JPH10261451A - ワイヤーハーネス - Google Patents

ワイヤーハーネス

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Publication number
JPH10261451A
JPH10261451A JP6643697A JP6643697A JPH10261451A JP H10261451 A JPH10261451 A JP H10261451A JP 6643697 A JP6643697 A JP 6643697A JP 6643697 A JP6643697 A JP 6643697A JP H10261451 A JPH10261451 A JP H10261451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armor
housing
wire harness
wire
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP6643697A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Koyata
憲 小八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP6643697A priority Critical patent/JPH10261451A/ja
Publication of JPH10261451A publication Critical patent/JPH10261451A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載される電装機器や車体等の鋭角部にコネ
クタのハウジング端部付近の鎧装されていない電線部分
が接触して、電線が外傷を負うのを防止することを課題
とする。 【解決手段】 本発明のワイヤーハーネスは、端末に接
続端子が接続された複数の電線を鎧装材で覆い、前記接
続端子をハウジング内に収納してなるワイヤーハーネス
において、前記ハウジングと前記鎧装材とを複数の鎧片
で連結して前記ハウジングと前記鎧装材との間を保護し
てなる点に特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車内
に配線されるワイヤーハーネスの端末部が車体や電装機
器の鋭角部に接触しても電線やハウジングに外傷を負う
ことがないように保護したワイヤーハーネスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車内において、ワイヤーハーネス
は、その多くの部分が車体に沿って配線され、適所に配
置された電装機器に接続される。近年の自動車の電子制
御化に伴い、自動車に搭載される電装機器が多くなりワ
イヤーハーネスの車載スペースが狭くなってきている。
そのため、電装機器、ワイヤーハーネス、および、車体
が相互に近接配置される場合に、ワイヤーハーネスに電
装機器または車体等が接触する。この接触によって、ワ
イヤーハーネスが外傷を受けるのを防止するために、電
線部分に鉄または銅合金等の金属薄板よりなる金属テー
プを巻いたり、プラスチック管で覆ったりして鎧装され
たワイヤーハーネスが知られている。なお、ワイヤーハ
ーネスが狭い車載スペースにでも配置できるように、鎧
装材はワイヤーハーネスになるべく密着するように設け
られ、ワイヤーハーネスの径はできるだけおさえられて
いる。そのため、鎧装材の鋭角な端部が電線に当接して
傷を付けないように、あるいは、鎧装材による電線への
拘束が端子にまでおよばないようにコネクタハウジング
端部付近は鎧装しないまま、すなわち電線部分が裸のま
ま露出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車載される
電装機器や車体等の鋭角部にコネクタのハウジング端部
付近の鎧装されていない電線部分が接触して、電線が外
傷を負うのを防止することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載のワイヤーハーネスは、端末
に接続端子が接続された複数の電線を鎧装材で覆い、前
記接続端子をハウジング内に収納してなるワイヤーハー
ネスにおいて、前記ハウジングと前記鎧装材とを複数の
鎧片で連結して前記ハウジングと前記鎧装材との間を保
護してなることを特徴とするものである。
【0005】このような構成のワイヤーハーネスは、鎧
片(金属製が望ましいが強固な部材であれば他でもよ
い)で前記ハウジングと鎧装材とを覆っているので、鎧
装されていない電線部分がなくなる。すなわち、電装機
器や車体のエッジ等の鋭角部にワイヤーハーネスが接触
しても、電線が外傷を負うのを防止できる。また、前記
鎧片を固定部材で固定すれば、鎧片に電装機器や車体等
の鋭角部が衝突しても確実に固定された状態を維持し、
電線を保護することができる。
【0006】また本発明の請求項2記載のワイヤーハー
ネスは、請求項1記載の発明の構成に、ワイヤーハーネ
スが金属の鎧装材で覆われ、前記接続端子と前記鎧装材
とを電気的に接続したことを加えて特徴とするものであ
る。
【0007】このような構成のワイヤーハーネスの前記
鎧装材に所定の電圧を加えて、鎧装材の両端の電圧測定
を行うことにより、前記鎧装材に外部の金属物体が接触
した際に電圧値が低下することがわかる。すなわち、ワ
イヤーハーネスが外部の金属物体に接触したことを早期
に発見して、ワイヤーハーネスの外傷を未然に防ぐこと
ができる。例えば、前記電圧値の低下において所定の電
圧値以下になった場合に警報を発する装置を設けること
により、ワイヤーハーネスに金属物体が接触したことを
いち早くドライバー等に知らせることもできる。また、
所定の電圧値以下になった場合に電流を遮断する装置を
設けてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のワイヤー
ハーネスの実施の形態を示す分解斜視図である。図2
は、本発明のワイヤーハーネスの実施の形態を示す斜視
図である。図3は、本発明のワイヤーハーネスの他の実
施の形態を示す斜視図である。
【0009】図1に示すように、ワイヤーハーネスは、
複数の電線1aを集束したケーブル1、および、鎧装材
2、接続端子3、ハウジング4、鎧片5、6、固定部材
7からなる。このワイヤーハーネスは、端末に接続端子
3が接続された複数の電線1aを鎧装材2で覆い、前記
接続端子3をハウジング4内に収納してなる点は、従来
のワイヤーハーネスと同様である。本実施の形態のワイ
ヤーハーネスは、前記ハウジング4と前記鎧装材2とを
複数の鎧片5、6で覆い、該鎧片5、6で露出した電線
端末を保護した点に特徴がある。
【0010】ケーブル1は、複数の電線1aを保護する
ため、鉄または銅合金等の金属薄板よりなる鎧装材2が
ケーブル1の略全長を覆うように設けられている。鎧装
材2は、例えば金属テープをケーブル1の外周に螺旋状
に巻き付けて形成される。なお図中、金属テープは一重
巻きに示されているが、必要に応じて巻き重ねてもよ
い。また、鎧装材2はプラスチック材で形成してもよ
い。このようなケーブル1の端末部は、各電線1aが露
出され、各電線1aの端部導体1bに接続端子3が電気
的に接続されている。
【0011】ハウジング4は、外側面上に係止突起4
a、4cが設けられ、所定数の端子収容室4bが設けら
れている。前記係止突起4aは、後に説明する鎧片5、
6を係止するための突起である。前記端子収容室4bに
は、前記電線1aの端部導体1bに接続された接続端子
3が矢印A方向に向かって挿入固定される。なお、前記
係止突起4cは、ハウジング4と嵌合する相手側ハウジ
ング(図示せず)との係止を行うための突起である。
【0012】鎧片5、6は、鉄または銅合金等の金属板
を打ち抜きおよび折り曲げ加工により形成される。鎧片
5、6は、その縦方向の一端側にハウジング4の係止突
起4aに係止される係止孔5a、6aが設けられ、他端
に固定部材7を係止する係止突起5b、6bが他端の外
側に突出して形成される。なお、鎧片5の横方向の両側
にその端を略直角に折り曲げて形成される保持部5cを
有する。また、鎧片5、6はプラスチック材で形成され
てもよい。
【0013】固定部材7は、鉄、銅合金等の金属板で形
成され、所定の圧着工具(図示せず)を用いて、図2に
示すように鎧装材2に鎧片5、6を固定する。なお、固
定部材7の代わりにプラスチックテープ等を巻回して鎧
片5、6を鎧装材2に固定してもよい。
【0014】ここで上述した図1に示すワイヤーハーネ
スの組み立て手順を次に説明する。まず、予め各電線1
aの端部導体1bに接続された接続端子3は、矢印A方
向に向かってハウジング4の端子収容室4bに挿入固定
される。次に、ハウジング4の左右側面の係止突起4a
に鎧片6の係止孔6aを、ハウジング4の上下側面の係
止突起4aに鎧片5の係止孔5aを嵌入する。この際
に、鎧片6の縁に鎧片5の保持部5cが接触して鎧片6
が保持される。次に、固定部材7が鎧片5、6の係止突
起5b、6bに係止するように圧着工具(図示せず)を
用いて圧着される。以上により、図2に示すようなワイ
ヤーハーネスの形態をなして組み立てが終了する。
【0015】また、図示しないが自動車の振動等によ
り、ワイヤーハーネスが他の部材と衝突してもその衝撃
を吸収するように、金属テープまたは鎧片の上に例えば
ゴム、塩化ビニル等の緩衝保護層を設けてもよい。な
お、外部との絶縁をするために前記緩衝保護層を絶縁材
で形成してもよい。
【0016】図3は本発明の他の実施態様を示すもの
で、複数の接続端子3のうちの1つの端子と鎧装材2
(鉄または銅合金等の金属)と電線8で接続した点に特
徴がある。なお、図1、2と同一部分は同一符号を付し
て説明を省略する。前記構成において、接続端子3が何
も介さずに鎧装材2に接続されてもよいし、電線8の代
用に他の導体を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明に係わるワイヤーハーネスは、以
上説明したような形態で実施され、以下に記載されるよ
うな効果を奏する。
【0018】端末に接続端子が接続された複数の電線を
鎧装材で覆い、前記接続端子をハウジング内に収納して
なるワイヤーハーネスにおいて、前記ハウジングと前記
鎧装材とを複数の鎧片で連結して前記ハウジングと前記
鎧装材との間を保護してなるので、車載される電装機器
や車体等の鋭角部にコネクタハウジング端部付近の鎧装
されていない電線部分が接触して、電線が外傷を負うこ
とを防止することができる。また、金属製の鎧装材とハ
ウジング内との端子とを電気的に接続してワイヤーハー
ネスにシールドとしての機能を持たせた場合、鎧片で前
記接続部を保持することもできる。
【0019】また、ワイヤーハーネスが金属製の鎧装材
で覆われ、前記接続端子と前記鎧装材とを電気的に接続
したので前記金属製の鎧装材に所定の電圧を加えて、鎧
装材の両端の電圧測定を行うことにより、金属製の鎧装
材に外部の金属物体が接触した際に前記電圧が低下する
ことがわかる。なお、鎧片が金属製であれば鎧装材と同
様に外部の金属物体が接触した際に前記電圧が低下する
ことがわかる。このようにして電圧低下をいち早く察知
することで、ワイヤーハーネスが外部の金属部材に接触
したことを早期に発見して、ワイヤーハーネスの外傷を
未然に防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤーハーネスの実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】本発明のワイヤーハーネスの実施の形態を示す
斜視図である。
【図3】本発明のワイヤーハーネスの他の実施の形態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1a 電線 2 鎧装材 3 接続端子 4 ハウジング 5、6 鎧片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末に接続端子が接続された複数の電線
    を鎧装材で覆い、前記接続端子をハウジング内に収納し
    てなるワイヤーハーネスにおいて、前記ハウジングと前
    記鎧装材とを複数の鎧片で連結して前記ハウジングと前
    記鎧装材との間を保護してなることを特徴とするワイヤ
    ハーネス。
  2. 【請求項2】 ワイヤーハーネスが金属の鎧装材で覆わ
    れ、前記接続端子と前記鎧装材とを電気的に接続したこ
    とを特徴とする請求項1記載のワイヤーハーネス。
JP6643697A 1997-03-19 1997-03-19 ワイヤーハーネス Pending JPH10261451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6643697A JPH10261451A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 ワイヤーハーネス

Applications Claiming Priority (1)

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JP6643697A JPH10261451A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 ワイヤーハーネス

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JPH10261451A true JPH10261451A (ja) 1998-09-29

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ID=13315738

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JP6643697A Pending JPH10261451A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 ワイヤーハーネス

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027762A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Yazaki Corp コネクタ
JP2014164902A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Sumitomo Electric Industrial Wire & Cable Inc コネクタ付きケーブルおよびケーブル集合体
CN107768907A (zh) * 2017-11-13 2018-03-06 蒋志斌 数据线接头保护套

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JP2008027762A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Yazaki Corp コネクタ
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