JPS6239547Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6239547Y2
JPS6239547Y2 JP16508485U JP16508485U JPS6239547Y2 JP S6239547 Y2 JPS6239547 Y2 JP S6239547Y2 JP 16508485 U JP16508485 U JP 16508485U JP 16508485 U JP16508485 U JP 16508485U JP S6239547 Y2 JPS6239547 Y2 JP S6239547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat
cable
conductor
layer
metal clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16508485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6185026U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16508485U priority Critical patent/JPS6239547Y2/ja
Publication of JPS6185026U publication Critical patent/JPS6185026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6239547Y2 publication Critical patent/JPS6239547Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフラツトシールドケーブルの改良に
関するものである。
〔従来技術〕
フラツトシールドケーブルは、電子機器のプリ
ント回路板間の配線などに使用されるものであ
る。
第3図は従来のフラツトシールドケーブルの一
例を示すもので、扁平電線1と、この扁平電線1
の片面を覆うシールドテープ2と、このシールド
テープ2を覆つてこれを保護する絶縁保護層3と
からなり、扁平電線1は、多数の導体1a,1
a,1a……1bを互いに平行に並べてポリ塩化
ビニールなどの絶縁被覆1cで、全体として平板
状に覆うとともに、導体1bが絶縁被覆1cから
一部突出され、その突出部がシールドテープ2に
接触されてドレンワイヤとなつている。
ところで、このフラツトシールドケーブルは、
シールドテープ2に導体1bが接触させられてい
るため、ケーブルの接続の際に、この導体1bを
アースに接続することによつてシールドテープ2
を接地することができ、シールドテープ2に特別
な端末処理を施す必要がないという長所がある
が、その反面、導体1bを絶縁被覆1cの表面か
ら突出させる必要があるために、導体1bを若干
ずらして突出させた特殊な構造の扁平電線が必要
となり、製造工程が複雑になるという問題があ
る。
〔考案の目的、構成〕
この考案は、前記の事情を考慮して提案された
もので、金属クランプを扁平電線の外側から打込
んで、この金属クランプを扁平電線中の任意の導
体に接触させるとともに、この金属クランプをシ
ールド層に接触させて任意の導体をドレンワイヤ
化することにより、製造コストの低いフラツトシ
ールドケーブルを提供することを目的とするるも
のである。
〔実施例〕
以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図および第2図は、この考案の一実施例を
示すものであつて、互いに平行に並べられた多数
の導体10a,10a…が絶縁被覆10bで被覆
され、全体として平板状のフラツトケーブル10
が構成されている。そしてこのフラツトケーブル
の一方の面にアルミニウムテープ,銅テープある
いは編組線等のシールド層11と絶縁保護層12
とが順次積層成形されている。そしてまた前記導
体1a,1a…の任意の一本を選択して、絶縁保
護層12の表面から金属クランプ13が差し込ま
れる。
この金属クランプ13は、第2図に示すよう
に、互に対向する一対の接触子13aとこれ等を
連結する連結部13bとを有していて、全体とし
てほぼ横断面コ字状に形成され、その金属クラン
プ13の一対の接触子13aが絶縁保護層12,
シールド層11およびケーブルの絶縁被覆10b
を貫通して差し込まれる。
前記金属クランプ13における接触片13a,
13aの間隔すなわちこの金属クランプ13の溝
幅Wは、導体10aの直径dより若干小さくされ
るように構成されている。また、この接触片13
aの先端は、絶縁被覆10bへの差込みを容易に
し、かつ導体10aへの嵌め込みを容易にするた
め、内側に傾斜面を有するエツジ状に形成されて
いる。そして前記金属クランプは選択された一本
の導体10aにつき、その長手方向に沿つて複数
個差し込むことが望ましい。
なお本考案は前述の実施例において、ケーブル
の絶縁被覆10bと絶縁保護層12とが別々に構
成されているが、これに代えてケーブルの絶縁被
覆10bの両側面を延長し、これによつてシール
ド層11を包被するように構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、互いに平行に並べた多数の
導体10a,10a…が絶縁被覆10bで全体と
してほぼ平板状に被覆されたフラツトケーブル1
0と、このフラツトケーブルの一方の面に順次積
層されたシールド層11および絶縁保護層12を
有し、この絶縁保護層の表面から金属クランプ1
3の接触子13aが差し込まれ、選択されたケー
ブルの導体とシールド層とを電気的に導通させる
ように構成されるので、シールドテープに接触さ
せるために導体を一部絶縁被覆から突出させるな
どの特殊な構造の扁平電線を使用せずに、扁平電
線の導体をドレンワイヤ化することができるか
ら、製造コストが低く、また、作業現場などにお
いて扁平電線に金属クランプ13を打ち込むこと
によつて任意の導体をシールドテープに接続して
ドレンワイヤ化することができるなどの効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のフラツトシールドケーブル
の一実施例を示す横断面図、第2図はこの考案の
実施に使用される金属クランプを示す斜視図、第
3図は従来のフラツトケーブルの一実施例を示す
横断面図である。 図において、10aは導体、10bは絶縁被
覆、10はフラツトケーブル、11はシールド
層、12は絶縁保護層、13は金属クランプであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに平行に並べた多数の導体10a,10
    a…が絶縁被覆10bで全体としてほぼ平板状
    に被覆されたフラツトケーブル10と、このフ
    ラツトケーブルの一方の面に順次積層されたシ
    ールド層11および絶縁保護層12を有し、こ
    の絶縁保護層の表面から金属クランプ13の接
    触子13aが差し込まれ、選択されたケーブル
    の導体とシールド層とを電気的に導通させて成
    るフラツトシールドケーブル。 2 前記金属クランプは選択されたケーブル導体
    の長手方向に沿つて、複数個差し込まれて成る
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のフラツト
    シールドケーブル。
JP16508485U 1985-10-29 1985-10-29 Expired JPS6239547Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16508485U JPS6239547Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16508485U JPS6239547Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185026U JPS6185026U (ja) 1986-06-04
JPS6239547Y2 true JPS6239547Y2 (ja) 1987-10-08

Family

ID=30722948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16508485U Expired JPS6239547Y2 (ja) 1985-10-29 1985-10-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6239547Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855572B2 (ja) * 2000-11-24 2012-01-18 矢崎総業株式会社 平型シールドハーネス及び平型シールドハーネスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6185026U (ja) 1986-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SU1109076A3 (ru) Трехфазна обмотка переменного тока индуктора линейного электродвигател
KR950034297A (ko) 와이어 하니스 및 그 제조방법
KR20010098912A (ko) 케이블을 연결하기 위한 커넥터
US5132489A (en) Shielded electric cable
US4902241A (en) Electrical interconnection system
US3601756A (en) Terminator connector for multiconductor cable
JPS6239547Y2 (ja)
US3273102A (en) Series electrical connections
EP0100602B1 (en) Electrical bus interconnection system
JPS6220099Y2 (ja)
JPH0617041U (ja) フラット電線のシールド装置
JP3039281B2 (ja) シールド付きワイヤーハーネス
ES2041410T3 (es) Cableado electrico.
JPS6245386Y2 (ja)
JPH0218533Y2 (ja)
JP3625525B2 (ja) フラットケーブルの端末部形成方法
JPH0220758Y2 (ja)
ATE2918T1 (de) Elektrische steckverbindung fuer ein mehrlagiges kabel.
JPS6380706A (ja) ケ−ブルクランプ
JPH10261451A (ja) ワイヤーハーネス
JPH0624093Y2 (ja) シールド電線
JPH0614325Y2 (ja) 被覆電線
JPH0617128U (ja) シールド付きジョイナー
JPS5931012Y2 (ja) 電線接続構造
SU1638750A1 (ru) Устройство для обеспечения электробезопасности при соеди2 нении кабелей сигнализации и связи