JPH09315174A - 車両の操作ペダル踏力軽減装置 - Google Patents

車両の操作ペダル踏力軽減装置

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JPH09315174A
JPH09315174A JP16096796A JP16096796A JPH09315174A JP H09315174 A JPH09315174 A JP H09315174A JP 16096796 A JP16096796 A JP 16096796A JP 16096796 A JP16096796 A JP 16096796A JP H09315174 A JPH09315174 A JP H09315174A
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JP
Japan
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pedal
spring
vehicle body
operation pedal
spherical
Prior art date
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Pending
Application number
JP16096796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Obana
健一 尾花
Hideo Yazaki
英男 矢崎
Yasuyuki Ishihara
康之 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Chiyoda Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Kogyo Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09315174A publication Critical patent/JPH09315174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチの操作ペダルとその前方の車体側部
材との間に設けられる圧縮コイルバネよりなるアシスト
スプリングの介装スペースを大きくし、充分に長い高出
力のアシストスプリングを使用できるようにし、操作ペ
ダルの踏力の軽減をはかる。 【解決手段】 軸部31,41の先端に球状部32,4
2を有するペダル側と車体側の支持部30と40を操作
ペダル1とその前方の車体側部材8とにそれぞれ取付
け、中央部に球状凹部52,62を有しその外周部にバ
ネ受面51,61を有するペダル側と車体側のバネ受け
皿5と6を、球状凹部52,62を球状部32,42に
嵌装して支持部30と40とに組付け、両バネ受面5
1,61間にアシストスプリング7を装着し、その状態
で、バネ受面51が球状部32の中心より後方に位置
し、バネ受面61が球状部42の中心より前方に位置す
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の動力の伝達
を行うクラッチの操作ペダルの踏力軽減装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両のクラッチの操作ペダルにおいて
は、ドライバの足操作により操作ペダルに一端が結合さ
れたプッシュロッドを進退移動させ、クラッチマスタシ
リンダ内の油圧の働きによりクラッチ板を作動させてエ
ンジンからの動力の断続を行なっている。又、ドライバ
が操作ペダルを足操作することによりクラッチケーブル
を介してクラッチ板を作動させエンジンからの動力の断
続を行なうものもある。
【0003】上記操作ペダルには、クラッチ装置に内蔵
されたバネ部材の弾発力と操作ペダルのリターンスプリ
ングの弾発力とが操作ペダル戻し方向に作用している。
これらの弾発力は動力の断続作動に必要であるが、該弾
発力はドライバが操作ペダルを踏込む際の踏力として作
用することになる。
【0004】そこで、クラッチ装置を操作する際のペダ
ル踏力を、所定ストロークだけ踏込んだ後に軽くさせる
踏力軽減装置が従来より種々開発されている。操作ペダ
ルの踏力軽減装置の従来例としては、図6に示すよう
に、操作ペダル1の支軸2近傍位置に前方へ突出するア
ーム部3を設け、該アーム部3とその前方の車体側のブ
ラケット4との間に圧縮コイルバネよりなるアシストス
プリング7を設けたものや、図7に示すように、操作ペ
ダル1のアーム部3と車体側のブラケット4との間に圧
縮コイルバネよりなるアシストスプリング7を設けると
共に、操作ペダル1の支軸2挿通穴を上下方向の長穴1
aに構成し、操作ペダル1の踏込みに伴なって支軸2が
長穴1a内を相対的に移動することにより操作ペダル1
の回動支点が変化するようにしたもの(特開平5−32
4110号公報)等が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来装置に
おいては、操作ペダル1を踏込んでいくとき、最初はア
シストスプリング7のバネ力作用線が支軸2の下側を通
って操作ペダル1を戻す方向(図において反時計方向)
に作用するが、ある程度踏込みアーム部3の上向き回動
にてバネ力作用線が支軸2の中心より上側へ移ると、ア
シストスプリング7のバネ力が操作ペダル踏込み方向
(図において時計方向)に作用するようになり、ペダル
踏力を軽減させるものである。
【0006】この従来装置では、アシストスプリング7
の両端のバネ受け皿7a,7bの外側に回動軸7a′,
7b′を設け、操作ペダル1の踏込み操作に伴ってアシ
ストスプリング7が車体側のブラケット4への支持点で
ある回動軸7b′を中心として上下に揺動するよう構成
すると共に、該揺動によってアシストスプリング7がバ
ネ受け皿7a,7bから外れないようにアシストスプリ
ング7の中心にスライドして伸縮するガイド7cを設け
た構造となっており、部品点数が多く構造が複雑であ
る、という課題を有している。又、アシストスプリング
7の両端のバネ受け皿7a,7bの外側に回動軸7
a′,7b′が設けられているので、アシストスプリン
グ7自体の介装スペースを充分に確保することが難し
く、充分な長さをもった高出力のアシストスプリングを
使用することができない、という課題を有している。
【0007】図7に示す従来装置は、操作ペダル1をあ
る程度踏込むとアシストスプリング7のバネ作用線が支
軸2の下側から上側へ移り、アシストスプリング7のバ
ネ力が操作ペダル踏込み方向に作用するようになると共
に、支軸2に対し操作ペダル1が長穴1aの範囲にて上
方へ変位し、該支軸2からペダル踏み面までの長さが短
くなることにより、アシストスプリング7によるペダル
踏込み方向の付勢力即ちアシスト力が大きくなり、ペダ
ル踏力軽減効果の増大を図ったものである。
【0008】この従来装置においても、アシストスプリ
ング7両端のバネ受け皿7a,7bの外側に回動軸7
a′,7b′が設けられているので、アシストスプリン
グ7自体の介装スペースを充分に確保することが難し
く、充分な長さをもった高出力のアシストスプリングを
使用することができない、という課題を有している。
【0009】更に、上記2つの従来装置例は共に、アシ
ストスプリング7のペダル戻し方向の付勢力が最も大き
いのは、操作ペダル1を踏込んでいない状態、即ち操作
ペダル1がペダルストッパ9に当接している状態である
から、操作ペダル1の踏込みに際し踏み始めの踏力が重
い。又、操作ペダルの踏込みゼロ付近の所定範囲には遊
びが設けられているので、踏込み後操作ペダル1を戻し
てくるとき、戻し終り近く(遊びの範囲)でペダル踏力
が急に大きくなって、体感的に足の裏から突き上げられ
るような感じになり、操作フィーリングがあまり良くな
い、という課題を有している。
【0010】本発明は、上記のような従来装置の諸課題
を解決することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体側部材に
支軸にて回動可能に取付けられたクラッチの操作ペダル
において、該操作ペダルとその前方の車体側部材との間
に設けられる圧縮コイルバネよりなるアシストスプリン
グのペダル側及び車体側のバネ受け皿を、中央部に球状
凹部を有しその外周部にバネ受面を有する形状にそれぞ
れ構成し、操作ペダルとその前方の車体側部材とに、そ
れぞれ軸部の先端に球状部を有する形状に構成されたペ
ダル側支持部と車体側支持部とを、互いに球状部が向か
い合うように取付け、該ペダル側支持部と車体側支持部
の各球状部に球状凹部を嵌装させてペダル側バネ受け皿
と車体側バネ受け皿をそれぞれ組付け、ペダル側及び車
体側のバネ受け皿の両バネ受面間にアシストスプリング
を装着し、その状態にてペダル側バネ受け皿のバネ受面
がペダル側支持部の球状部中心より後方に位置し、車体
側バネ受け皿のバネ受面が車体側支持部の球状部中心よ
り前方に位置する構成としたことにより、アシストスプ
リングの介装スペースが大きくなり、充分な長さをもっ
た高出力のアシストスプリングの使用が可能となり、操
作ペダルの踏力軽減機能の向上をはかることができるも
のである。
【0012】又、操作ペダルの戻し時に、アシストスプ
リングのバネ作用線が支軸の下側に移った後の所定位置
において、ペダル側バネ受け皿のバネ受面の上方縁部が
当接しペダル側支持部に対するペダル側バネ受け皿の上
向き回動を拘止する当接部を上記ペダル側支持部に設け
たことにより、該当接部にペダル側バネ受け皿のバネ受
面が当接してから踏込みゼロの位置に戻るまでの操作ペ
ダルの戻しストロークでは、操作ペダル戻し方向に作用
するアシストスプリングのバネ力は、上記当接部に分散
されて弱まり、操作ペダルの遊びの範囲で急にペダル踏
力が大きくなり足の裏から突き上げられるように感じる
という従来の不具合は解消され、且つ操作ペダル踏込み
初期の踏力も軽くなる。
【0013】更に又、上記当接部をペダル側支持部の軸
部にねじ込まれたナットにて構成することにより、ペダ
ル側バネ受け皿にバネ受面が該当接部に当接するタイミ
ングの調整を簡単容易に行うことができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1は、第1の実施の形態を示すもので、
1はクラッチの操作ペダルであり、該操作ペダル1は支
軸2にて車体側部材8に回動可能に取付けられる。該操
作ペダル1の支軸2による軸着部位近傍には前方へ突出
するアーム部3が設けられ、該アーム部3の前端部には
軸部31の先端に球状部32を有する形状のペダル側支
持部30が前向きに突出した状態にて固定される。
【0016】上記アーム部3の前方位置において車体側
部材8にブラケット4が固着され、該ブラケット4に軸
部41の先端に球状部42を有する形状の車体側支持部
40が後向きに突出した状態にて固定される。
【0017】5及び6はペダル側及び車体側のバネ受け
皿であり、該バネ受け皿5,6は、中央部に上記ペダル
側及び車体側の支持部30,40の各球状部32,42
がそれぞれ嵌合する球状凹部52及び62を有し、その
外周部に圧縮コイルバネよりなるアシストスプリング7
の端部を受けるバネ受面51及び61を設けた構造に形
成され、ペダル側バネ受け皿5では球状凹部52をペダ
ル側支持部30の球状部32に嵌装し、車体側バネ受け
皿6の球状凹部62を車体側支持部40の球状部42に
嵌装し、両バネ受面51,61間にアシストスプリング
7を装着した状態において、球状部32に対しバネ受面
51が後方に位置し、又球状部42に対しバネ受面61
が前方に位置するよう構成される。
【0018】上記において、操作ペダル1が踏込まれて
いないとき、即ち操作ペダル1がペダルストッパ9に当
接している状態では、アシストスプリング7のバネ作用
線a即ち車体側及びペダル側の両支持部30,40の各
球状部32,42の中心を結ぶ線の後方延長線が支軸2
の中心より下方を通り、操作ペダル1に戻し方向の回動
力を付与する。
【0019】操作ペダル1を踏込んでいくと、操作ペダ
ル1の支軸2回りの回動に伴なうアーム部3の回動によ
り、ペダル側支持部30が支軸2回りに上向きに移動
し、それに追従してペダル側及び車体側のバネ受け皿5
及び6は各支持部30及び40の球状部32及び42を
中心としてそれぞれ回動しつつ、アシストスプリング7
は車体側支持部40の球状部42を中心として上向きに
角度変位する。該アシストスプリング7の上向きの角度
変位にてそのバネ作用線aも球状部42を中心として上
向きに角度を変えていき、操作ペダル1を所定ストロー
ク踏込んだところで該バネ作用線aが支軸2の下側から
上側に移り、以後はアシストスプリング7のバネ力が操
作ペダル1の踏込み方向(アシスト方向)に作用し、操
作ペダル1の踏力が軽減される。
【0020】ここで、本発明では上記のように、アシス
トスプリング7を支持するバネ受け皿5と6の回動中心
である球状部32と42とが、アシストスプリング7の
両端部より内側に位置する構成を採っていることによ
り、図6及び図7に示す従来構造のように、アシストス
プリングの両端部の外側にバネ受け皿の回動中心が位置
しているものに比し、アシストスプリング7の介装スペ
ースが大きくなり、充分な長さをもった高出力の(高出
力でありながら出力変化の少ない)アシストスプリング
を使用することが可能となり、操作ペダル1の踏力軽減
機能を大幅に向上させることができるものである。
【0021】又、バネ受け皿5と6の回動中心である球
状部32と42とがアシストスプリング7の両端部より
内側に位置することによって、操作ペダル1の操作によ
るペダル側支持部30の移動に追従するバネ受け皿5と
6の回動(首振り)及びアシストスプリング7の角度変
位が非常に安定的にスムーズに行われ、図6の従来装置
のようなスプリングガイドを設けなくても、該アシスト
スプリング7が外れて脱落するようなことはない。
【0022】上記のように、充分な長さをもった高出力
のアシストスプリングを使用した場合のペダル踏力とア
シスト荷重との関係の一例を、従来のものと対比させて
示すと、図2の通りである。
【0023】即ち、図2において、実線は上記本発明の
第1の実施の形態のように高出力のアシストスプリング
7を用いた場合、一点鎖線は図6に示す従来装置の場
合、点線はアシストスプリングを設けない場合をそれぞ
れ示しており、この図2から、本発明の構成を採用する
ことにより、操作ペダルの踏力が従来装置に比べ大幅に
軽減されることがわかる。
【0024】このように、高出力のアシストスプリング
7を用いることにより、操作ペダル1の踏力は大幅に軽
減されるが、その反面、操作ペダル1の戻し時における
ペダル戻し方向のバネ力が従来装置に比べて大きくな
り、図2に示すように、特に操作ペダル1の踏込みゼロ
近傍の遊びの範囲cでは、ペダル踏力がdのように急に
大きくなり、体感的に足の裏から突き上げられるような
感じとなる。又、操作ペダル1を踏込み操作する場合の
初期の踏力が重くなる。
【0025】図3は本発明の第2の実施の形態を示すも
ので、上記のような操作ペダル戻し時の突き上げ感をな
くし、初期踏力の軽減をはかろうとするものである。
【0026】図3においては、踏込んだ操作ペダル1を
戻していく時、アシストスプリング7のバネ作用線aが
支軸2の上側から下側に移った直後のある時点(例え
ば、遊びの範囲cに入った時点)で、ペダル側バネ受け
皿5のバネ受面51の上方縁部がペダル側支持部30の
当接部30aに当接し、それ以上操作ペダル1が戻し方
向に回動しペダル側支持部30が支軸2回りに下向きに
回動しても、ペダル側バネ受け皿5の球状部32回りの
上向き回動は拘止される構成を採っている。そして、ペ
ダル側バネ受け皿5のバネ受面51の上方縁部とペダル
側支持部30の当接部30aとの当接によって該当接部
30aにもアシストスプリング7のバネ力の一部が作用
するようになるが、この当接部30aに作用するバネ作
用線b即ち車体側支持部40の球状部42の中心と上記
ペダル側支持部30の当接部30aとを結ぶ線の後方延
長線が支軸2の中心より上側を通り、アシストスプリン
グ7のバネ力が支軸2より下側を通るバネ作用線aと上
記のように支軸2の上側を通るバネ作用線bとに分散さ
れるようになっている。
【0027】従って、操作ペダル1に作用する戻し方向
のバネ力は、支軸2の下側を通るバネ作用線aによる戻
し方向バネ力から支軸2の上側を通るバネ作用線bによ
る踏込み方向バネ力を差し引いた値となり、且つ操作ペ
ダル1が踏込みゼロの位置に近づくに従って支軸2の上
側を通るバネ作用線bに作用するバネ力が大きくなるか
ら、上記のようにバネ受け皿5のバネ受面51の上方縁
部が当接部30aに当たってから操作ペダル1が踏込み
ゼロの位置に戻るまでの間に操作ペダル1に作用する戻
し方向のアシスト力(バネ力)は、ほとんど一定か又は
図4のeに示すように徐々に小となっていく。それによ
って、操作ペダル戻し時におけるペダル踏力は、遊びの
範囲cにて、ほぼ一定となるか或は図4のfのように自
然になだらかに低下し、図2のdのように遊びの範囲で
ペダル踏力が急に大きくなることはなくなり、操作ペダ
ル1の操作フィーリングの向上をはかることができる。
更に、高出力のアシストスプリング7を用いても、踏込
み初期の踏力は従来のものより軽くなる。
【0028】図5は、本発明の第3の実施の形態を示す
もので、この例ではペダル側支持部30の軸部31にね
じ部を形成し、そのねじ部にナット10とロックナット
11とをねじ込み、操作ペダル1の戻し時にペダル側バ
ネ受け皿5のバネ受面51上方縁部が当接する当接部3
0aを上記ナット10にて構成したものであり、上記以
外の構成及び作用,効果は図3に示すものと同じであ
る。
【0029】このように当接部30aをナット10にて
構成したことにより、ロックナット11をゆるめてナッ
ト10を回し該ナット10の軸方向位置を調節すること
により、操作ペダル戻し時のバネ受面51が当接部30
aに当接する時点の調整を容易に行うことができる、と
いう効果をもたらし得る。
【0030】尚、図3及び図5において、上記以外の構
成は図1のものと同じであり、図1と同一の符号は図1
と同じ部分を表している。又、図3及び図5のものも、
高出力のアシストスプリングが使用可能となり操作ペダ
ル踏込み時の踏力を大幅に軽減できるという図1と同じ
作用,効果を奏し得ることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、極めて簡
単な構成によって、高出力のアシストスプリングを使用
することが可能となり、操作ペダル踏込み時の踏力を大
幅に軽減することができる。
【0032】又、上記のように高出力のアシストスプリ
ングを用いても、操作ペダル戻し時終期のペダル踏力の
急上昇をなくし、ペダル操作フィーリングの向上をはか
り得ると共に、踏込み初期の踏力の軽減をはかることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すもので、操作
ペダル部の側面図である。
【図2】図1に示す操作ペダルのペダル踏力とアシスト
スプリングによるアシスト荷重とを、従来装置との比較
において示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すもので、操作
ペダル部の要部側面図である。
【図4】図3に示す操作ペダルのペダル踏力とアシスト
スプリングによるアシスト荷重とを、従来装置との比較
において示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すもので、操作
ペダル部の要部側面図である。
【図6】従来の操作ペダル装置の一例を示す側面図であ
る。
【図7】従来の操作ペダル装置の他の例を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 操作ペダル 2 支軸 3 アーム部 4 ブラケット 5 ペダル側バネ受け皿 6 車体側バネ受け皿 7 アシストスプリング 30 ペダル側支持部 30a 当接部 31,41 軸部 32,42 球状部 40 車体側支持部 51,61 バネ受面 52,62 球状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 康之 群馬県伊勢崎市喜多町52番地 千代田工業 株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部材に支軸にて回動可能に取付け
    られたクラッチの操作ペダルであって、該操作ペダルと
    その前方の車体側部材との間に、操作ペダルが所定スト
    ローク踏込まれた後に該操作ペダルに踏込み方向のアシ
    スト力を付与する圧縮コイルバネよりなるアシストスプ
    リングを設けたものにおいて、それぞれ軸部の先端に球
    状部を有する形状のペダル側支持部と車体側支持部とを
    上記操作ペダルとその前方の車体側部材とに球状部が互
    いに向き合うようにそれぞれ取付け、それぞれ中央部に
    球状凹部を有し該球状凹部の外周部にバネ受面を有する
    形状のペダル側バネ受け皿と車体側バネ受け皿とを、上
    記ペダル側支持部と車体側支持部の各球状部に球状凹部
    を嵌装してそれぞれ組付け、上記アシストスプリングを
    上記ペダル側バネ受け皿と車体側バネ受け皿の各バネ受
    面間に装着し、その状態にて上記ペダル側バネ受け皿の
    バネ受面がペダル側支持部の球状部中心より後方に位置
    し、車体側バネ受け皿のバネ受面が車体側支持部の球状
    部中心より前方に位置する構成としたことを特徴とする
    車両の操作ペダル踏力軽減装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両の操作ペダル踏力
    軽減装置において、操作ペダルの戻し時に、アシストス
    プリングのバネ作用線が操作ペダルの支軸中心の上側か
    ら下側に移った後の所定位置にて、ペダル側バネ受け皿
    のバネ受面の上方縁部が当接しペダル側支持部に対する
    ペダル側バネ受け皿の上向き回動を拘止する当接部をペ
    ダル側支持部に設けたことを特徴とする車両の操作ペダ
    ル踏力軽減装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両の操作ペダル踏力
    軽減装置において、ペダル側支持部の軸部にねじ部を形
    成し、該ねじ部にねじ込んだナットにてペダル側バネ受
    け皿のバネ受面の上方縁部が当接する当接部を形成した
    ことを特徴とする車両の操作ペダル踏力軽減装置。
JP16096796A 1996-05-31 1996-05-31 車両の操作ペダル踏力軽減装置 Pending JPH09315174A (ja)

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