JPS6239398B2 - - Google Patents
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- JPS6239398B2 JPS6239398B2 JP54055651A JP5565179A JPS6239398B2 JP S6239398 B2 JPS6239398 B2 JP S6239398B2 JP 54055651 A JP54055651 A JP 54055651A JP 5565179 A JP5565179 A JP 5565179A JP S6239398 B2 JPS6239398 B2 JP S6239398B2
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- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 36
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000002789 length control Methods 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G13/00—Producing acoustic time signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、楽曲を音声出力すると共に、楽曲
を編成する音譜をも表示して発音されている音の
音階を判読できるようにした音階表示機能付電子
時計に関する。
を編成する音譜をも表示して発音されている音の
音階を判読できるようにした音階表示機能付電子
時計に関する。
一般に、電子時計においては、特定の楽曲の楽
音コード、すなわち音階、音長、音量の各コード
を、例えばROM(リードオンリメモリ)等にあ
らかじめ記憶させておき、そして上記コードを
ROMから順次読み出し、スピーカ、ブザー等を
駆動することにより、楽音を発生させ、アラーム
時計としたり、オルゴール機能を持たせたりして
商品の多様化を計ることが行なわれている。
音コード、すなわち音階、音長、音量の各コード
を、例えばROM(リードオンリメモリ)等にあ
らかじめ記憶させておき、そして上記コードを
ROMから順次読み出し、スピーカ、ブザー等を
駆動することにより、楽音を発生させ、アラーム
時計としたり、オルゴール機能を持たせたりして
商品の多様化を計ることが行なわれている。
ところで、このように楽曲を発生する電子時計
において、楽曲を編成する楽譜をも表示するよう
にすれば、使用者の意を満足させることができる
ばかりか、意匠的にも優れたものとなり、しかも
楽曲があまり知られていない場合には、発生され
た楽音が正しいかどうかがわかり、例えば音程の
狂つているものを誤つて購入するといつたことを
未然に防止できる等、極めて効果的である。この
場合、例えば時計ケースに楽譜を印刷する等の手
段が与えられるが、楽曲が長い場合には広い印刷
面積を必要とするばかりか経時的な使用によつ
て、色が褪せたり、消えたりする欠点があつた。
において、楽曲を編成する楽譜をも表示するよう
にすれば、使用者の意を満足させることができる
ばかりか、意匠的にも優れたものとなり、しかも
楽曲があまり知られていない場合には、発生され
た楽音が正しいかどうかがわかり、例えば音程の
狂つているものを誤つて購入するといつたことを
未然に防止できる等、極めて効果的である。この
場合、例えば時計ケースに楽譜を印刷する等の手
段が与えられるが、楽曲が長い場合には広い印刷
面積を必要とするばかりか経時的な使用によつ
て、色が褪せたり、消えたりする欠点があつた。
この発明の目的は、上記事情に鑑みてなされた
ものであり、色が褪せたり、消えたりすることを
防止する構造にすると共に、腕時計のように表示
面積がかなり制約されているものにおいても容易
に長い楽曲の音譜表示を行い得る音階表示機能付
電子時計を提供することにある。
ものであり、色が褪せたり、消えたりすることを
防止する構造にすると共に、腕時計のように表示
面積がかなり制約されているものにおいても容易
に長い楽曲の音譜表示を行い得る音階表示機能付
電子時計を提供することにある。
以下、この発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本発明を適用した腕時計の回路構成
図であり、図において符号1は基準周波数信号を
発生する発振回路である。この発振回路1から出
力される基準周波数信号は時計回路2に与えられ
る。この時計回路2は上記基準周波数信号を分周
して1秒毎の信号に分周すると共に、この信号を
カウントして時刻単位としての“時”、“分”、
“秒”等の時刻情報を得る。またこの時計回路2
にはアラーム時刻の設定回路も含まれており、時
刻情報がアラーム時刻に一致した時、一致信号f
を出力するように構成されている。そして上記時
刻情報は液晶表示装置3の時刻表示部4に供給さ
れて表示される。上記液晶表示装置3には時刻表
示部4のほかに、特定の楽曲に関する楽譜を表示
する音譜表示部5が備えられている。上記楽譜表
示部5は、例えばガラス板の裏面に五線符、ト音
記号をそれぞれ印刷等の手段で表示し、そして五
線符の線上及び線間にマトリツクス状に複数個の
音符電極からなる音階表示部6〜9を夫々間隔を
あけて形成してものである。一方、上記時計回路
2から出力される一致信号fは、後述するROM
10のアドレス部11に与えられる。上記ROM
10には楽曲を構成するマイクロ命令が固定的に
記録されており、上記アドレス部11から出力さ
れるアドレス指定信号を受けた時、楽音を構成す
る音長コードA、音階コードB、音量コードC及
び自己の次アドレスを指定するアドレス信号Dを
並列的に出力する。
る。第1図は本発明を適用した腕時計の回路構成
図であり、図において符号1は基準周波数信号を
発生する発振回路である。この発振回路1から出
力される基準周波数信号は時計回路2に与えられ
る。この時計回路2は上記基準周波数信号を分周
して1秒毎の信号に分周すると共に、この信号を
カウントして時刻単位としての“時”、“分”、
“秒”等の時刻情報を得る。またこの時計回路2
にはアラーム時刻の設定回路も含まれており、時
刻情報がアラーム時刻に一致した時、一致信号f
を出力するように構成されている。そして上記時
刻情報は液晶表示装置3の時刻表示部4に供給さ
れて表示される。上記液晶表示装置3には時刻表
示部4のほかに、特定の楽曲に関する楽譜を表示
する音譜表示部5が備えられている。上記楽譜表
示部5は、例えばガラス板の裏面に五線符、ト音
記号をそれぞれ印刷等の手段で表示し、そして五
線符の線上及び線間にマトリツクス状に複数個の
音符電極からなる音階表示部6〜9を夫々間隔を
あけて形成してものである。一方、上記時計回路
2から出力される一致信号fは、後述するROM
10のアドレス部11に与えられる。上記ROM
10には楽曲を構成するマイクロ命令が固定的に
記録されており、上記アドレス部11から出力さ
れるアドレス指定信号を受けた時、楽音を構成す
る音長コードA、音階コードB、音量コードC及
び自己の次アドレスを指定するアドレス信号Dを
並列的に出力する。
上記音長コードAは音長制御回路12に供給さ
れる。この音長制御回路12は、時計回路2から
の所定周期の周波数信号を音長コードAによつて
制御し、音長コードAに応じた所定時間が経過し
た後、パルス信号lを出力するものである。この
パルス信号lは、上記音階表示部6〜9に対応し
て設けられたデータ転送用バツフア13〜16に
書込みクロツクとして与えられる。上記各バツフ
ア13〜16は、直列的に接続されており、音階
コードBが与えられるバツフア13の内容は音階
表示部6、バツフア14の内容は音階表示部7、
またバツフア15の内容は音階表示部8、さらに
バツフア16の内容は音階表示部9に夫々供給さ
れ、対応する音符電極を表示駆動する。
れる。この音長制御回路12は、時計回路2から
の所定周期の周波数信号を音長コードAによつて
制御し、音長コードAに応じた所定時間が経過し
た後、パルス信号lを出力するものである。この
パルス信号lは、上記音階表示部6〜9に対応し
て設けられたデータ転送用バツフア13〜16に
書込みクロツクとして与えられる。上記各バツフ
ア13〜16は、直列的に接続されており、音階
コードBが与えられるバツフア13の内容は音階
表示部6、バツフア14の内容は音階表示部7、
またバツフア15の内容は音階表示部8、さらに
バツフア16の内容は音階表示部9に夫々供給さ
れ、対応する音符電極を表示駆動する。
また、バツフア13には時計回路2からの一致
信号fも書き込みクロツクとして与えられてい
る。そしてこのバツフア13にROM8からの音
階コードBを、最初、一致信号fによつて読み込
み、その後はパルス信号lに従つて読み込む。そ
して、バツフア13の内容はデコーダ17にも供
給される。またROM10からの音量コードC
は、デコーダ18に供給されている。一方、発振
回路1からの基準周波数信号は音階周波数発生回
路19にも与えられる。この音階周波数発生回路
19は上記基準周波数信号に従つて「ド」、
「レ」、「ミ」……等の音階に対応する周波数をも
つたクロツク信号群を周波数選択回路20に供給
する。この周波数選択回路20は、入力されるク
ロツク信号群のうち上記デコーダ17によつて解
読された内容に応じたクロツク信号を選択的に出
力するものである。ここから出力されたクロツク
信号は、音量制御回路21に与えられる。この音
量制御回路21は上記デコーダ18によつて解読
された内容に従つて音量制御を行うものである。
この音量制御回路18から出力された信号は、発
音体、例えばスピーカ22に与えられ、音声出力
される。
信号fも書き込みクロツクとして与えられてい
る。そしてこのバツフア13にROM8からの音
階コードBを、最初、一致信号fによつて読み込
み、その後はパルス信号lに従つて読み込む。そ
して、バツフア13の内容はデコーダ17にも供
給される。またROM10からの音量コードC
は、デコーダ18に供給されている。一方、発振
回路1からの基準周波数信号は音階周波数発生回
路19にも与えられる。この音階周波数発生回路
19は上記基準周波数信号に従つて「ド」、
「レ」、「ミ」……等の音階に対応する周波数をも
つたクロツク信号群を周波数選択回路20に供給
する。この周波数選択回路20は、入力されるク
ロツク信号群のうち上記デコーダ17によつて解
読された内容に応じたクロツク信号を選択的に出
力するものである。ここから出力されたクロツク
信号は、音量制御回路21に与えられる。この音
量制御回路21は上記デコーダ18によつて解読
された内容に従つて音量制御を行うものである。
この音量制御回路18から出力された信号は、発
音体、例えばスピーカ22に与えられ、音声出力
される。
上記次アドレス指定信号Dは、バツフア23に
記憶されると共にアンド回路24の一方の入力端
子に与えられる。このアンド回路24の他方の入
力端子には、上記音長制御回路10から出力され
るパルス信号lがゲート信号として与えられる。
このアンド回路24の出力は、上記アドレス部9
に供給される。
記憶されると共にアンド回路24の一方の入力端
子に与えられる。このアンド回路24の他方の入
力端子には、上記音長制御回路10から出力され
るパルス信号lがゲート信号として与えられる。
このアンド回路24の出力は、上記アドレス部9
に供給される。
次に、上記のように構成された電子時計の動作
について説明する。時計回路2において得られる
時刻情報は、液晶表示装置3の時刻表示部4に送
られて表示される。そしてアラーム設定時刻にな
ると、時計回路2から一致信号fが出力される。
従つてROM10はアドレス部11からのアドレ
ス指定信号によつてアドレス指定され、最初の楽
音に関する音長コードA、音階コードB、音量コ
ードCを出力すると共に、自己の次アドレス指定
信号Dをそれぞれ出力するようになる。またバツ
フア13には一致信号fによつてROM10の音
階コードBが読み込まれる。このバツフア13の
内容は、デコーダ17によつて解読された後、周
波数選択回路20に供給される。この周波数選択
回路20は、周波数発生回路19からのクロツク
信号群のうちデコーダ17の内容に応じたクロツ
ク信号を選択的に出力し、これを音量制御回路2
1に与える。そして音量制御回路21は音量コー
ドCを解読したデコーダ18からの出力に応じた
音量制御を行い、この出力がスピーカ22に与え
られ、最初の楽音、例えば「ド」が音声出力され
るのである。一方、バツフア13の内容は、液晶
表示装置3における音階表示部6に供給される。
について説明する。時計回路2において得られる
時刻情報は、液晶表示装置3の時刻表示部4に送
られて表示される。そしてアラーム設定時刻にな
ると、時計回路2から一致信号fが出力される。
従つてROM10はアドレス部11からのアドレ
ス指定信号によつてアドレス指定され、最初の楽
音に関する音長コードA、音階コードB、音量コ
ードCを出力すると共に、自己の次アドレス指定
信号Dをそれぞれ出力するようになる。またバツ
フア13には一致信号fによつてROM10の音
階コードBが読み込まれる。このバツフア13の
内容は、デコーダ17によつて解読された後、周
波数選択回路20に供給される。この周波数選択
回路20は、周波数発生回路19からのクロツク
信号群のうちデコーダ17の内容に応じたクロツ
ク信号を選択的に出力し、これを音量制御回路2
1に与える。そして音量制御回路21は音量コー
ドCを解読したデコーダ18からの出力に応じた
音量制御を行い、この出力がスピーカ22に与え
られ、最初の楽音、例えば「ド」が音声出力され
るのである。一方、バツフア13の内容は、液晶
表示装置3における音階表示部6に供給される。
この音階表示部6では、複数個の音符電極の中
から音階コードに対応した一つが選択され、それ
が表示駆動されて、第2図Aに示すように、例え
ば音階「ド」が表示される。そして音長制御回路
12は音長コードに応じた時間が経過した時、パ
ルス信号lを出力し、このパルス信号lはアンド
回路24をゲート解除するので、アンド回路24
からは、バツフア23に記憶されている次アドレ
スが出力され、アドレス部11に与えられる。従
つてROM10からは、二番目の楽音に関する音
長コードA、音階コードB、音量コードC及び次
アドレス信号Dが出力される。またパルス信号l
の出力により、バツフア14には、バツフア13
からの内容が転送されると共に、バツフア13に
は二番目の楽音に関する音階コードがROM10
から転送される。従つて、スピーカ22はバツフ
ア13の内容に基づいた音階、例えば「ミ」を、
音長コードCに基づいた音量で発音するのであ
る。一方、バツフア13の内容は音階表示部6
に、またバツフア14の内容は音階表示部7にそ
れぞれ供給され、第2図Bに示すように、図中左
側から音階表示部6に「ミ」、音階表示部7に
「ド」が楽譜表示される。
から音階コードに対応した一つが選択され、それ
が表示駆動されて、第2図Aに示すように、例え
ば音階「ド」が表示される。そして音長制御回路
12は音長コードに応じた時間が経過した時、パ
ルス信号lを出力し、このパルス信号lはアンド
回路24をゲート解除するので、アンド回路24
からは、バツフア23に記憶されている次アドレ
スが出力され、アドレス部11に与えられる。従
つてROM10からは、二番目の楽音に関する音
長コードA、音階コードB、音量コードC及び次
アドレス信号Dが出力される。またパルス信号l
の出力により、バツフア14には、バツフア13
からの内容が転送されると共に、バツフア13に
は二番目の楽音に関する音階コードがROM10
から転送される。従つて、スピーカ22はバツフ
ア13の内容に基づいた音階、例えば「ミ」を、
音長コードCに基づいた音量で発音するのであ
る。一方、バツフア13の内容は音階表示部6
に、またバツフア14の内容は音階表示部7にそ
れぞれ供給され、第2図Bに示すように、図中左
側から音階表示部6に「ミ」、音階表示部7に
「ド」が楽譜表示される。
このようにして三番目に関する楽音の表示は、
第2図Cに示すように、音階表示部6,7,8に
夫々「シ」、「ミ」、「ド」が表示出力される。以
下、同様の動作が繰り返し実行されることによ
り、発音される音の音階が表示出力される。
第2図Cに示すように、音階表示部6,7,8に
夫々「シ」、「ミ」、「ド」が表示出力される。以
下、同様の動作が繰り返し実行されることによ
り、発音される音の音階が表示出力される。
従つて、楽曲の進行に従つて音階表示を楽譜表
示部5内において、移行ないし流れ動かすことが
できるのである。
示部5内において、移行ないし流れ動かすことが
できるのである。
第3図は、この発明の第2実施例を示したもの
である。上記第1の実施例においては、発音され
ている音の音階及び発音された音の音階を、表示
したものであるが、この第2の実施例において
は、発音される以前の音階と発音されている音の
音階とを表示できるようにしたものである。しか
して、第3図において、第1図と同一のものは同
一符号を付して説明し、その説明を省略する。上
記第1の実施例においては、バツフア13の内容
をデコーダ17に供給するようにしたが、この第
2の実施例においては、バツフア16の内容をデ
コーダ17に供給されるようにしてある。そして
ROM10から出力される音階コードBに対する
音長コードA、音量コードCは、夫々音階コード
Bよりも四音符分送れて出力されるようにROM
10がプログラムされている。
である。上記第1の実施例においては、発音され
ている音の音階及び発音された音の音階を、表示
したものであるが、この第2の実施例において
は、発音される以前の音階と発音されている音の
音階とを表示できるようにしたものである。しか
して、第3図において、第1図と同一のものは同
一符号を付して説明し、その説明を省略する。上
記第1の実施例においては、バツフア13の内容
をデコーダ17に供給するようにしたが、この第
2の実施例においては、バツフア16の内容をデ
コーダ17に供給されるようにしてある。そして
ROM10から出力される音階コードBに対する
音長コードA、音量コードCは、夫々音階コード
Bよりも四音符分送れて出力されるようにROM
10がプログラムされている。
上記のように構成されてなる電子時計において
は、まず、ROM10からは音階コードBが四音
符分順次出力されると、各バツフア13〜16に
は、音階コードが規則的に貯えられる。そして音
階コードBよりも四音符分遅れて音長コードA、
音量コードCが出力されるため、バツフア16の
内容は、デコーダ17に送られると共に、バツフ
ア16に記憶された音階に対する音量コードCは
ROM10からデコーダ18に送られる。従つて
スピーカ22からは、最初の楽音に関する音階、
例えば「ド」が発音される。また各バツフア13
〜16の内容は、対応する音階表示部6〜9に送
られ、表示出力される。従つて、このような状態
においては、第4図Aに示すように、発音されて
いる音の音階は、音階表示部9に表示され、そし
て、「ド」の音階が表示及び発音され音長コード
Aが供給されている音長制御回路12からパルス
信号lが出力されると、第4図Bに示すように、
「ド」の表示は消え、そして各表示は夫々右側の
音階表示部に移動し、新たな音階、例えば「フ
ア」を音階表示部6にて表示出力する。この時、
スピーカ22からは、音階表示部9で表示されて
いる「ミ」の音が発音される。同様にして、表示
状態は、第4図Cに示すように、移り変わり、そ
して音階表示部9の「ソ」の音が発音される。
は、まず、ROM10からは音階コードBが四音
符分順次出力されると、各バツフア13〜16に
は、音階コードが規則的に貯えられる。そして音
階コードBよりも四音符分遅れて音長コードA、
音量コードCが出力されるため、バツフア16の
内容は、デコーダ17に送られると共に、バツフ
ア16に記憶された音階に対する音量コードCは
ROM10からデコーダ18に送られる。従つて
スピーカ22からは、最初の楽音に関する音階、
例えば「ド」が発音される。また各バツフア13
〜16の内容は、対応する音階表示部6〜9に送
られ、表示出力される。従つて、このような状態
においては、第4図Aに示すように、発音されて
いる音の音階は、音階表示部9に表示され、そし
て、「ド」の音階が表示及び発音され音長コード
Aが供給されている音長制御回路12からパルス
信号lが出力されると、第4図Bに示すように、
「ド」の表示は消え、そして各表示は夫々右側の
音階表示部に移動し、新たな音階、例えば「フ
ア」を音階表示部6にて表示出力する。この時、
スピーカ22からは、音階表示部9で表示されて
いる「ミ」の音が発音される。同様にして、表示
状態は、第4図Cに示すように、移り変わり、そ
して音階表示部9の「ソ」の音が発音される。
なお、上記各実施例において、第1実施例は発
音される音の音階を、楽譜表示部の最初の音階表
示部で表示し、また第2実施例は発音される音の
音階を、楽譜表示部の最後の音階表示部で表示す
るようにしたが、例えば中央に位置する音階表示
部で表示されている音階を発音するようにしても
よい。
音される音の音階を、楽譜表示部の最初の音階表
示部で表示し、また第2実施例は発音される音の
音階を、楽譜表示部の最後の音階表示部で表示す
るようにしたが、例えば中央に位置する音階表示
部で表示されている音階を発音するようにしても
よい。
また、上記実施例においては、五線符、ト音記
号は印刷等の手段で表示するようにしたが、例え
ば液晶表示装置3を2層構造に構成し、その一方
に、五線符及びト音記号を電極で形成し、また他
方に音符電極を配設するように構成してもよい。
号は印刷等の手段で表示するようにしたが、例え
ば液晶表示装置3を2層構造に構成し、その一方
に、五線符及びト音記号を電極で形成し、また他
方に音符電極を配設するように構成してもよい。
また上記実施例においては、楽曲はROMにあ
らかじめ固定的に記憶されているものであるが、
例えばRAM(ランダムアクセスメモリ)を使用
すれば、使用者が楽曲を書き込み設定することが
でき、この書込み設定された楽曲の音階を表示さ
せることもできる。
らかじめ固定的に記憶されているものであるが、
例えばRAM(ランダムアクセスメモリ)を使用
すれば、使用者が楽曲を書き込み設定することが
でき、この書込み設定された楽曲の音階を表示さ
せることもできる。
また、音階に夫々対応した複数のスイツチを備
え、各スイツチを操作する毎に音声を発生させる
ような場合にも本発明を適用することができ、さ
らには音階を示すA〜Gの記号を表示させてもよ
いものである。
え、各スイツチを操作する毎に音声を発生させる
ような場合にも本発明を適用することができ、さ
らには音階を示すA〜Gの記号を表示させてもよ
いものである。
この発明は、以上詳細に説明したように、あら
かじめ設定されている楽曲を音声出力する電子時
計子において、光学的表示素子を用いて上記楽曲
を編成する全ての音階データのうち一連する複数
の音階データを一括的に楽譜表示させると共に、
上記楽曲の音声出力が進行するに従つて、上記表
示部で表示される複数の音階データの中に音声出
力されている音階データが含まれるように、表示
部における表示内容を規則的に移行して音階表示
を制御するようにしてなるものである。従つて、
この発明によれば、音符は光学的表示素子によつ
て表示出力されるから、従来のように色が褪せた
り、消えたりすることを防止できるばかりか楽曲
の音声出力が進行するに従つて、音階表示も順次
移行するので、腕時計のように、極めて表示面積
が制約されているものにあつても、楽譜表示を行
うことができる。また音階表示はあたかも流れる
ように表示されるので、表示面に躍動感を与える
ことができ、従つて表示装置を例えば液晶等で構
成しても表示の単調さを補うことができる等、フ
アツシヨン性においても優れた音階表示機能付電
子時計を提供できる。
かじめ設定されている楽曲を音声出力する電子時
計子において、光学的表示素子を用いて上記楽曲
を編成する全ての音階データのうち一連する複数
の音階データを一括的に楽譜表示させると共に、
上記楽曲の音声出力が進行するに従つて、上記表
示部で表示される複数の音階データの中に音声出
力されている音階データが含まれるように、表示
部における表示内容を規則的に移行して音階表示
を制御するようにしてなるものである。従つて、
この発明によれば、音符は光学的表示素子によつ
て表示出力されるから、従来のように色が褪せた
り、消えたりすることを防止できるばかりか楽曲
の音声出力が進行するに従つて、音階表示も順次
移行するので、腕時計のように、極めて表示面積
が制約されているものにあつても、楽譜表示を行
うことができる。また音階表示はあたかも流れる
ように表示されるので、表示面に躍動感を与える
ことができ、従つて表示装置を例えば液晶等で構
成しても表示の単調さを補うことができる等、フ
アツシヨン性においても優れた音階表示機能付電
子時計を提供できる。
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示し
たもので、第1図は回路構成図、第2図は表示状
態を示した図、第3図及び第4図はこの発明の他
の実施例を示したもので、第3図は回路構成図、
第4図は表示状態を示した図である。 2……時計回路、3……液晶コード表示装置、
4……時刻表示部、5……楽譜表示部、6〜9…
…音階表示部、10……ROM、12……音長制
御回路。
たもので、第1図は回路構成図、第2図は表示状
態を示した図、第3図及び第4図はこの発明の他
の実施例を示したもので、第3図は回路構成図、
第4図は表示状態を示した図である。 2……時計回路、3……液晶コード表示装置、
4……時刻表示部、5……楽譜表示部、6〜9…
…音階表示部、10……ROM、12……音長制
御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 楽曲の音階コードを記憶する楽曲記憶手段
と、 この楽曲記憶手段に対して記憶されている前記
楽曲の音階コードを順次読出し出力を行わせる読
出し制御手段と、 この読出し制御手段によつて順次読出された前
記音階コードが前記記憶手段から順次供給され、
この供給された音階コードに対応する音を発生す
る発音手段とを備えた電子時計において、 前記楽曲記憶手段の出力端子に接続され前記読
出し制御手段によつて読出された音階コードを順
次記憶する第1のバツフアと、 この第1のバツフアに直列接続され第1のバツ
フアに記憶された音階コードが順次転送される第
2乃至第nのバツフアと、 前記楽曲記憶手段から前記音階コードが読出さ
れる毎に前記第1乃至第n−1のバツフアの音階
コードを前記第2乃至第nバツフアに転送させる
転送信号を各バツフアに出力する転送信号出力手
段と、 前記第1乃び第2乃至第nのバツフアに夫々接
続され夫々のバツフアに記憶された音階コードに
対応する音階を五線符上で表示する音階表示手段
とを具備したことを特徴とする音階表示機能付電
子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565179A JPS55149086A (en) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | Electronic watch with musical scale display function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565179A JPS55149086A (en) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | Electronic watch with musical scale display function |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55149086A JPS55149086A (en) | 1980-11-20 |
JPS6239398B2 true JPS6239398B2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=13004727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5565179A Granted JPS55149086A (en) | 1979-05-09 | 1979-05-09 | Electronic watch with musical scale display function |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55149086A (ja) |
-
1979
- 1979-05-09 JP JP5565179A patent/JPS55149086A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55149086A (en) | 1980-11-20 |
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