JPS6238842A - 吸入空気量制御装置 - Google Patents

吸入空気量制御装置

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JPS6238842A
JPS6238842A JP17783385A JP17783385A JPS6238842A JP S6238842 A JPS6238842 A JP S6238842A JP 17783385 A JP17783385 A JP 17783385A JP 17783385 A JP17783385 A JP 17783385A JP S6238842 A JPS6238842 A JP S6238842A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、車両駆動用の内燃機関の吸入空気量を制御す
る吸入空気量制御装置に関し、特にスロットル弁を迂回
するバイパス路を有する吸入空気量制御装置に関する。
U従来の技術] 従来より車両用内燃機関のアイドル回転数を制御するた
めにアクセルペダルに連動するスロットル弁を迂回して
バイパス路を形成し、該バイパス路を通るバイパス空気
量を制御するバイパス量制御弁が用いられている。これ
によれば、はぼスロットル弁が全開状態となったアイド
ル時にあって、上記バイパス量制御弁を適宜開閉制御す
ることで最良のアイドル回転数下で前記内燃機関を運転
することが可能となるのである。
上記のごときバイパス量制御弁を備える吸入空気量制御
装置にあっては車両が走行を開始すると次のようなバイ
パス量制御弁の制御がなされていた。
上述のごとき内燃機関のアイドル時に吸入空気量を適宜
調整するバイパス路は、車両が走行を開始するスロット
ル弁の開制御期間中にあっては無用のものとなる。そこ
で車速かある所定値以上、例えば18km/h以上とな
ると僅かに絞り込み制御を実行してバイパス空気量をア
イドル時にりも減少させ、車速が減少しである所定値以
下、例えば15km/h以下となったとき上記絞り込み
制御を解除してアイドル回転数の制御に備えている。
すなわち、第2図に示すように時刻t1で車速か’18
km/h以上となったときステップ的に所定量Sの絞り
込み制御が実行され、車両の走行状態が終わり、車速が
’15km/h以下となる時刻t2に上記所定量Sの絞
り込み制御が解除され内燃機関のアイドルに適した開度
となるのである。
このような制御により、内燃機関はその走行中にあって
は無用な空気の吸入を回避して燃費を向上させ、またア
イドル時に推移する以前に最適なアイドル回転数を得る
に適した吸入空気量を回復するのである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記のごとき吸入空気量制御装置も未だに
充分なものではなく、以下のごとき問題点を有していた
すなわち、車両が走行状態からアイドル状態に推移する
ときバイパス空気量を確実にアイドル回転数を得るに適
した状態まで回復しなければ内燃機関は回転数のアンダ
ーシュート現象を起こし、あるいはエンジンストールを
招来する。このために従来は車両走行中の絞り込み量で
ある所定ftsは極めて小さな値とされ、所定速度以下
になったときの絞り込み制御の解除を容易なものとして
いる。
例えば、車両が高速で走行中であればバイパス空気量は
ほぼ「Oゴ近傍まで絞り込むことも可能であり、−iの
燃費向上を達成することができるのである。しかし、従
来の制御装置は絞り込み量を大きくするとその制御を解
除する車両速度をより高くしなければ車両が走行状態か
らアイドル状態まで推移する期間内に絞り込み制御の解
除が完了せず回転数のアンダーシュート現象やエンジン
ストールを招来する可能性があった。このように絞り込
み制御の解除車速を上昇させれば低速走行中では無用な
燃料消費が実行されることとなり、燃費向上を達成する
には一定の限界があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、車両用内燃
機関の燃費向上を全車速の範囲に渡って達成することの
できる優れた吸入空気量制御装置を提供することをその
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために本発明の構成した手段は第
1図の基本的構成図に示すごとく、車両′の内燃機関E
Gの吸入空気量を制御するスロットル弁Tと、 前記内燃機関EGのアイドル時に、前記スロットル弁T
を迂回するバイパス路を流れるバイパス空気量を制御す
るバイパス量制御弁Bとを有する吸入空気量制御装置に
おいて、前記車両の車速を検出する車速検出手段C1と
、該車速検出手段C1の検出する車速の増減に応じて前
記バイパス量制御弁Bの絞り込み量を増減するバイパス
空気絞り込み手段C2と を備えることを特徴どする吸入空気量制御装置をその要
旨としている。
[作用] 本発明にお(プる車速検出手段C1とは内燃機関EGの
駆動力によって走行する車両の速度を検出するものであ
る。車速を検出するものとして従来より電磁ピックアッ
プ方式により車輪系の回転を検出するものやその他各種
のエンコーダー等が提案されているが、そのいずれを利
用してもよい。
この車速検出手段C1によって検出される車速を基に、
バイパス空気絞り込み手段C2は次のように作用する。
車速が上昇し、すなわちスロットル弁Tの開度が増加す
る等したとき、それまで良好なアイドル回転数を得るべ
くその開度を制御されていたバイパス量制御弁Bの絞り
込み制御を実行し、絞り込み量を増加させる。この絞り
込み制御による絞り込み量の増加は上記車速検出手段C
1の検出した車速の増加に応じて実行されるものである
。従って、従来のごとく所定MSの絞り込みのごとく唯
一固定のものではない。例えば、車速の上昇に比例して
リニアに絞り込み量を増加するもの、予め定めた車速に
応じて絞り込みをステップ的に増加させるもの、あるい
はこれらの組み合わせ等により構成されるものであり、
種々の絞り込み母を取り得るのである。また、車速検出
手段C1の検出結果により車速か減少したと判断すると
バイパス絞り込み手段C2は上記絞り込み量の増加を解
除し、車速の減少に伴って絞り込み量を減少させる。す
なわち、車速か減少するのに比例してバイパス量制御弁
Bの開度を増して行き、以前のアイドル回転数を提供す
るのに適した開度を回復するのである。この絞り込み量
の減少も前述のごとく車速に応じてリニアに、またはス
テップ的にあるいはこれらの組み合わせにより実行され
るものである。
なお、絞り込み解除により吸入空気量が増加するために
は相応の時間遅れのあることが明らかである。そこで、
車速の減少が極めて急激に行われる場合には上記絞り込
み制御の解除をより急激に実行し、例えばステップ的に
絞り込み量を回復する等のように制御応答速度を可変と
するのが好ましい。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
[実施例] 第3図は、本発明の実施例である吸入空気量制御装置を
搭載する内燃機関システムの概略構成である。
図において1はエンジン、2はピストン、3は点火プラ
グ、4は排気マニホールド、5は排気マニホールド4に
備えられ、排ガス中の残存酸素濃度を検出する酸素セン
サ、6は各気筒に対してそれぞれ設けられ燃料を噴射す
る燃料噴射弁、7は吸気マニホールド、7aは吸気マニ
ホールド7の接続される吸気ポート、7bは吸気バルブ
、8は吸気マニホールド7に備えられ、エンジン本体1
に送られる吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、9
はエンジンの冷却水温を検出する水温センサ、10はス
ロットル弁、11はスロットルバルブ10に連動し、ス
ロットル弁10の開度に応じた信号を出力するスロット
ルポジションセンサ、12はスロットル弁10を迂回す
る空気通路であるバイパス路、13はバイパス路12の
開口面積を制御してアイドル回転数を制御するアイドル
スピードコントロールバルブ(ISCV)、14は吸入
空気量を測定するエアフロメータ、15は吸入空気を浄
化するエアクリーナをそれぞれ表わしている。
また、16は点火コイルを備え点火に必要な高電圧を出
力するイグナイタ、17は図示していないクランク軸に
連動し上記イグナイタ16で発生した高電圧を各気筒の
点火プラグ3に分配供給するディストリビュータ、18
はディストリビュータ17内に取り付けられ、ディスト
リビュータ17の1回転、即ちクランク軸2回転に24
発のパルス信号(クランク角信号)を出力する回転数セ
ンサ、19はディストリビュータ17の1回転に1発の
パルス信号を出力する気筒判別センサ、20は電子制御
回路をそれぞれ表わしている。23はスピードメータ等
に設置され、車速を検出する車速センサを表わしている
ここで上記TSCV13は、バイパス路12の開口面積
を調整するための弁体25と、弁体25を動かずステッ
プモータ26とからなり、例えばl5CV13の全開か
ら全開までがステップモータ26の125ステツプの動
作で動くように構成されている。そしてこのステップモ
ータ26のステップ数とバイパス路12を流れるバイパ
ス空気流量との関係は、弁体25の構造によって、第4
図に示すごとくほぼリニヤな関係に設計されている。
次に第5図は電子制御回路20のブロック図を表わして
いる。
30は各センサより出力されるデータを制御プログラム
に従って入力及び演算すると共に、燃料噴射弁6、l5
CV13、イグナイタ16等の各種装置を作動制御等す
るための処理を行うセントラルプロセシングユニット(
CPU)、31は後述する制御プログラムやマツプ等の
データが格納されるリードオンリメモリ(ROM>、3
2は電子制御回路20に入力されるデータや演算制御に
必要なデータが一時的に読み書きされるランダムアクセ
スメモリ(RAM)、33は図示せぬキースイッチがオ
フされても以後のエンジン作動に必要なデータ等を保持
するよう、バッテリによってバックアップされたバック
アップランダムアクセスメモリ(バックアップRAM)
、3’4は図示していない入力ポートや必要に応じて設
けられる波形整形回路、各センサの出力信号をCPU3
0に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器、等が描えられた
入力部をそれぞれ表わしている。35は図示していない
入力ポート等の他に出力ポートが設けられその他必要に
応じて燃料噴射弁6、l5CV13、イグナイタ16等
をCPU30(7)制御信号に従って駆動する駆動回路
等が備えられた入・出力部、36は、CPU30.RO
M31等の各素子及び入力部34人・出力部35を結び
各データが送られるパスラインをそれぞれ表わしている
次に第6図のフローチャートによりCPU30が実行す
る吸入空気量制御処理を説明する。
第6図(A>はCPU30において4 m5ec毎に割
込み処理され、カウンタCTによる計時を実行する4 
m5ec割込みルーチンを示す。第6図(B)は上記カ
ウンタCTの内容を利用しながら処理を実行するルーチ
ンで、例えば点火時期や燃料噴削量の決定等を実行する
メインルーチンの一部に組み込まれるもので、l5CV
13のステップモータ26の取るべきステップ数STを
決定する。
第6図(A)の処理について説明すると、まずステップ
100にてカウンタCTの内容がr500」以下である
か否かの判断がされる。ここでカウンタCTは電子制御
回路20の立ち上がり時における初期設定によりrOJ
にリセットされるものである。ここでCT≦500と判
断されると次のステップ110によりCTの内容のイン
クリメントが実行され、CT>500であればそのまま
本ルーチンを終了する。従って、カウンタCTとは、後
述するリセット操作を受けてからCT>500となるま
での期間、即ち500X4msec=2secの計時を
実行するのである。
このカウンタCTの内容及び前述した内燃機関システム
に備える各種のセンサ検出結果は、第6図(B)に示す
ルーチンに以下のごとく供される。
まず、ステップ200からステップ230までの判断処
理は、エンジン1が通常のアイドル状態であるか否かを
検出するための一連の処理を示すものである。ステップ
200ではスタータが始動されエンジン1への点火が実
行されているか否かの判断がなされる。これは、電子制
御回路20からの出力がイグナイタ16へ出力されると
き、あるいはスタータモータの電力等を検出することで
達成でき、エンジン1の始動が開始されたと判断したと
き更にステップ210にて水温センサ9の出力THWか
らエンジン1が冷間時であるか否かを判断する。冷間時
には潤滑油等の温度も低く摩擦損失が大きい。このため
特別にエンジン1の出力トルクを大きくする処理が必要
であるため、THW≧70℃のときにのみ次のステップ
220へ進むのである。このステップでは車速センサ2
3より車速Vが2 km/ H未満であるか否かの判断
を行う。即ち、車両が停止していることを検出し、y<
2km/Hのとき次の条件であるスロットルポジション
センサ11の出力からスロツ1〜ル弁10    −が
仝閉か否かの判断を行う(ステップ230)。
以上の判断が全て真であるとき、エンジン1は通常のア
イドル時であると判断されるのである。エンジン1が通
常のアイドル時でないと判断されたときは、l5CV’
13のステップモータ26のステップ数STは後)ホす
る絞り込み制御処理(ステップ310)により決定され
る。一方、ステップ200〜ステツプ230の処理でエ
ンジン1が通常のアイドル時であると判断されると、そ
のとぎのエンジン1の回転数NFに応じて以下のごとき
処理が実行される。
まず、アイドル回転数としては比較的高い値73Q r
pmと比較し、現在の回転数NEが大小いずれかを判断
する〈ステップ400〉。もしNE≧730rpmであ
れば、前述したカウンタCTの内容がr500J以上で
あり、そのような回転数NFの高い状態が2 sec継
続しているか否かを判断しくステップ410)、継続し
ていると判断されたときにはステップ数STが現状態か
らデクリメントされ(ステップ4.20 > 、カウン
タCTをリセット(ステップ430)する。これにより
第4図に示すごとくエンジン1の吸入空気量は減少して
回転数NEも低下することになるのであり、また次回の
処理に備えてのカウンタCTのリセツ1〜を完了するの
である。更に、上記処理によって求められたステップ数
STがガード用のステップ数STMより大であるか否か
の判断がなされ(ステップ440)、3丁M>3丁であ
るときには3丁をSTMと等しくするガード処理(ステ
ップ450)がされ、それ以外であれば本ルーチンの処
理を終了する。このガード処理(ステップ450)によ
りガード用のステップ数STM以下にステップモータ2
6が駆動され吸入空気量が所定値以下となることはない
のである。
また、エンジン1の回転数NEが730 rl)m未満
であるときには、ステップ500以後の処理が選択的に
実行される。まず、ステップ500ではエンジン1のア
イドル回転数として比較的低い回転数67 Orpmと
現在のエンジン1の回転数NEとの大小関係を判断し、
もしNE≦6’ 70 ppmであれば前記ステップ4
10同様にその状態が2 sec継続中か否かの判断を
しくステップ510)、継続中であれば吸入空気量が不
足しているとしてステップ数STをインクリメントする
とともに(ステップ520)、次回の処理に備えカウン
タCTをリセットしくステップ530) 、それ以外で
あれば本ルーチンを終了する。このステップ500〜ス
テツプ530の処理によりエンジン1の回転数低下時に
はl5CV13の弁体25は開制御されて、吸入空気量
の増量が実行されるのである。
ステップ500でN F > 67 Orpmと判断さ
れたとき、即ち730 > N E > 670 rl
)m テあッテエンジン1のアイドル回転数として適当
な値であれば、ステップ600以後の学習及びガード用
ステツブ数STM設定処理が行われる。まず、ステップ
600では前記同様にそのエンジン回転数が安定して実
行され、過去2 Sec継続しているか否かが判断され
る。そして、CT≧500であるとぎのみステップ61
0〜ステツプ650の学1理が実行され、それ以外であ
れば後述するステップ660へと移行する。ステップ6
10はカウンタCTのリセットを実行し、次回の処理に
備える前記同様の処理で、その処理後前回までに1昇ら
れた学習値である学習ステップ数STGと今回実行中で
あるステップ数STとが一致するか否かを判断する(ス
テップ620)。ここで5TG=STであれば、学習ス
テップ数STGの更新は不必要であり、後述するステッ
プ660へと処理は移行する。しかし、STG≠STで
あれば、続くステップ630にてSTGと3丁の大小関
係を判断し、STG>STのときにはSTGのデクリメ
ント(ステップ640)、STG<STのときにはST
Gのインクリメント(ステップ650)が実行されST
Gの更新後ステップ660へ進む。このステップ660
がガード用ステップ数STMの設定を実行するもので、
現在のステップモータ26のステップ数STから「3」
ステップ少ないステップ数をSTMに再設定を行い本ル
ーチンを終了する。
なお、上記学習ステップ数STG及びガード用ステップ
数STMはバックアツプRAM33内にその格納アドレ
スを有するもので、電子制御回路20への電源供給がな
されないとき、エンジン1の停止時でもその値は保持さ
れており、従ってエンジン1の始動時においてその値を
容易に利用することができるのである。
このようにしてエンジン1のアイドル時回転数は良好な
状態を維持するのであるが、次に本実施例の特徴である
前記ステップ310の絞り込み制御処理について詳述す
る。第7図がこの絞り込み制御11111理をより詳細
に記述したフローチャートである。図示のごとく本ステ
ップ310の処理が開始されるとまず車速Vが予め定め
られた第10車速V1以上であるか否かが判断され(ス
テップ311)、VくVlであれば車両は未だに充分な
走行状態でないと判断してカウンタCTをリセットしく
ステップ3’12)、ステップ数STは従前の学習ステ
ップ数STGとされる(ステップ313)。一方、車速
Vが第1の車速V1以上となったときにはカウンタCT
の内容より2 sec経過したか否かを判断しくステッ
プ314)CT<500であれば前)ホのステップ31
3を実行する。そしてC丁≧500となったとき第1ス
テツプの絞り込み制御が開始され、現在のステップ数S
Tから予め定められた第1ステツプの絞り込み用ステッ
プ数ST1が減算されて新たなステップ数STがセット
される(ステップ315)。更に続くステップ316で
は車速Vか第2の車速V2  (V2 >Vl)以上で
あるか否かが判断され、V2V5であるときには更に現
在のステップ数STから第2ステツプの絞り込み用ステ
ップ数ST2が減算され(ステップ317)、同様に車
速V≧V3  (V3>V2 >Vl )であれば第3
ステツプの絞り込み用ステップ数ST3がステップ数S
Tより減じら−19= れて新たなステップ数STがセットされる(ステップ3
18.ステップ319)。
すなわち、車速Vの上昇に応じて現在のステップ数ST
から予め定められる絞り込み用ステップ数ST1.ST
2及びST3が順次減算処理されてより小さな値とされ
る結果、第4図のバイパス空気流量とステップ数STと
の関係説明図から明らかなようにそのバイパス空気流量
は確実に減少するのである。
なお、上記第7図の絞り込み制御ルーチンにおいては車
速Vと絞り込み制御の関係を明確化するために車速Vの
みをパラメータとして絞り込み制御(ステップ315,
317.319>を実行するように記述した。しかし、
このような絞り込み実行中であってバイパス空気流量を
減少している際中に、車速はある程度の値(V1以上)
を保らつつスロットルバルブ10が全開でかつニュート
ラル状態となる場合等がある。この様な時には直ちに絞
り込み制御を解除してステップ数STを良好なアイドル
運転状態を得るための学習ステップ数STGとするよう
な絞り込み解除制御処理を上記第7図の制御中に適宜実
行させる等の通常の技術を併用すればよい。
以上詳述した絞り込み制御による車速とステップ数ST
との関係を第8図に示している。図より明らかなように
本実施例の絞り込み制御によれば車速か上昇し、スロッ
トルバルブ10が開操作される期間にあっては車速の上
昇に従ってステップ的にバイパス路12の絞り込みが実
行され無用な吸入空気がエンジン1に導入されることを
防止しているのである。また、その絞り込みは車速に応
じた量だり実行されるのであり、車速か減少するに従っ
て即座に良好なアイドル回転数を得るためのステップ数
STGに漸次接近して行くため、エンジン1がアイドル
運転に推移したときの回転数のアンダーシュート環条や
エンジンストールを生じることはない。なお、上記ステ
ップ314にて第1ステツプの絞り込みを実行(ステッ
プ315)するのに遅れ時間を設定しているのは、車速
V1という低速運転時にあって判定速度V1を上下する
車速Vの変化が生じたときに絞り込み制御によるエンジ
ン1の出力トルクのハンチング埋象を防止するためであ
る。
上記第6図(A>、(B)及び第7図のルーチンにより
ステップモータ26の制御量が決定され、エンジン1の
吸入空気量が定まるのである。
第9図は、上記のごとくして算出されたステップ数ST
を用いてステップモータ26を実際に駆動するルーチン
であるこのルーチンは例えば32m5ec毎にCPU3
0に割込み処理されている。まず、本ルーチンの処理に
入るとステップモータ26を制御すべき目標のステップ
数、即ち第6図(B)のルーチンにて算出された結果S
TをRAM32から読み込む(ステップ700)。そし
て、現在のステップモータ26のステップ数STRが検
出され(ステップ710)、このST及びSTRとから
ステップモータ26へどのような制御出力を出したら実
際のステップ数STRが目標STと等しくなるかを演算
しくステップ720)、該演算結果に応じた出力がされ
(ステップ730)、ステップモータの制御を完了する
以上のごとくステップモータ26のステップ数STを制
御する本実施例の吸入空気量制御装置によれば、エンジ
ン1のアイドル時には通常の学習制御による良好なアイ
ドル運転状態が確保され、その回転数NFは670 r
pm < N E < 730 rl)mで安定する。
そして、車両が走行を開始するとその車速Vに基づいて
無用なバイパス路12を通過する空気流は絞り込み制御
されて減少することとなり、エンジン1の燃料消費量は
極めて良好となる。
なお、本実施例では絞り込み制御を3段階のステップ的
なものとしたが車速Vにリニアに比例して絞り込み量を
制御してもよい。また、車速に応じて絞り込みのための
ステップ数ST1、Sr1及びSr3を固定したものと
した例を示したが、単に車速Vに比例してステップ数S
Tを決定するものに限らず、車速の急激な変化に追従す
るべく加速度d v/d tを制御のパラメータとして
導入し、車速の魚卵減時にあってはステップ数STをよ
り早く変更する等の制御を併用してもよい。
[発明の効果] 以上実施例を挙げて詳細に説明したごとく本発明の吸入
空気量制御装置は、 車両の内燃機関の吸入空気量を制御するスロットル弁と
、 前記内燃機関のアイドル時に、前記スロットル弁を迂回
するバイパス路を流れるバイパス空気量を制御するバイ
パス量制御弁と を右する吸入空気量制御装置において、前記車両の車速
を検出する車速検出手段と、該車速検出手段の検出する
車速の増減に応じて前記バイパス量制御弁の絞り込み量
を増減するバイパス空気絞り込み手段と を備えることを特徴とするものである。
従って内燃機関は単にアイドル時のみならず全車速の範
囲に渡って無用な吸入空気を導入することなく、必要最
低限度の吸入空気量による運転が行われる。これにより
内燃機関の燃費は一層向上することになり経済的な車両
を設計することが可能となる。また絞り込み制御の結果
、内燃機関の吸入空気量は全てスロットル弁のみにより
一元的に制御されるため車両の操縦性も向上する等その
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は従来の吸入空
気量制御の説明図、第3図は実施例の吸入空気量制御装
置を搭載した内燃機関のシステム概略構成図、第4図は
そのステップモータのステップ数と吸入空気量との関係
説明図、第5図はその制御系のブロック図、第6図はそ
の制御のフローチャートであり、(A>図は4ms割込
みルーチン、(B)図は吸入空気量制御のルーチンのフ
ローチャート、第7図は吸入空気量制御中で実行される
絞り込み制御ルーチンのフローチャート、第8図はその
絞り込み制御の説明図、第9図はステップモータ制御を
行う割込みルーチンのフローチャートを示す。 C1・・・車速検出手段 C2・・・バイパス空気絞り込み手段 10・・・スロットル弁 12・・・バイパス路 13・ l5CV 23・・・車速センサ 26・・・ステップモータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の内燃機関の吸入空気量を制御するスロットル
    弁と、 前記内燃機関のアイドル時に、前記スロットル弁を迂回
    するバイパス路を流れるバイパス空気量を制御するバイ
    パス量制御弁と を有する吸入空気量制御装置において、 前記車両の車速を検出する車速検出手段と、該車速検出
    手段の検出する車速の増減に応じて前記バイパス量制御
    弁の絞り込み量を増減するバイパス空気絞り込み手段と を備えることを特徴とする吸入空気量制御装置。 2 前記バイパス空気絞り込み手段が、急激な車速の減
    少を検出したとき前記絞り込み量をより急激に減少させ
    る特許請求の範囲第1項記載の吸入空気量制御装置。
JP60177833A 1985-08-12 1985-08-12 吸入空気量制御装置 Expired - Lifetime JPH0694824B2 (ja)

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JPS58126446A (ja) * 1982-01-25 1983-07-27 Toyota Motor Corp 内燃機関の減速制御方法

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