JPS6239210Y2 - - Google Patents

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JPS6239210Y2
JPS6239210Y2 JP749082U JP749082U JPS6239210Y2 JP S6239210 Y2 JPS6239210 Y2 JP S6239210Y2 JP 749082 U JP749082 U JP 749082U JP 749082 U JP749082 U JP 749082U JP S6239210 Y2 JPS6239210 Y2 JP S6239210Y2
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JP
Japan
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mounting plate
panel cover
gassho
welded
column
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JP749082U
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JPS58111714U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として軽量鉄骨からなる組立家
屋の小屋組構造に関するもので、特に柱の上部の
合掌尻部分における合掌、パネルカバー及びター
ンバツクル取付け部の小屋組構造に関するもので
ある。
組立家屋のこの種の小屋組構造の従来技術とし
ては実公昭40−36366号公報に記載されたものが
あつて、これは第1図に示すように、H形鋼ある
いは2個のリツプ溝形鋼を背中合せに結合してな
る柱1の上端部内側に合掌取付板2を固着し、こ
れにリツプ溝形鋼あるいはH形鋼等よりなる合掌
3を取付け、さらに合掌3側部に溝形鋼あるいは
リツプ溝形鋼からなる母屋7を取付けると共に、
前記柱1の上端面と母屋7の上面とを合掌3の上
面と同一傾斜面をなすようにし、柱の側部に壁パ
ネル10のための溝形鋼あるいはリツプ溝形鋼か
らなるパネルカバー11を取付け、パネルカバー
11上に弾性気密部材15を前記傾斜面上にその
一部が突出するように設けてなる構造である。
このような従来の構造はその上面を単一傾斜面
としてあるため屋根の取付けに便であると共に、
単一傾斜面から突出する傾向を有して屋根と密着
すべき気密部材の存在によりすき間風の侵入を防
ぐそれなりの効果を有してはいるが、パネルカバ
ー11はそれに溶接又は鋲接された取付片12な
らびにボルト13及びナツト(図示せず)で、例
えば柱1に溶接されたターンバツクル取付片14
に取付けられているだけで、耐震強度に乏しい欠
点があり、またターンバツクル16を取付ける取
付片14自体もぜい弱であつた。
この考案は以上にかんがみてなされたもので、
簡単な構造で耐震強度の高い小屋組構造を提供す
ることを目的とし、特に、H形鋼あるいは2個の
リツプ溝形鋼を背中合わせに結合してなる柱1
と、前記柱1の内側に溶接にて設けられた合掌取
付板2と、前記合掌取付板2の両側に装着された
合掌3と、前記柱1の前記内側に溶接にて設けら
れ前記合掌3の長手方向と直交して延びるパネル
カバー取付板20と、前記柱1の外側に溶接にて
設けられ前記パネルカバー取付板20と対向して
延びるターンバツクル取付兼パネルカバー取付板
21と、前記パネルカバー取付板20と前記ター
ンバツクル取付兼パネルカバー取付板21間に挟
持して配設されボルト11Cによつて固定された
パネルカバー11とを備え、前記柱1の内側と外
側は前記パネルカバー11の各側面とほぼ面一に
構成されているようにしてなることを特徴とする
小屋組構造によつて、上記の目的を達成するもの
である。
以下に、図示する実施例に関して、この考案を
説明する。第2図に示すように、柱1は2個のリ
ツプ溝形鋼(C形鋼)を背中合せに溶接あるいは
鋲接したものからなるが、これはH形鋼でもよ
い。柱1の上端内側に合掌取付板2を溶接し、こ
れにH形鋼又は2個の背中合せの溝形鋼かリツプ
溝形鋼(図示例)からなる合掌3をH形鋼ならそ
の橋絡部においてまた溝形鋼またはリツプ溝形鋼
の場合なら外底面あるいは内底面において例えば
第3図に示すようにボルト4及びナツト5により
取付け、柱1の上端面を第2及び3図で明かなよ
うに、合掌3の上面と同一傾斜面をなすように形
成することは従来と同様である。この考案におい
ては、柱1の上端内側に、更にパネルカバー取付
板20を第2及び3図に明かなように、合掌取付
板2と直角にかつ水平に溶接している。
この考案は更に柱1の上端外側に溶接されたタ
ーンバツクル取付兼パネルカバー取付板21を特
色としていて、この取付板21は第4図に明かな
ように梯形又は梯形の底辺を中央において内側に
凹入した形状(図示例)を有し、梯形の中央部が
柱1に溶着され、柱1の外側面に沿つて鉛直面内
に位置し、第2図に示すように底辺の両端附近に
ターンバツクル22をボルト、ナツト23で取付
け、梯形の頂辺の両端附近にパネル10のための
パネルカバー11を取付けうるようになつてい
る。すなわち、パネルカバー11は第3図に示す
ように、例えばリツプ溝形鋼からなり、その端近
くの側壁11aの内側にナツト11bを溶接され
ていて、このナツト11bには外側からボルト1
1cを螺合しうるようになつているので、柱1の
内側のパネルカバー取付板20及び柱1の外側の
パネルカバー取付板21に設けた孔を通してボル
ト11cをナツト11bにねじ込むことによつ
て、パネルカバー11は柱1に溶接された内側及
び外側のパネルカバー取付板20,21によつて
堅固に柱1に連結される。
従つて、前記柱1の内側及び外側とパネルカバ
ー11の各側部とは、ほぼ面一状態となり、この
パネルカバー11はパネルカバー取付板20とタ
ーンバツクル取付兼パネルカバー取付板21とに
よつて互いに密合して強固に結合される。
柱1の外側にターンバツクル取付兼パネルカバ
ー取付板21の下方において、ナツト24が溶接
されていて、このナツト24は第3及び4図で鎖
線で示された柱カバー25をボルト26で取付
け、第5図に示すようにパネル10を柱1のリツ
プ1aに圧着するためのものであるが、これはこ
の考案の要旨ではない。また柱1の内側には、第
3図に示すように天井パネル30のための桁31
を取付けるための取付板32が溶接され、ボルト
33、ナツト34で桁31が取付けられるが、こ
れもこの考案の要旨外の構造である。また第2図
に示してないが、第1図の従来のものと同様、合
掌3には母屋7が取付けられるが、これもこの考
案の要旨外であるから詳細は述べない。
この考案においては、以上のように、柱1の上
端において、その内側に溶接されたパネルカバー
取付板及びその外側に溶接されたターンバツクル
取付兼パネルカバー取付板間に、パネルカバーが
挟持されて強固にボルト止めによつて連結されて
いるため、パネルカバーと柱との一体構造は、極
めて堅牢なものとなり、簡単な構造によつて耐震
強度が従来より著しく大きい小屋組が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小屋組構造の一例を示す合掌尻
部分の斜視図、第2図はこの考案による小屋組構
造の一実施例を示す斜視図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の矢印方
向に見た正面図である。 1……柱、2……合掌取付板、3……合掌、4
……ボルト、5……ナツト、7……母屋、10…
…パネル、11……パネルカバー、11b……ナ
ツト、11c……ボルト、20……パネルカバー
取付板、21……ターンバツクル取付兼パネルカ
バー取付板、22……ターンバツクル、23……
ボルトナツト、24……ナツト、25……柱カバ
ー、26……ボルト、30……天井パネル、31
……桁、32……桁取付板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. H形鋼あるいは2個のリツプ溝形鋼を背中合わ
    せに結合してなる柱1と、前記柱1の内側に溶接
    にて設けられた合掌取付板2と、前記合掌取付板
    2の両側に装着された合掌3と、前記柱1の前記
    内側に溶接にて設けられ前記合掌3の長手方向と
    直交して延びるパネルカバー取付板20と、前記
    柱1の外側に溶接にて設けられ前記パネルカバー
    取付板20と対向して延びるターンバツクル取付
    兼パネルカバー取付板21と、前記パネルカバー
    取付板20と前記ターンバツクル取付兼パネルカ
    バー取付板21間に挟持して配設されボルト11
    Cによつて固定されたパネルカバー11とを備
    え、前記柱1の内側と外側は前記パネルカバー1
    1の各側面とほぼ面一に構成されていることを特
    徴とする組立家屋の小屋組構造。
JP749082U 1982-01-25 1982-01-25 組立家屋の小屋組構造 Granted JPS58111714U (ja)

Priority Applications (1)

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JP749082U JPS58111714U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 組立家屋の小屋組構造

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Publication Number Publication Date
JPS58111714U JPS58111714U (ja) 1983-07-30
JPS6239210Y2 true JPS6239210Y2 (ja) 1987-10-06

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ID=30020235

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