JPS6239289Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6239289Y2
JPS6239289Y2 JP17575280U JP17575280U JPS6239289Y2 JP S6239289 Y2 JPS6239289 Y2 JP S6239289Y2 JP 17575280 U JP17575280 U JP 17575280U JP 17575280 U JP17575280 U JP 17575280U JP S6239289 Y2 JPS6239289 Y2 JP S6239289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
time
memory
output
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17575280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5797219U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17575280U priority Critical patent/JPS6239289Y2/ja
Publication of JPS5797219U publication Critical patent/JPS5797219U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6239289Y2 publication Critical patent/JPS6239289Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラリーメータに関するものである。
一般にラリーメータは、車の走行に対応した距
離を計数するトリツプカウンタと時間カウンタと
を備え、走行距離と単位距離当りの所要時間との
相関により誤差時間を算出して表示するものとな
つている。この場合、誤差時間は、ラリーコース
のスタート地点からゴール地点までを複数の区間
に分けて各区間毎に設けられたチエツクポイント
またはパスコントロール指示点で与えられる指示
速度から割出される任意地点における経過時間と
実際に要した時間との差で定義される。ここで、
誤差時間をΔtとすると、これは一般的に次式で
表わされる。
Δt=3600/Vx−T(sec) …(1) ただし、上記(1)式において、Vはチエツクポイ
ントまたはパスコントロール指示点で与えられる
指示速度(km/H)、xはその指示点から任意地
点までの走行距離(Km)、Tは走行距離xを走行
するのに要する時間である。
ところで、上記した従来のラリーメータは、チ
エツクポイントやその区間で速度の変更を指示さ
れたパスコントロール指示点で操作するスイツチ
としてチエツクポイントおよびパスコントロール
用スイツチを備え、これら各スイツチをそれぞれ
チエツクポイント、パスコントロール指示点の通
過毎に操作することにより、指示速度設定装置に
設定された指示速度に基いて誤差時間を算出する
方法がとられている。しかし、この種の従来のラ
リーメータでは、ラリー競技中にチエツクポイン
トやパスコントロール指示点において指示速度を
入れちがえたり、あるいは上記各スイツチを誤操
作した場合、それらの誤操作によつて今まで処理
中の演算内容がすべて無効になるため、これを防
止する手段が望まれていた。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、チエツクポイント
やパスコントロール指示点での指示速度を入れち
がえた時やチエツクポイントとパスコントロール
指示点の処理の誤操作を解消し得るラリーメータ
を提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
図は本考案によるラリーメータの一実施例を示
すブロツク図である。図において、1はチエツク
ポイントで操作するチエツクポイント用押しボタ
ンスイツチ、2はチエツクポイント間で速度の変
更を指示されたパスコントロール指示点で操作す
るパスコントロール用押しボタンスイツチ、3は
誤操作対策用スイツチ、4はたとえば00.0〜99.9
Km/Hの指示速度を任意に設定可能な指示速度設
定用デジタルスイツチ、5は前記各スイツチ1〜
3の操作に伴なう信号を入力とするノアゲート、
6はノアゲート5の出力がクロツク入力CLに供
給されたD形のフリツプフロツプ(FF)であ
り、そのQ出力がデータラツチ回路24およびメ
モリ25に供給されている。この場合、データラ
ツチ回路24は前記Q出力の“H”で第1トリツ
プカウンタ23の計数出力をラツチし、その
“L”によりラツチを解除する。また、メモリ2
5は同じく前記Q出力の“H”の立上りでデータ
ラツチ回路24に送出される第1トリツプカウン
タ23の計数出力を記憶し、かつその“L”によ
りデータをクリアする。そして、データラツチ回
路24およびメモリ25の各データはそれぞれ表
示選択回路26に送出され、表示選択回路26は
後述するセレクト信号で前記各データを選択する
ことにより、選択されたデータがトリツプ表示器
27で表示されるものとなつている。なお、第1
トリツプカウンタ23は、複数のカウンタ23-1
〜23-6からなり、通常のセンサ(図示せず)に
て検出された車の走行距離に対応した走行パルス
を計数するものとなつている。さらに、フリツプ
フロツプ6のQ出力はデータラツチ回路31およ
びメモリ32に供給されており、このデータラツ
チ回路31は前記Q出力の“H”で時計カウンタ
30の計数出力をラツチし、その“L”によりラ
ツチを解除する。また、メモリ32は同じく前記
Q出力の“H”の立上りでデータラツチ回路31
に送出される時計カウンタ30の計数出力を記憶
し、かつその“L”によりデータをクリアする。
そして、データラツチ回路31およびメモリ32
の各データはそれぞれ表示選択回路33に送出さ
れ、表示選択回路33は後述するセレクト信号で
前記データを選択することにより、選択されたデ
ータが時間表示器34で表示されるものとなつて
いる。なお、時計カウンタ30は複数のカウンタ
30-1〜30-6からなり、クロツク発生器(図示
せず)から送出される時間パルスを計数するもの
となつている。
また、7はフリツプフロツプ6のQ出力を後述
するフリツプフロツプ16の出力とを入力とす
るアンドゲート、8はデイレー回路、9はデイレ
ー回路8の出力の立上りでトリガーするモノマル
チバイブレータ(MM)であり、その出力パルス
が上記走行パルスを計数する第2トリツプカウン
タ28のリセツト入力Rに送出されるとともに、
上記時間パルスを計数する時間カウンタ35のリ
セツト入力Rに供給されている。この場合、第2
トリツプカウンタ28は複数のカウンタ28-1
28-5からなり、その計数出力がデータラツチ回
路29に送出されている。時間カウンタ35は複
数のカウンタ35-1〜35-5からなり、その計数
出力がデータラツチ回路36に送出されている。
さらに、37は前記デジタルスイツチ4に設定
された指示速度を保持するメモリであり、メモリ
37はオアゲート17の出力の立上りで前記指示
速度を記憶し、かつその“L”によりデータをク
リアするものとなつている。この場合、オアゲー
ト17はフリツプフロツプ6の出力とフリツプ
フロツプ16の出力を入力とし、フリツプフロ
ツプ16は誤操作対策用押しボタンスイツチ3の
操作に伴なう信号をインバータ15で反転した出
力でトリガーする。そして、フリツプフロツプ1
6はそのQ出力をセレクト信号として表示選択回
路26,33および46に供給しており、そのリ
セツト入力Rにはモノマルチバイブレータ13か
らの出力パルスがリセツト信号として供給されて
いる。38はメモリ37に記憶された指示速度を
定数設定回路39の定数K(K=3600)で除算し
てその時速を秒速に変換するための除算器、40
はデータラツチ回路29に送出される第2トリツ
プカウンタ28の計数出力つまり走行距離値を除
算器38で変換された指示速度で除算する除算
器、41は除算器40の除算出力をデータラツチ
回路36に送出される時間カウンタ35の計数出
力つまり時間値で減算する減算器であり、これら
は前記メモリ37に記憶された指示速度に基いて
誤差時間を算出する演算回路を構成している。4
2は減算器41の減算出力つまり誤差時間を一時
記憶するデータメモリ42であり、このデータメ
モリ42はフリツプフロツプ6のQ出力の“H”
でデータを一時記憶し、モノマルチバイブレータ
18、デイレー回路19およびインバータ20よ
りなるクリア信号発生器のクリア信号でクリア動
作する。なお、モノマルチバイブレータ18は前
記フリツプフロツプ6の出力の“H”でトリガ
ー動作する。43はデータメモリ42の誤差時間
を記憶するメモリであり、メモリ43はオアゲー
ト22の出力の立上りで前記誤差時間を記憶し、
その“L”によりデータをクリアする。この場
合、オアゲート22はフリツプフロツプ6のQ出
力とこのQ出力がデイレー回路21で遅延された
出力を入力とし、メモリ43のクリア動作をデイ
レー回路21のデイレー時間だけ遅らせている。
44はアンドゲート12の出力によりゲートを開
閉してメモリ43のデータを制御するアンドゲー
ト回路であり、アンドゲート12はフリツプフロ
ツプ6のQ出力がインバータ11で反転された出
力とパスコントロール用押しボタンスイツチ2の
接作信号がインバータ10で反転された出力を入
力とする。45はデータメモリ42のデータとア
ンドゲート回路44を通過するメモリ43のデー
タとを加算する加算器、46はメモリ43のデー
タと加算器45の出力をフリツプフロツプ16の
Q出力(セレクト信号)により選択する表示選択
回路であり、この表示選択回路46で選択された
データが誤差時間表示器47にて表示されるもの
となつている。この場合、表示選択回路46はフ
リツプフロツプ16のQ出力の“H”でメモリ4
3のデータを選択し、かつその“L”により加算
器45の出力を選択動作する。なお、前記フリツ
プフロツプ16のQ出力が供給される各表示選択
回路26および33もそのQ出力の“H”でメモ
リ25,32のデータを選択し、その“L”によ
りデータラツチ回路24,31に送出されるデー
タをそれぞれ選択動作する。
次に上記実施例の動作を説明する。まず、チエ
ツクポイント到着地点でチエツクポイント用押し
ボタンスイツチ1をオン操作すると、このスイツ
チ1のオンに伴なう“L”の信号はノアゲート5
で反転されてフリツプフロツプ6をトリガーし、
そのQ出力は“H”,出力が“L”となる。こ
れにより、データラツチ回路24は前記Q出力の
“H”で第1トリツプカウンタ23の計数出力つ
まり前記スイツチ1の操作直前の走行距離値を、
データラツチ回路31は同じく時計カウンタ30
の時間値を、そしてデータメモリ42は減算器4
1の誤差間値をそれぞれラツチする。これと同時
に、メモリ25は前記Q出力の“H”の立上りで
データラツチ回路24の走行距離値を記憶すると
ともに、メモリ32はデータラツチ回路31の時
間値を、メモリ43はデータメモリ42の誤差時
間値をそれぞれ記憶する。したがつて、表示選択
回路26,33および46にはリセツト状態にあ
るフリツプフロツプ16のQ出力の“L”が供給
されているため、各表示選択回路26,33およ
び46はデータラツチ回路24,31およびデー
タメモリ42をそれぞれ選択する。そのため、ト
リツプ表示器27はデータラツチ回路24にラツ
チされた走行距離値を、時間表示器34は同じく
データラツチ回路31の時間値をそれぞれホール
ドして表示するとともに、誤差時間表示器47も
データメモリ42に一時記憶された誤差時間値を
ホールドして表示する。このとき、フリツプフロ
ツプ6の出力の“L”がクリア信号としてオア
ゲート17を介してメモリ37に送出され、メモ
リ37はスイツチ1の操作以前に記憶されていた
指示速度をクリアする。また、アンドゲート7は
フリツプフロツプ6のQ出力の“H”とフリツプ
フロツプ16の出力の“H”とによりその出力
が“H”となり、この“H”の出力はデイレー回
路8で遅延してモノマルチバイブレータ9をトリ
ガーする。そのため、モノマルチバイブレータ9
の出力パルスがリセツト信号として第2トリツプ
カウンタ28および時間カウンタ35に供給さ
れ、これら各第2トリツプカウンタ25、時間カ
ウンタ35は上記スイツチ1がオン操作された時
点からデイレー回路8にて決められたデイレー時
間経過してリセツトし、再び計数動作を開始す
る。すなわち、チエツクポイント到着地点でスイ
ツチ1を1回目に操作した場合はそれ以前に設定
されていた指示速度による誤差時間の演算を終了
する。なお、このときトリツプ表示器27、時間
表示器34および誤差時間表示器47はスイツチ
1の操作直前の各々のデータをそれぞれホールド
して表示する。
つぎに、チエツクポイントで与えられた新しい
指示速度Vをデジタルスイツチ4に設定する。し
かる後、再び上記スイツチ1をオン操作すると、
その操作信号でフリツプフロツプ6はトリガー
し、そのQ出力は“L”,出力は“H”とな
る。これにより、データラツチ回路24および3
1は前記Q出力の“L”でラツチを解除するとと
もに、前記出力の“H”でトリガーされたモノ
マルチバイブレータ18から得られる出力パルス
がデイレー回路19で遅延されたインバータ20
の反転出力でデータメモリ42はデータをクリア
する。また、前記デジタルスイツチ4に設定され
た新しい指示速度Vがフリツプフロツプ6の出
力の“H”の立上りでメモリ37に記憶される。
この指示速度Vは除算器38に与えられた定数設
定回路39の定数K(K=3600)で除算されて秒
速に変換され、その出力が除算器40に入力され
る。このとき、カウント作動中にある第2トリツ
プカウンタ28のチエツクポイント地点つまりス
イツチ1の1回目の操作時間から現在地点までの
走行距離値をxとすると、除算器40はこの走行
距離値xを前記除算器38から出力される指示速
度Vで除算し、その除算出力(x/V)が上記走
行距離値xにおける経過時間データとして得られ
る。これにより、減算器41は前記除算器40か
らの経過時間データ(x/V)と上記スイツチ1
の1回目の操作時点からカウント作動中にある時
間カウンタ35の実際に要した経過時間データを
減算し、その減算出力が誤差時間(Δt)として
データメモリ42、加算器45および表示選択回
路46を経て誤差時間表示器47に送出されて表
示される。すなわち、新しい指示速度を設定した
後スイツチ1を2回目に操作した場合は、この指
示速度をメモリ37に記憶するとともに、データ
メモリ42に一時記憶されたデータをクリアし、
前記スイツチ1の1回目の操作時点からの走行距
離とその経過時間によつて新しい指示速度に対す
る誤差時間を表示できる。なお、このときトリツ
プ表示器27、時間表示器34および誤差時間表
示器47の表示はホールドを解除する。
また、チエツクポイント間で速度の変更が指示
されたパスコントロール指示点を通過する場合
は、パスコントロール用押しボタンスイツチ2を
オン操作すると、上述したチエツクポイント用押
しボタンスイツチ1の1回目の操作と同様に、前
記スイツチ2の操作以前に設定されていた指示速
度による誤差時間の演算を終了し、その誤差時間
がデータメモリ42およびメモリ43に記憶され
る。このとき、各メモリ25および32にも走行
距離、時間データが記憶されている。次に、新し
い指示速度をデジタルスイツチ4に設定し、前記
スイツチ2を再び操作すると、フリツプフロツプ
6のQ出力は“H”から“L”に、出力は
“L”から“H”に反転する。これにより、前記
各データラツチ回路24および31は前記Q出力
の“L”でラツチを解除するとともに、各メモリ
25,32をデータをクリアする。そして、前記
データメモリ42は前記出力の“H”でトリガ
ーされたモノマルチバイブレータ18からの出力
パルスがデイレー回路19で遅延されたインバー
タ20の反転出力でクリアするが、メモリ42は
前記Q出力が反転してからデイレー回路21で定
まる時間だけデータを保持している。そのため、
前記デジタルスイツチ4に設定された新しい指示
速度が前記出力の“H”の立上りでメモリ37
に記憶されると、このメモリ37に記憶された新
しい指示速度に基いて前記スイツチ2の1回目の
操作時点からの走行距離とその経過時間とにより
誤差時間が上述と同様に処理されて減算器41か
ら算出される。このとき、アンドゲート12はフ
リツプフロツプ6のQ出力の“L”がインバータ
11で反転された“H”と前記スイツチ2のオン
信号の“L”がインバータ10で反転された
“H”とにより出力が“H”となるため、その出
力でアンドゲート回路44はゲートを開く。した
がつて、加算器45はデータメモリ42から送出
される減算器41の誤差時間とメモリ43に保持
された誤差時間を加算し、その出力が表示選択回
路46を介して誤差時間表示器47に送出されて
表示される。すなわち、新しい指示速度を設定し
た後スイツチ2を再び操作すると、新しい指示速
度をメモリ37に記憶し、前記スイツチ2の1回
目の操作時点からの走行距離とその経過時間によ
つて新しい指示速度に対する誤差時間を算出し、
この誤差時間がスイツチ2の1回目の操作時点で
メモリ43に保持された誤差時間に加算して表示
される。なお、このときトリツプ表示器27、時
間表示器34および誤差時間表示器47の表示
は、上述したチエツクポイント押しボタンスイツ
チ2の1回目の操作と同様にホールドを解除す
る。
このように、チエツクポイントやパスコントロ
ール指示点において各スイツチ1,2を正常に操
作される場合は上述した動作により誤差時間が算
出されて表示される。しかし、前記各スイツチ1
または2を2回操作した後、たとえばチエツクポ
イントやパスコントロール指示点での指示速度を
入れちがえて設定ミスに気付いたとすると、誤操
作対策用押しボタンスイツチ3をオン操作する。
すると、このオン操作に伴なう“L”の信号がイ
ンバータ15で反転した出力によりフリツプフロ
ツプ16がトリガーされ、そのQ出力は“H”,
出力は“L”となる。これにより、表示選択回
路26,33および46は前記Q出力の“H”で
それぞれメモリ25,32および43を選択す
る。これと同時に、メモリ37は前記出力の
“L”によりデジタルスイツチ4の設定ミスによ
る指示速度をクリアする。そして、前記スイツチ
3のオン操作信号はデイレー回路14で遅延し、
そのノアゲート5の出力でフリツプフロツプ6が
トリガされ、そのQ出力は“H”,出力は
“L”となる。そのため、データラツチ回路24
および31はフリツプフロツプ6のQ出力の
“H”で前記スイツチ3の操作直前のデータをラ
ツチし、これら各データがそれぞれメモリ25お
よび32に記憶されて前記各表示選択回路26,
33を介してトリツプ表示器27、時間表示器3
4にて表示される。また、データメモリ42は前
記Q出力の“H”で前記スイツチ3の操作直前の
データを一時記憶し、このデータがメモリ43に
記憶されて前記表示選択回路46を介して誤差時
間表示器47にて表示される。すなわち、チエツ
クポイントやパスコントロール指示点での指示速
度の設定ミスを気付いたとき、誤操作対策用押し
ボタンスイツチ3をオン操作すると、メモリ37
は設定ミスによる指示速度をクリアするととも
に、トリツプ表示器27、時間表示器34および
誤差時間表示器47は前記スイツチ3の操作直前
の各データをホールドして表示し、上述したチエ
ツクポイントまたパスコントロール用押しボタン
スイツチ1,2を1回目に操作したときの動作状
態に戻すことができる。したがつて、前記スイツ
チ3を操作した後、新しい指示速度をデジタルス
イツチ4にセツトし、前記スイツチ1または2を
操作することにより、前記各々の表示器27,3
4および47の表示は上述と同様にしてホールド
を解除し、入れ直した指示速度に基いて演算が新
たに開始されることになる。なお、このときフリ
ツプフロツプ16は、前記フリツプフロツプ6の
Q出力の“L”がインバータ11で反転された出
力でモノマルチバイブレータ13がトリガーさ
れ、その出力パルスでリセツト動作する。
また、チエツクポイント用スイツチ1とパスコ
ントロール用スイツチ2の操作ミスに気付いたと
きは、上述と同様に誤操作対策用押しボタンスイ
ツチ3をオン操作すると、各表示選択回路26,
33および46はそれぞれメモリ25,32およ
び43に記憶されたデータを選択し、これら各デ
ータが表示されるとともに指示速度がクリアされ
る。そして、デジタルスイツチ4にセツトされた
指示速度をそのままにし、前記スイツチ1または
2を新たにオン操作することにより、これらスイ
ツチ1または2の2回目の操作のときと同様な動
作を繰返すことになる。
以上説明したように、本考案によれば、チエツ
クポイントやパスコントロール指示点での指示速
度を入れちがえたときや、チエツクポイント用ス
イツチとパスコントロール用スイツチを誤操作し
たとき、これら各スイツチの2回目の操作後、誤
操作対策用スイツチを操作することにより、前記
各スイツチの1回目の操作状態に戻すことができ
るので、指示速度の入れ直しやチエツクポイント
またはパスコントロール用スイツチの誤操作によ
る処理のやり直しを容易にしかも確実に行なうこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるラリーメータの一実施例を示
すブロツク図である。 1……チエツクポイント用押しボタンスイツ
チ、2……パスコントロール用押しボタンスイツ
チ、3……誤操作対策用押しボタンスイツチ、4
……指示速度設定用デジタルスイツチ、23……
第1トリツプカウンタ、24,29,31,36
……データラツチ回路、25,32,37,43
……メモリ、26,33,46……表示選択回
路、27……トリツプ表示器、28……第2トリ
ツプカウンタ、30……時計カウンタ、34……
時間表示器、35……時間カウンタ、38,40
……除算器、41……減算器、42……データメ
モリ、44……アンドゲート回路、45……加算
器、47……誤差時間表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チエツクポイントまたはパスコントロール指示
    点を通過する際に操作するスイツチと、指示速度
    設定装置と、この指示速度設定装置に設定された
    指示速度を保持するメモリと、走行パルスを計数
    する第1および第2のトリツプカウンタと、この
    第1のトリツプカウンタにて計数された走行距離
    を表示する第1の表示手段と、時間パルスを計数
    する時計カウンタおよび時間カウンタと、この時
    計カウンタにて計数された時間を表示する第2の
    表示手段と、前記メモリに保持された指示速度に
    基づいて誤差時間を算出する演算回路と、この演
    算回路から出力される誤差時間を表示する第3の
    表示手段とを備え、前記スイツチの1回目の操作
    によりその直前の各データを保持して表示すると
    ともに、前記第2トリツプカウンタおよび時間カ
    ウンタをリセツトし、次いで前記指示速度設定装
    置に指示速度を設定した後、前記スイツチの2回
    目の操作により前記指示速度を前記メモリに書込
    むことにより、この指示速度に基づいて誤差時間
    を算出するラリーメータにおいて、前記スイツチ
    の1回目の操作により次の操作の直前における前
    記各第1トリツプカウンタ、演算回路および時計
    カウンタの出力データをそれぞれ記憶するメモリ
    と、これら各メモリに記憶された出力データと前
    記第1トリツプカウンタ、演算回路および時計カ
    ウンタの出力データとをそれぞれ選択する表示選
    択回路と、誤操作対策用のスイツチと、前記スイ
    ツチを2回目操作した後前記誤操作対策用スイツ
    チを操作した場合、この誤操作対策用スイツチの
    操作により前記表示選択回路が前記各メモリに記
    憶された出力データを選択するように制御する回
    路とを備えたことを特徴とするラリーメータ。
JP17575280U 1980-12-08 1980-12-08 Expired JPS6239289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17575280U JPS6239289Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17575280U JPS6239289Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5797219U JPS5797219U (ja) 1982-06-15
JPS6239289Y2 true JPS6239289Y2 (ja) 1987-10-07

Family

ID=29533119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17575280U Expired JPS6239289Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6239289Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5797219U (ja) 1982-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3334279B2 (ja) ピッチ表示装置
JPS6035010B2 (ja) ナビゲ−トメ−タ
US4053749A (en) Distance meter for vehicle capable of displaying travelling distance to destination
JPH0670764B2 (ja) シ−ケンス制御装置
JPS6239289Y2 (ja)
US4390948A (en) Navigation instrument
JPS6239288Y2 (ja)
EP0409568B1 (en) Electronic timepiece
JP3041351B2 (ja) クロノグラフ機能付アナログ電子時計
JPS6225968B2 (ja)
JPS6161601B2 (ja)
JP3424132B2 (ja) ピッチ表示装置及びピッチ算出方法
JP2789216B2 (ja) デジタル回転計
JP2604562B2 (ja) パルス間隔計測装置
JPH049266B2 (ja)
JPS6245231Y2 (ja)
JPS6245232Y2 (ja)
JP2522298Y2 (ja) ストップウォッチ
JPS6018955B2 (ja) 残り時間計付時計
JPS6224724B2 (ja)
JPS5838478Y2 (ja) 道案内装置
JPS626116A (ja) 積算計
JPH0329749Y2 (ja)
SU521569A1 (ru) Устройство дл моделировани очереди
JPS6037100A (ja) 車両用走行案内装置