JPS6238876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238876Y2 JPS6238876Y2 JP1982180811U JP18081182U JPS6238876Y2 JP S6238876 Y2 JPS6238876 Y2 JP S6238876Y2 JP 1982180811 U JP1982180811 U JP 1982180811U JP 18081182 U JP18081182 U JP 18081182U JP S6238876 Y2 JPS6238876 Y2 JP S6238876Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- pedal
- tread
- impact
- bicycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical class C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車用ペダル、詳しくは、他物と
の衝突による衝撃を緩和できるようにした自転車
用ペダルに関する。
の衝突による衝撃を緩和できるようにした自転車
用ペダルに関する。
一般に、自転車用ペダルは、自転車のクランク
におけるクランクアームに装着したとき、前記ク
ランクアームに対し水平状態で外方に大きく突出
するため、特に自転車の転倒時、地面などの他物
と非常に衝突し易いのである。そして、この衝突
による衝撃力により、前記クランクアームが曲折
する問題がある。
におけるクランクアームに装着したとき、前記ク
ランクアームに対し水平状態で外方に大きく突出
するため、特に自転車の転倒時、地面などの他物
と非常に衝突し易いのである。そして、この衝突
による衝撃力により、前記クランクアームが曲折
する問題がある。
そこで従来、前記クランクアームに対し離反す
る側の外側端部に、該外側端部より外方に突出す
る緩衝部材を取付けて、他物との衝突による衝撃
を緩和するごとくしたものが提案されている。
る側の外側端部に、該外側端部より外方に突出す
る緩衝部材を取付けて、他物との衝突による衝撃
を緩和するごとくしたものが提案されている。
所が、この従来のペダルは、ペダル構成部材と
は別に前記緩衝部材を設ける必要があるため、構
造が複雑でコスト高となり、かつ全体が大形化し
て取扱い難くなる問題があり、又、前記緩衝部材
がペダル構成部材より外方に大きく突出して、全
体がペダル軸の軸線方向に長くなるため、自転車
の旋回時、地面などの他物と衝突し易い問題があ
つたし、又緩衝部材に足とか衣服を引掛けたりす
る危険性が高かつたのである。
は別に前記緩衝部材を設ける必要があるため、構
造が複雑でコスト高となり、かつ全体が大形化し
て取扱い難くなる問題があり、又、前記緩衝部材
がペダル構成部材より外方に大きく突出して、全
体がペダル軸の軸線方向に長くなるため、自転車
の旋回時、地面などの他物と衝突し易い問題があ
つたし、又緩衝部材に足とか衣服を引掛けたりす
る危険性が高かつたのである。
本考案の目的は、緩衝部材を特別に設けること
なく、ペダル構成部材により、他物との衝突によ
る衝撃を緩衝することができ、かつ緩衝後操作な
く正常状態に復帰可能としたことである。
なく、ペダル構成部材により、他物との衝突によ
る衝撃を緩衝することができ、かつ緩衝後操作な
く正常状態に復帰可能としたことである。
本考案の構成は、ペダル軸1にハウジング3を
回転自由に支持すると共に、このハウジング3か
ら前後方向に延びる脚部40と該脚部40の延長
先端部から軸方向に延びる踏面41をもつた前方
踏部41aと後方踏部41bと、これら前方踏部
41aと後方踏部41bとを連結し、かつ、前記
ハウジング3の先端部より軸方向外方に位置する
連結部42とから成る枠形の踏体4を形成して、
この踏体4を前記ハウジング3に対し衝撃による
弾性変位可能としたことを特徴とするものであ
る。
回転自由に支持すると共に、このハウジング3か
ら前後方向に延びる脚部40と該脚部40の延長
先端部から軸方向に延びる踏面41をもつた前方
踏部41aと後方踏部41bと、これら前方踏部
41aと後方踏部41bとを連結し、かつ、前記
ハウジング3の先端部より軸方向外方に位置する
連結部42とから成る枠形の踏体4を形成して、
この踏体4を前記ハウジング3に対し衝撃による
弾性変位可能としたことを特徴とするものであ
る。
以下本考案ペダルの一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
図において、1は自転車用クランクにおけるク
ランクアームの遊端に取付けるペダル軸であつ
て、前記クランクアームに取付ける取付軸部11
と、この取付軸部11の一端から軸方向外方に延
びる支持軸部12とから成り、前記取付軸部11
の外周にはねじ13を設け、又、支持軸部12の
基端外周には球受面14を、先端外周にはねじ1
5をそれぞれ設けて、前記ねじ15部に、球受面
21をもつた球押し2を螺着している。
ランクアームの遊端に取付けるペダル軸であつ
て、前記クランクアームに取付ける取付軸部11
と、この取付軸部11の一端から軸方向外方に延
びる支持軸部12とから成り、前記取付軸部11
の外周にはねじ13を設け、又、支持軸部12の
基端外周には球受面14を、先端外周にはねじ1
5をそれぞれ設けて、前記ねじ15部に、球受面
21をもつた球押し2を螺着している。
しかして、前記ペダル軸1の前記支持軸部12
に、該支持軸部12を受入れる貫通孔31をもつ
たハウジング3を回転自由に支持すると共に、踏
面41をもち、前記ハウジング3に対し外方に突
出する外形をもつ踏体4を設けると共に、該踏体
4を前記ハウジング3に対し弾性変位可能と成す
のである。
に、該支持軸部12を受入れる貫通孔31をもつ
たハウジング3を回転自由に支持すると共に、踏
面41をもち、前記ハウジング3に対し外方に突
出する外形をもつ踏体4を設けると共に、該踏体
4を前記ハウジング3に対し弾性変位可能と成す
のである。
第1乃至第3図に示したものは、前記踏体4
を、弾性材料により、前記ハウジング3とは別
に、ハウジング3を包囲する枠形に形成して、該
踏体4を、取付手段5,5により、前記ハウジン
グ3に取付けて、該ハウジング3に対し弾性変位
可能なごとく構成したものである。
を、弾性材料により、前記ハウジング3とは別
に、ハウジング3を包囲する枠形に形成して、該
踏体4を、取付手段5,5により、前記ハウジン
グ3に取付けて、該ハウジング3に対し弾性変位
可能なごとく構成したものである。
前記ハウジング3は、例えば前記ペダル軸1の
軸線方向に延びる前記貫通孔31をもつた断面角
筒形に形成して、その上面に踏面32,32を設
けると共に、前記ペダル軸1の取付軸部11側と
なる内側端部外側面に、断面外形を非円形とした
凹部33,33を設けるのであり、又、前記貫通
孔31の内側端部内面に、前記球受面14と対向
する球受面61をもつた椀6を、また外側端部内
面に、前記球受面21と対向する球受面17をも
つた椀7をそれぞれ設けて、前記球受面14,6
1間及び球受面21,71間にそれぞれ球体8,
8を介装し、前記ペダル軸1に回転自由に支持し
ている。
軸線方向に延びる前記貫通孔31をもつた断面角
筒形に形成して、その上面に踏面32,32を設
けると共に、前記ペダル軸1の取付軸部11側と
なる内側端部外側面に、断面外形を非円形とした
凹部33,33を設けるのであり、又、前記貫通
孔31の内側端部内面に、前記球受面14と対向
する球受面61をもつた椀6を、また外側端部内
面に、前記球受面21と対向する球受面17をも
つた椀7をそれぞれ設けて、前記球受面14,6
1間及び球受面21,71間にそれぞれ球体8,
8を介装し、前記ペダル軸1に回転自由に支持し
ている。
又、前記踏体4は、例えば略C字枠形に形成
し、C字枠形の両端部分を脚部40とし、両脚部
40の対向端面に、前記非円形凹部33,33に
見合う非円形棒状の前記取付手段5,5を突設し
て、両手段5,5を、互いに離間する方向に弾性
変形させ、前記凹部33,33に弾性復帰作用に
より密に嵌入させ、又は嵌入部に接着剤を介在さ
せて、ハウジング3の凹部33,33に回転不能
に取付けるべく成すのである。また、C字枠形の
前、後部の上面にそれぞれ踏面41をもつ前方踏
部41aと後方踏部41bを形成すると共に、前
記前方踏部41aと後方踏部41bの外側を連結
する弧状の連結部42を、ハウジング3の外側端
面34から若干離れるごとく成すのである。そし
て、この踏体4は、前記各踏面32,41,41
に最大踏込力以下の踏込力で踏込操作するときに
は剛性を保持して全体に踏込方向に彎曲変形せ
ず、かつ、自転車の横倒れなどにより、前記連結
部42に、ペダル軸1の方向に対し偏角する方向
で、前記最大踏込力に見合う変形力より大なる衝
撃力以上の衝撃が加わつたときには、前記凹部3
3,33への取付部を基点にして撓み作動させ、
衝撃エネルギーを吸収すべく成すのである。さら
に、その踏体4の連結部42には、ハウジング3
の外側端面34に衝撃を与えるものが直接当るの
を防ぐ弾性の保護片43を設けておくのが好まし
い。
し、C字枠形の両端部分を脚部40とし、両脚部
40の対向端面に、前記非円形凹部33,33に
見合う非円形棒状の前記取付手段5,5を突設し
て、両手段5,5を、互いに離間する方向に弾性
変形させ、前記凹部33,33に弾性復帰作用に
より密に嵌入させ、又は嵌入部に接着剤を介在さ
せて、ハウジング3の凹部33,33に回転不能
に取付けるべく成すのである。また、C字枠形の
前、後部の上面にそれぞれ踏面41をもつ前方踏
部41aと後方踏部41bを形成すると共に、前
記前方踏部41aと後方踏部41bの外側を連結
する弧状の連結部42を、ハウジング3の外側端
面34から若干離れるごとく成すのである。そし
て、この踏体4は、前記各踏面32,41,41
に最大踏込力以下の踏込力で踏込操作するときに
は剛性を保持して全体に踏込方向に彎曲変形せ
ず、かつ、自転車の横倒れなどにより、前記連結
部42に、ペダル軸1の方向に対し偏角する方向
で、前記最大踏込力に見合う変形力より大なる衝
撃力以上の衝撃が加わつたときには、前記凹部3
3,33への取付部を基点にして撓み作動させ、
衝撃エネルギーを吸収すべく成すのである。さら
に、その踏体4の連結部42には、ハウジング3
の外側端面34に衝撃を与えるものが直接当るの
を防ぐ弾性の保護片43を設けておくのが好まし
い。
尚、30はロツクナツト、20はキヤツプ、C
はクランクである。
はクランクである。
以上の如く構成したペダルは、ペダル軸1の取
付軸部11を、自転車用クランクCにおけるクラ
ンクアームの遊端に設けられた取付孔に螺着する
ことにより、自転車に組付け、前記踏体4の踏面
41,41及びハウジング3上面の踏面32に運
転者の足を載せて踏込むことにより、前記クラン
クを回動し、自転車を走行させるのである。この
場合、前記踏体4は、踏込操作時における最大踏
込力が加わつても、剛性を保持すべくしているの
で、踏込方向に彎曲することなく、常に標準位置
に位置させて確実に踏込むことができるのであ
る。
付軸部11を、自転車用クランクCにおけるクラ
ンクアームの遊端に設けられた取付孔に螺着する
ことにより、自転車に組付け、前記踏体4の踏面
41,41及びハウジング3上面の踏面32に運
転者の足を載せて踏込むことにより、前記クラン
クを回動し、自転車を走行させるのである。この
場合、前記踏体4は、踏込操作時における最大踏
込力が加わつても、剛性を保持すべくしているの
で、踏込方向に彎曲することなく、常に標準位置
に位置させて確実に踏込むことができるのであ
る。
又、自転車の転倒により、前記ペダルが第4図
に示す如く地面などの他と衝突する場合、ペダル
構成部材のうち、前記踏体4の連結部42が前記
他物と衝突するのである。
に示す如く地面などの他と衝突する場合、ペダル
構成部材のうち、前記踏体4の連結部42が前記
他物と衝突するのである。
斯くのごとく、前記踏体4に作用する衝突によ
る衝撃力が、ペダル軸1の方向に対し偏向する方
向で前記最大踏込力に見合う変形力より大なる設
定値以上の場合には、この踏体4は、前記凹部3
3,33への取付部を基点にして、全体に撓み作
動して前記衝撃のエネルギーを吸収し、前記衝撃
がハウジング3からクランクCに伝達するのを緩
和するのであり、そのため、クランクCが破損す
るのを確実に防止できるのである。
る衝撃力が、ペダル軸1の方向に対し偏向する方
向で前記最大踏込力に見合う変形力より大なる設
定値以上の場合には、この踏体4は、前記凹部3
3,33への取付部を基点にして、全体に撓み作
動して前記衝撃のエネルギーを吸収し、前記衝撃
がハウジング3からクランクCに伝達するのを緩
和するのであり、そのため、クランクCが破損す
るのを確実に防止できるのである。
また、前記衝撃力が、踏体4の連結部42の外
方から該連結部42に対しペダル軸1の方向に印
加した場合、更には、衝撃力が踏体4における前
側又は後側部に対し外方から水平方向、或いは傾
斜方向から印加した場合、踏体4は、印加した衝
撃力に応じて弾性変位して、衝撃エネルギーを吸
収し、該衝撃がクランクCに伝達するのを確実に
抑制しうるのである。
方から該連結部42に対しペダル軸1の方向に印
加した場合、更には、衝撃力が踏体4における前
側又は後側部に対し外方から水平方向、或いは傾
斜方向から印加した場合、踏体4は、印加した衝
撃力に応じて弾性変位して、衝撃エネルギーを吸
収し、該衝撃がクランクCに伝達するのを確実に
抑制しうるのである。
また、衝撃力がなくなると、前記踏体4は正常
位置に自動復帰し、復帰操作を全く必要とせず、
きわめて便利となるのである。
位置に自動復帰し、復帰操作を全く必要とせず、
きわめて便利となるのである。
ところで、以上説明したものは、前記踏体4を
弾性材料とし、衝撃力が加わることにより全体に
撓むごとくしたものであるが、C字枠形の一部を
構成する前記脚部40に弾性変位部分9を設ける
ごとくしてもよい。即ち、この弾性変位部分9
は、例えば第5図のごとく、弾性材料を用いると
共に、ハウジング3の取付基部側位置に、踏込力
によつては剛性を保持し、かつ連結部42に印加
する衝撃力によつては弾性掻れ変位可能なごとく
細幅状に形成すべくしてもよいし、また、第6図
のごとく、C字枠形の一部を構成する脚部40先
端の対向端面に掻れコイルを突設固定し、前記ハ
ウジング3の凹部33,33位置に凹状のコイル
固定部35,35を形成して、該固定部35,3
5にコイル端部を挿入し、接着剤により固定さ
せ、踏込力によつては撓むことなく、連結部42
に印加する衝撃力によつては掻れ変位させるごと
く成してもよい。この場合、踏体4は、全体に、
弾性のない剛性状態に形成できる。
弾性材料とし、衝撃力が加わることにより全体に
撓むごとくしたものであるが、C字枠形の一部を
構成する前記脚部40に弾性変位部分9を設ける
ごとくしてもよい。即ち、この弾性変位部分9
は、例えば第5図のごとく、弾性材料を用いると
共に、ハウジング3の取付基部側位置に、踏込力
によつては剛性を保持し、かつ連結部42に印加
する衝撃力によつては弾性掻れ変位可能なごとく
細幅状に形成すべくしてもよいし、また、第6図
のごとく、C字枠形の一部を構成する脚部40先
端の対向端面に掻れコイルを突設固定し、前記ハ
ウジング3の凹部33,33位置に凹状のコイル
固定部35,35を形成して、該固定部35,3
5にコイル端部を挿入し、接着剤により固定さ
せ、踏込力によつては撓むことなく、連結部42
に印加する衝撃力によつては掻れ変位させるごと
く成してもよい。この場合、踏体4は、全体に、
弾性のない剛性状態に形成できる。
また、前記踏体4は、剛性材料を用いて、例え
ば厚み、幅などを小さくして、弾性が生ずるよう
に成してもよい。
ば厚み、幅などを小さくして、弾性が生ずるよう
に成してもよい。
また、以上の説明では、前記踏体4は、ハウジ
ング3とは別に形成すべくしたが、第7図のごと
く一体的に形成すべくしてもよい。
ング3とは別に形成すべくしたが、第7図のごと
く一体的に形成すべくしてもよい。
また、以上の説明では、前記踏体4はハウジン
グ3の前、後側面に設けるごとくしたが、図示し
ていないがハウジング3の上面、ペダル軸1方向
の側面などに設けてもよいし、また、ハウジング
3以外のもの、例えば前記ペダル軸1に軸受を介
して設けてもよく、更に、踏体4の枠形の形状は
C字形に限定されるものでなく、非取付部材との
関係で、例えばO字形などに成してもよい。
グ3の前、後側面に設けるごとくしたが、図示し
ていないがハウジング3の上面、ペダル軸1方向
の側面などに設けてもよいし、また、ハウジング
3以外のもの、例えば前記ペダル軸1に軸受を介
して設けてもよく、更に、踏体4の枠形の形状は
C字形に限定されるものでなく、非取付部材との
関係で、例えばO字形などに成してもよい。
また、前記踏体4の形状は、ハウジング3を包
囲する枠形に限定されるものでなく、第8図のご
とく、ハウジング3の外側端部の上位に若干の隙
間を介して、前記連結部42が位置するごとく形
成してもよいし、または、第9乃至第11図のご
とく全体を板状(各種の孔、切欠溝が存するもの
を含む)にして、ハウジング3の上位に前記衝撃
によに弾性変位可能なごとく取付描36により取
付けるようにしてもよい。
囲する枠形に限定されるものでなく、第8図のご
とく、ハウジング3の外側端部の上位に若干の隙
間を介して、前記連結部42が位置するごとく形
成してもよいし、または、第9乃至第11図のご
とく全体を板状(各種の孔、切欠溝が存するもの
を含む)にして、ハウジング3の上位に前記衝撃
によに弾性変位可能なごとく取付描36により取
付けるようにしてもよい。
以上のごとく本考案は、ペダル軸1にハウジン
グ3を転自由に支持すると共に、このハウジング
3から前後方向に延びる脚部40と該脚部40の
延長先端部から軸方向に延びる踏面41をもつた
前方踏部41aと後方踏部41bと、これら前方
踏面41aと後方踏部41bとを連結し、かつ、
前記ハウジング3の先端部より軸方向外方に位置
する連結部42とから成る枠形の踏体4を形成し
て、この踏体4を前記ハウジング3に対し衝撃に
よる弾性変位可能としたから、ペダルが地面など
の他物と衝突してペダル構成部材である踏体の連
結部が前記他物と衝突しても、この衝突による衝
撃力によつて踏体自身がハウジングに対して弾性
変位して、前記衝撃力の衝撃エネルギーを吸収
し、前記衝撃力をクランクに伝達するのを確実に
抑制し得るのである。
グ3を転自由に支持すると共に、このハウジング
3から前後方向に延びる脚部40と該脚部40の
延長先端部から軸方向に延びる踏面41をもつた
前方踏部41aと後方踏部41bと、これら前方
踏面41aと後方踏部41bとを連結し、かつ、
前記ハウジング3の先端部より軸方向外方に位置
する連結部42とから成る枠形の踏体4を形成し
て、この踏体4を前記ハウジング3に対し衝撃に
よる弾性変位可能としたから、ペダルが地面など
の他物と衝突してペダル構成部材である踏体の連
結部が前記他物と衝突しても、この衝突による衝
撃力によつて踏体自身がハウジングに対して弾性
変位して、前記衝撃力の衝撃エネルギーを吸収
し、前記衝撃力をクランクに伝達するのを確実に
抑制し得るのである。
従つて、ペダル構成部材以外に緩衝部材を設け
て、この緩衝部材を衝撃方向に特別に部厚く付設
する必要が全くなく、印加する衝撃に対し、ペダ
ル構成部材を弾性変位させて緩衝することが可能
となり、従つて、全体に簡単な構造で、かつ外形
寸法を小さくできると共に、他物との衝突による
衝撃を確実に緩衝でき、クランクの破損を防止で
きるのであり、しかも、衝撃力がなくなると共
に、直ちに正常状態に復帰するので、復帰操作が
必要でなく、きわめて便利となるのである。
て、この緩衝部材を衝撃方向に特別に部厚く付設
する必要が全くなく、印加する衝撃に対し、ペダ
ル構成部材を弾性変位させて緩衝することが可能
となり、従つて、全体に簡単な構造で、かつ外形
寸法を小さくできると共に、他物との衝突による
衝撃を確実に緩衝でき、クランクの破損を防止で
きるのであり、しかも、衝撃力がなくなると共
に、直ちに正常状態に復帰するので、復帰操作が
必要でなく、きわめて便利となるのである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は要部断面正面図、第3図は組立
前の状態を示す説明図、第4図は衝撃印加時にお
ける作動状態の説明図、第5図乃至第11図は他
の実施例を示す説明図である。 1……ペダル軸、3……ハウジング、4……踏
体、41……踏面。
正面図、第2図は要部断面正面図、第3図は組立
前の状態を示す説明図、第4図は衝撃印加時にお
ける作動状態の説明図、第5図乃至第11図は他
の実施例を示す説明図である。 1……ペダル軸、3……ハウジング、4……踏
体、41……踏面。
Claims (1)
- ペダル軸1にハウジング3を回転自由に支持す
ると共に、このハウジング3から前後方向に延び
る脚部40と該脚部40の延長先端部から軸方向
に延びる踏面41をもつた前方踏部41aと後方
踏部41bと、これら前方踏部41aと後方踏部
41bとを連結し、かつ、前記ハウジング3の先
端部より軸方向外方に位置する連結部42とから
成る枠形の踏体4を形成して、この踏体4を前記
ハウジング3に対し衝撃による弾性変位を可能と
したことを特徴とする自転車用ペダル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18081182U JPS5983189U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 自転車用ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18081182U JPS5983189U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 自転車用ペダル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5983189U JPS5983189U (ja) | 1984-06-05 |
JPS6238876Y2 true JPS6238876Y2 (ja) | 1987-10-03 |
Family
ID=30391952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18081182U Granted JPS5983189U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 自転車用ペダル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5983189U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9000604B2 (en) | 2010-04-30 | 2015-04-07 | Clean Current Limited Partnership | Unidirectional hydro turbine with enhanced duct, blades and generator |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5576789U (ja) * | 1978-11-24 | 1980-05-27 |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP18081182U patent/JPS5983189U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9000604B2 (en) | 2010-04-30 | 2015-04-07 | Clean Current Limited Partnership | Unidirectional hydro turbine with enhanced duct, blades and generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5983189U (ja) | 1984-06-05 |
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