3程度である。これはプログラマブルデイバ
イダを構成する場合、フイードバツク(帰還)ル
ープの動作速度が影響し、該動作速度が低下して
しまう。 そこで前記フイードバツクループの負担を軽減
すれば、前記欠点は除去できる。これを実現した
ものがパルススワローカウンタと称せられるもの
である。 斯るパルススワローカウンタは1/N,1/
(N+1)に分周数(Nは整数)が切換えられる
前置分周器の出力をプログラマブルデイバイダで
分周し、該プログラマブルデイバイダの出力によ
り1/N及び1/(N+1)の分周数を制御する
ものであり、プログラマブルデイバイダの動作周
波数の上限をA〔Hz〕とすれば、システムとして
はA×N〔Hz〕の周波数で動作可能となる。 ここで、パルススワローカウンタの原理につい
て述べる。1/M分周をするカウンタの入力周波
数fpscと出力周波数frの関係は、 fpsc=Mfr ………(1)式 である。Mは整数であるから、(1)式は fpsc=m1+10m2+102m3…10q-1mq)fr
………(2)式 (m1,m2……mqは1位桁、2位桁…q位行の
数字)で表わされる。更に、(2)式は、 fpsc=N(1/Nm1+10/Nm2+102/Nm3…
10q−1/Nmq)fr ………(3)式 と表わされる。(3)式に於いて、10/Nm2+102/
Nm3…… 10q−1/Nmq=MNとすると(3)式は fpsc=(m1+NMN)fr =(NMN+m1+Nm1−Nm1)fr ={(MN−m1)N+m1(N+1)}
fr ………(4)式 となる。即ち、(4)式の意味することは、1/N分
周をMN−m1回行い、更に、1/(N+1)分周
をm1回行うことにより、1/M分周が行えると
いうことである。 第1図は、上記(4)式を実現するパルススワロー
カウンタの一例であり、1は入力端子、2は1/
Nと1/(N+1)の分周が切換えられるデイバ
イダ、3,4は各々第1及び第2プログラマブル
カウンタ、5は論理回路、6は出力端子、7は切
換信号端子である。ここで、第1及び第2プログ
ラマブルカウンタ3,4は、デイバイダ2の1/
Nと1/(N+1)分周出力により同時に計数を
行うものであり、1プログラマブルカウンタ3に
は(4)式のm1がプリセツトされ、第2プログラマ
ブルカウンタ4には(4)式のMNがプリセツトされ
る。即ち、第1プログラマブルカウンタ3が1/
(N+1)分周出力をm1回計数したとき、(同時
に第2プログラマブルカウンタ4もm1計数す
る。)、デバイダ2が1/N分周に切換えられ、以
後第2プログラマブルカウンタ4が1/N分周出
力をMN−m1回計数する。 例えば、N=10として、182を分周したい場合
には、 m1=2 ………1/11を2回計数 MN=180/10=18
………1/11を2回+1/10を16回計数 となり、第1プログラマブルカウンタ3を2、第
2プログラマブルカウンタ4を18にプリセツトす
れば良い。 N=10としたときの分周数とプログラムデータ
を表1に示す。
作上限周波数を高めた同デイバイダに関する。 一般にプログラマブルデイバイダはその動作上
限周波数が単純なデイバイダのそれの1/2〜
1/3程度である。これはプログラマブルデイバ
イダを構成する場合、フイードバツク(帰還)ル
ープの動作速度が影響し、該動作速度が低下して
しまう。 そこで前記フイードバツクループの負担を軽減
すれば、前記欠点は除去できる。これを実現した
ものがパルススワローカウンタと称せられるもの
である。 斯るパルススワローカウンタは1/N,1/
(N+1)に分周数(Nは整数)が切換えられる
前置分周器の出力をプログラマブルデイバイダで
分周し、該プログラマブルデイバイダの出力によ
り1/N及び1/(N+1)の分周数を制御する
ものであり、プログラマブルデイバイダの動作周
波数の上限をA〔Hz〕とすれば、システムとして
はA×N〔Hz〕の周波数で動作可能となる。 ここで、パルススワローカウンタの原理につい
て述べる。1/M分周をするカウンタの入力周波
数fpscと出力周波数frの関係は、 fpsc=Mfr ………(1)式 である。Mは整数であるから、(1)式は fpsc=m1+10m2+102m3…10q-1mq)fr
………(2)式 (m1,m2……mqは1位桁、2位桁…q位行の
数字)で表わされる。更に、(2)式は、 fpsc=N(1/Nm1+10/Nm2+102/Nm3…
10q−1/Nmq)fr ………(3)式 と表わされる。(3)式に於いて、10/Nm2+102/
Nm3…… 10q−1/Nmq=MNとすると(3)式は fpsc=(m1+NMN)fr =(NMN+m1+Nm1−Nm1)fr ={(MN−m1)N+m1(N+1)}
fr ………(4)式 となる。即ち、(4)式の意味することは、1/N分
周をMN−m1回行い、更に、1/(N+1)分周
をm1回行うことにより、1/M分周が行えると
いうことである。 第1図は、上記(4)式を実現するパルススワロー
カウンタの一例であり、1は入力端子、2は1/
Nと1/(N+1)の分周が切換えられるデイバ
イダ、3,4は各々第1及び第2プログラマブル
カウンタ、5は論理回路、6は出力端子、7は切
換信号端子である。ここで、第1及び第2プログ
ラマブルカウンタ3,4は、デイバイダ2の1/
Nと1/(N+1)分周出力により同時に計数を
行うものであり、1プログラマブルカウンタ3に
は(4)式のm1がプリセツトされ、第2プログラマ
ブルカウンタ4には(4)式のMNがプリセツトされ
る。即ち、第1プログラマブルカウンタ3が1/
(N+1)分周出力をm1回計数したとき、(同時
に第2プログラマブルカウンタ4もm1計数す
る。)、デバイダ2が1/N分周に切換えられ、以
後第2プログラマブルカウンタ4が1/N分周出
力をMN−m1回計数する。 例えば、N=10として、182を分周したい場合
には、 m1=2 ………1/11を2回計数 MN=180/10=18
………1/11を2回+1/10を16回計数 となり、第1プログラマブルカウンタ3を2、第
2プログラマブルカウンタ4を18にプリセツトす
れば良い。 N=10としたときの分周数とプログラムデータ
を表1に示す。
【表】
次にN=4の場合、同様に182を分周したと
き、 m1=2……1/5を2回 MN=180/4=45……1/5を2回+1/4
を43回 即ち第1プログラマブルカウンタ3を2、第2
プログラマブルカウンタ4を45(P1=2,P2=
45)にプリセツトする。 このときの分周数とプログラマブルデータを表
2に示す。
き、 m1=2……1/5を2回 MN=180/4=45……1/5を2回+1/4
を43回 即ち第1プログラマブルカウンタ3を2、第2
プログラマブルカウンタ4を45(P1=2,P2=
45)にプリセツトする。 このときの分周数とプログラマブルデータを表
2に示す。
【表】
以下本発明の一実施例を示す第2図について、
第3図イ〜ニのタイミングチヤートを用いて説明
する。 第2図において、8(1)8(2)8(3)…は各々プログ
ラムデータ入力P1,P2,…がインバータ9(1)9(2)
9(3)…を介して加えられるフリツプフロツプ、1
0はデイレイドフリツプフロツプ、11はNOR
ゲート、12はインバータ、13はNANDゲート
14及びNORゲート15より成る第1の検出回
路、16はNORゲート17及びNANDゲート1
8より成る第2の検出回路、19はデイレイタイ
プのフリツプフロツプ20,21,22より成る
シフトレジスタ、23はANDゲート24、NOR
ゲート25及びフリツプフロツプ26,27,2
8より成る前置分周器、29はR―Sタイプのフ
リツプフロツプ、30はNORゲート、31はイ
ンバータ、32はクロツク信号入力端子を示す。
ここで前置分周器23の分周数が1/N=1/
4、(1/(N+1)=1/5)の場合について述
べる。 (I) ラインが“1”のとき、(第3図イ) (i) 前置分周器23のフリツプフロツプの出力
QA,QB及びQCがQA=QB=QC=“0”の
場合、このときは前置分周器23のフリツプ
フロツプ26に対する入力DA=“1”とな
る。 従つてDB=QA=“0”、DC=QB=0であ
る() 以下(ii)〜について、DA、DB及びDCは
変化直前の状態を示す。 (ii) DA=“1”、DB=QA=“0”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=DB=“1” QB=DC=“0”とな
る。() (iii) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=“1”、QB=“1”、QC=“0”とな
る。() (iv) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=“1” DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=“1”、QC=“1”とな
る。() (v) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=“0” DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=“0”、QC=“1”となる
() (vi) DA=“0”(QC=“1”のため)、DB=QA
=“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツク
が印加されると、 QA=“0”、QB=“0”QC=“0”とな
る。() (vii) DA=“1”(QB=QC=“0”)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=“1”、QB=QC=“0”となる。
() 以上により5進(1/5分周)動作を行い、こ
の模様をタイミングチヤート第3図イにて各点波
形を示す。 () ラインが“0”のとき(第3図ロ) (i) QA=“1”、QB=QC=“0”の場合、この
場合DA=“1”(QB=0であるから)DB=
QA=“1”、DC=QB=“0”となる。() 以下(ii)〜(vi)についてDA、DB及びDCは変
化直前の状態をQA、QB及びQCは変化直後
の状態を各々示す。 (ii) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=QB=“1”、QC=“0”となる。
() (iii) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=
“1”、 DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=QC=“1”となる() (iv) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“1”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=QB=“0”、QC=“1”となる。
() (v) DA=“1”(QB=“0”となりQCのフイー
ドバツクのループはないため)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=“1”、QB=QC=“0”となる。
() (vi) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=QB=“1”、QC=“0”となる() 以上により4進(1/4分周)動作を行い、こ
の模様をタイミングチヤート第2図ロにて、各点
波形を示す。 上述の説明から明らかなようにラインが
“1”のときは1/5分周となり、ラインが
“0”のときは1/4分周となる。また、1/5
分周と1/4分周の切換えは、QCの立ち下がり
時に実行される。即ち、前置分周器23のフリツ
プフロツプ26の入力DAに印加される信号は、
ANDゲート24及びNORゲート25によつて作
られ、論理式A=・C+B で表わされる。この式からラインの変化が入力
DAに影響を与えるタイミング、即ち、1/4分
周と1/5分周を切換えるタイミングは、QC=
“1”、QB=“0”の状態でクロツクINが入力さ
れたときであることがわかる。従つて、第3図イ
及びロによれば、QC“1”及びQB=“0”とな
るのは、QCが立ち下がるタイミングからクロツ
クINの1周期前までの期間である。それ以外の
期間では、ラインの信号変化は、DAに何ら影
響を与えない。よつて、QCの立ち下がり時にラ
インの信号が確定していれば、前のQCの立ち
下がり以降いつでもラインの信号を変化するこ
とができる。即ち、第3図ハのタイミングチヤー
トに示される斜線部分の如く、QCの一周期分の
許容デイレイがある。 また、第2図に於いて、フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、第1図に示された第1プログラマブ
ルカウンタ3に対応し、前置分周器23の出力Q
Cをm1個計数する。フリツプフロツプ8(3),8(4)
…8(14)は、第1図に示された第2プログラマ
ブルカウンタ4に対応し、出力QCをMN個計数す
る。これらフリツプフロツプ8(1),8(2),及び8
(3)…8(14)はバイナリーのアツプカウンタを構
成しているため、計数値m1を与えるP1,P2及び
計数値MNを与えるP3,P4…P14のプログラムデー
タは各々インバータ9(1),9(2)及び9(3),9(4)…
9(14)により反転され、計数値m1及びMNの補
数がプリセツトされる。第1の検出回路13は、
フリツプフロツプ8(1),8(2)の内容が共に
“1”、即ち、m1を計数したことを検出するもの
で、その出力Rは、フリツプフロツプ29及びシ
フトレジスタ19を介して前置分周器23の分周
比を1/5から1/4に切換えるように作用す
る。また、第2の検出回路16は、フリツプフロ
ツプ8(4)が“0”、フリツプフロツプ8(3),8(5)
…8(14)が“1”となつたこと、即ち、すべて
のフリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)が
“1”となる2個前の状態、更に言い変えれば、
MN−2個の計数をしたことを検出するもので、
その出力Sは、フリツプフロツプ29及びシフト
レジスタ19を介して前置分周器23の分周比を
1/4から1/5に切換えるように作用すると共
に、フリツプフロツプ10を介してプリセツト信
号QMFを作成する。ここで、第2の検出回路16
がMN−2を検出するようにしているのは、フリ
ツプフロツプ8(1),8(2),8(3)…8(14)のプリ
セツト完了に出力QCが2クロツク分必要となる
からであり、プリセツト完了したときに計数値が
MNとなるようにしてある。また、フリツプフロ
ツプ29及びシフトレジスタ19を使用する目的
は、前置分周器23の分周比が、プリセツト動作
中は1/4となり、プリセツト完了後に1/5と
なるようにラインの変化を遅延することであ
る。この点については、次の動作説明で明らかに
なる。次に、第2図の実施例に於いて、クロツク
INを1/42分周する場合の動作を第3図ニを参
照して説明する。 本実施例では、前述した(3)式及び(4)式のNが4
であるから、1/42分周する場合には、m1=
2,MN=10となる。従つて、P1,P2のプリセツ
トデータを2,P3,P4…P14のプリセツトデータ
を10とすれば良い。このとき、P1,P2,P3,P4…
P14を1つのデータとしてみた場合、P3,P4…P14
は、上位桁方向に2ビツトシフトした形となる。
即ち、バイナリーデータでは、上位桁に1ビツト
シフトすることは、2を乗ずることであるから、
P3,P4…P14の桁で表わされるのは10×4とな
り、P1,P2,P3…P14は2+10×4=42となる。
この数字42は、分周数42に一致している。これは
(3)式に於いて、m1及びMNを求める際に分周数M
をN=4で割つたからである。 次に動作を順次説明する。 (i) 今、第2の検出回路16によつて検出が為さ
れる直前の状態にあるとする。この状態では、
フリツプフロツプ8(3),8(4)は“0”,8(5)〜
8(14)は“1”、信号S,QMF、分周出力
DIV〜OUT、及び第1の検出回路13の出力
Rも“0”であり、また、フリツプフロツプ2
9はリセツト、シフトレジスタ19の各出力
Q1,Q2,Q3は“0”、ラインも“0”となつ
ている。従つて、前置分周器23は1/4分周
となつている。 この状態に於いて、出力QCが印加(QCの立
ち下がり…第3図ニのの時点)されると、フ
リツプフロツプ8(3)が“1”となり、第2の検
出回路16で検出が行われ、出力S=“1”と
なる。出力S=“1”は、フリツプフロツプ2
9をセツトしてその出力QSを“1”とすると
共に、NORゲート11及びインバータ12を
介して、分周出力DIV―OUTを“1”とす
る。また、NORゲート11の出力(分周出力
DIV―OUTの反転信号)は第1の検出回路1
3の動作を禁止する。これは、フリツプフロツ
プ29のセツト信号とリセツト信号が同時に
“1”となるのを防ぐためである。 (ii) 第3図ニのの時点―出力QCにより、S=
“1”の印加されたフリツプフロツプ10の出
力QMFは“1”となり、フリツプフロツプ8
(1),8(2),8(3)…8(14)のプリセツト制御端
子PEに“1”が印加される。従つて、フリツ
プフロツプ8(1),8(2),8(3)…8(14)には、
プログラムデータP1,P2…P14(42)の補数が
プリセツト入力Jを介してプリセツトされる。
同時に、第2の検出回路16の出力Sは“0”
となる。一方、シフトレジスタ19は、フリツ
プフロツプ29の出力QS=“1”を1ビツトシ
フトし、その出力Q1を“1”とする。 (iii) 第3図ニのの時点―出力S=“0”の印加
されていたフリツプフロツプ10の出力QMFは
“0”となり、フリツプフロツプ8(1),8(2),
8(3)…8(14)のプリセツトが完了する。ま
た、出力QMF=“0”となることにより、分周
出力DIV―OUTは“0”となる。一方、シフ
トレジスタ19は、フリツプフロツプ29の出
力QS=“1”を更に1ビツトシフトするため、
出力Q2=“1”、Q1=“1”となる。 以上、(i)、(ii)、(iii)から明らかな如く、プログ
ラムデータP1,P2…14をプリセツトするため
に、1/4分周された出力QCが2個必要とな
る。即ち、プリセツト期間中でも1/4分周が
2個計数されたことになる。もし、プリセツト
期間中の分周比が1/5であると、1/5分周
を計数するための計数値m1に関係なく1/5
分周が計数されてしまうため、シフトレジスタ
19によつてラインが“1”になるタイミン
グを遅延しているのである。 (iv) 第3図ニのの時点―この時の出力QCによ
り、フリツプフロツプ8(1),8(2)及び8(3),8
(4)…8(14)の計数が開始され、各々“1”カ
ウントアツプする。また、シフトレジスタ19
はフリツプフロツプ29の出力QS=“1”を更
にシフトするため、出力Q1=“1”、Q2=
“1”、Q3=“1”となり、出力Q1=“1”及び
Q3=“1”によりラインは“1”となる。ラ
イン=“1”により、前置分周器23の分周
比は1/4から1/5に切換えられるのである
が、ライン=“1”となつた時点は、シフト
レジスタ19を構成する素子等の遅延があるた
め、第3図ニのに於ける出力QCの立ち下が
りより後になり、前置分周器23が1/5分周
を行うのは、次に分周サイクルとなる。従つ
て、ライン=“1”となるタイミングは、次
の出力QCの立ち下がりまでの期間、即ち、斜
線で示された許容デイレイの範囲内で許され
る。 (v) 第3図ニのの時点―フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、出力QCを2個計数した状態であ
り、共に“1”となる。従つて、第1の検出回
路13の出力Rは“1”となる。R=“1”に
よりフリツプフロツプ29はリセツトされ、そ
の出力Qsは“0”となるが、出力QS=“0”
は前述と同様にシフトレジスタ19によつて遅
延される。 (vi) 第3図ニのの時点―出力QCを計数するこ
とにより、フリツプフロツプ8(1),8(2)は、計
数内容が+1進むため、第1の検出回路13の
出力Rは“0”となる。また、シフトレジスタ
19はフリツプフロツプ29の出力QS=“0”
を1ビツトシフトするため、出力Q1=“0”と
なる。出力Q1=“0”となることにより、ライ
ンは“0”になる。ライン=“0”となる
タイミングは、前述と同様に次に出力QCの立
ち下がりまでの許容デイレイの範囲内にあり、
前置分周器23が1/4分周となるのは、次の
分周サイクルとなる。従つて、1/5分周の回
数は、フリツプフロツプ8(1),8(2)で計数され
たm1=2回となる。 (vii) 第3図ニのの時点―シフトレジスタ19は
出力QS=“0”を1ビツトシフトするため、出
力Q1=“0”,Q2=“0”となる。 (viii) 第3図ホのの時点―シフトレジスタ19の
シフトが更に進み出力Q1=“0”,Q2=“0”,
Q3=“0”となる。 (ix) 第3図ニのの時点―フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、出力QCを計数し続けているた
め、前回の時点から4個計数したの時点で
再び第1の検出回路13の出力Rが“1”とな
るが、フリツプフロツプ29はすでにリセツト
状態にあるため、出力R=“1”は無関係のも
のとなる。 (x) 第3図ニのの時点―第1の検出回路13の
出力Rが“0”となる。 () 第3図ニのの時点―このときの出力Q
Cは、フリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)
に計数値P3,P4…P14=10がプリセツト(実際
には10の補数)されてから8個目のパルスであ
り、フリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)の
計数は、すべて“1”となる2個手前の状態に
なる。従つて、の時点と同様に出力S=
“1”となり、分周出力DIV―OUTも“1”と
なる。 以降は、前述した(i),(ii),(iii)と同じ動作を行
い、1/4分周された出力QCの2個分のプリセ
ツト期間を経て、再び、m1=2,MN=10の計数
値がプリセツトされると共に、分周出力DIV―
OUTが“0”になる。 尚、第3図ニに於いて、前置分周器23の出力
QCは、1/4分周と1/5分周の場合でパルス
幅が異なるはずであるが、説明の便宜上、同一パ
ルス幅で記載すると共に、対応する分周数を記載
した。 以上、(i)〜()の動作から、分周出力DIV
―OUTの一周期間には、1/4分周が8回、
1/5分周が2回となり、クロツクINの周波数
をプリセツトデータP1,P2…P14で設定した1/
42に分周することができる。 以上の通り本発明によれば、従来のプログラマ
ブルカウンタに於けるフイードバツクループの動
作速度の限界によつて決定される上限周波数より
高い周波数の動作が可能となる。なぜならば、帰
還ループの許容デイレイは、原周波数を1/4分
周した周波数の周期に拡大されるためである。更
に、分周数を設定するプリセツトデータは、その
分周数を表わすバイナリーデータでリセツトでき
るため、制御の簡単なプログラマブルデイバイダ
が得られる。従つて、PLLに使用するプログラマ
ブルデイバイダに好適なものとなる。
第3図イ〜ニのタイミングチヤートを用いて説明
する。 第2図において、8(1)8(2)8(3)…は各々プログ
ラムデータ入力P1,P2,…がインバータ9(1)9(2)
9(3)…を介して加えられるフリツプフロツプ、1
0はデイレイドフリツプフロツプ、11はNOR
ゲート、12はインバータ、13はNANDゲート
14及びNORゲート15より成る第1の検出回
路、16はNORゲート17及びNANDゲート1
8より成る第2の検出回路、19はデイレイタイ
プのフリツプフロツプ20,21,22より成る
シフトレジスタ、23はANDゲート24、NOR
ゲート25及びフリツプフロツプ26,27,2
8より成る前置分周器、29はR―Sタイプのフ
リツプフロツプ、30はNORゲート、31はイ
ンバータ、32はクロツク信号入力端子を示す。
ここで前置分周器23の分周数が1/N=1/
4、(1/(N+1)=1/5)の場合について述
べる。 (I) ラインが“1”のとき、(第3図イ) (i) 前置分周器23のフリツプフロツプの出力
QA,QB及びQCがQA=QB=QC=“0”の
場合、このときは前置分周器23のフリツプ
フロツプ26に対する入力DA=“1”とな
る。 従つてDB=QA=“0”、DC=QB=0であ
る() 以下(ii)〜について、DA、DB及びDCは
変化直前の状態を示す。 (ii) DA=“1”、DB=QA=“0”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=DB=“1” QB=DC=“0”とな
る。() (iii) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=“1”、QB=“1”、QC=“0”とな
る。() (iv) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=“1” DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=“1”、QC=“1”とな
る。() (v) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=“0” DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=“0”、QC=“1”となる
() (vi) DA=“0”(QC=“1”のため)、DB=QA
=“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツク
が印加されると、 QA=“0”、QB=“0”QC=“0”とな
る。() (vii) DA=“1”(QB=QC=“0”)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=“1”、QB=QC=“0”となる。
() 以上により5進(1/5分周)動作を行い、こ
の模様をタイミングチヤート第3図イにて各点波
形を示す。 () ラインが“0”のとき(第3図ロ) (i) QA=“1”、QB=QC=“0”の場合、この
場合DA=“1”(QB=0であるから)DB=
QA=“1”、DC=QB=“0”となる。() 以下(ii)〜(vi)についてDA、DB及びDCは変
化直前の状態をQA、QB及びQCは変化直後
の状態を各々示す。 (ii) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=QB=“1”、QC=“0”となる。
() (iii) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=
“1”、 DC=QB=“1”の場合にクロツクが印加
されると、 QA=“0”、QB=QC=“1”となる() (iv) DA=“0”(QB=“1”)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“1”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=QB=“0”、QC=“1”となる。
() (v) DA=“1”(QB=“0”となりQCのフイー
ドバツクのループはないため)、DB=QA=
“0”、DC=QB=“0”の場合にクロツクが
印加されると、 QA=“1”、QB=QC=“0”となる。
() (vi) DA=“1”、DB=QA=“1”、DC=QB=
“0”の場合にクロツクが印加されると、 QA=QB=“1”、QC=“0”となる() 以上により4進(1/4分周)動作を行い、こ
の模様をタイミングチヤート第2図ロにて、各点
波形を示す。 上述の説明から明らかなようにラインが
“1”のときは1/5分周となり、ラインが
“0”のときは1/4分周となる。また、1/5
分周と1/4分周の切換えは、QCの立ち下がり
時に実行される。即ち、前置分周器23のフリツ
プフロツプ26の入力DAに印加される信号は、
ANDゲート24及びNORゲート25によつて作
られ、論理式A=・C+B で表わされる。この式からラインの変化が入力
DAに影響を与えるタイミング、即ち、1/4分
周と1/5分周を切換えるタイミングは、QC=
“1”、QB=“0”の状態でクロツクINが入力さ
れたときであることがわかる。従つて、第3図イ
及びロによれば、QC“1”及びQB=“0”とな
るのは、QCが立ち下がるタイミングからクロツ
クINの1周期前までの期間である。それ以外の
期間では、ラインの信号変化は、DAに何ら影
響を与えない。よつて、QCの立ち下がり時にラ
インの信号が確定していれば、前のQCの立ち
下がり以降いつでもラインの信号を変化するこ
とができる。即ち、第3図ハのタイミングチヤー
トに示される斜線部分の如く、QCの一周期分の
許容デイレイがある。 また、第2図に於いて、フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、第1図に示された第1プログラマブ
ルカウンタ3に対応し、前置分周器23の出力Q
Cをm1個計数する。フリツプフロツプ8(3),8(4)
…8(14)は、第1図に示された第2プログラマ
ブルカウンタ4に対応し、出力QCをMN個計数す
る。これらフリツプフロツプ8(1),8(2),及び8
(3)…8(14)はバイナリーのアツプカウンタを構
成しているため、計数値m1を与えるP1,P2及び
計数値MNを与えるP3,P4…P14のプログラムデー
タは各々インバータ9(1),9(2)及び9(3),9(4)…
9(14)により反転され、計数値m1及びMNの補
数がプリセツトされる。第1の検出回路13は、
フリツプフロツプ8(1),8(2)の内容が共に
“1”、即ち、m1を計数したことを検出するもの
で、その出力Rは、フリツプフロツプ29及びシ
フトレジスタ19を介して前置分周器23の分周
比を1/5から1/4に切換えるように作用す
る。また、第2の検出回路16は、フリツプフロ
ツプ8(4)が“0”、フリツプフロツプ8(3),8(5)
…8(14)が“1”となつたこと、即ち、すべて
のフリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)が
“1”となる2個前の状態、更に言い変えれば、
MN−2個の計数をしたことを検出するもので、
その出力Sは、フリツプフロツプ29及びシフト
レジスタ19を介して前置分周器23の分周比を
1/4から1/5に切換えるように作用すると共
に、フリツプフロツプ10を介してプリセツト信
号QMFを作成する。ここで、第2の検出回路16
がMN−2を検出するようにしているのは、フリ
ツプフロツプ8(1),8(2),8(3)…8(14)のプリ
セツト完了に出力QCが2クロツク分必要となる
からであり、プリセツト完了したときに計数値が
MNとなるようにしてある。また、フリツプフロ
ツプ29及びシフトレジスタ19を使用する目的
は、前置分周器23の分周比が、プリセツト動作
中は1/4となり、プリセツト完了後に1/5と
なるようにラインの変化を遅延することであ
る。この点については、次の動作説明で明らかに
なる。次に、第2図の実施例に於いて、クロツク
INを1/42分周する場合の動作を第3図ニを参
照して説明する。 本実施例では、前述した(3)式及び(4)式のNが4
であるから、1/42分周する場合には、m1=
2,MN=10となる。従つて、P1,P2のプリセツ
トデータを2,P3,P4…P14のプリセツトデータ
を10とすれば良い。このとき、P1,P2,P3,P4…
P14を1つのデータとしてみた場合、P3,P4…P14
は、上位桁方向に2ビツトシフトした形となる。
即ち、バイナリーデータでは、上位桁に1ビツト
シフトすることは、2を乗ずることであるから、
P3,P4…P14の桁で表わされるのは10×4とな
り、P1,P2,P3…P14は2+10×4=42となる。
この数字42は、分周数42に一致している。これは
(3)式に於いて、m1及びMNを求める際に分周数M
をN=4で割つたからである。 次に動作を順次説明する。 (i) 今、第2の検出回路16によつて検出が為さ
れる直前の状態にあるとする。この状態では、
フリツプフロツプ8(3),8(4)は“0”,8(5)〜
8(14)は“1”、信号S,QMF、分周出力
DIV〜OUT、及び第1の検出回路13の出力
Rも“0”であり、また、フリツプフロツプ2
9はリセツト、シフトレジスタ19の各出力
Q1,Q2,Q3は“0”、ラインも“0”となつ
ている。従つて、前置分周器23は1/4分周
となつている。 この状態に於いて、出力QCが印加(QCの立
ち下がり…第3図ニのの時点)されると、フ
リツプフロツプ8(3)が“1”となり、第2の検
出回路16で検出が行われ、出力S=“1”と
なる。出力S=“1”は、フリツプフロツプ2
9をセツトしてその出力QSを“1”とすると
共に、NORゲート11及びインバータ12を
介して、分周出力DIV―OUTを“1”とす
る。また、NORゲート11の出力(分周出力
DIV―OUTの反転信号)は第1の検出回路1
3の動作を禁止する。これは、フリツプフロツ
プ29のセツト信号とリセツト信号が同時に
“1”となるのを防ぐためである。 (ii) 第3図ニのの時点―出力QCにより、S=
“1”の印加されたフリツプフロツプ10の出
力QMFは“1”となり、フリツプフロツプ8
(1),8(2),8(3)…8(14)のプリセツト制御端
子PEに“1”が印加される。従つて、フリツ
プフロツプ8(1),8(2),8(3)…8(14)には、
プログラムデータP1,P2…P14(42)の補数が
プリセツト入力Jを介してプリセツトされる。
同時に、第2の検出回路16の出力Sは“0”
となる。一方、シフトレジスタ19は、フリツ
プフロツプ29の出力QS=“1”を1ビツトシ
フトし、その出力Q1を“1”とする。 (iii) 第3図ニのの時点―出力S=“0”の印加
されていたフリツプフロツプ10の出力QMFは
“0”となり、フリツプフロツプ8(1),8(2),
8(3)…8(14)のプリセツトが完了する。ま
た、出力QMF=“0”となることにより、分周
出力DIV―OUTは“0”となる。一方、シフ
トレジスタ19は、フリツプフロツプ29の出
力QS=“1”を更に1ビツトシフトするため、
出力Q2=“1”、Q1=“1”となる。 以上、(i)、(ii)、(iii)から明らかな如く、プログ
ラムデータP1,P2…14をプリセツトするため
に、1/4分周された出力QCが2個必要とな
る。即ち、プリセツト期間中でも1/4分周が
2個計数されたことになる。もし、プリセツト
期間中の分周比が1/5であると、1/5分周
を計数するための計数値m1に関係なく1/5
分周が計数されてしまうため、シフトレジスタ
19によつてラインが“1”になるタイミン
グを遅延しているのである。 (iv) 第3図ニのの時点―この時の出力QCによ
り、フリツプフロツプ8(1),8(2)及び8(3),8
(4)…8(14)の計数が開始され、各々“1”カ
ウントアツプする。また、シフトレジスタ19
はフリツプフロツプ29の出力QS=“1”を更
にシフトするため、出力Q1=“1”、Q2=
“1”、Q3=“1”となり、出力Q1=“1”及び
Q3=“1”によりラインは“1”となる。ラ
イン=“1”により、前置分周器23の分周
比は1/4から1/5に切換えられるのである
が、ライン=“1”となつた時点は、シフト
レジスタ19を構成する素子等の遅延があるた
め、第3図ニのに於ける出力QCの立ち下が
りより後になり、前置分周器23が1/5分周
を行うのは、次に分周サイクルとなる。従つ
て、ライン=“1”となるタイミングは、次
の出力QCの立ち下がりまでの期間、即ち、斜
線で示された許容デイレイの範囲内で許され
る。 (v) 第3図ニのの時点―フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、出力QCを2個計数した状態であ
り、共に“1”となる。従つて、第1の検出回
路13の出力Rは“1”となる。R=“1”に
よりフリツプフロツプ29はリセツトされ、そ
の出力Qsは“0”となるが、出力QS=“0”
は前述と同様にシフトレジスタ19によつて遅
延される。 (vi) 第3図ニのの時点―出力QCを計数するこ
とにより、フリツプフロツプ8(1),8(2)は、計
数内容が+1進むため、第1の検出回路13の
出力Rは“0”となる。また、シフトレジスタ
19はフリツプフロツプ29の出力QS=“0”
を1ビツトシフトするため、出力Q1=“0”と
なる。出力Q1=“0”となることにより、ライ
ンは“0”になる。ライン=“0”となる
タイミングは、前述と同様に次に出力QCの立
ち下がりまでの許容デイレイの範囲内にあり、
前置分周器23が1/4分周となるのは、次の
分周サイクルとなる。従つて、1/5分周の回
数は、フリツプフロツプ8(1),8(2)で計数され
たm1=2回となる。 (vii) 第3図ニのの時点―シフトレジスタ19は
出力QS=“0”を1ビツトシフトするため、出
力Q1=“0”,Q2=“0”となる。 (viii) 第3図ホのの時点―シフトレジスタ19の
シフトが更に進み出力Q1=“0”,Q2=“0”,
Q3=“0”となる。 (ix) 第3図ニのの時点―フリツプフロツプ8
(1),8(2)は、出力QCを計数し続けているた
め、前回の時点から4個計数したの時点で
再び第1の検出回路13の出力Rが“1”とな
るが、フリツプフロツプ29はすでにリセツト
状態にあるため、出力R=“1”は無関係のも
のとなる。 (x) 第3図ニのの時点―第1の検出回路13の
出力Rが“0”となる。 () 第3図ニのの時点―このときの出力Q
Cは、フリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)
に計数値P3,P4…P14=10がプリセツト(実際
には10の補数)されてから8個目のパルスであ
り、フリツプフロツプ8(3),8(4)…8(14)の
計数は、すべて“1”となる2個手前の状態に
なる。従つて、の時点と同様に出力S=
“1”となり、分周出力DIV―OUTも“1”と
なる。 以降は、前述した(i),(ii),(iii)と同じ動作を行
い、1/4分周された出力QCの2個分のプリセ
ツト期間を経て、再び、m1=2,MN=10の計数
値がプリセツトされると共に、分周出力DIV―
OUTが“0”になる。 尚、第3図ニに於いて、前置分周器23の出力
QCは、1/4分周と1/5分周の場合でパルス
幅が異なるはずであるが、説明の便宜上、同一パ
ルス幅で記載すると共に、対応する分周数を記載
した。 以上、(i)〜()の動作から、分周出力DIV
―OUTの一周期間には、1/4分周が8回、
1/5分周が2回となり、クロツクINの周波数
をプリセツトデータP1,P2…P14で設定した1/
42に分周することができる。 以上の通り本発明によれば、従来のプログラマ
ブルカウンタに於けるフイードバツクループの動
作速度の限界によつて決定される上限周波数より
高い周波数の動作が可能となる。なぜならば、帰
還ループの許容デイレイは、原周波数を1/4分
周した周波数の周期に拡大されるためである。更
に、分周数を設定するプリセツトデータは、その
分周数を表わすバイナリーデータでリセツトでき
るため、制御の簡単なプログラマブルデイバイダ
が得られる。従つて、PLLに使用するプログラマ
ブルデイバイダに好適なものとなる。
第1図はパルススワローカウンタによるプログ
ラマブルデイバイダの一例を示すブロツク図、第
2図は本発明のプログラマブルデイバイダの実施
回路例、第3図イ〜ニは第2図におけるタイミン
グチヤートを示す。 主な図番の説明 8(1),8(2),8(3)…8(14)
…フリツプフロツプ、13…第1の検出回路、1
6…第2の検出回路、19…シフトレジスタ、2
3…前置分周器。
ラマブルデイバイダの一例を示すブロツク図、第
2図は本発明のプログラマブルデイバイダの実施
回路例、第3図イ〜ニは第2図におけるタイミン
グチヤートを示す。 主な図番の説明 8(1),8(2),8(3)…8(14)
…フリツプフロツプ、13…第1の検出回路、1
6…第2の検出回路、19…シフトレジスタ、2
3…前置分周器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分周数が2nと(2n+1)に切換え可能な前
置分周器と、該前置分周器の出力を分周するプリ
セツト可能な第1及び第2のプログラマブルデイ
バイダと、該第1及び第2のプログラマブルデイ
バイダの状態を検出する第1及び第2の検出回路
と、前記前置分周器の出力をクロツクとしかつ前
記第1及び第2の検出回路の出力により入力が決
定されるシフトレジスタとを備え、前記シフトレ
ジスタの内容によつて前記前置分周器の分周数を
切換えることを特徴とするプログラマブルデイバ
イダ。 2 特許請求の範囲第1項において、前記第2の
検出回路で検出する第2のプログラマブルデイバ
イダの内容は、全ビツト“1”又は全ビツト
“0”の2つの前に設定したことを特徴とするプ
ログラマブルデイバイダ。 3 特許請求の範囲第2項において、前記第1の
プログラマブルデイバイダをKビツト、前記第2
のプログラマブルデイバイダをLビツト(K、L
はいずれも整数で、K<L)とした場合、前記第
1のプログラマブルデイバイダのプリセツトデー
タを(1〜K)ビツト、前記第2のプログラマブ
ルデイバイダのプリセツトデータを(K+1〜K
+L)ビツトとし、全体を(K+L)ビツトの純
バイナリコードでプリセツトをなすことを特徴と
したプログラマブルデイバイダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12852279A JPS5652935A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Programmable divider |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12852279A JPS5652935A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Programmable divider |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652935A JPS5652935A (en) | 1981-05-12 |
JPS6239570B2 true JPS6239570B2 (ja) | 1987-08-24 |
Family
ID=14986816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12852279A Granted JPS5652935A (en) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Programmable divider |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5652935A (ja) |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP12852279A patent/JPS5652935A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652935A (en) | 1981-05-12 |
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